Track 10

第十話

「掴むことができない、新しい距離感」 ―教室・放課後― キーンコーンカーン…… 【男】 「終わったかー」ノビー 【男】 「……」 【男】 「(なんか最近、あいつと目線を合わせたり、話したりす  るのが気難しくなってんだよな……)」 【やつこ】 「お邪魔しまーす(ガラガラ)。おーい、ワトソンくーん?  あ、いたいた」てくてく 【男】 「(あんなことしてからというもの……、なんというかお  互いの距離間が掴みにくくなってるというか……。あ  いつも、なんかいつもと態度が違うというか……)」 【やつこ】 「ふぅ。珍しく教室前にいなかったから、帰っちゃった  のかと思ったよ。……なーにしてんのっ? ……?  おーい……」 【男】 「(自然じゃないんだよな。なにか必死さが感じられる。  それに加えて、なんか当たり障りのない言い方をして  て、なんつーか、前よりも距離を感じる接し方……」 【男】 「はぁー……」 【やつこ】 「あ、溜息ついた。……、考えごとですかー……?  おーい……」 【男】 「(……やっぱ嫌われたんかなー……。いや、それでも毎  日接してるから……んーむ。……まぁ、嫌われてない  にしろ、あの日を境に態度が変化したのは事実……)」 【男】 「……やっぱり、気にしてんだろーなぁ……」 【やつこ】 「なにを気にしてるって?」 【男】 「うぉわっ!!?」 【やつこ】 「わっ! びっくりした……。どしたの? 考えごと?」 【男】 「い、いや……別に……」 【やつこ】 「ぁ……、そっか」 【男】 「……」 【やつこ】 「……」 【男】 「……そ、それで? 何の用だ?」 【やつこ】 「へ? ん、なんの用って……。教室前にいなかったか  ら、迎えに来たんだよ?」 【男】 「あぁ、そうか。悪いな」 【やつこ】 「んーん。別にいいの。……少し前までは、こうやって  私のほうから迎えに来てたんだし。ねっ?」 【男】 「……そうだったな」 【やつこ】 「うん……」 【男】 「……」 【やつこ】 「……、  じ、じゃあ、帰ろっか?」 【男】 「お、おう。そうだな」 ―通学路・夕方― 【やつこ】 「――ねっ? 今日は、どこか行きたいとこある?」 【男】 「いや、特に……な」 【やつこ】 「……そっか。昨日もおんなじこと言ってたよ?  もっと……、そうっ、遠慮なく言ってもいいんだよ?  ほらほらっ」 【男】 「お前の行きたいところに行けばいい」 【やつこ】 「私の、行きたいところ……? ……んーん。いいの、  私の行きたいところは……。今日じゃなくても行ける  から」 【男】 「……それ、昨日も言ってたが、どういう心境の変化だ?  あんなに毎日連れ回してたのに」 【やつこ】 「ぁ……そだね。昨日も言ってたね、私。……ごめんね。  あ、あのっ、つまんなかったら言ってね? 言われな  いままでいると、さ……苦しいよ」 【男】 「いや、そんなことはないが」 【やつこ】 「……へへ。優しいね。……本当、優しすぎるよ……ワ  トソン君は」 【男】 「この程度で優しすぎると言われるのもな……」 【やつこ】 「……」 【男】 「……」 【やつこ】 「……あっ、そうだ。ねねっ、昨日クッキー焼いたんだ  ー。だから、私の家にどうかなーって、……ね。どう  かな?」 【男】 「お、おう。いいぞ」 【やつこ】 「……きて、くれる? そっか。……はぁ、よかったぁ  ……」 【男】 「(……なんだというんだ)」 ―幼宅・夕方― 【やつこ】 「はい、どうぞ。好評だったチョコチップクッキー。材  料があんまり残ってなかったから、量は少ないけど…  …。あ、全部食べちゃっていいから」 【男】 「ん? いや、お前も食べろよ。クッキー好きだろ?」 【やつこ】 「あ、ぅ……、私はいいのっ。……ダイエット中だから」 【男】 「は!? ダイエット!? お前が!!?!」 