トラック5 歪んだ憧憬
(SE:扉開ける)
(SE:扉閉まる)
(SE:足音)
咲 「あ、先輩。もう来てたんですね。
約束の時間まで随分残ってるのに……ふふ。
そんなに楽しみにしてたんですか?私達の密会……。
それとも……。」
咲 「私に弄られるのが待ち遠しかったんですか……?」
咲 「ふふ。先輩の反応には飽きないなぁ。
つい意地悪したくなります。
まあ、戯れはここまでにして……。
そろそろ溜まってないんですか?性欲。
ふふ。顔を赤くしちゃって。良いんですよ?
年頃の男の子なんですもの。仕方の無いことなんです。仕方の無い……。
最初から言ってますが、先輩の性欲管理は私の役割です。
仕事に障らないように、確実に絞り出してあげますよ。
あ、今日はちょっと違うのかな。正確には、私じゃないんです。
理解に苦しむお顔ですね。ふふ。
前に言いましたよね?私の秘密を教えるって。
今日にしましょう。
ちゃんと見ててください、先輩。
人に見せるのは、初めてですから。」
(SE:咲、姿を変える)
咲 「どうです?先輩。
いや、この姿では違和感があるな。言い方も変えた方が良さそう。
外見だけでは、私の方が年上になるから……。
君、にしよう。ふふ。
どう?この姿。胸も大きくなったし、お尻だってムチムチになったんだ。
触りたくなるでしょう?
状況が理解出来てないようだね。ふふ。まあ、無理もないっか。」
(SE:周りを歩く)
咲 「カウンセリングでは隠しておいた事実が幾つかあるんでね。
これがその一つ。
スカーレット・ウィッチーズ。彼女達に監禁された際、本当は身体改造の手術を
受けていてね。
そのテクノロジーによって、このように成長した姿になれるようになったんだ。
勿論、それにも限界があって、長くは維持出来ないけど……。
私の願望を叶えるには充分だから、別に良い。
ふふ。驚いた?私にこんな能力が宿ったのこと。
それとも、彼女達に身を委ねたこと、なのかな?
世界って面白いよね。思い出してご覧なさい。自分の身に起きたことを。
親しい後輩にしか思っていなかった女の子が、最近になっていきなり自分を支
配した挙げ句、今になってはこんなエロい体のお姉さんになって見下している
のよ?ふふ。
あら。複雑な顔をしてるね。どうしたら良いか、迷っている……。
迷うことは無いのよ?それより……。」
咲 「折角得た私の新しい体……。
試してみたくない……?
この体なら、色んなことが出来るのよ?
熟れた果実のようなこの体なら、君の望む全てのファンタジーに答えられるわ。
想像してみて。このお胸で何が出来るかを。
お尻だって大きくなってね。敷かれたいとは思わない?
きっと気持ち良いんだろうさ。分からないけど。
想像の中にしか存在しなかった、理想のお姉さんとの甘い一時。」
咲 「ふふ。もう顔がとろけてる。そう。それで良いのよ。
いつものように、私に体を委ねなさい。
楽しみはこれからよ。
ではまず、こっちから頂こうかしら。」
(キス)
咲 「あら。キスしただけなのに、目がとろんと。
徹底的に絞り出したつもりなのに、未だ快楽に弱い。
上司としても、男としても。笑っちゃうわ。ふふ。
ほら、しっかりしなさい。楽しみはこれからよ。」
(SE:脱衣)
咲 「ふふ。もう我慢汁で塗れてる。
やっぱり、お姉さんからのキスは、刺激強すぎたかしら。
初めからこうなんじゃ、果たして、最後まで行けるのかな。
じゃあ、私も……。」
(SE:脱衣)
咲 「嫌らしい~。待ち焦がれていたかのように目を大きくしちゃって。
そんなに気になるのかしら。ふふ。
さあ、先から見つめていた、お胸よ。
元の姿でも小さい方ではなかったけど、こっちの方が良いでしょう?
片手では握り切れない程の大きさに、力を入れるまま受け入れる柔らかさ。
触るだけで幸せ過ぎて気絶しちゃうかも……。
まあ、あくまで触れるなら、の話だけど……ふふ。
その手で私に触れるなんて、十年早いわ。
大人しく私の手の中で弄ばれなさい。
それだけで、身に余るわよ。」
(胸て性器を包み込む)(SE:肌に触る音)
咲 「あら、おちんちんが消えちゃったわ。
ちっぽけで、最初から我慢汁垂れてたダメなおちんちんはどこなんだろう?
