Track 2

一宿一飯のなんとか

[主人公の家・広めで小綺麗なマンションの一室] へぇ……ここがお兄さんのおうちなんですね。 結構いいお部屋なんじゃないですか?窓も大きいですし、家賃も高そうです。 あ、図々しかったですね。えへへ。 でも、ちゃんと片付けもしてて偉いです。まるでお店屋さんみたいですね。 このソファ、座ってもいいですか? (主「いいよ」) えへへ……(ソファに座る月) わぁ~、ふかふかだぁ~……(深く沈み込む) (主「何か飲む?」) あ、飲み物ですか? 私はなんでもいいですよ。頂けるものなら、なんでも嬉しいです。 (主「じゃあコーラでいいかな」) はい、ありがとうございます~ (コーラを注いで持って来る主人公) お兄さん、一人暮らしなんですね~(「一人暮らし」というものに現実感がない月) おうちにって言われた時、家族とかいるんじゃないのかな~って、ちょっとビビっちゃいました。 (飲み物を渡す主人公) あ、どうもです。 (隣に座る主人公) んく……んく……(コーラを飲む) えへ……シュワシュワ……(これからのことを考えて余裕がなくなってきてる月) 冷たくて、美味しいです…… それで……えっと、お兄さん…… (月の方を振り向く) その……先にお風呂っ……入った方がいい、ですよね……? (主「そのことなんだけど」) あ、はい。なんでしょうか。 (主「黙ってたんだけど、僕は別に月ちゃんとそういうことするつもりはないよ」) え……でも、しないんだったらどうして家まで…… (主「行くとこないんでしょ?」) ……はい。そうです。家出中ですし、帰るつもりもないです。 ……なので!ちゃんとして、お金をもらわないと私……! (主「ちょっと落ち着いて」と、体ごと月の方を向く) あ、ごめんなさい…… (主「ちゃんと今日のデート代はあげるし、泊まってっていいから」) ……お兄さん、優しいんですね。 私が初めてって言ったからですか?それとも同情ですか? (主「初めては好きな人にとっておかないと後悔するよ」) 好きな人なんて……恋なんて、できるような立場じゃないのは、自分でわかってますから。 だからこうやって、こんな自分にでもできることで……お金を稼いで生きていかなくちゃって……うぅ…… (涙声になる月) ……お兄さん……本当に優しいです……お人好し過ぎますっ…… 私、お兄さんに甘えてもいいんですか? 殴らないでくれますか?大切に……してくれますか? (俯いて涙をこぼす月) (主「大丈夫だよ。泣かないで」) うぅ……ぐすん……だって、だってぇ…… 怖かったんです……何も知らなくて、これからどうしていいのかわからなくて…… でも変わらなくちゃって……行動しなくちゃダメだって…… お兄さん……私……私…………! (感極まって主人公の胸に飛び込んでくる月) うえぇ……ふぇ~~ [しばらく後] (泣き腫らした目の月・この時点で主人公のことが好きになってる=積極的スイッチが入ってる) ふぅ……すん(鼻をすする)…… ごめんなさい、落ち着きました…… ……ありがとうございます。なんだか助けられたような気分です。 声をかけたのがお兄さんじゃなかったら私、どうなってたんだろうって。へへ…… ですが、その……何もなしにお世話をしてもらうって、やっぱり悪い気がします。 ご飯も泊まるとこも提供してもらって、その上にお金もくれるなんて…… こういうのって良くないと思います。バチが当たってしまいます。 お兄さんがそういうこと望まないのなら、もっと別のことでもいいので、私を使ってほしいです。 お兄さんだって男の人なんですし、興味、ないわけじゃないですよね? (主「だからダメだって言ったでしょ」) 本当ですか?本当にしたくないんですか? んむぅ……なんだか思ってたのとちょっと違う反応ですね。 (主「どういう反応を期待してたの」) いやぁ、口ではなんと言ってても、ちょっとくらい押せばすぐに折れてくれるのかな~と…… へへ……では、まずはキスをしましょう。前戯というやつ、ですよね。 ……お兄さん……ん…… (キスをしようと近づいてくる月の顔を手で止める) んむっ……ダメですか?(手で口元を押さえられてる感じで) (主「そういうのはちゃんと順序を踏んで……」) 順序を……なるほど…… (口元を開放される月) ふふ。ではもっとゆるーく、イチャイチャしましょう。 (主「そういうことじゃなくって」) えへへ……お兄さん……お兄さん…… (主人公に体を寄せ、太ももにまたがる形で密着する月) (ささやき声で) んむ、はむ……(主人公にすり寄って耳を甘噛みする) (見えないので防ぎようがなかった主人公) あ、お耳はオッケーなんですね……はむ、んぷ……んふふ…… (唾液を絡めて耳を舐め始める月) (耳を舐めながら) んぷ、ちゅる……れる……んむ、んぷ……ふへへ……お兄さん、ビクビクしてませんか~? んぷ、ぢゅる……ちゅむ、んぷ……れるれる……ぇる、れりゅ……んぷ…… んふ……なんだかこれぇ……れる……思ったよりいやらしい気持ちになりますね……えへへ…… お兄さん、あんなにかっこいいこと言って、私のお口の初めてはしっかり貰ってくれるんですね……ふふ…… はむ、んぷ、ちゅる……れる、ぢゅるる……んちゅ……んぷ、ちゅる、ちゅむ…… お耳……んふぅ……んぷ、じゅる……気持ちいいですか? れる……ちゅ……キスはダメなのに、お耳にちゅーするのはオッケー……んぷ……変なお兄さん……ん…… れる、ちゅるる……ぢゅる…… (主「こういうこと初めてなんじゃなかったの?」) え~?