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■04
うん、うん……分かった。気を付けて行ってきてね……あっ、お、お母さん。あの……何時頃、帰ってくる? 夕飯前にはって……具体的には? そう、分かんないよね……う、ううん! なんでもない……ただ、夕飯の準備とか、どうすればいいかなって……。
しなくていいの? うん、分かった。それじゃ、お父さんも行ってらっしゃい……うん、いいってば。わたしは別に、買いたいものもないし……読んでない本がいっぱいあるから、日曜の午後はいつものように読書タイムだよ……うん、行ってらっしゃい。
……ふぅ。あ……お、お兄ちゃん。うん、2人とも出かけちゃった。きっと、5時くらいまでは帰って来ないね……だから、時間はいっぱいある……べ、別に、だからどうしたっていうわけじゃないんだけど……ち、違うよ。別に、お兄ちゃんと一緒に……うぅ。
そうだよ……一緒にいたかったから、行かなかったのっ。んもう、そういうのは、察して欲しいなぁ……なんでわざわざ言わせるの? ……わたしが? 普段はあんまり思ってること言わないから? そ、そうかな……お兄ちゃんには、結構言ってると思う……。
確かに、学校ではあんまり言ってないかな。だって別に、なにかに要求があるわけじゃないし……え? お兄ちゃんに要求はないかって? うぅん……あるのは、お兄ちゃんの方なんじゃないの? だって、しばらく家には2人っきりなんだし……あ、あんっ。
部屋、戻るの? わたしの部屋? それとも……お兄ちゃんの部屋? どっちがいいかって? それは……決めるのは、わたしなの? そ、それじゃあ、わたしは自分の部屋に……あっ、あん! わたしが決めるんでしょう? それなのに……。
結局、お兄ちゃんが決めるんじゃない……このまま、わたしを部屋に連れ込むの? 連れ込んで、なに、するの? また、わたしの裸、見たいの? か、考えはまとまったかって……うぅ、み、見せるのは、たまにならいいけど……ごくんっ……たまになら。
今日? う、うん……分かった。でっ、でもやっぱり、胸……までね? だから、わたしの部屋にしよう? おっぱいまでなら、見せてあげる……見るだけだよ? 触るのは禁止、絶対、駄目……それでいいなら、見せてあげる……いい? うん、それなら……。
お兄ちゃんは椅子に座ってて? わたしは、ベッドね……ここが境界線。お兄ちゃんは、ベッドにあがってきちゃ駄目、ここから入ったら駄目……分かった? もし、少しでも来たら、そこで終わりにするからね? じゃ、じゃあ脱ぐから、むこう向いて……。
え? み、見たいの? 脱ぐところから見るの……うん、いいよ。見るだけなら、許してあげるね……。
んっ、んん……うん。パジャマじゃないんだから、ブラはしてるよ……別に、洗濯物でも見てるでしょう? そんなに、珍しくないよ……ごくんっ。
はい……脱いだよ。ショーツは脱がないって言ったでしょう? む、胸、隠さないでって……うん、分かった。お兄ちゃん、乳首見るの、好きだもんね……前も、すっごく見てた。乳首ばっかり見てた……分かるよ。視線が、ずーっと乳首に向いてたもん。
あぁ、お兄ちゃんの目が、熱い……んんっ、熱いよ。おっぱい、そんなに好き? そうなんだ……自信なかったけど、お兄ちゃんが好きなら、それでいいや。世間一般は関係ないもんね? わたしは、お兄ちゃんさえ満足してくれるなら、それで……んん。
脚……開くの? ショーツ、丸見えになっちゃう……こ、これは脱がないよ? お互いの性器を見せ合うのは、お兄ちゃんの部屋に行ったらって、言ったでしょう? でも、ショーツならいいよね……直接、アソコが見えないから、まだ我慢できる……ごくん。
そ、それでも、恥ずかしいんだよ? お兄ちゃんだから見せてあげるの……大好きな、お兄ちゃんが望むから、仕方なく……ごくんっ……こ、これで、いい? これ以上は、無理、だよ?
え……? お、お兄ちゃん? どうして……ずっ、ズボンを脱ぐの!
え、えぇ!? すごいっ、おぉ、大っきい! それ……チンチン? だよね……そんなに大きくなってるなんて、聞いてない……知らないっ! な、なんで見せるの!? わたしは見せないよ!? 見せ合いっこだけど、わたしは……ごくっ……見せないって、約束……。
え……見せなくていい? そ、そう……それじゃ、どうしてチンチン見せるの? 見せるんじゃなくて……自分で? 自分で、なに? なんでハァハァ言うの? なんで……チンチン握るの? そんなに、擦ったら……あぁ、はぁ、はぁ……っ!