【やつこ】 「むっ。なにその言い方ーっ。まるで私がダイエットと  は無縁な女の子みたいな言い方ーっ! 私だって、体  重気にして……、時には、ダイエットだってするよ……」 【男】 「いやいやいやいやいや」 【やつこ】 「んんーぅっ! なんで信じないのーっ! これでも、  ちょこっとずつだけど痩せてきてるんだから!」 【男】 「はいはい」 【やつこ】 「くぅ……っ! その顔、信じてないなぁ?」 【男】 「ははは、そりゃーな」 【やつこ】 「もー……。……くすっ」 【やつこ】 「……なんだか、久しぶりにこうやって……、笑って、  会話できてる気がするね」 【男】 「ん……。そうだな」 【やつこ】 「……やっぱり、気にしてる? この前の、こと……」 【男】 「へっ」 【やつこ】 「このまえ君と……あの、たくさんちゅーしちゃってか  ら、なんとなくだけど、……余所余所しいなぁって思  って」 【やつこ】 「会話してても、なんだか上の空だし……。目も、合わ  せてくれないし……。それに、あの……」 【やつこ】 「ハグ、してくれなくなったし……」 【男】 「あ……」 【男】 「(そういえば、最近はアプローチどころじゃなくなって  たんだよな。別のところを意識し過ぎてて……)」 【やつこ】 「やっぱり……その、私とあぁいうことするの……、嫌  だったのかな」 【男】 「嫌じゃな――!」 【やつこ】 「だったら! ……だったら、抱き締めてほしいよ……。  嫌じゃないなら、また、ぎゅーってしてほしいよ……。  またたくさん……、ちゅーもしたいよ……」 【男】 「……わ、わかった……」 すっ 【男】 「……」ぎゅ 【やつこ】 「っ、ふぁ……、ぁ……。うん……、やっと……してく  れたー……。ぎゅーって……。はあぁ……、っ、んん  ……。すぅ……っ、はぁ……。君の匂いー……んんぅ」 【男】 「(妙に恥ずかしい」 【やつこ】 「……ね。ちゅーもして……ほしー、なー……」 【男】 「う、ぐっ……」 【やつこ】 「ちゅっ……。ほら、顔こっちに向けてー? 首にしか  ちゅーできないよぉー」 【男】 「あ、あぁ……」 【やつこ】 「へへ……、ありがと。……じゃぁ、しよ? ちゅー…  …。んっ、……ちゅ、ちゅ……」 【やつこ】 「ちゅる、ちゅっちゅっ、……ん、ちゅるる、じゅるっ、  ちゅぅー……んちゅ、ちゅ、ちうちう」 【やつこ】 「んっ、ぷぁ……。やっぱり、いいね。ちゅーって……。  それと、ぎゅーってされながらされるちゅーは……、  もっといいかも。へへ」 【男】 「……そ、そうか」 【やつこ】 「……ねぇ。あの、今日は……、君のしたいことをした  いなー……って。ねっ?」 【男】 「はっ?」 【やつこ】 「私っ、君に喜んでもらいたいからっ! 君が嬉しくな  ることしたいからっ! だからっ、君が望むことっ、  なんでもしてあげる!」 【男】 「へ? あ、っと……。なんで、いきなりそんなこと?」 【やつこ】 「なんでいきなり、って言われても……、うぅ。それは、  訊かない約束で」 【男】 「いやいやいや! おかしいじゃん! だってお前、そ  んな風なこと言うやつじゃ……」 【やつこ】 「わっ、私は変わったのです。だから、今まで言わなか  ったようなことでも、言っちゃうー……みたい、なー  ……。へへぇ」 【男】 「わけがわからん」 【やつこ】 「んんっ、じゃあっ! い、い今までの恩返し!」 【男】 「恩返し?」 【やつこ】 「そう、恩返し。私に沢山幸せをくれた君に、ささやか  ながらのプレゼントー、だよ。……そうことで、どう?  ……受け取って、ほしー……なぁ、なんて」 【男】 「む、むむ……」 【男】 「(……す、据え膳食わぬはなんとやらっ!!  近所のおっかさん!! 俺は男になる!!)」 