魅了の魔法
ふふ、ふふふ♪勇者様♪
私の声、聞こえてる?もちろん聴こえるわよね
だって私の言葉は、貴方の心に響いているのだから
ほら、それを理解したから私の声がもっと良く聴こえるようになった♪
良かったわねぇ♪
いい子にしてた勇者様に、いい事を教えてあげる
今の貴方は私の魔法を受け続けて、真っ白な石に変えられてしまった
けれど、それは外側だけ
その内側で、貴方は表面の堅い壁に守られ、
新たなる存在に生まれ変わる準備をしているの
ほら、貴方の心はまるで、
繭の中で生まれ変わるのを待っている、さなぎのよう…
貴方の周りは圧迫感も孤独感も感じない、私の声が響き渡る程の丸い空間と、
何も通さない、白くて強固な壁に守られている
ほら、そう言われると少し緊張が解けて、楽な気分になるでしょう?
刺激に反応して動く事もできるし、呼吸も普段通りにして大丈夫…ね?
じゃあ、早速…私のモノとして生まれ変わりましょうか♪
うふふふ…何をされるか、分かる?もう自分ではよく考えられないかしら♪
今から貴方を、魅了という名の暗示で支配してあげる
魅了の魔法で、私の事を心の底から好きになっていく、愛していく
私に何かしてもらえる事そのものが、気持ちよくて幸せになっていく
ほら、こうやって私が貴方にいっぱいいっぱい話しかけて、
さっき貴方の内側に植え付けられた、ピンクの魅了の種を育ててあげるの
ふふふ、魅了のキスを受けた時のあの熱くて柔らかい感覚、
ドキドキ、ゾクゾクしちゃう感情
すぐに思い出しちゃうね♪
こうやって私の声を聴けば聞くほど、
ピンクの魔力が共鳴して、貴方の意志に関係なくどくん、どくんって大きくなる
そのまま貴方の中に広がって、身体と心を犯していくのよ
もう言葉の意味なんか理解しようとしなくていいわ、
私の言葉を聴いているだけで貴方はそうなるのだから♪
ふふ…さなぎって知ってる?そう、美しい成虫になる前の、さなぎ
あのね、さなぎって一度殻の中でどろどろに溶かされてから、
新たな姿に作り替えられるのよ…今の貴方と同じねぇ…♪
ほら、いつの間にか貴方の内側から、
ピンクのとろとろしたものが湧き上がって、広がって来てるわよ?
さっき私のお口から、貴方のお口に入ったピンクの魔力が…
もう頭の中、奥の方まで張り付いて、まるでぷるぷるのスライムちゃんみたいに
くちゅくちゅ、とろとろ~って貴方を溶かし始めてる♪
ほら、真っ白だった貴方の意識がとろけてピンクに染められる♪
思考もピンクと混ぜられる♪
大事な自我まで、どんどんいけないピンクに支配されちゃう♪
貴方が貴方じゃなくなっちゃう♪でもそれが気持ちいい♪
好き♪好き♪ピンクでトロトロにされるの好き♪
私に話しかけられるの大好き♪
だってもっとピンクが広がって、もっとトロトロになれるから♪
ねぇ、さなぎの話、まだ続きがあるの
さなぎは、中身がトロトロになっても、
神経だけはちゃーんと元の形で残ったままで、剥き出しになってるんですって
そう、今の貴方、快感を感じる神経剥き出しで、
とっても敏感になっちゃってるの
だから何をされても気持ちいい、何もされても、ね
ほら、いつの間にか無防備な頭の中で、私の魔力がお花の魔物みたいに
びたぁって根を下ろして、張り付いてる…言われるまで気づいてなかった?
貴方ではない何かに、じわぁって吸い付かれている感覚、
普段とは違う何かがいるのを感じる
それが、貴方の中にある記憶とか経験をぜーんぶドレインして、
代わりに危険な魅了フェロモンをいっぱい分泌するの
貴方が完全に魅了される頃には、
ピンクの魔力が成長して綺麗なお花が咲いちゃうかも♪
貴方も美しいお花のような、快感に染まった素敵なお顔を晒しましょうね♪
ほら、魔法を掛けてあげる
私が指を鳴らすと、頭の中で魔力の根っこが
どくん、どくんって活性化して、動き出す
無理やり頭の中を吸い取られて、何も分からなくなる
でもそれが気持ちよくて、貴方はその刺激を「快感」だと認識するの
ほら♪(ぱちん)
どくん、どくん、どくんって、ほら、ほら、ほら♪いっぱい悶えなさい?
元々貴方のものだった記憶とかを「ちゅっ、ちゅっ」って
全部吸収されて、思い出せなくなっちゃうよ?
