最後の1日
/;SE:セミの声
【愛里】
「はい、アイス持ってきたよー。食べて食べてー。ふふっ、こんな暑い日はやっぱりこれに限るよねー」
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【愛里】
「よいしょっと……ふふ、いただきまーす。あむ……ん、ん~~~……はぁー、このひんやりとした冷たさ、全身に響く~~~……!」
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【愛里】
「はむ……ん……あれ? どうしたの? 食べないの? いつまでも持ったままだと溶けちゃうよー?」
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【愛里】
「……明日帰るのが寂しい? あー、そっか、そういうことか。……本当だね、時間が経つのって早いよねー」
//ボイス位置:11
【愛里】
「君が来てから、今日で3日目……明日帰っちゃうんだもんね。わたし、すっかり忘れてた……」
//ボイス位置:11
【愛里】
「いつの間にか、いつまでも居てくれるんじゃないかって、そう思ってた気がする……」
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【愛里】
「……今度会えるのって、いつだろうねー。次の大型連休は……あー、やっぱり冬休みになっちゃうのかな……」
//ボイス位置:11
【愛里】
「そうなると、12月かー。遠いなー。ちょくちょく遊びに行ける距離じゃないもんねー……」
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【愛里】
「……ふふ、でもさ、その分たーくさん遊んだって考えようよ。前向きに、前向きに、ね? あはっ」
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【愛里】
「色んなことしたよねー。お風呂入ったりー、夜中までこっそりゲームしたりー、川で水遊びしたりー、あとはー……」
//ボイス位置:11
【愛里】
「……ふふっ、エッチなこと、覚えちゃったり。……あは、やっぱり思い出しちゃうよね、このこと……」
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【愛里】
「……ねえ、どうだった? 君の初めての射精の相手がわたしで、本当に良かった?」
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【愛里】
「わたしは……とても嬉しかった。君のことを、ちょっとだけ先に大人にすることが出来て……楽しかったり、嬉しかったり……」
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【愛里】
「それに……とーってもドキドキしちゃった、ふふっ。君の可愛いところとか、エッチな顔とか、たくさん見れたし……」
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【愛里】
「だからね……今年の夏休みは、とっても素敵な思い出になってるなーって……今、凄く感じてるんだ、あはっ」
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【愛里】
「君はどう? わたしとして……嬉しかった? ……うん、そっか、それなら良かった、ふふっ」
//ボイス位置:11
【愛里】
「こんな田舎に住んでるから、あまり都会のことは分からないけど……ふふっ、多分だよ? 多分だけど……クラスの他の男子より、君の方がずーっと大人になってるよ?」
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【愛里】
「だって本当は、女の人とあんなエッチなことをするなんて、もっとずっと大人になってからのことだと思うし……」
//ボイス位置:11
【愛里】
「それに……ふふっ、それはわたしも……かな。わたしも……周りの友達より、ちょっとだけ大人になっちゃったかも……」
//ボイス位置:11
【愛里】
「彼氏とエッチなことしちゃったーって話、あんまり聞かないし。たまにね、そういうのを自慢してくる子もいるけど、多いってわけじゃないから……」
//ボイス位置:11
【愛里】
「だから……この夏休みで、わたしも結構大人になっちゃったみたい、ふふっ。……ありがと、全部君のおかげだよ」
//ボイス位置:11
【愛里】
「でもね……それも今日で最後なんだなーって思うと……まだ足りないの。もうちょっとだけ……もうちょっとだけ、君と一緒に大人になりたいなーって……」
//ボイス位置:11
【愛里】
「だって、今日が最後だから……最後のチャンスだから。今日を逃すと、次に会えるのがずっと先だから……」
//ボイス位置:3
【愛里】
「……ねえ? 今度はわたしからお願いしてもいい? ……ふふっ、簡単なことだから、安心して?」
//ボイス位置:3
【愛里】
「全然難しくないし、ちゃんとわたしが教えてあげる。だから……ね? ……最後の思い出、一緒に作ろ?」