Track 7

25日目

―リビング・夜― 妹452「へぇあああ、いーお湯やったわぁああ。あ、お母さん。お風呂空いたよ。湯が冷めちゃう前にちゃっちゃと入ってらっしゃいな」 母「うるせー貧乳」 妹453「ちょ、なんで母親に罵られながらこのタイミングで貧乳とか言われたのあたし!? つかこの胸はお母さん譲りでしょ!! 貧乳!! まな板!!」 母「フラットチェストが!!」 妹454「だからフラットチェストはお母さんの遺伝子でしょ!? このサーフボード!! さっさと入っちゃえよもー!!」 母「はいはーい」 妹455「もぉ……。あ、やっぱホットミルク置いてる。あとで兄ちゃんにありがとって言ってお――くぅっ!?」 兄「……」 妹456「な、なんだぁ、兄ちゃんテレビ見てたのー? もー、独り言でもいいから“俺は貧乳も好きだぜ?”(←ちょっとだけ声作って!)とか気を利かせてくれればいいのにー」 兄「……」 妹457「とまぁ冗談ですよ、冗談」 妹458「ふぅー、ふぅーっ。ぁ……んぐっ、んぐっ……っぷぅー。まだ火照った体にホットミルクはちょっとどうかと思うんですよ兄ちゃん」 兄「……」 妹459「まぁ、なんでもいいんだけどね。牛乳は好きだからさっ。……む胸は関係ないからな」 兄「……」 妹460「なーに見てるのっ。スポーツニュース?」 妹、兄の肩に手を乗せる。 妹461「ふーん……んぉ?」 妹、兄を肩をぐにぐにする。 妹462「おぉ……お、おぉ?」 兄「……」 妹463「兄ちゃん、肩凝ってる? 嘘でしょ、部活も何もしてないのに……んっ、んんっ」 兄「……」 妹464「あー、もしかしてほぼ毎日レジ袋片手に帰ってるからかな? 最近はお母さんからのお遣いも兼用で、買うもの増えちゃったしね」 妹465「ふふっ、それでは……拙者、僭越ながら兄ちゃんの固まった肩を労って進ぜよーぅ」 妹466「はーい、遠慮は無用ですよー。これでも昔は、お父さんの肩を毎日っ、揉んっ、でっ、んぉっ、肩叩きっ、券っ、をっ、買収っ、させっ、たっ、ことっ、もっ! んんーっ! ってちょっと肩に力入れるなぁああああ!!!!」 兄「っ」 妹467「あ、今この人笑いましたよ。失笑ですよ失笑。嫌ですね~、こんな人が兄だなんて嫌ですわぁホント~」 妹468「んん、ほらっ。もっと力弱める! リラーックス……そう、そんな感じで脱力するのです……そう……」 妹469「ふぅーっ」←息を吹きかける。 兄「がたっ」 妹470「にひひっ、さっきの仕返しさー。ほら、力抜いて抜いて。もうしない。もうしない、から……ね? ふふっ……」 兄「……」 妹471「あー、もうごめん。ホントにもうしませんー。誓う、誓いますー」 兄「……」 妹472「はい、それじゃ続けるねー……」 妹473「ん……んっ、……ふぅ……っ……よっ、……と……」 妹474「揉んで欲しいところとかありますか~?」 兄「もうちょ――ん゛ん゛っ」 妹475「おや? おやおや? 今あたしの質問に答えようとしなかった? あれー?」 兄「……」 妹476「はいはーい、詮索しませんよー。だから、ホントそのまま座ってて。労ってあげたい気持ちはホントだから」 妹477「んっ、と……とり、あえ、ずっ……、凝りが、溜まっ、て……硬く、なった、ところっ、をっ……揉み解すねっ」 妹478「ってか服脱がんかぁぁああい!!! これじゃTシャツが指の間で動いて、力加えにくいよ……ぁー疲れた」 妹479「あーそうね。あたしがむーりーやーり、脱がせてやらないとね。はーい、じゃあTシャツ脱がせまちゅよー?」 兄「……」 妹480「くすっ、はいーはいっ、冗談じょーだんー。ほら、脱がすからねー」 脱がせ脱がせ。 妹481「はい、どーも。これでだいぶやりやすくなったはず。……じゃ、するね?」 兄「……」 妹482「ほっ、ぉ……ん、んんっ……凝り、は……っ、……ここっ、かっ……」 妹483「はぁ疲れた。――あっ。肩揉みはね、揉むだけが肩揉みじゃないんだよ?」←指が疲れて休んでいるのを誤魔化すように。 妹484「こうやって、親指の第一関節を、こう……ぐぐっ、と……指圧で、力を、ね……加っ、えっ……てねっ?」 妹485「あとは、肩全体を解すように、手のひらで押し付けながら……ぐりぐり、っと……。肩の疲れをじんわり慰めるように、してっ、ねっ……お、おぉっ……ぬぉおっ……!!」 妹486「――っはぁっ!!!! ふぃー、ちょっと、休憩……」 妹、兄に体を預ける。両手は兄の体の前に垂らした状態。 妹487「へへっ、ちょっと、肩、借りるねー」 兄「……」 妹488「お、兄ちゃんのふっきーん♪ さわっ、さわさわっ。んー、割れているわけじゃないのに、中々硬いんですな。男の子ーぉ♪ もうちょっと触らせてねー。こんな機会滅多にないから……んっ……」 兄「っ」 妹489「ぁ……。二の腕に当たってる、ピンって硬いの……これ、乳首?」 兄「……」 妹490「あれ、男の子って乳首が立っちゃうもんなの? てっきり、女の子だけなのかと思ってた……。