【男】 「わ、わかった」 【やつこ】 「ぁ……。ん、ありがと……。えっと、それじゃ……。  君のしたいこと、言って?」 … …… … 【やつこ】 「ん、ぅぇ……、ぇぇええー……ぅ」唾垂らし 【やつこ】 「んんっ……。これで、いいの? ……うあ、私のよだ  れでべとべと……」 【やつこ】 「んんっ……、それじゃ、舐めるね? ぁ……(開口)、  む。ちゅ、ちゅるっ、ちゅっ、ん……ちゅる」 【やつこ】 「ぁ……、へへ……。舌が触れるたびに、ちんちんがび  くんっびくんって震えてるぅ……。ちゅっ、ちゅ、ち  ゅぅー……。きもひぃー?」 【男】 「っ、……あぁ」 【男】 「(これはまた……、視覚的にクるものがあるな……)」 【やつこ】 「ん、そっか……。ん、えぇぇーるぅ、える、える……  ん、ちゅるるるっ、ちゅっ……」 【やつこ】 「んんっ、ちゅ、ちゅぴ、ちゅっちゅ、……んぁ、あ、  れる、れぅぅー、れる……、んちゅっ、ちゅぴ、  ちゅっちゅー」 【やつこ】 「ぺろ、ぺろ……、ぺろ……。ん、ちゅるるる、  ちゅっちゅぅー……」 【やつこ】 「ちゅ、ちゅる、ちゅるる、ん……、んんっ……、んぁ  ……。はぁ……、はぁ、ぁ……む、ちゅ、ちゅるるる」 【やつこ】 「んちゅっ、ちゅっ、ちゅっ……。ぁ……、れるれる、  えぇぇる、える、んちゅ、ちゅるるっ、ちゅぅ……、  ちゅぴ、ちゅ、ん……、ぺろぺろ、ぺろ、ぺろ」 【やつこ】 「ん……、あっ。みつけたー。へへへ……、君のちんち  んについてたほくろだー。ふーん……」 【やつこ】 「昔見たときは、もっと先っぽのほうにあったのに、こ  んなに下にあるんだ……。すっごくおっきくなってる  から、かな……?」 【男】 「……訊くな」 【やつこ】 「ふふっ、照れちゃってー。……かーわいーんだぁ。く  すっ」 【やつこ】 「……ぁ、ん、ちゅ、ちゅっ、ちゅっ……、ちゅる、  ちゅるるっ、ちゅるるるるっ、んっ……ぷぁ」 【やつこ】 「ぺろぺろ、ぺろ……ん、えぅ、えぇぇるぅ、える、  んん……、ちゅっ、ちゅぅ、ちうちう、ちゅっちゅ…  …」 【やつこ】 「ちゅる、ちゅるるるっ、ちゅぅぅぅ……ん、っ……こ  くっ。っはぁ……。はぁ……、へへ。よだれが沢山出  ちゃうね」 【男】 「……食うなよ?」 【やつこ】 「む。食べないよぉ。美味しそうとか、そういう意味で  よだれが出てるわけじゃないよー。ったくもー……」 【やつこ】 「……、食べてほしい?」 【男】 「え……(ぞくっ」 【やつこ】 「……いいよ。口に含むまでだけど……。ぁ、ぁぁー…  …(開口)、む、ぅ」 【男】 「(ぞわっ!」 【やつこ】 「んむ……、ちゅ、ちゅ……ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぴ……、  ちゅるっ、ちゅ、……じゅるるるるるっ」 【男】 「っっ! それ、やばっ……」 【やつこ】 「んぅ? ひもひぃー? ん、ぷぁっ……、はぁ、はぁ  ……。もっと、してほしいことがあったら、言って…  …、んむ、ん、ちゅる、ちゅぶ、ちゅぴ、ちゅっ」 【男】 「……っ、じゃあ……アイスキャンディーを舐めるみた  いにしてみて」 【やつこ】 「ちゅるっ、ん……。アイスキャンディーを舐めるみた  いに……? う、うん。わかった……」 【男】 「それも溶けかけのアイスキャンディーな。急いで食べ  てみて」 【やつこ】 「……溶けかけの、あいふひゃんでぃー……、ん、ちゅ  るるっ……ほけひゃう、から……はやふ、舐め……、  んっ、ちゅっ、ちゅるるるっっ、ちゅっ、ちゅぴっ」 【男】 「くっ……! いきなり、はげし――っ」 【やつこ】 「もごもごもご……、れるれるれるっ、ちゅっ、ちゅる  るるるるっ……!」 【やつこ】 「ちゅっ、ちゅぷっ、ちゅぱっ、んっ……ちゅぴ、ちゅ、  ちゅぷ、ちゅっ……じゅるるるるるるっ!」 