⑩四日目 ~バックヤードでロストバージン~
帰ってから、何度オナニーしたかわからない…
そのせいで一睡もできなかった
夕勤の人には顔色の悪さで心配かけちゃうし…
内容が内容だったから何も言えず、申し訳ない気持ちでいっぱいだ…
店長は、私の目の前で動画を消してくれた…
それはつまり、解放してくれたってことで…
私はもう、店長の言いなりになることもなくて…
もう、エッチな要求をされることもない…
でもなんだか……掴もうとした手をやんわりと振りほどかれたような……
そんなよくわからない喪失感が、今わたしを襲っている……
普通に考えたら喜ぶべきで…
でも今は、とてもそんな気分になれなかった…
気持ちよく私の身体を支配してくれる店長…
優しいけど、気持ちよさよりも不安が先立つ彼…
私が今求めているのはどちらなのか…
誰に、なにをしてほしいのか…
考えて考えて……胸が痛くなるほど悩んで……
最後に残ってたのは、店長のオチンチンの硬さ、精液の熱さ、匂い……
店長のことばかりがフラッシュバックして…
ようやく私は、決心がついた…
【理紗】
「あの……昨日の続き、して……ください……」
客足が途絶えて、そろそろ誰も来なくなる深夜帯…
私はバックヤードで、店長の制服の裾を掴んで懇願した
彼は驚いた様子もなく、むしろ彼氏との関係を心配してくれて…
決心したはずなのに、心がズキリと痛んだ…
【理紗】
「彼のことは……いいです……今は、その……もう、ガマン、できなくて……」
自分でも最低なことを言ってるのはわかっていた…
それでも私は…あの先にある快感を知りたい…
彼氏のじゃなくて、店長のモノを求めて甘く疼いているオマンコに、応えてあげたい…
さらに強く引っ張ると、店長はゆっくりと振り向いて…
そして静かに、私を抱きすくめてくれた…
【理紗】
(あっ……これ、だめ……っ、わたし……っ……おち、ちゃう……っ)
【理紗】
「は、ぁ、あ……っ……っ、んっ、は、あ……っ……っ
ぁ、ふ……ぅっ……っん……んんっ、ん……ふ、ぅ~……っ」
私の不安ごと抱きしめてくれるような抱擁に、
心の奥底がじんわりと温かくなって、軽くなっていく…
そんな自分に、嫌悪と、蔑みと、どうしようもない儚さを感じながら…
震える手で、彼の背中を抱きしめ返した…
【理紗】
「は、ぁ……ッ、ちゅっ…んっ…っじゅるっ、む、ぅ…っ!
んふぁっ、あふっ、じゅむぁ…っ…れるぬろぉ…っ、ちゅく、くちゅぷっ…!」
落ちる、堕ちる……
舌が絡まるほどに、女としての価値と、彼氏への罪悪感が、削げ落ちていく……
【理紗】
(うそ、おぉ…っ…舌、からめただけで…っ
すごく、濡れて…きちゃう、ぅ…っ!)
蜜の零れ始めたお股をすり合わせながら…
まるで遠距離恋愛中の恋人同士のように、長く深く、舌を絡め続けていく…
【理紗】
(キス、すご……っ! こんなに、感じちゃうなんて……あぁぁ……っ)
腰が甘く砕けていく感覚に酔いしれながら…
徐々に店長に、身体を預けていく…
そのまま机の上に押し倒されて、制服のチャックを下ろされ、
シャツをまくられて、おっぱいを露出させられる…
【理紗】
「んはぁっ…ッ! はむっ、んちゅ、るむっ、ぢゅるむ、ぅぅ…っ!
んんっ! んっ、ふぅ、ん…ッ! あぷっ、んむぁっ、れじゅむっ、ぅうんッ!」
唾液を交換しながら生のおっぱいを揉みしだかれて、切なげに身悶える…
ぐにぐにと形を変えられ、乳首をいじられ…
彼氏しか知らないはずの感触を、目の前の男性に知られていく…
オセロのようにひっくり返されて…
どんどんと、店長のアドバンテージが増えていく…
【理紗】
「んはぁぁ……ッ……はっ、あぁぁ、ぁぁぁ……っ……
んふ、ぁっ……っ……んっ……っは、ぁぁ、ぁ………っ」
離れていく店長の舌と私の舌の間に、透明な液体が橋を作り、消えていった…
その様子をぼんやり眺めている間に、店長は股間からいきり立ったオチンチンを露出していて…
すでにぐしょぐしょに濡れてしまっている私のアソコに、擦りつけ始めた…
【理紗】
(あっ…ゴム……言ったほうが、いい…よね……?)
売れてガタガタになってる棚を整理してるときに、コンドームが目に入ってきたことはあった…
少し上目遣いに、店長を見る……
目線が絡み合って……生でしたいってことが、わかってしまった……
【理紗】
(ナマって確か……きもちいいん、だよね……
全然違うって聞いた……ゴムは擦れて、痛いとかも……)
でもさすがに、妊娠は避けたい……
避けたいけど……店長の要望にも、応えてあげたい……
ううん……店長の要望に応えるフリをして……
私はこの流れのまま、セックスを経験してみたいだけだ……
間が空けば、それだけ熱も下がる……
そうするとまた、モヤモヤし続けてしまうのが見えるから……
答えは決まっているのに、迷ったフリをして、じらしてから……
私は、わかってもらえるかもらえないかくらいの勢いで……少しだけ、首を縦に振ってみせた……
【理紗】
「――あっ、あっ?
