Track 10

エンディングB

 さて。  あなたは、わたくしからの刺激によって、無様に射精をしてしまいました。  もう、明らかですね?  あなたは、女性への劣情を抑えきれない。いつか、姫様に手を出してしまう危険性がある。  そんな方を――野放しにしてはいられません。  この牢獄で、一生を過ごすといいでしょう。  ……はい? 何でしょうか。何か言い訳でも? “興奮させてきたのはわたくしのほう”……?  つまり、無理やり射精させたのはわたくしなのだから、自分は悪くない、と言いたいのですか?  ここまで愚かだとは、さすがのわたくしも思いませんでした。  わたくしが、あなたを興奮させるような仕草をしていたのは、あえてそうしていただけです。  あなたが、劣情を完全に抑えきれるというのなら……最高に興奮するような状況にも耐えられるはずでしょう?  わたくしの責め方で無様に射精してしまうようでは、到底信じることなどできません。  そんな言い訳をしているようでは、あなたは一生変わらないでしょうね。  まだ何かわめくのですか?  いいえ、もう何も聞きたくありません。  この冷たい牢獄で、一生を終えてください。  ああ、一応言っておきますと、この牢獄でおちんぽをしごくのは、別に構いません。まあ、看守に見られることになりますが……。  ひょっとしたら、この牢獄の中で、おちんぽを慰めるのは……気持ちいいかもしれませんよ?  残りの人生を、せいぜい、ミルクを無駄打ちすることに使うといいでしょう。  では、さようなら。