トラック3 毒のように染み込む
(SE:オナホ:ゆっくり:小さく)
咲 「先輩、しっかりしてください。顔に出てますよ?
気持ち良いのは分かりますけど、ここで誰かにバレたら……。
ふふ。分かりますよね?
さて、行きましょうか。」
(SE:歩く)
咲 「あら、早速誰か来ましたね。」
(SE:両方の歩く音:交差して止まる)
咲 「こんにちは。お疲れ様です。
ああ、これですか?古い資料が未整理のままだったので、片付けようと思いまし
て。どうしても一人では無理だったので、先輩に頼んだんです。
ねえ、先輩?ふふ。
はい。ではこれで。」
(SE:歩く音:逆に交差し消えて行く)
咲 「最初は何とかなりましたね。
緊張していますか?心臓の動悸が私にまで聞こえますよ?
先輩、顔が乱れてます。これじゃ、誰かに疑われるかも知れませんね。
それに、先輩のそんな顔を見てますと、私も集中出来なくなるんですよ。
力加減が出来なくなるかも……分かりますよね?ですから、頑張ってください。
あ、また人が来ました。しっかりしてくださいね。」
(SE:両方の歩く音:交差して止まる)
咲 「こんにちは。お疲れ様です。
あ、私ですか?大丈夫です。先輩のカウンセリングで、良くなりました。ご心配、
ありがとうございます。全て先輩のお陰ですよ。
うん?音、ですか?さあ、何でしょう?私には聞こえませんけど。
あれ、先輩、顔が赤いですよ?具合でも悪いんですか?
すみません。気付かずにお願いしちゃって……。
あの、宜しければ先輩の代わりに荷物を運んでくださいませんか?
私の力では無理でして……。ありがとうございます。
先輩、良かったです。荷物運んでくださるそうですよ。
お任せして休まれては……?あ、そうですか。
無理なさらずとも……。ふふ……。
すみません。お願いしたばかりに、先輩がどうしてもって。ですから、先輩にお
任せ致しますので。
ご厚意ありがとうございます。はい。先輩のことは心配しないでください。ちゃ
んと休ませますので。ふふ。では、失礼致します。」
(SE:歩く音:逆に交差し消えて行く)
咲 「もう、慌てちゃって。
私の方から先輩を困らせること、予想外でした?ふふ。
戸惑い乱れる先輩の顔……とても可愛かったですよ?私好みで……。
さあ、もうちょっと頑張ってください。ほら、あっち。先輩の解放される場所が、
すぐそこなんですよ?
後少し、後少しで良いんです。頑張れ、頑張れ~。」
(SE:扉開く歩いて入室)
咲 「おめでとうございます、先輩。無事に辿り着けましたね。
どうでした?スリルたっぷりだったでしょう?
先輩らしくない逸脱だったんでしょうけど、だからこそ気持ち良い行為だった
と思います。
ああ、まず荷箱から下ろしましょうか。」
(SE:箱の中を探す音)
(SE:オナホ:普通の早さ)
咲 「力加減はこれで良いですか?私としては結構制御出来てると思いますけど。
気持ち良いでしょう?先輩の為に、結構高いオナホを用意したんです。
童貞の先輩には、今までの何よりも強い刺激な筈……。
我慢の限界でしょうね。ずっとここにいたんなら既に射精してたかも……。
先輩、早漏ですから。ふふふ。
どうでした?箱に隠れてオナホコキされながら外を歩いた気分は?
絶対しない筈の、バレたら罵られるような淫乱を行うその背徳感……。
堪えられない程気持ち良かったんじゃないですか?
先輩の気持ち良さの為に、考えたんです。ふふふ。」
咲 「でも、面白いですね。
生まれ付きのこの超能力。一時はヒーローを夢見たものの、今はただ先輩の性欲
処理の為に使ってるんですよ。
色々条件があって、ヒーローには不適合だと判定されたんですけど、
先輩を気持ち良くさせるには充分な力です。」
咲 「あれ、どうしたんですか?
