(1).サキュバスギャル姉妹と遭遇
(効果音)パンパン音
えいみが前回の主人公とセックスをしている横で、いずみがファッション雑誌を読んでいる
えいみ「お姉ちゃぁ~ん!久しぶりに童貞の精液も欲しくない~」
いずみ「そうねぇ……その子も流石にもうあまり芳醇な精液を出せなくなってきたし……久しぶりに童貞狩りを再開しましょうか?」
えいみ「マジで!? やったぁ~!」
いずみ「それじゃあ、早速探しに行きましょうか」
えいみ「うん! あっ、そういえばお姉ちゃん何の雑誌読んでたの~? アタシにも見せて~!」
いずみ「ああ、これ? 流行の物が載ってる雑誌よ」
えいみ「へぇ~、あっ! 本当だ~! このニットワンピ超カワイイー! ん? へぇ……最近の人間界って色んな店があんだねぇ~、ほら、アニメキャラクターのフィギュア専門店だってさ」
いずみ「あら本当。気がつかなかったわ……女性向けと男性向けとでしっかり分けられてるのね」
えいみ「ねぇ、お姉ちゃん、そこ行ってみない? 男性向けの方」
いずみ「え? いいけど……えいみ、アニメに興味なんて……あっ、分かった。こういう場所なら生身の女の子に慣れてない子が多そうってことね」
えいみ「そゆこと~!」
いずみ「分かったわ。それじゃあ……久しぶりに人間に化けましょうか」
えいみ「だね! 久しぶりだから上手くできるかなぁ……えいっ! やったぁ~! 成功~」
いずみ「それじゃあ私も……んんっ! こんな感じで良いかしらね」
二人が人間の姿に化けて街へ繰り出す
えいみ「う~! もう一時間も待ってるのに全然童貞っぽいの出て来ないよぉ~!」
いずみ「本当ねぇ……ヤリチンっぽい男共には沢山ナンパされたけど……はぁ……」
えいみ「あんな奴らの精液なんかマズ過ぎて飲むのも注がれるのも無理だってのっ!」
いずみ「コラ、えいみ声が大きいわよ! そんなんじゃまたヤリチン共にナンパされて――あら? この香り……あの子からみたいね」
えいみ「あっ、あそこでニヤニヤしながら袋の中身覗いてる奴だねっ! よぉ~し!」
えいみ「ねえねえ、アンタ童貞でしょ? アタシ達とイイことしない?」
いずみ「コラ、えいみ! ごめんなさいね? でも貴方、とっても素敵な童貞の香りがするからエッチしてあげても良いと思ったのよ」
えいみ「なにキョドってんのよ。マジキモイんですけど~。つかさ、お姉ちゃんとアタシがエッチしてあげるって言ってんだからもっと喜びなさいよね」
えいみ「はあ? 意味が分からないって? バカなんじゃないの! そのまんまの意味じゃんっ!」
いずみ「まあまあ、こんな所で話してたら他のお客さんに迷惑だし、とりあえずあっちに行って、詳しくお話しましょう?」
二人で両サイドから腕を組み、無理矢理人気のない裏路地へと連れて行く
いずみ「お金を巻き上げる気も、その大事そうに持てるお人形を奪い取るつもりもないから安心してちょうだい。私達はあくまでも、童貞の貴方から芳醇な精液を頂くためだけに声を掛けたの」
えいみ「そうゆーこと。だから早く精液寄越しなさい」
えいみ「なんでって……それは、あ~! メンドイ! お姉ちゃん、アタシ達の正体、コイツに見せて納得させてやろう」
いずみ「そうね。このままじゃ埒が明かないし。んんっ……アタシ達、サキュバスなのよ♪」
二人が変身を解きサキュバスの姿を表す
えいみ「サキュバスだからアンタの芳醇そうな童貞精液を搾り取るために……ちょっ、――キャッ!」
えいみの腕を掴んで「萌える!」と叫ぶ
えいみ「はあ? ……なにが萌える、よっ! きっしょく悪いわね!」
いずみ「この子、脳みそがないのかしら? それとも単にお馬鹿な変態なだけ?」
えいみ「いつもならアンタみたいなキモイヤツ、口も聞いてやらないけど……童貞くんだから仕方なく遊んであげるわ。感謝してよねっ!」
いずみ「私も、貴方みたいな冴えないだけじゃなく、心底気持ちの悪い子なんか相手したくないけど、さっきの発言の慰謝料としても……たっぷりと精液を搾り取ってあげるわ。感謝しなさい」