Track 6
■06
あっ。
おーい、ニー……コホン。
せ、先輩!
はぁはぁ、ふぅ。
帰りに会えるのは珍しいな。
今日はもう、このまま帰るのか?
そうか……なら、私もニーニと一緒に……あ。
先輩と一緒に帰ろうかな?
……ははっ、すまない。
学校ではニーニと呼ばないと約束してはいても、ついな。
幼い頃からこう呼んでいるのだ。
同じ学校に入ったからと言って、そうは変えられんよ。
……ん?
そうだな、この話し方も……あぁ、そうだ。
人によって話し方を変える、などという器用な真似、私にはできんよ。
自分では気に入っているし、これでも結構。
クラスの女子には人気があるのだぞ?
うむ、そこいらの男子よりも格好良いとな。
ははは……ん?
別にいいではないか。
おかげで男子に余計な色目を使われずにすむしな。
だろう?
私には、ニーニがいればそれでいいのだからな。
もちろん、男性はという意味だぞ?
友人は必要だからな……女子の、だ。
まったく、ニーニは以外と嫉妬深い……ふふっ、構わないさ。
その方が嬉しいとも。
さぁ、手を繋いで一緒に帰ろう?
おや、何を言う。
恥ずかしいことなどあるまい……手よりももっと、恥ずかしい所を握ったことがあるのだからな?
ふふふ♪
ふぅ~……やはりニーニの部屋が一番落ち着くな。
愛する者の側にいられることが何よりの幸せなのだと、よ~くわかるというものだ。
さて、夕飯まではまだあるな。
まずは勉強を……。
ん?
あぁ、今日は宿題はないからな。
しかし復習をしておこうと……何だモジモジとして。
あ。
ニーニ?
もしかして、オナニーがしたいのか?
ふーむ、確かにあれからもう一週間か。
本来なら毎日したいと言っていたものな。
だが、毎日は断ったはずだぞ?
私は別にニーニの自慰を禁止したわけではないのだから、自分でしていなかったのか?
して欲しいかった?
むぅ……そう言われると、ほだされるな。
確かに、毎日だの一日おきだのと言われると躊躇するが、週一くらいなら……うーむ。
しかし、やはりあれは卑猥なことだし……むぅ、それは。
そうだな……もちろん愛しているとも。
嫁なのだから、夫を喜ばせることも努めではある。
よかろう。
週一くらいならば、ニーニのオナニー手伝いをしよう。
うむ。
嫁に二言はないぞ。
だがその前に、私のことも喜ばせて欲しいものだな?
……は!?
ちっ、違う!
私に性的なことをするなどと、よくそんなはしたないことをっ……そうだ。
チュウだろ……キスは大切。
んっ……んん♪
んちゅ、ちゅっちゅっ、んぅう、ちゅむ……んっふ、ちゅぷ。
んむんむ、ちゅっぷ、んふん……あっふ、んぁあ、チュウ。
チュウ好きぃ……んん、んっちゅ、ちゅぷん。
んむんむ、んっ、ちゅぷ……ちゅっちゅっ、ん~っちゅ、んふん。
んじゅる、ちゅぶちゅぶ、んぅう~っちゅ、じゅるん!
んんっ、んっ、激しっ、んんっ。
ニーニ……んちゅる、んふん。
んん、んちゅっ、ちゅっぷちゅっぷ、ん~っちゅ、んむん……んん、んっふ、あふ。
ん~っはぁ、はぁはぁ、ふはぁ~♪
ニーニのチュウ、好き……ちゅっ、ちゅっ、んふ、ん~っちゅ。
うーん、私はこうしてるだけでいいんだけどな。
こうして抱き付いて、キスをしてるだけで、十分気持ちいいし、幸せな気分になれる……唇へのキスでも、頬へのキスでも、んん。
ほら、まぶたへのキスはどうだ?
んん、んっちゅ……んむんむ、んっちゅ。
あとは、
こうして耳へのキスでも……んん、んふ。
ちゅっ、ちゅぷ。
ちゅっちゅっ。
ちゅっ、んふ……ぺろぺろ、れろん。
ん~っちゅ、んふ、ちゅむちゅむ、ぺろんっ……愛してるよ、ニーニ。
私は幸せだ……ずっとずっと、こうしていたいよ。
ん~っちゅぷ♪
んん?
ふむ、なるほど。
キスと同じように、オナニーも気持ちいいワケか。
ならば仕方ない。
今日も射精させてやろうか……あぁ、当たり前だ。
もちろん手でするぞ?
はぁあ?
ニーニ、何をワケの分からないことを言ってるんだ。
オナニーは手でするものだろう?
それを口でなどと……口でするのはチュウだけで十分……はぁ、フェラチオ?