ほら、こんな風に(ちゅーっ)
ふーん、そうなんだ…
ふふ、今、貴方の頭から記憶が吸収されて、私に奪われていってるの♪
だから私に質問されても、貴方は当然それに答える事ができない、
思い出す事ができない、ほら
「貴方が倒すべき魔王は、どこにいるのかなぁ?」
「そもそも、貴方は何のために冒険をしているんだっけ?」
うふふ、それ(ぱちん)(ちゅ、ちゅーっ)
思い出せない、よく分からない、知らない、もうどうでもいい♪
だって、不要な記憶を思い出す事に意識を向けるより、
とっても気持ちいいこの感覚を、楽しむ方が素敵な事だから
だから他のいらない記憶も、全部吸い取っちゃうね♪(ぱちん)(ちゅ、ちゅーっ)
ほら、貴方の旅の目的、無くなっちゃった♪
ふふ、頭の中ちゅっちゅされて、あっという間にとろけちゃったねぇ♪
頭がとろけて理性が働かないから、心も簡単に堕ちちゃうよ
ほら、私の声に集中
頭の芯をとろとろにされるこの快感がそのまま身体の方まで広がっていって…
貴方の全身の感覚にもとろとろと同じ刺激を、同じ快楽を与えようとしている
まるでピンクのスライムちゃんに全身包まれて、溶かされて
心までピンクになっちゃうみたいに、ね
そう、私が指を鳴らすだけで、貴方の心を
一瞬で淫らなピンクに染め上げてしまうの
一撃で「びちゃ」って心がピンクに塗りつぶされて、快感でとろけちゃう
ほら、こんな風に(ぱちん)
ピンクに染まる、ピンクになる
今まで貴方の中にあった真っ白も、ピンクに置き換わっていく
だってその方が、ずっとずーっと気持ちいいから
ほら、記憶も経験もピンクに書き換えられて、ゾクゾクが収まらない
貴方はもう、ピンクをイメージさせられるだけで、ずぶずぶと堕ちていく
ピンクの空間、ピンクの魔力、ピンクの声、ピンクの貴方自身
貴方に与えられたたくさんのピンクに、気が付いてしまったわね?
そのまま全身の神経も、一本一本まで、すーーっと濃いピンクで染まっていくよ
神経がピンクに染められちゃったらぁ…私の魔力がそこをどく、どくと流れていって
あっという間に全身に行き渡って、身体も熱くとろけちゃいそう♪
体内にピンクの魔力が溶け込んで、くねくねと貴方を犯して
もうまともな人間じゃなくなっちゃう♪
まだえっちな事なんて何もしていないのに、おかしくなっちゃいそう?
ふふ、ねえ…貴方、敵である私とえっちな事して遊びたいの?
ホントにおかしくなっちゃったねぇ♪
でもそれは当然の事
今の貴方はピンクの魔力を無理やり注入されて、繭の中に閉じ込められた
可愛そうで無力なさなぎだもの♪
おかしくなってびくびく感じても、仕方ないわよね♪
でも貴方を取り囲む壁は、私の合図がないと絶対に開かないし、何も通さない
そう、今や貴方の内側からどくどく溢れ出して
止まらなくなったピンクの欲望…
どんどん繭の中に溜まって、濃くなってるよ?
ふふ、気が付いたらもっともっとおかしくなっちゃうね、
狂いそうな位気持ち良いね?
貴方に絡みついた糸も、貴方を包む壁も、全部ピンクに染まってく♪
更に濃度を増して、私の魔力が貴方の外からも中からもねばねばと絡みつく
抵抗しようと思えば思う程、クモの巣に絡め取られるように
貴方はピンクに飲み込まれていく
どこにも逃げられない、貴方を取り囲む全てが貴方を犯す♪
もう頭の中ではいやらしいお花がいっぱい咲いて、
甘いフェロモンをぶわぁって振りまいて…
そろそろ私のモノとして生まれ変わるのに、ふさわしい姿になってきたわね?
じゃあ今から貴方に一つ、大事な魔法を教えてあげるから、よく聞きなさい?
ほら、耳に意識を集中
今から教えるのは、私の為に生まれ変わる、貴方の為の特別な魔法
「貴方は、私のモノ」と呪文を唱えられると
貴方の心から妖しいピンクの光がすーっと広がって、全身がピンクに包まれる
そう、まさに今の貴方のような気持ちいい状態、魅了状態になってしまう
ほら、今の貴方がどうなってるか、ちゃんと教えてあげる
頭がぽーっとしてとろとろで、とても幸せ
身も心もピンクの快感に染まって、全身からハートマークを浮かべている
自分で何も考えなくていい、魔法を掛けてくれた私の言う通りになるだけでいい
そんな、素敵な魅了の状態…
最高に気持ち良いでしょう?私の魔法で、貴方はいつでもこうなれるのよ
しかも魔法を重ねがけすれば、もっと深く深く魅了されていくの
忘れないように何度も頭の中で繰り返してあげる、ほら
貴方は私のモノ、貴方は私のモノ
そう、不要な記憶を吸い取られた貴方の頭に、大切な呪文が刻まれていく
頭の中にピンクの文字で「貴方は私のモノ」って
メッセージが、びたぁって張り付いて…ほら、離れなくなっちゃった
だってこれは大事な大事な魔法だもの、もう絶対に忘れない
私を愛し、私に愛される幸福にどこまでも溺れていくの
最高の魔法でしょう?