だって、女の子の乳首立つのは……きも、ちぃ……」 兄「……」 妹491「…………。そっ、そうだよね。男の子は、乳首なんて立つわけないよねっ。あは、あははっ」 兄「……」 妹492「うん、だから、これは…………っ。凝りが、溜まって……硬く、なっちゃってるん、だよ……ね?」←ここにある、途中の「っ」は生唾飲み込むような溜めを。 兄「……」 妹493「だったら……ぁ、あたしが……、揉み、解さな、きゃ……。……っ」 兄「っ」 妹は、顎を兄の肩に乗せている状態です。ここからは、妹が興に乗っていくにつれ、声のボリュームを下げて、囁くようにしていってください。段々と下げていく、というように。興に乗るにつれて、というのを意識していただければ。 妹494「安心して? 優しく、する……から」 妹495「触る……ね?」 妹496「…………」 妹497「ぁ。硬い……」 妹498「大丈夫。あたしに任せて。凝りを解すのは、得意だから……」 妹499「しかも、乳首なら……揉み慣れてる、し……」 妹500「ほら、こうやって……乳輪ごと乳首を摘んでね? くりゅくりゅって、揉んであげるの……」 妹501「するとね、どう? 乳首の先っぽが、じんじんしてくるでしょ? こうするとね、凝りが、乳首の先っぽに集まるんだ……」 妹502「ん、どうしたの? あたしの体に、兄ちゃんの体の震え、伝わってくるよ? 寒い?」 妹503「大丈夫。あたしがちゃんと抱きしめてあげてるから。寒くないよ? 安心して、あたしに身を預けて? そうすれば、もっと凝りが解れやすくなる、から……」←姑息な言い訳してます。なんの根拠もないので、ちょっと自信ない感じを演出して頂けると。 妹504「ほら、じゃあ……乳首、摘んじゃうよ……?」 妹505「大丈夫。ゆっくり、ゆっくり摘んであげるから。兄ちゃんをびっくりさせたりしないから。ホントだよ?」 妹506「……はい。摘んじゃった。かるーく摘んであげてるよ? それじゃ……徐々に、指先に力、加えちゃうね……?」 妹507「少しずつ……少しずつ……。ふふっ、我慢して? 体が震えちゃうのは仕方がないことなの……。だから、素直に受け入れちゃおうね……?」 妹508「ほら、気付いてる? もう、乳首……強く摘んじゃってるよ? えへへっ、でもこれじゃ、揉み解したことにならないよね? どうして欲しい……? 兄ちゃん……?」 妹509「ほら。あたしの顔は兄ちゃんの顔のすぐ横にあるんだよ……? 小さい声でも、ちゃぁんと聞き取れる距離にいるの……。ほっぺとほっぺがくっつきあって、あたしの火照ってる熱、伝わってるでしょ……?」 妹510「兄ちゃんの可愛い耳たぶだって、あたしの、すぐ目の前…………ぴちゅ、ぺちゃっ……ちゅ、ちゅぅっ……っはぁ」 妹511「ほら、兄ちゃんの耳たぶ、あたしが食べちゃった。……ね、どうしてほしい? ……ん……ちゅっ、えぇろ……れろ……」 妹512「耳たぶの凝りも、こうして解してあげるよ……? 一緒に、乳首の凝りも解してほしく、ない……? 大丈夫だよ、どんなに体を震わせても、あたしがちゃんと抱きしめて受け止めてあげるから……」 妹513「それとも……、まだ、物足りない……? あたしの左手が、兄ちゃんの凝りを解す手助けをしてないのが、そんなに気がかりなのかなぁ……?」 妹514「じゃぁ……いいよ? 右手で、兄ちゃんの乳首を……お口で、兄ちゃんの……ぴちゅっ、ちゅぅっ……っ。耳たぶを……。そして……左手で、他のところの凝りを、解して……」 妹515「片方の乳首も、解してほしい……? でも残念、あたしの右腕が邪魔で、うまく解すことができないの……。じゃぁ、どこかな……? 腹筋……? おへそ……? 下腹部……」 妹516「……っ、はぁ……っ。それ、とも…………そのぉ、パジャマを持ち上げてるぅ……この、パンツの中身の……はぁっ、はぁっ、っっ……。お、おちん――」 兄「っ」 兄、妹の左手を掴む。 妹517「――っっっ!!!」 妹、突然の接触に兄に預けていた体を持ち上げる。 兄「……」 妹518「あ、あのっ! そのっ、えぇぇえとっ!!」 母「妹ー」 妹519「ひゃっ!! お、お母さん!? なぁーにぃー!!」 母「ごめんけどバスタオル持ってきてくんない?」 妹520「えー? もー、バスタオルくらいちゃんと用意しておきなよー」 母「すまぬ」 妹521「今から持っていくー!」 母「おー」 妹522「…………っ」 妹、リビングから出る。 妹523「――っはぁ、はぁっ……すぅぅー……はぁぁぁー……」 妹524「なに、しちゃったの、あたし……」 妹525「兄ちゃんを……っ。兄ちゃん、の……を」 妹526「~~っ! やばいやばいやばいぃ!」 妹527「どうしよう。あんなことするつもりじゃ、なかったのに……」 妹528「…………で、でも、兄ちゃんの……凄く、大きくなっ――」 妹529「――んぁぁああっ、そうじゃないでしょっ」 妹530「うぅー……」 妹531「……でも、やっぱり……あたし、兄ちゃんと……」