プロローグ2
部屋の前に
メイド「というわけでここがご主人様の部屋で御座います……どうだ?念入りに掃除しておいたから
気持ちいいだろう」
主人公「……(だんまり)」
メイド「また無反応か……なんだろうなぁこのご主人は……まぁいい私は仕事に戻るよ」
歩き出して数歩
メイド「なんか困ったことあればいつでも言えよ」
場面転換 夜になる
ドアをノックする
メイド「おい、ご主人メシどうすんだ?……食わないと力が入んねーぞ……おーい、なんで部屋から出てこないんだよ」
メイド「……わーったよ。私は余計なお節介ですってか……どうぞご勝手にご主人様」
場面転換 さらに夜 そっと部屋を出る主人公
メイド「……やっとお出ましですかご主人様……ほれ、食いなよ……腹、減ってんだろ」
メイド「作り立てだからうまいぞ……あ、勘違いすんじゃねーぞ……私が食いたかったら……その、ついでだ」
主人公「……」
メイド「何も言わなくてもいいよ……そのまま部屋に持って帰って食え……ただし「いただきます」
と「ごちそうさま」だけはちゃんと言え……私からはそんだけだ……じゃあな」
立ち去るメイドさん 途中で振り向いて
メイド「……ちゃんと食えよ……うまいから」