どうせ、女一人満足させない程度のおちんちん。この際、無くしたっ
て良いでしょう?どう思う?」
(SE:パイズリ:普通の速さ)
咲 「うん?体が震えているな。
具合でも悪いのかしら。
私?私はただ、お胸を揉んでいるだけなのよ……?ふふ。
もみ、もみ。
もみ、もみ。
ここまで大きいと、何と言うか……。
面積が広くて、疲れちゃうわ。
力を入れすぎると痛いから、円を描くように優しく……。
ふふ。何。私の動きに合わせて、声を出しちゃって。
君に何かをしている訳でもないのになぁ。気持ち良いことでもあるのかな?
まさか、お胸を見ただけで興奮しちゃった?
全く、救いようも無い変態ね。
そんなにお胸が好きなら、存分に見てなさい。
もみ、もみ。
もみ、もみ。
力を入れて、上下に……。
もみ、もみ。
もみ、もみ。
力を交差して、上下に擦れるように……。
もみ、もみ。
もみ、もみ。
うん?お胸の間に何かあるようだね。
小さくて良く見えないけど……。
何だろうね。ねえ。君はどう思う?
あら、もうとろけた顔しちゃって。
そんなに私のお胸が気に入ったかしら。
見るだけで感じるとは、みっともない。
ふぅん。何だろうね。いっそ潰しちゃおっか。
えいっ、えいっ。
へえ、予想外に堅い。
もっと力入れてみよっか。」
(SE:パイズリ:早く)
咲 「ふぅん、どうしても潰れないなぁ。
意外にしぶとい。
うん?ふふふ。君、何してるのかしら。
目の前で腰を回しちゃって。
先から動いているのよ?知らなかった?本当、みっともない。
気持ち悪いから止めて貰える?
今、お胸の間に挟み込まれたものを潰しているから、大人しくしてなさい。
君なんかに構う時間など、無いわよ。
では続けて……。
えいっ、えいっ。
何か零れだしてきたようだけど。そろそろ潰れるのかな。
良し、この勢いで。えいっ、えいっ。
壊れてしまえ~。潰れてしまえ~。」
(SE:射精)
咲 「あら、お胸に温い液体が……。
壊れきったのかな?どれどれ。
ああ。ふふふ。何よ。ちっぽけで女一人満足させない早漏のダメちんちんじゃな
い。
見えないと思ったら、お胸に挟まれていたわ。
流石は君のおちんちんだね。お胸が好きみたい。ふふふ。
見付けて良かったね。こんなおちんちんでも、男の象徴なんだから。
さて、見付け出してあげた私へのお礼は?
さあ、言いなさい。
『お姉さん、ありがとう。ちっぽけで早漏の僕のおちんちんを見付け出してくれ
て。』
ふふふ。恥ずかしくないのかしら。
男としてのプライドなんか、これっぽっちも無いみたい。
おっと、いけない。休ませないわよ?
普段ならこの辺で終わりだけど、今日は違う。
重要な話もあるし。
そろそろ、君に首輪をつけなくちゃ。
ふふ。どうやらおちんちんもその気になってるみたい。」
(男性器を太ももに挟む)(SE:肌に触る音)
咲 「どう?おちんちんが太ももに挟まれた感触は?
お胸とはまた別格でしょう?
柔らかくてプリプリした感触。
ふふ。ヨダレ垂らしているわよ。
口もつぐめない程乱れるなんて……全く向上心なんて無いわね。
挟まれただけでこれとは……。
本番はこれからなのにね。」
(SE:素股:普通の早さ)
咲 「太ももでおちんちんを撫でられる気分はどう?
両足のぷりぷりした肉に挟まれて締められる圧迫感。
まるで、本物のセックスでしょう?
ある程度は、本当よ。気付いてるでしょう?
太もも以外にも感じられる、気持ち良さ。
そう、パンツの感触よ。
当然よね。太ももの上は、あそこだもの。
女性にとって、最も大切なとこ。また、一番気持ち良くなるとこ。
お・ま・ん・こ。
ことの大事さが分かった?