これですか? へへ……こんなこともあろうかと、色々と研究してきたんです。 たくさん気持ちよくしてあげられたら、その分ボーナス貰えたりするのかなって……えへへ…… んぷ、ちゅ……お兄さん……れる、れりゅ……ちゅるる……おにぃさん……v れりゅ、ん……気持ちよくなってくださってるようで……れりゅ、ちゅる……ぢゅる……んぷ……なにより……です……んぷ、ちゅるる…… (/耳を舐めながら) (耳舐めを中断する月) んぷぁ……ふぅ…… ふふ……あーあ、お兄さん……(少しわざとらしく) ここ、こんなにして……やっぱりしたいんじゃないですか? (主「そんなことは……」) 私、頑張りますよ? 初めてですし、体、小さいですが……できないことはない、と思うので…… (主「だからダメだって」) え~、でも、我慢できるんですか? (主「なんていうか、それとこれとは別っていうか」) ……そうなんですね。男の人はよくわからないです。 なんだか私、ちょっと変な人に捕まってしまいましたね……えへへ。 (主「変かな?」) 変だと思いますよ?街中で、そういう理由で声をかけてきた女の子にご飯を食べさせて、 家に連れ込んで、こんなに誘惑されてるのになんにもしない~なんて。 (主「やっぱり普通はそういうのに喜んで手を出すべきなのかな」) いえ……私は男の人じゃないのでよくわかりませんが、そういうことへの考え方って簡単に曲がるものじゃなさそうですし。 それに私としましても、奥の手を残したまま食事と寝床を得られるのなら、得した気分です。 でも……私、お兄さんなら、喜んで捧げられますよ? 今日、たくさん良くしてもらって、久々にこんなに温かい気持ちになって…… それなのに……お兄さんは本当にお耳だけで我慢できるんですか? (主「うん、これだけで十分だよ」) わかりました……それでは、たくさんしてあげますね。 お兄さんがもっといっぱい欲しくなるくらい……たくさん、気持ちよくしてあげます…… (耳を舐めながら) んぷ、ちゅる、じゅるる……んちゅ、んむ、んv……れる、ぢゅる…… えへ……お兄さん……れる、ちゅ……んぷ……お兄さん……v んぷ、ぢゅる……お兄さん……v (/耳を舐めながら) はふ……んふぅ…… へへ……お兄さん、お顔、とろっとろになってますよ……? お耳、私のお口で気持ちよくなっちゃいました? (主「まあ、それは……」) んふふ……お兄さん、かわいいです…… それじゃあ、今度は逆のお耳を~…… ふふ、ピクってした……お兄さん、期待しちゃってますか? (主「まだするの?」) しますよ~、だってお兄さん、折れてくれないんですもん…… せっかくなので、唇を許してくれるくらいには……はむっ…… (耳を舐めながら) んちゅ、れる……もっともっと……んちゅ……トロトロにしてあげます……ぁむ、んぷ…… ぢゅる、ちゅる……んっ……くぷ、ちゅぷ……っv……んv……んぷ、れるりゅ…… (徐々に自分も気持ちよくなってくる月) んぷ、ぢゅる……お兄さん……んちゅ……んっ……私……ぁぷ、れる……私……っ! (/耳を舐めながら) ぷはぁ……ふぅ……っv……はっ……はぁ……ふぅ……んっv えへ……お兄さん……ちょっと休憩させてください…… (ささやき声で) あ、ちょっとよだれ垂れてませんか……? ふふ……では、綺麗にしてあげるので、このままキスを…… (流されまいと、月を持ち上げて寝かせるために寝室に運ぶ主人公) きゃっ……ちょっと、お兄さん……急に抱き上げて、どこへ…… あ、ベッドに行くんですね……お兄さん、やっぱりしたかったんだ…… それとも、誘惑に成功しましたか?えへへ……お兄さん……v (ベッドに月を下ろす) んっ……へへ……お兄さん、来てください……私、お兄さんのこと…… (声を遮るように月に布団をかぶせる) にゃっ……ちょっとお兄さん、急に布団被せて何を…… (そのまま抱きしめて寝かしつけようとする主人公) んぎゅ……ちょっと苦しいです……せめて頭、出させてください…… (ちょっと可哀想になって月の頭を出させてあげる) ……ぷはぁ……ふぅ……びっくりしました……窒息させられるかと思いましたよ…… お兄さん、どういうつもりなんですか? (主「今日はもう寝よう」) えっ……寝るって、そっちの……ぐっすりおやすみ~の方ですか? むぅ……お兄さん、本当に強情です…… (ふかふかの布団と程よい締め付け感に加え、昨日からの疲労で眠くなって来た月) あぁ……でもこれ、きもちいいです……ふかふかで……あったかくて…… えへへ……お兄さん……お兄さん……んふぅ……ん……ふぅ……へへ…… (絞り出すようなか細い声で) お兄さん……大好き……んふぅ……ん……くぅ……すぅ……