何か……不満げに見えますけど。
言いたいことがおありでしたら言ってください。
言わなければ、人は分かりませんので。
ああ、なるほど……。ふふふ。
やっぱり先輩は可愛いですね。はい。良く言えました。
気持ち良くなりたいと素直に言うとは、先輩も随分スケベになりましたね。
恥ずかしがることは無いんです。気持ち良さを求めるのは、自然現象ですから。
さて。待ちに待ちました、ご褒美の時間です。
後ろの壁に手を置いて、体を支えるようにしてください。
はい。そうです。腰はちょっと後ろにしてお尻を私の方にしてください。」
(SE:足音)
(SE:服の音)(咲、後ろから密着する)
咲 「先輩の背中、広いですね。
分かりますか?先輩の背中に触れている、柔らかい感触。
成長中なので、まだ大きさは足りないかも知れないけど、柔らかさにだけは自信
ありますよ?
ふふ。顔を見ずとも、先輩の表情が分かります。
耳が真っ赤ですよ?やっぱり、まだこんな露骨なスキンシップには弱いですね。
あら、ダメですよ、崩れたら。両手でしっかりと支えなきゃ。
先輩が崩れますと私、倒れちゃうんです。可愛い後輩を怪我させるつもりです
か?
はい。その勢いで。ふふ……。」
(SE:オナホ:普通の早さ)
咲 「気持ちはどうですか?
女の子のお胸から背中に伝わる体温。
お尻から感じるスベスベ、プニプニの太もも。
胸からお腹まで、ゆっくりと撫でる両手の刺激。
何度体験しても慣れない、魔性の快楽でしょう?
女の子の体ってそう言うものなんです。
存在自体で男性を誘惑し、思考を曇らせ、ボーッとさせます。
はい。先輩は、もう私から逃れられません。
完全に、私の体の虜になりましたから。
その証拠に……えいっ。」
咲 「ふふ。何でしょう、今の呻きは。
両手で乳首をひねるのがそんなに気に入ったんですか?
ずっと弄ってきた甲斐がありますね。
最初は微妙なお顔でしたのに、ここまで開発されて……。
乳首だけでこんな泣き声を上げる先輩のこと、社会では何と呼ぶのか知ってま
すか?
変・態・マ・ゾ。
はい。先輩は完璧なマゾに成り下がったんです。
違いますか?本当に?ふふ。」
(SE:服の擦れる音)
咲 「乳首を撫でただけなのに、オナホからこんな嫌らしい音が鳴ってるんですよ?
恥ずかしいからって、嘘はいけません。
ウソツキの悪い子には、お仕置きですよ?
乳首の周りを指でぐりぐりと焦らして……。
人差し指で撫でて……一気にポチッと。
ふふふふ。あら、あら。気持ちが良すぎたか、腰が崩れそうになっちゃって。
それではダメですよ。言ったじゃないですか。
先輩が崩れると、私まで倒れるんですよ。
それで、怪我でもしたら、どう責任を取るつもりですか。ふふ。
先輩もそろそろ、自分の幸運に気付いて良い筈なのに。
そう。先輩は幸運児なんです。
だって、自分の手を使わずに、乳首を指で弄られながらオナホでおちんちんシコ
られてるんですよ?
普通はこんな経験、出来ませんよ。
それに、女の子に弄られて興奮する、人並み以上の性欲を持った先輩を好きにな
る女の子って、果たして、いるんでしょうか。
私だから、先輩の性欲が処理出来るんですよ。
どうです?これで分かりました?
自分がどれ程情けなく、だらしなく、悲惨なのか。
私がどれ程慈しみ深く、美しく、気遣いの良い女性なのか。
そう。私達は端から違うんです。
なのに、私はわざわざ先輩の相手をしているんですよ?
ありがたくないんですか?敢えて言うのなら、先輩は私を崇拝しても足りない
んですよ?
ふふ。良い子。恥ずかしがり屋なのに、素直で、理解も早い。
流石先輩。目を付けていた甲斐がありました。
はい。先輩は違うんです。普通の男達は、愚かですよ。」
(SE:服の擦れる音)
咲 「例えば、先出くわした二人。
話をしながら私のお胸や足を視姦していました。
遠くからお尻まで視姦していたんですよ。
以前からそうでした。あの二人だけではありません。
ここの男達は皆、私のこと視姦していたんですよ?
きっと気付かれないと思って。
でも、それはバカな男達の勘違いなんです。
女の子には分かります。
だって、あんなに視線がべと付くんですよ。
あんな気持ち悪いのが身に触れて知らずしていられます?
