■01
はぁあ~……うぅ、う~。
あぁもう、うう、んっは~ぁ……んん?
あっ、お、お父さんっ。
ごめんなさい、ため息うるさかった?
お仕事の邪魔しちゃったかな。
そっか、そこまで大きな声でうめいてないわよね、あ、あはは……はぁ~。
あぁうん、ごめんね。
やっぱりうるさいわよね。
ううん、何でもないの。
いつものことだから……。
それより、もうお仕事はいいの?
夕飯の準備なら私がしておくから……そう?
でも本当にいいのよ?
在宅のお仕事の上に、家事まで全部任せっきりにしちゃうのも、ねぇ。
ふふっ、ありがとう。
でも、お母さんは家事全般頼りにならないから、私が色々できるようにならなくちゃって思ってるの。
もう立派な大人なんだから、料理だって洗濯だって。
できる、ように……うぅ、大人なんだから~、んっはぁ~……うぅ、体ばっかり大きくなったって、大人とは言えないわよねぇ。
本当にもう、何で体ばっかりこんなに……うぅ。
それもこれも、お母さんのせいよね。
遺伝?
お父さんは小さいのに……あ!
こっ、小柄だし?
たまたま、私の方が大きくなっちゃったけど、お父さんだって小さくは……。
うぅ、ごめんなさぁい。
お父さん、背が低いこと気にしてるのにぃ、うぅう~……うん。
まぁ、今日もね?
男子にデカ女とか言われて~……別に好きで背が高くなったワケじゃないんだけど。
そ、そう?
えへへ、そうかな……ありがと。
そう言ってくれるのはお父さんだけよ。
ううん、ホントホント。
クラスの男子にはデカいとか圧迫感があるとか、ウシ女とか……。
あー……何か、胸?
お尻もね、大きいからウシって。
うぅ、乳牛扱い~……酷くない?
人の身体的特徴を笑いものにするのは良くないわよね?
うんうん、本当にそう。
うん。
あ~ぁ、クラスの男子もみんなお父さんみたいに紳士的だったらな……って。
あぁでも、男子に可愛いとか言われても気持ち悪いかな?
嘘臭いし。
……綺麗って言われるのも嫌。
前に、えっと……な、ナンパ?
されたことあって……あはは。
あふぅ~……知らない人に綺麗だね~とか、美人だね~とか言われても全然嬉しくないし、むしろ怖かったし。
あぁ、大丈夫大丈夫。
知らない人に声かけられて、ホイホイついて行くわけないじゃない。
それに、友達といる時はナンパなんてされないし……一人の時は気をつけてるけどね。
んふふ、大丈夫~♪
一人で危ない所行かないし、お買い物だって……お父さん、一緒に行ってくれるんでしょ?
……うんっ。
私もお父さんと一緒に出かけるの大好きよ♪
スーパーへのお買い物だってデートみたい。
前にも、ほら~……新婚夫婦と間違えられちゃったりしたじゃない?
きゃ~♪
やんやんっ。
新婚さんよ~?
新婚さん、あぁん。
うんっ、嬉しいに決まってるじゃない。
それだけ、お父さんが若くて格好良く見られたってことだし。
素敵な父親を持つことは、この世の全娘の憧れなんだから~、んふふっ。
だから私、お父さんに可愛いって言われるの好き……うーん、お父さんになら美人って言われても嬉しいかも?
言ってみる?
うんっ。
聞いてみる♪
……ん……んん……。
んはぁ……はぁ、ぁん、んん……んぁ、あぁん、んん、んっふん、ふふふ。
あぁもう、こそばゆい~。
何だか首筋の辺りがサワサワする感じ。
……うん、うなじ。
くすぐったい。
あぁ~、でもいいかも~。
お父さんに言われる綺麗って、何だか大人になるような気分。
うん……可愛いは素直に嬉しくて、綺麗は刺激されちゃう感じ?
心が、刺激されちゃう。
あ。
そっか。
ドキドキする感じかも、って言うか、ドキドキしてる。
ほら、触ってみて?
ほ~ら~、ここ!
うん……胸の谷間ね~……伝わってる?
ドキドキ、ドキドキって。
んん、んっふ、ぅん、んん。
んはぁ……はぁ、はぁはぁ、あっふ、んぅん、んっふぅ。
んん、んぁあ、あぁ、はぁ、はぁはぁ、あぁふ、はふんっ……あっ、あん!
んっはは。
くすぐったい♪
はぁはぁ……え、えぇえ?
だ、誰にも触らせたりなんてしないわよ!
んもう、お父さんのエッチ。
女の子のオッパイなんだから、他の人が触るわけなぃ……あー。
と、友達がたまに悪ふざけして揉んだりは……おっ、女の子に決まってるでしょ!?。
それに、男子はウシ女の胸になんか興味ないわよ……でしょ?
本当に男子って馬鹿で子供ばっかり。
乳房は女性の魅力のひとつなんだから!
……と、最近は思うようにしてるの。
だってさ~?
体の大きさしか取り柄がないなら、女性的な魅力を磨くくらいしか……そ、そう?
えへへ、やっぱりそうかなぁ♪
んふふ、ありがとうお父さん。
大好きっ。
あっ♪
ねぇねぇ?
じゃあ、この大きな胸も可愛いと思う?
やぁん、綺麗なの~?
んふふ、そっか~。
お父さんから見ても魅力的なオッパイなら嬉しいわ……本当に?
じゃあ、もっと言って?
うん。
もっと……んん、んっふ。
んはぁ、はぁはぁ、あぁん。
お父さん、好き。
大好きぃ、んん、んはぁ、はぁはぁ……あぁん、ゾクゾクしてきちゃう。
お父さんって、私を喜ばせる天才よねぇ、んん、あぁん。
んっ、んっふ……み、耳元、くすぐったぁ、あぁん。
あん、んんっ……お、お父さっ、んん。
んはぁ、はぁ、はぁはぁ。
あぁ、大好き……お父さん、あぁん、お父さっ、んん。
んはぁ、はぁ、はぁはぁ、んぁ、あぁあ、はぁ、はぁはぁ、あっふ、んぅん。
あ。
ちょ、ちょっと待って?
あん、んん。
息が、はぁはぁ、耳にかかるの、くすぐったい……んはぁ、はぁはぁ、あっふ、んん。
ゾクゾクして、はぁはぁ、ドキドキしすぎちゃう感じで、んん、はぁ、はぁ、んはぁ~。
んっひゃ!?
……あっ、あぁ、お母さんからメール……はぁ、はぁはぁ。
ん、んん?
あぁ、何だ……うん。
今日も帰り遅くなるから、先に夕飯食べててって……って、そっか。
お夕飯作ろうかっていう話してたのよね。
あ、あはは……えっと、どうしよっか。
私、作ろうか?
……うん、わかった。
それじゃお願いしちゃうね。
私、宿題しちゃうから。