Track 202

プロローグ2

部屋の前に メイド「というわけでここがご主人様の部屋で御座います……どうだ?念入りに掃除しておいたから 気持ちいいだろう」 主人公「……(だんまり)」 メイド「また無反応か……なんだろうなぁこのご主人は……まぁいい私は仕事に戻るよ」 歩き出して数歩 メイド「なんか困ったことあればいつでも言えよ」 場面転換 夜になる ドアをノックする メイド「おい、ご主人メシどうすんだ?……食わないと力が入んねーぞ……おーい、なんで部屋から出てこないんだよ」 メイド「……わーったよ。私は余計なお節介ですってか……どうぞご勝手にご主人様」 場面転換 さらに夜 そっと部屋を出る主人公 メイド「……やっとお出ましですかご主人様……ほれ、食いなよ……腹、減ってんだろ」 メイド「作り立てだからうまいぞ……あ、勘違いすんじゃねーぞ……私が食いたかったら……その、ついでだ」 主人公「……」 メイド「何も言わなくてもいいよ……そのまま部屋に持って帰って食え……ただし「いただきます」 と「ごちそうさま」だけはちゃんと言え……私からはそんだけだ……じゃあな」 立ち去るメイドさん 途中で振り向いて メイド「……ちゃんと食えよ……うまいから」