【男】 「っ、はぁっ……! うますぎ……っ」 【やつこ】 「ちゅっ、ちゅる、んっ、ぷぁ……。へへっ、上手い?  気持ちいー? んふふっ、食べ物に例えられたからか  な。さっきよりも舐めやすくなったかも」 【やつこ】 「ふふ、もっと気持ちよくなっへぇ……ぅむ、んちゅ、  ちゅっ、ちゅぅぅぅぅっ、んんっ」 【やつこ】 「ちゅ……、ちゅる……ちゅ、ちゅぷ、ちゅぷ……ちゅ  ぷっ、ちゅ、ちゅぷ、んぅ……、っ、じゅるるるるっ、  っぷぁ……。ふぅ……ふぅ……、ん、へへへ……」 【男】 「な、なんだ?」 【やつこ】 「んー? ん、前に手でしてあげたときもそうだったん  だけど、……くすっ。ちんちんを気持ちよーくされて  るときの君の顔……、すっごくだらしないよ?」 【男】 「……うるさい」 【やつこ】 「ん……、もっと見せてほしー……な……。ぁ、む……」 【やつこ】 「ちゅっ、ちゅ、ちゅぷ、ちゅぷ……、ちゅっ、ちゅぅ  ぅぅ、ちゅるるるるっ、んっ、んん……んぁ……。れ  ろれろ……れる、れう……」 【やつこ】 「ん、あむ……、ん、……もごもご、……んん……ちゅ  るるるるるっ、ちゅるるるっ、ちゅぅっ」 【男】 「っ! 吸いつきが……っ!」 【やつこ】 「んむ、……んはぁ……、はぁ……ふぅ……。ぺろぺろ、  ぴちゃぴちゃ、……ちゅぅ、ちゅっちゅ、ちゅる……、  えろえろ、れる、えるえる……」 【男】 「っ、そこ……っ! 亀頭の裏っ、気持ちっ、く……っ」 【やつこ】 「んぅ? ここ? えう、れるれるれる……。先っぽの、  うらぁー……、れろれろれお……、ちゅー……」 【やつこ】 「んー……、このくぼみが気持ちいーのかなぁ……?  えろえろ、えぇぇるぅー……ちゅっ、ちゅぅ」 【男】 「そぅ……っ、そこっ……!」 【やつこ】 「んふふっ♪ 気持ちよさそーな声ー。舌で撫でるだけ  でびくびくってして……」 【やつこ】 「あーっ、おちんちんさんがよだれ垂らしてるー。……  ん、ぺろ、えろえる……ん、ちゅううっ」 【男】 「っ! ……ふっ、く……っ」 【やつこ】 「ん……、とろとろしてぅ……ん、ちゅぅぅ……、ちゅ、  ちゅる……、ちうちう……、ん、こくっ。っはぁ……、  んー……しょっぱい? かなぁ……」 【やつこ】 「ぁー……れる、えるえる、れる……ちゅるるるっ」 【やつこ】 「んっ、ふぅ……。あっ、そうだったそうだった。へへ、  ここのくぼみだよね? ぺろぺろ、ぴちゅ、ぴちゃ……  ぁ、ん、ちゅ……えるれる、えろ、れろれろ……」 【やつこ】 「んんー……、舌の先っちょで……えぇぇる、れろれろ  れろ、……ん、ぁ……、アイスキャンディーを溶かす、  っ、みたい、……ぃー、え……るぅ……」 【やつこ】 「えるえる、ん、ちゅっ、ちゅる……っぷぁ。ふぅ……、  ぁーむ」 【やつこ】 「ん……、もごもごもご……じゅるるる、えぇぅ……ち  ゅるっ、ん……、れろれろれろ、える、えろえろれろ  ……」 【男】 「っ……、そろそろ……っ!」 【やつこ】 「ん、んぅ? っ、ぷぁ……。どうしたの? そろ、そ  ろ? ……あ、精液出ちゃうのかな……?」 【男】 「あぁ……っ、だからっ」 【やつこ】 「う、うん。わかった。っ、っ……ごしっ、ごし……っ、  ふぅっ……。前みたいに、ぎゅぅーって握って、じょ  ーげにっ、んっ……動かせばいいんだよね?」 【男】 「っ、ぅ……あっ、はっ……」 【やつこ】 「っ、ぁ……、っ、ん……。……、うあー……、びくび  くが強くなってきた……。っ、あ……。前みたいに、  腰もっ、がくがく震えて……」 【やつこ】 「そろそろ……出る? 前みたいに、白くてどろっとし  たの……、出てくる、かなっ?」 【男】 「さ、先っぽ……咥えてっ、上下に……っ」 【やつこ】 「へ? 