Track 7

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16話目 誘拐紀行・エピローグ

[新幹線の中、行きと同じように隣同士の席に座っているふたり] ふぅ……今日は本当に楽しかったな。 色々と初めてなことが多かったし、とても有意義だったよ。 最初(第1話)、行きの列車の中で目覚めた時は、またとんでもないことをされてしまったなと思ったが…… 結果的に、素敵な体験をたくさんさせてもらったからな。 お肉も美味しかったし、都会で彷徨っていろんなものを見れたし、 エアガン撃ったり、展覧会やメイドカフェに行ったり…… 本当に……本当に……ふふ。 な。こっち向いてくれ…… んちゅ……ちゅむ……(主人公の顔を寄せ、軽くキスをする少女) ……本当に、お前といると何から何まで幸せに満ち溢れるよな。 お前と一緒で本当によかった……愛してるよ…… (少女の頭を撫でる主人公) んふ……んふふ……全く…… ん……ふぁ……(あくび) お前に撫でられると、眠くなってしまうな…… というよりも、普段と違った生活リズムになってるからかな……ふふ…… まだ、結構時間、かかるよな? 到着するのは夜中か? そっか……じゃあ、少し休ませてもらいたいのだが…… (主「いいよ、おやすみ」) うん……ありがと……それじゃ…… (主人公の肩に寄りかかって目を瞑る少女) ふふ……お前の肩を借りると、幸せに眠れるような気がするんだよ。 んふ……ふぅ…… ……三日間、お疲れ様。 仕事をしつつ、私の世話までして、大変だっただろう? んで、明日からもまた仕事か……なんだか忙しいな…… 辛くなったら、いつでも私が支えてやるから、そのときは言ってくれよ? 無理だけは、して欲しくないからな。 (主「そのときはよろしくね」) うん……うん……へへ……こちらこそ、いつも私を抱えてくれて、ありがとうな。(眠そうに) 大好きだよ……大好きだ……ん……ふぅ……すぅ…… (徐々に呼吸が深くなり、眠りに落ちる少女・30秒ほど)

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