薄い布一枚を挟んで、私のおまんこが君のおちんちんに触れてるのよ?
私のあそこと、君のダメちんちんが擦れ合ってるわ。
ふふ。嬉しい?幸せ?感激かな?
そうよね。君なんかにここまでしてくれた女なんて、無かった筈。」
咲 「そう言えば、結構時間が経ってるなぁ……。
あの時の告白の答え。まだ聞いてないわよ。
ふふふ。滑稽だわ。
快楽に陥られて、あほ面になって、恋人になってくださいだなんて……。
告白にしちゃ最低だわ。今の言葉、どの女性にだって断れるわよ?
勿論、私にも。
ああ、そんな悲しい顔しないで。
だって、そうでしょう?
私と君の関係は、あの時とは違う。
同位の恋人関係になんて、今更なれると思う?
現実を見なさい。
前にも言ったよね。君の立場は、オモチャ。或いは、奴隷に過ぎない。
そう思わない?ふふ。そう。理解が早いわね。
なら、もう一度言ってごらん?今の立場を踏まえて。」
咲 「ふふふ。そう。そうでなくちゃ。
ダメな自分を認めた上で自らを屈めた、醜く悲惨な告白。
ちゃんと聞き取った。見事だったわ。こっちの胸までゾクゾクする程。
その通り。君は私の捕虜なのよ。
いつでも弄べるオモチャであり、私の気分次第に扱える奴隷であり、
私の為に命も落とせる隷(しもべ)。それが君なのよ。
体が蠢いている。まるで痙攣でもしているようだわ。
自分の立場が動物以下になってるのに興奮するだなんて。
全く、変態マゾは度し難いな。
だって、それが気持ち良いんでしょう?ふふ。」
咲 「ところで、私の為に働くのが何を意味しているかは分かってる?
まあ、気持ち良さに頭をやられて、分からないのかしら。
じゃあ、特別にお姉さんが教えてあげる。
私の為に働くのはね。」
咲 「スカーレット・ウィッチーズの為に働くことなのよ。
つまり、裏切ること。
だって、私はもうスカーレット・ウィッチーズの幹部としてここにいるのよ?」
咲 「ふふふ。その表情。見物だわ。
表面上、抵抗すべきなのに、抗えない気持ち良さで心と体が別になってる。
これじゃ、壊れたお人形だね。ふふ。
さて、私に抗い切れるのかな?
もう私からの快楽に陥られて、私無しでは生きていけない君に。
無理よ。女体に無防備な君には、到底。
まさか、耐え切れると思ってる?
ふふ。面白いことを言うじゃない。
君なんか、私の気分次第では……。」
(SE:素股:早く)
咲 「ほら、どうかな?大口叩いておいて、結局は?
表情が全て語ってるわよ。
打ち上げてから十秒も経ってないのに、目が振るえてる。
それに、顎を伝うヨダレ。
分かった?
無意味な抵抗は止めて、受け入れるのよ。
カウンセリングの初日。絞れ出されたあの瞬間から全ては決まっていた。
快楽を注ぎ込んで、君の心を毒した。
性欲処理を名目に、私好みの糸を繋いだ。
気付かないまま、性欲に目が眩み、快楽を求めるようになった君は、
私の思うまま動くようになりつつあったのよ。
残酷と思う?
怖い?
違うね。そうではない。
禁忌を犯す背徳感。
その気持ち良さを知ってしまったからには、
これもまた、自分の性欲を満たす、一つの出来事に過ぎない。
そう。気持ち良さの為なら組織をも裏切られる程、クズに成り下がったんだ。
ふふ。悲しむことは無い。空虚なその心は、私が快楽で満たしてあげるから。」
(キス)
(SE:射精)
咲 「まあ、威勢の良いこと。
これまでで一番多い量かしら。
それ程、気持ち良かったんでしょう?
体は正直よ。
うん?ああ、流石に連続射精は懲りるのかな。
さあ、疲れただろう?お姉さんのお胸に顔を埋めて良いわよ?
優しく抱いてあげる。
そう、良い子だわ。
何も心配しなくて良いわ。
お姉さんは、君だけのものだから。ふふふ……。」