先っぽ、咥えてほしーの? ……ぅ、うん、わ  かった。ぁー……む、ちゅっ……ちゅる、ちゅっ……、  ちゅぷ、ちゅぷっ、ちゅっ……」 【やつこ】 「……んんっ。ちゅっ、ちゅぷ、ちゅぽ、じゅぽ、じゅ  っ、んふっ……、ん、じゅるるるっ、じゅるっ」 【男】 「ぁ、ぁあ、あっ、っ、くっ……!」 【やつこ】 「ちゅぼ、ちゅぼ、ん、ふーっ……、ん、ちゅる、  ちゅぽ、ちゅぼっ、……、もごもご」 【やつこ】 「っ、じゅるっ、じゅるるるっ……、っ、ぷあっ……、  はぁ、む、ちゅっ……れろれろれろ……、えろえろ、  れるれるえる……」 【やつこ】 「ん、ちゅっ、ちゅぅぅ……、ん、出る? もう、限界?」 【やつこ】 「ん……、いいよ。出してだして……ぅむっ、ちゅっ、  ちゅぽっ、ちゅぼっ、ちゅぼっ、ちゅるる、ちゅっ、  じゅるるるっるるるるるっっ!!」 【男】 「――っっぁ!!!」びゅるっ 【やつこ】 「――っ、んんっ!? んっ、んぅっ! ん、っ、んん  っ! ん、んむ……、ん、んっ、んっ!」 【やつこ】 「ん……ちゅる、ちゅるるる……、ちうちう、ちゅぅー  ……、ん……んぅ……、っ、っ……ごくっ」 【やつこ】 「ん……こく、こく。っ、はぁっ! はぁ……はぁ……、  はっ……はぁ……ん、んぐっ」 【やつこ】 「っはぁ、……すごく、喉に絡んできたよー。どろどろ  して、んっ、ん……(飲み込む)、はぁ……、とっても  濃くて……。へへ、すごかったぁー」 【男】 「っ、はっ……は……。おまえ、飲んだのか……?」 【やつこ】 「ぅ、うん……。前は、美味しくないって言って飲ませ  てくれなかったけど……。へへっ。今日は口の中に出  しちゃったし、しょうがないよね?」 【男】 「いや、う、うーん……」 【やつこ】 「ん、いいの。飲みたくて飲んだだけだもん。……それ  に、こんなに沢山出して……。吐き出しちゃったら、  ベッド汚しちゃうよー」 【男】 「う……。すまん……」 【やつこ】 「……、ねっ。いつもよりも、たくさん……でた? 気  持ちよくて、出ちゃった?」 【男】 「む……。そう、だな……」 【やつこ】 「あ……。へへへ……、やった」ガッツポ 【やつこ】 「これで一歩リードだね……。うんうん」独り言 【男】 「りーど?」 【やつこ】 「あっ、君のちんちん、私のよだれとせーえきでどろど  ろ……。……、綺麗にしなきゃ……。ぁ……、むぅ。  ちゅ、ちゅるるるっ」 【男】 「ちょっ」 【やつこ】 「ちゅる、ちゅるる、ちゅるるるっ……。ん、……こく  っ。んふっ……、ちゅるちゅる、ちゅっ、ちゅぅー…  …」 【やつこ】 「ちうちう、ちゅぅぅー……。んっ、ん……こくっ、ん  ぐっ……。っはぁ……、んー……。はいっ、綺  麗になったよ?」 【男】 「お、お前っ、こんなのどこでっ!」 【やつこ】 「へ? あ、今の? へへっ、ちんちんにせーえきつい  てたから、ちょこっとだけでも食べちゃおうと思って  ……」 【やつこ】 「ん、それに……口で綺麗にしてあげたほうが、気持ち  いいんじゃないかなーって思って……」 【男】 「むっ。ま、まぁ……確かにそうだが……」 【やつこ】 「嬉しかった……? ん、そっか。よかった……」 【男】 「む、むむむ」 【男】 「(小さなことで一喜一憂してる姿に違和感が……)」 【やつこ】 「……ねっ? また、気持ちよくしてほしくなったら…  …言って。私っ、君が喜んでくれることがしたいから  っ!」 【男】 「お、おう」 【やつこ】 「や、約束だよっ! あの……、いつでも、待ってるか  ら……。あ、ああとっ! ちゅーとか、ハグとか、も  っとしてくれると嬉しいなー。なんてっ。へへっ」 【男】 「う、うむ」 【男】 「(アプローチの効果……なのか? しかし、これでは俺  を意識したのではなく、単に性に目覚めたように見え  るが……)」 ?