でも、先輩は違った。
寧ろ私の体から目を逸らして話していました。
ふふ。気付かないとお思いでしたか?
ねえ、先輩。どうしてだと思います?
どうして先輩は私の体が直視出来なかったんでしょう?
ふふ。分からない?そうですか。面白いですね。ふふふ。
大丈夫です。いずれきっと分かります。
心配しないでください。私が先輩のお側で、答えが見付かるように助けてあげま
すから。」
(SE:オナホ:早く)
咲 「そろそろ……出したくないですか?
良く我慢出来ました。結構焦らしていたのに、未だ射精しないとは。
えらい、えらい。ふふ。
これも全て、先輩の早漏を改善する為なんですよ。
決して私個人の欲望ではないですから。
ふふ、分かれば良いですよ。それより、呼吸が乱れていますね。
イきそうなんですか?直ぐにでも射精しそうに見えますが。
じゃ、今日はカウントをしてみましょう。
私が0ゼロまで数える前に出してはいけません。
簡単でしょう?では十から数えます。」
咲 「10。
あと少し。あと少しの辛抱です。
9。
心臓の鼓動が早くなったみたい。そんなに興奮しますか?
8。
うん?ふふ……ヨダレが顎をなぞって地面まで垂らされてますよ?
7。
困りますね。まだ半分以上残ってますよ?
6。
我慢しきれなかったら、お仕置きですよ。それも辛~く苦しい。
5。
まさか、お仕置きが欲しくてわざとしているんじゃないでしょうね?ふふ。
4。
全身が痙攣しているのが感じられます。必死に我慢しているんですね?
3。
嬉しいな。私の指示を守ろうと頑張っちゃって。
2。
でも残念でしたね、先輩。可哀想に……。
1。
私、0を言うつもりなんてありませんよ……?
ふふふ。はははは。何てことでしょう。可哀想な先輩。
必死に我慢したのに。これで出せると希望を持って頑張ったのに。
虚しくも、全て無駄になっちゃいますね。
1……1……1……。
決して0にはなりませんよ。
白いのをびゅびゅっと激しくオナホに出したいんでしょうけど……。
おあいにく。私の許可無しでは出来ない。
私無しでは射精も楽に出来ない、情けない、可哀想な人。」
咲 「ねえ。射精しちゃえば?
これ以上我慢出来ないじゃないですか。
充分頑張ったじゃないですか。
ほら、ほら。精液が尿道から零れ出ることを想像してみてください。
電気が流れるような快楽。これまで経験したことの無い気持ち良さ。
欲しくないですか?心躍りませんか?
男らしく、やっちゃいましょう?後のことなんて気にせずに……。
ああ~。頭の中が真っ白になりますね。
やっちゃって?やっちゃって。
射精しなさい。このマゾ!」
(SE:射精)
咲 「ふふ。結局、射精しちゃったんですね。
約束一つ守れない、情けない先輩。
でも、そんな先輩を直様叱りつけない程、私の心は広いんです。
まずは、射精を見届けてあげます。
最後の一滴まで出せるように、ちゃんと付き合ってあげますから。
ふふ。遠慮はいりません。私のお気遣いなんですから。」
咲 「すごいですね。オナホから零れ落ちた精液が地面一杯。ふふふ。
すっきりしました?足が震えていますよ?
恐らくは、立ってるだけで精一杯。
気持ち良かったでしょう?あんなに長く我慢したんですから、気持ち良くない
筈、ありませんね。
でも、がっかりです。私との約束、守らなかった……。
まあ、守れると思ってなかったんですが。ふふふ。
お仕置きされる覚悟は、出来ましたよね?先・輩。
ふふ。そんなに怯えなくて良いんです。
今すぐ何かをしようとは思ってません。
このお仕置きは、後のお楽しみで。
今はただ、射精直後の気持ち良さに浸っててください。
では、私はこれで失礼します。
念力をここまで使ったのは久しぶりなんで、流石の私でも疲れました。」
(SE:歩き出して止まる)
咲 「あ、それと、床は早く掃除しといた方が良いですよ。
誰か入ったら、匂いで分かりますので。
ふふ。では、後程。可愛い先輩。」
(SE:扉を抜け出してフェードアウト)