お兄ちゃん……チンチン、擦ってるの? 見ていいって言われても……む、無理だよぅ! わたし、知ってるんだからね? それ、オナニー、でしょう……自分で性器をいじるの、オナニーっていうの、知ってる……わっ、わたしはしたことないよっ!
やり方、分かんないし……お兄ちゃんが、知ってるなんて思わなかったしっ……お、お兄ちゃん、オナニーしたことあるんだ。今までも、ずっとしてたの? そうして、チンチン擦ってたの? ふぅん……そ、そうなんだ。お兄ちゃん、オナニーしてたんだ……。
き、気になってなんかないよ? わたしにそれ……チンチン付いてるわけじゃないから、見たって同じコトができるわけじゃないし。お、女のオナニーは、別だって言われても……わたしは、自分で性器を触ろうだなんて思ったことないしっ、な、ないよ!
本当だもん……オナニーなんて、したことない。どういうものかは、なんとなく分かってるけど……お兄ちゃん、ハァハァ言ってる。それ、エッチな気分だからでしょ? オナニー、気持ちいいんでしょう……それって、わたしの裸、見てるから? そ、そう……。
前から、チンチン大きくしてたもんね……それ、射精しないと、小さくならないんでしょう? 男の人はそういうものだって、友達から教わったことある……恋人がいる女友達。もう、セックスもしたことあるって……うん、知ってるよ。セックス……知ってる。
近親相姦は……知らないけど、セックスがどういうものかくらい、もうしってるよ。保健体育の授業でもやったし。男女別々にやったよ……女性として、男性の生理を学んでおかないといけないって……だから、知ってる。お兄ちゃんのしてること。
ごくんっ……わたしの体に、欲情してるんでしょう? 恋人なんだもん、性欲があるのは当然、なんだけど……でも、でもね? 恋人だけど、わたしたちは兄妹だから……近親っ、うぅ……知らないっ。近親相姦がなんなのかなんて、わたし知らない……。
でも、お兄ちゃんが今、どういう気持ちでいるのかは分かるよ……射精、したいんでしょう? チンチン擦ったら、精液が出るって……赤ちゃんの元が出るって、習ったもん……ごくんっ……わたしで、欲情してるんだよね? 妹に、性欲持っちゃってる……。
お、お兄ちゃん……オナニー気持ちいいの? チンチン扱くの、そんなに気持ちいいの? あぁ、そんなに激しくしたら、痛くない? ほら、先っぽ、すごく赤黒くなって……はぁ、はぁ、すごい。大きく腫れ上がって、こ、こんなに大きくなるなんて……。
え……えぇ? なに!? なにが出るの? あ……せ、精液!? ど、どうすればいいの? わたし、なにかした方がいい? えぇと、えぇとっ……お、お兄ちゃん、お兄ちゃぁん!
……んぁああ!? あっ、あっ、あぁっ……で、出たぁ……ぁあああ!
あぁ、出た……精液、これが精液……ごくんっ……あったかい。うわ、ヌルヌルしてる……んっく、すごい、匂い……これが、赤ちゃんの元。これを、膣内に注ぎ込むと、赤ちゃんができる……ごくんっ! ちょ……ちょっと、お兄ちゃん……お兄ちゃん!
触っちゃ駄目って、言ったのに……違うの! 精液が、わたしにこんなに、かかって……これだって、お兄ちゃんだもん。お兄ちゃんの精液がかかっちゃったら、触られたのと一緒、だもんっ……んはぁ、はぁ……約束、破ったから、今日はここまで……。
も、もう終わり! チンチンしまってっ、わたしも着替えるっ……だから、出て行って。今日はもう、お終いにして……じゃないと、わたし……お、おかしくなっちゃう……い、いいよ。精液は、わたしが拭っておくから……いいから出て行くのっ!
はぁ、はぁ……精液、こんなにすごい匂いだなんて思わなかった。こんなに、いっぱい出るなんて……あぁ、顔と、おっぱいにかかってる……ん、ぺろんっ……んうっ!? 変な味……で、でも、これがお兄ちゃんの味、なんだ……ごくん、ん、ぺろん。
すごい。わたし、精液舐めてる……お兄ちゃんの赤ちゃんの元、舐めちゃってる……あぁ、どうしよう。女性器、トロトロになっちゃってるよぅ……これ、これって、セックスしてもいいっていう証拠、なんだよね……わたし、お兄ちゃんとセックス、してもいいのかな……。