ほら、魅了の呪文…何だっけ?ひとりで思い出してごらん?
そう、「貴方は私のモノ」
ふふ…しっかり覚えられたねぇ、良い子♪
さて、もう良い頃合いね
じゃあ改めて…私の声に集中
私が3からゼロまで数えて今の呪文を唱えると
貴方の心は完全に魅了されて、あまりの幸福感に絶頂する
そのエネルギーで繭が割れて、貴方はその中から生まれてくる、
いいえ、私の思いのままに動くしもべとして生まれ変わるの
そう、たちまち頭の中まで完全にピンク色になって、
ハートを目の奥に浮かべて、貴方は私に魅了されて
ピンクの幸福感が内側からびゅるびゅる噴き出して…
魅了の魔法を掛けられただけで、貴方はイってしまう♪
それこそが、本当に私のモノになったという証
分かったわね?
ふふ、いい子
それでは、数を数えるわね
カウントがゼロになって魅了の魔法を唱えられたら、
それだけで貴方は幸せに包まれ、イってしまう…
どんな風にいやらしく絶頂するの?楽しみねぇ♪
さあ、私の可愛いしもべへと生まれ変わりなさい…
ほら、さん、にー、いち
ゼロ 貴方は私のモノ
うふふふ♪ほら、ピンクの光が広がる、全身が染まる、包み込まれる
心を奪われ、支配される感覚が一瞬で蘇って、ぞくぞく駆け巡る、
全てをくちゅくちゅと犯される
そのまま心を奪われて、私に魅了される
魅了されただけで、貴方はどうなるんだったっけ?
そう、イっちゃうんだったよね?ほら、今すぐイっちゃえ♪イけ♪
私に愛されて気持ちいい♪イく♪大好き♪幸せ♪
身体も心も最高の幸福に包まれて、
ピンクの快感で全身ガクガク震わせながら、幸せすぎて心が支配されていく
魅了されただけでイかされる快感が焼き付いて、忘れられなくなるの♪
おはよう、勇者様、お目覚めはどう?
ふふ、あっという間に、全身からハートマークがいっぱいふわふわしてる
世界を救う勇者様のはずなのに、おめめの奥にもハートをぼんやり浮かべちゃって…
私に魅了の魔法を掛けられるの、本当は楽しみに待ってたんだよねぇ?
そんなに気持ちよくて幸せなんだ?
じゃあ貴方の大好きな呪文、
何度も何度も唱えてあげるから、もっと虜になりなさい?ほら
貴方は私のモノ 貴方は私のモノです 貴方は私のモノ
うふふ、そうよ♪この魔法は何度でも重ね掛けできるって言ったでしょう♪
魔法を重ねれば重ねる程、貴方の内側からピンクの光がぶわぁっと広がって
貴方は私に支配される快楽から出られなく、いいえ、出たくなくなってしまう
貴方は全てを私に委ねて、これからたっぷり虐めてもらえるの
うふ、うふふふ…
ねぇ、貴方、何故私に抵抗出来なかったか分かる?
貴方が魔法に弱いから?そうじゃないわよねぇ♪
自分が魔法に弱いって言われて、そのせいにしてたけど…
本当に弱いのは貴方の心でしょ?
勇者の強い心なんて持っていなかった、
最初からこうやって私に心を奪われるのを望んでいた
だから、いきなり私の所なんかに召喚されてきたのよ
望みが叶って良かったわねぇ?マゾ勇者様♪
そう、私の言う事をよく聴いて、何度も「はい」と返事しなさい?
貴方は私のしもべ、マゾ勇者様
マゾ勇者様は変態だから、
こうやって名前を呼ばれただけで、悔しいはずなのにとっても嬉しくなってしまうの
私に攻撃されれば、快感がびりびりーって全身を駆け巡って悦んじゃう
魔法を掛けられたら、それ自体が気持ちよくてゾクゾクと震えてしまう
そして、生命力がゼロになったら…
最大限に高まった快感と多幸感をぶちまけて、死ぬまでイき続けるの♪
だって貴方は勇者でありながら私に弄ばれる事に喜びを感じる、マゾだもの
ねぇ、マゾ勇者様…分かった?
さあ、どうやってイかせてあげようか?
ね、ほらぁ…私と遊びましょう?マゾ勇者様♪