Track 2
~2章~
おっはよーう。
目が覚めたみたいね。
真っ暗で窮屈でしょー。
ここがどこだかわかる?
君は大きな袋の中。
サンタさんが持つあの大きくて丈夫な袋の中。
君をそこから出す前に軽ーく自己紹介するね。
私(わたし)はサンタクロース。
聖なる夜にプレゼントを配って回るあのサンタクロース。
メリークリスマス♪
気分はいかが?
真っ暗で狭くて息苦しいね。
恐怖心で声も出せないでしょ。
いいよ、出してあげる。
よいしょっと。
うふふ、始めまして。
サンタクロースです。
まぁ、可愛らしい男の子ね。
これは虐めがいがありそう。
おっと、説明がまだだったね。
まずはここがどこだか説明してあげる。
ここはサンタクロースが創造する異空間。
不思議なメルヘンの力で時空を歪めて作った小さな監獄だよ。
君が悪ーい子だから、思わず誘拐しちゃった。
試しに逃げ出してごらん。
どこにも出口なんてないからね。
君はこのお部屋に監禁されちゃったの。
そして君は悪い子だから、サンタのお姉さんにたーっぷりお仕置きされちゃうんだよ。
お仕置きの内容を説明するとー。
普通の悪い子には石炭やじゃがいもをプレゼントして。
とても悪い子には部屋の中に動物の内臓をばら撒いて。
そして君のようなとってもとっても悪い子は、こんなふうに誘拐しちゃうんだ。
君はとてつもなく悪い子だから拉致監禁して今に至るわけ。
怖い? 恐ろしい?
うふふ、怖がる必要はないわ。
サンタのお姉さんがたっぷり可愛がってあげるから。
可愛がって可愛がって、最終的には壊れるまで愛してあげる。
まずはお近づきのしるしにプレゼントをあげる。
何がいいかな~。
これなんかどう?
言葉に反応してリアクションしてくれるロボット。
歌に合わせて踊ってくれるフラワーのおもちゃ。
あ、いらない?
そっかー、あ!
いいものがあるわ。
君が喉から手が出るほど欲しいもの。
たった二文字の大切なもの。
それを君にプレゼントしてあげる。
ただその前に~。
君を拘束台に縛り付けちゃおう。
何をするかって?
それはこれからのお楽しみ。
抵抗しても無駄だよ。
不思議な不思議なメルヘンの力で君が抵抗できないようにしてあげる。
それ~。
ふふ体に力が入らないでしょ?
その間に鎖を使って両手両足を縛っちゃおうね。
よし、拘束完了!
あはは、暴れてもダーメ。
君は私が丹念に可愛がってあげる。
・・・あら、ジーンズの中が窮屈そうよ。
なーんで、こんなところにテントを設営しちゃったのかしら。
可愛いサンタのコスチュームを纏ったお姉さんに欲情しちゃった?
それとも拘束されてエッチなことを期待しちゃった?
もう、いやらしいんだから。
だけど半分正解だよ。
君をいやらしい意味で虐めてあげる。
ただ・・・(厳かに)気持ちいい事だけされて無事に帰れるとは思わないでね。(/ここまで)
うふふ、なーんてね。
ジーンズがはち切れそう。
可哀想だからジーンズ引き裂いてあげるね。
あら、パンツに濡れ染みが広がってるわよ。
いやらしい子。
これからされる仕打ちも知らずにね。
欲求不満な浅ましい君を、ボロボロになるまで虐めぬいてあげる。
だからせいぜい私を楽しませてね。