Track 10

Track 10

■10 どうやら、おばさんは出かけているらしいな。 なんとおあつらえ向きな……ふふっ。 ニーニ、今日一日がとても長かったという顔をしてるね。 その様子では、学業に身が入らなかったな? 学生の本分は学業だと言っているのに、性欲に負けてしまうとは情けない……だが、射精の快楽を覚えてしまった以上、毎日でも射精しなければむしろ勉学に支障を来すか。 なるほどな。 仕方ない、前言は撤回しよう。 オナニー手伝いは週一と言ったが……こらこらっ。 だからといって、やはり毎日というわけにはいかないな。 三日に一回にして……何、二日? むぅ……。 ならば、私の気が向いた時に二日目でも、ということにしてやろう。 ただし、やり方は私に任せてもらうからな? ……おや、不服か? ならば……ふふっ、そうかそうか。 納得したか。 さーて、それではっと…… ん、んんっと。 んしょっと……ほら、ニーニも脱いだらどうだ? 脱いで、ベッドに横たわるといい……おやおや、目を輝かせているところ悪いが。 セックスはしないからな? だから、コンドームを出しても駄目だ。 さぁ、横になって……んん、私もニーニの横で……あぁ、本当ならこのまま昼寝をしてしまいたいのだがな、残念だ。 こんなに激しく勃起していては、とても眠気など襲ってこないだろう。 だから、射精させてやらねばなるまい。 こうして、ふんわりと手で握ってぇ、んん、んふ……あぁ、今日も熱いな。 ビクンビクンと脈打つのが、手のひらに心地良い。 皮の付け根のクニクニとした部分が……何だ、そんなに胸ばかり見つめて……まずは愛する女の顔を見て、することがあるだろうに。 そうそう、口付けは大切だぞ? 乳房を見るのはその後……駄~目。 これ以上は脱がな~い。 んふふっ……ほら、嫁の唇を愛しておくれ? 私は同時に、ニーニの男性器もこう……んんっ。 しっかりと愛撫していてやるからな……あんっ、んっ、んちゅ♪ ちゅっちゅっ、んぅんぅ、ん~っちゅ、ちゅぷん。 んっふ、んむんむ、ちゅむっ、うちゅっ、ぅうう~っちゅむ、じゅる。 ちゅぅう、んっふ、はふ、、ん~……ふはぁ、はぁはぁ、あぁ、キスは本当に気持ちいいな。 唇の温かさ、舌のぬめり、唾液の甘さぁ……んちゅ! ちゅっちゅっ、んふん、ちゅぶちゅぶ。 じゅるっ、ちゅっちゅっ、んっちゅ、むふっ、ぅう~っちゅむ、んむん……ずっとずっと、こうしてキスだけして過ごしていたい。 そう思っていたよ? けど……ん、んん、んはぁはぁ。 こうしてペニスを擦っている時のニーニと来たら、それはもう情けない顔で……気持ち良さそうで。 なにやら、心の奥底がゾワゾワとさせられてしまうんだ。 んん、はぁ、はふ、あふん。 んふふっ、これは知らない感情だ……今までの私にはなかった気持ち。 本当にニーニは素敵な男性だぞ。 私自身も知らなかった思いをわき上がらせることができるなんて、ニーニだけだ。 んん、んはぁはぁ、はふっ……ちゅぷ! ちゅっちゅっ、んちゅっ、ん~っちゅむ、んむん。 ちゅぷちゅぷ、ん~っちゅ、ふふっ、あっふ、はふん……この思いでキスをすると、んちゅっ。 これまでのキスでは物足りなくなってしまう。 んん、んはぁ、あふ、んっふ……快感の虜になっているニーニとキスをすると、んん、私にまでその快感が伝わってくるようでぇ、んぁあ。 はぁはぁ、体中が甘い痺れに冒されていくのがわかる……これが官能なのだと、快感なのだと、すぐに体が理解する。 んん、はぁはぁ、心が性欲で満たされていくのが、よ~くわかる。 んっふ、ふふふ。 ニーニの性欲がペニスから伝わってくるのかな。 それとも、キスだけでも? だが、しかし……だからといって、性欲のままセックスをしてはただのケダモノではないか。 わたしたちは人間なのだから、ケダモノのようにするわけにはいかない。 性欲さえも理解して、理性で抑え込まなければならない。 私には、それができるぞ? ニーニにはまだ無理か? だけど、射精してしまえば性欲も出て行ってしまうのが男性の生理……だから、射精すればいい。 そのためのオナニー手伝いなら、今後もしてやるぞ。 今日も、思う存分射精するがいい。 ほーら、もうカウパー液が溢れ出して止まらない。 体が快感に喘ぎ、早く精液を出したいと先走っているぞ? ニーニの素敵な男性器が、嫁の手で撫でられて、扱かれて、気持ち良~く。 射精した~くなってる……ほら、ほら。 構うことはない。 この数日で溜めた精液を思い切りぶちまけてしまえ。 んん、んんっ、あぁいい、いいぞ? 私の手コキで、気持ち良くな~れ♪ ひゃっ、あんっ! んっ、んっ、んっくぅううっ……んん、んはぁ、は~、は~っ、あふん……おぉ、出た出た。 いっぱい出たぁ♪ ほらほら、まだ出るぞ? 気持ちいいか? いいか? はふ~~……射精する時のペニスの脈動は凄いな。 こんなに激しく動くものかと感心するぞ……こんな暴れん坊を咥えさせられた私の苦しみがわかるか? ふふ、ふふふ……いや、いい。 もう怒ってはいないよ? だから安心して、私にすべて委ねていればいい。 今度はちゃんと言いつけを守ったようだからな。 ご褒美をあげなければならないだろう? フェラチオとかで。