04
どうやら、二人とも寝入ったようだ。
今日は意外と早かったな……そ、それでどうする? セックスするのか? 問題ない。
何をどうすればいいのかは、だいたい知ってるからな……。
怖じ気づいてなどいないぞ。遅かれ早かれすることにはなるのだろう? だったら……え、焦らなくてもいい? 別に焦っているわけでは……いや、焦っているな。すまない、謝る。
相思相愛だと、心がつながっていると分かったからには、少しでも早く体でもつながりたいと思ったのだ。
しかしこれでは、私ばかりが兄を求めているようではしたないな……うむ。
え? 求められるのは嬉しい? そ、そうか。
そう言ってもらえると少しは安心する……朝、兄に任せると言ったばかりなのに、恥ずかしいことだ。
ふふっ……では、どうするのだ?
兄のしたいこと、何でも言ってくれ……私から言いたいことは、もういくつもない……ひとつは好きだということ、ひとつは愛していると言うこと、ひとつは何でも望んで欲しいということ。
好き……んん、好きだぞ♪ ちゅっ、んん、ちゅぷ、んっふ……好き。好きだぞ、兄よ……ちゅっ、はむん。ちゅっぷ、ん~っちゅ。んはぁはぁ、好き……愛してる……あぁ、好きぃ。
ちゅぷちゅぷ、んっふ、んはぁ……はぁはぁ、さ、さわるんだな。
パジャマの上からでいいのか? あぁ、私の方はいい……まずは兄の手の感触に慣れていきたいから、ぁあん、んんっ。
く、くすぐったいな。でも、嬉しい。
頭を撫でてもらった時とはまるで違う嬉しさだ……これは、女性としての嬉しさかな? 愛する人に体を預けられる嬉しさ……あぁ、はん、んんっ。
んはぁはぁ、ひゃん! ち、乳首を擦った? あぁ、なんだかビリッとして……んっ、んん。
おかしいな、自分でさわっても何ともないのに……兄の手だと言うだけで痺れが、あぁっ、ん!
す、すまない。すまない兄よ……さわり甲斐のない乳房だろうが、今は勘弁して欲しい。
そのうち……あと3年、いや1年でまずは握れるくらいに、な、なれるといいが……はぁ、はぁ。
とにかく、兄の年までにはなんとかなる、筈だ……きっと母のように大きくなるから、それまではこのサイズで我慢していて欲しい……え? こうして揉めば大きくなるのも早い?
兄よ、それは根も葉もない都市伝説の類だぞ? 揉んだだけで大きくなるなら、世の女性は皆大きな乳房を持っていることになる……んん……だが、私は違う、立派な遺伝情報がある。
もちろん、それに寄りかかるだけではなく、大きくするための努力を……は? あえてしなくてもいい? このサイズも悪くない……い、いやいや。
女性たるもの、乳房は大きく……。
んはぁはぁ、あ、兄よ。まさかと思うが、ロリータコンプレックスなのではあるまいな? それは困るぞ……何故って、それでは私が大きくなったら、もう愛してはもらえなく……んん。
え? 妹である限り、どんな私でも大丈夫……そうか、ロリコンではなくシスターコンプレックスというわけだ。
ふふふ……なに、問題ない。私はそれ以上に重度のブラコンだからな。
愛する兄に身も心も捧げたいと思う、近親相姦願望まみれの妹だ。
そんな私でも、愛してくれるか? あぁ、そうだな……今、こうして抱いてくれている熱さが、その答えだろう……ん。
ちゅっちゅ、ん~ちゅぷ、んはぁ……はぁはぁ、す、好きだ……ずっとずっと、兄が好きだった。
今でも、これからもずっと好きで居続けよう……だから、もっと触れて欲しい、あぁん。
キスをして欲しい、抱きしめて欲しい、愛して欲しい……セックスもして欲しいと思っているよ。
ただひとつだけ注意して欲しいのだが……私にももう生理が来ているのでな……んっふ。
妊娠してしまうと、すぐに露見してしまう。
だから、今はまだ避妊はした方がいいと思うのだが……どうかな。
兄は、妹をすぐさま妊娠させたいと願っているかな? であれば私は……。
そうか、やはりまだ妊娠はまずいか。ならば、避妊だけは頼む……あぁ、結局いくつも頼み事があるな。
どうか、わがままな妹だと嫌わないで欲しい……もっともっと、愛して欲しい♪