Track 2

甘酒と悪戯と人目と声我慢と

;2 ;神社、参拝が終わった後で 「……お、戻ってきた。長かったねー、何をそんなにお願いしてたの? ……? まー、秘密なら秘密で良いけどさ……ん? あ、そだった。はい、あけましておめでとうございます、今年もよろしく……よろしく……よろ……し、く……う~~~ん、いや……礼儀的にはここで今年もよろしくおねがいします、っていうのが普通なんだけど……よろしくされたくないような気持ちも……」 「……それ、ボクにしてきた事思い出しながらもう一回言ってもらえる? ……あ、普通に言えちゃうんだ、そうだった、そういう人だったね……はぁ……ま、うん。今年もよろしくね……うん、まー、色々めちゃくちゃされたけど……ボクの趣味理解してくれる友達……友達? な訳だしね……ヤダナー、ギモンケイニナンテ、シテナイデスゾー……だから、自分がした事思いだそ?」 「……ほんっと、前向きっていうか、自分勝手っていうか……良いけどねー、どうせ今さら何か言ったって悔い改める事もないだろうしね……それで、これからどうするの? 参拝終わったし、適当に何か食べにでも行く? ……およ、何か優しい……何を考えてるんだろ……いや、今までの事を考えたらそりゃ疑うでしょ……優しい事言って油断させて何言いだすのかな、って思うし」 「そんなことないぞー、って言われても、ねぇ……え、あ……ありが、と……まぁ、うん、寒いし助かるけどさ……う、うん、待ってる……なんか調子狂うなぁ、もう……何企んでるんだろ……うう、なんかもやもやするなぁ……って、はや! もう戻ってきたの? ……あ、そ、そうなんだ……うん、ありがと……じゃあ、ありがたく頂くね? ……ふー、ふー、ふー……ふー、ふー」 「あぅ、熱いの苦手だし……いや、今は冷えた甘酒はノーサンキューだけどさ……これくらいなら平気かな……ん……こく……こく……ふぁぁぁ……あったまるぅ……だねぇ、神社で熱い甘酒飲んで、年越しーって感じだよねぇ……うわ、早めに言って良かったかも。ほら、みんな並んで結構な行列になってる……あー、そっか。近場の人なんかはギリギリになってくれば良いもんね」 「こくこく……ふぅ……なんか変な感じ……まー、うん、キミが変なのは知ってるけど……元々家の中、放送でしか女装してなかったのに今日なんか女装して参拝してるし……なのに今じゃ全然緊張もしてないしねぇ、慣れって怖いなぁ……それ、褒めてる? ふふ、別に怒ってないって……ま、そうかも。鏡で見て思ったけど、実際いてもそこまで珍しくない感じだったもんね」 「ま、相手が女の子じゃなくてキミっていうのが唯一の不満かなー……あ、の、ね、ボク、ノンケ。ホモじゃない、ノーホモ、オッケー? ……いや、ここ認めたら人間として後戻りできなくなりそうだし、キミが今まで以上に調子乗りそうだし……え、ぁ……べ、別にそういう意味じゃないし! ていうか、キスだってエッチだってキミから強引にってパターンばっかじゃん、もうっ」 「……そうなんだよね。ボク、童貞なのに処女じゃないとか、ハハ、わろす……そういう気遣い、良いから。ノーサンキュー! ……はぁ、もう……ほんと、バカだよね、キミは……ま、だから憎みきれないんだけどさ、ふふ……ん……こらこら、別にする事許してあげるって話じゃ……あ、んぅ……ん、ちゅぅ……キス、甘いんだけど? ……そか、お互い様か、くすくす」 「……ま、今くらいはね。年越しだし、一応デートなんでしょ? キミが無茶しなければそこまで怒ったりは……あ、んぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……えっと、怒られたいの? ……イチャイチャしたいだけって、バッカじゃないの? あ、んぅぅ……んぅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……そりゃ、コートの中に手を入れられて何かされたら怒るって……さっきのお礼って、何言ってんぅ」 「あ、んぅ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぱ……くちゅ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅぅ」 「こ、こらぁ……お尻、揉むなぁ……ていうか、バレるから……そうだけど、あんま人、居ないけどぉ……あ、んぅ……んちゅ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……お、お礼ならこういうのじゃなくてご飯とかそういうので……んぅぅ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……ふぁ、はぁ……ていうか、ボク、そんな我慢強くないから……声、出ちゃうから……ホント、ダメだってばぁ」 ;ここから声を我慢する感じで 「んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ふぁ、んぁぁ……や、バカ……スカートの中はダメだって……あ、んぅぅ……んちゅ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……や、ダメ……そこ、弄るのホントダメだから……あ、んぅぅぅ……ん、んぅぅぅ……はぁ、ふぁ……声、出ちゃうからぁ……興奮なんてしてないよ、バカぁ……あ、くぅぅ……はぁ、ふぁ……指、入れるなぁ……バカぁ……っ」 「はぁ、ふぁ……あ、んぅぅぅ……んく、んぅぅ……ほん、っっっっっと……少し甘い顔したらすぐイタズラしてぇ……あ、んぅぅぅ……くぅ、はぁ……はぁ、はぁ……そうだね、甘い顔したら甘い声も出して、じゃないから、ちょ、本当に声もれ……ん、んぅぅぅ……はぁ、ふぁ……んぁ、はぁ……なんで……イタズラばっかりするのさ、もぉ……うっさい、そんなん知らないやい」 「んぁ、ぁぁぁ……はぁ、ふぁ……んぁ、んぅぅぅ……ゆ、び……中で動かしたら……ホント、ダメだって……声、出ちゃうからぁ……あ、んぅぅ……くぅ、はぁ……はぁ、はぁ……しかも、急にキスしなくなるしぃ……して欲しい訳じゃないやい、もう! あ、んぅぅ……はぁ、はぁ……ふぁ、はぁ……ていうか、キミの考えは判ってるんだから……声我慢してるの見たいだけでしょが」 「あ、んぅぅ……はぁ、はぁ……ふぅ、はぁ……判るよ、判らないはずがないよ、判らないでかっ! キミ、ほんっとイタズラ好きっていうか……あ、んぁぁ……はぁ、ふぁ……んぁ、んぅぅぅ……ボクを困らせるの、そんなに楽しいのかよぉ……あ、んぅぅぅ……はぁ、ふぁ……あ、んぅぅぅ……うっさい、泣いてなんかないやい……ないけど……あんまりすると、ほんとに泣くから」 「はぁ、ふぁ……んぁ、んぅぅ……はぁ、はぁ……ボクが素直にならないからって……素直、だし……いつも、素直に……ん、んぅぅぅ……はぁ、はぁ……んぁ、んぅぅぅ……うう、やっぱりキミ、すごい意地悪だ……ボク、優しい人の方が好きだもん……ひぁ、んぁぁ……あ、んぅぅぅ……ん、んぅぅ……うう、そうやってどうしても言わせようとして……やっぱ意地悪だよ、ばかぁ」 「あ、くぅぅぅ……はぁ、ふぁ、はぁ……ふぅ、はぁ……んぁ、んぅぅぅ……はぁ、ふぁ……あ、んぁ……んぁ、んぅぅぅ……」 「や、だ……言わない……言うもんかぁ……言ったら絶対調子乗るし……調子乗って、今まで以上に好き放題するに決まってるし……ふぁ、んぁぁぁ……あ、んぅぅぅ……んぁ、んぅぅぅ……言わなきゃするって、それ、結局言わせたいだけじゃんかよぉ……はぁ、ふぁ……んぁ、んぅぅぅ……あ、くぅぅ……この、痴漢、変態、ホモヤロー……判った、言う……言う、からぁ……」 「はぁ、ふぁ……あ、んぅぅぅ……はぁ、ふぁ……言うけど、恥ずかしいから……耳、こっち……こっち、寄せて? はぁ、ふぁ……あ、んぁぁ……んぅ、はぁ……うう……ここでわーー、とかやりたいけど……だよね、知ってる……無敵かよぉ……はぁ、ふぁ……んぁ、はぁ……はぁ、ふぁ……気持ち、良い……気持ち良い、けど……外で、されたら……声我慢しなきゃだからヤだぁ」 「はぁ、ふぁ……あ、んぅぅ……んく、んぅぅぅ……うぅ、やっぱり調子乗ってるぅ……だから言うのヤだったんだよぉ……ふぁ、んぁぁ……あ、んぅぅぅ……はぁ、はぁ……そんな嬉しそうな顔してれば判るに決まってるだろう、ばかぁ……はぁ、ふぁ……あ、んぅぅぅ……んぁ、んぅぅぅ……ヤダ、これ以上はヤダぁ……うう、だってこれ以上言ったら……絶対、絶対変なことするもん」 「ふぁ、んぁぁぁ……あく、んぅぅぅ……ふぁ、はぁ……本当? 本当に変なこと……しない? ……うぅ……ウソだったら本気で怒るからなぁ……はぁ、ふぁ……あ、んぅぅ……はぁ、はぁ……気持ち、良いの……好きだけど……外だとヤだから……はぁ、ふぁ……あ、んぅぅ……んぁ、んぅぅ……お願い……場所、変えよ? 違うとこ……ホテル……行って……したい……ダメ?」 「ふぇ……あ、んぅぅ……んちゅ、ちゅるぅ……ふぁ、はぁ……ど、どういう返事のしか……ひぁ、んぅぅぅ……はぁ、ふぁ……うう、やっぱり調子に乗ってる……もう、ここまでだからこれ以上のおねだりなんて、絶対しないから……ふぇ……あ、ぅ……そ、それは……良いの、もう……ホモじゃないけど、ホモで良い、から……お願い……気持ち良く……キミで気持ち良くして……?」 「あ、んぅ……んちゅ、ちゅぱ……ふぁ、はぁ……うん、場所変えよ……うぅ……結局流されたぁ……しかもめちゃくちゃ恥ずかしい事言わされたしぃ……あ、んぁぁ……んちゅ、ちゅぱ……はぁ、ふぁ……うう、良いもん、今日は女の子の格好してるから女の子みたいで良いもん……あ、んぁ……はぁ、ふぁ……だから……優しく、エスコートして……じゃないと怒るから、ばかぁ」 「その前にちょっとだけって……ちょ、ちょっとだけでも結構ヤバ……んぅ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……こ、この意地悪、ウソつき、ほもやろぉ……あ、んぁぁ……んちゅ、ちゅぱ……*ふぁ、はぁ……れろ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぱ……ちゅるぅ」 ;*からフェードアウト ;3秒程度間