んっ、くっ……っぅあっ、あはっ、あッあぁぁぁぁぁっっ!!?」
ずぬぬっと……私のナカに侵入してくる、硬くて丸い亀頭部分……
それは、意外なほどあっさりと入り口を通過して……
彼氏のオチンチンの最高到達点を、一瞬にして超えてしまった……
【理紗】
「ん、ぐ…っぁあっあ……ッ! は、ぐッ……っ、くぅっ、ぅうん……ッ!
ふっ、ぅうっぅ……ッ! ……ぅ、ぐっ…ッぅう、う、んんん……ッ!」
迫りくる瞬間に恐怖して、必死に掴まる場所を探る…
その頼りなく揺れていた手は、店長の手に捕まって…
両の手のひらを合わせる形で、ゆっくりと……指が絡め取られていく……
【理紗】
(あぁっ…これって、恋人、つなぎ…っ?
や…っ、それはちょっと、さすがに…っ)
最後の砦を守ろうとするように、必死に逃れようとして…
でも叶わなくて……私は店長と、手でも合体してしまった……
【理紗】
(あ………手、あったかい………なんか……安心、する………)
ほどよい力加減で包み込んでくれて……
私はそれにすがろうとして……すんでのところで思い留まった
【理紗】
(ここで握り返しちゃったら、完全に恋人……
店長とは、そんなんじゃ、ないから……っ)
ここまでくれば、何しても同じ…ってなるのは簡単
でも私は、身体は許したけど、心を許したつもりはないから…
大好きな彼氏のために、心の操だけは、とっておきたい……
例えそれが、処女を失ったことを補うことができなくても…
さとちゃんが、その事実を許してくれなかったとしても…
彼女として最低限……心だけは、彼氏に向き続けていないといけないと思った……
【理紗】
「は、あぁぁ……ッ! ぐ…んっ…ッ…ぅっ、はぁっぁぁッ!
ふぐ、っぅぅぅ……ッ……はっ、あぁっ……ッ! ぅっ、ぐ、ぅっ…ぅうう…ッ!」
【理紗】
(うはあぁ…っ! ゆっ、くり…ッ…はいって、くるよ、ぉぉ…っ!
あぁ…ッ! こわい…っ…こわいぃぃ…ッ!)
徐々に奥へ、奥へと侵入してくる大きな異物…
襞をこすられるたびに、苦しさと甘さの混じった吐息が漏れる…
恐怖と快感と期待感がない交ぜになって私を襲い…
表情で、身体で、膣内で…店長に素直な反応を返してしまう…
【理紗】
(あぁ…っ、どうせなら、一気に…っ…いっきにいぃぃ…ッ!)
乱暴に攻め立ててくれれば…無理やり犯してくれれば…
割り切って、身体だけが目当てだったと言い切れそうなのに…
優しくされて…閉じようとしていた心が、オマンコのように広がっていくのを感じてしまう…
年上の店長にとって、私の決意なんてとてもちっぽけなもので…
この人の大きさを、イヤというほど思い知ってしまう…
【理紗】
「ふ、ぐ、ぅ……ッ……ぁっ、ぁあっ、あはああああああぁッ!??」
やがて膜のようなものに、オチンチンの先っぽが引っかかって…
亀頭の形に歪められながら、その膜は――簡単に引きちぎられた
【理紗】
「んッ……ッ……ぁ、あ……ッ……ッ!
はっ、ぁ……ッ……ッぁ……ぐ…ッ…んっ、はぁ、ぁっぁ……ッ!」
愛液とは違った液体が流れ出ていくのを感じる……
処女喪失の証が、ドクドク、ドクドクと……
オチンチンは子宮の入り口まで入り込んで……
とても満足げに、ドクン、ドクンと力強く脈打っていて……
私は、目の前のこの人に……バイト先のバックヤードで……初めてをあげたことを、実感した……
【理紗】
(さとちゃん……ごめん、なさい……っ……だめな彼女で、ほんとに……ごめ……っ)
心の中で泣きそうになって……
でもそれは、唐突に活動を開始したオチンチンによって遮られた
【理紗】
「んぁっ!? あっ、ぅっ、はっ、ああぁッ!?
んッ、んっ、くっぅう…ッ! あっ、んあぁっ、んああぁんんッ!」
そんなに激しく動かれてるわけじゃなくて…
でも今の私には十分すぎる衝撃となって返ってくる…
硬く反り返ったオチンチンが出ていって、また入ってきて…
襞がめくられて、戻されて…わけがわからない…
【理紗】
(これ、が…っ…せっ、くす…っ?
なんか、わかんない、けど…っ……すご、ぉぉぉ……っ!)
痛いのか、気持ちいいのか曖昧で…
でもそのフワフワした感覚がなんだか心地よくて…
だけど、それはほんの一瞬の出来事で…
だんだんと、でも確実に…気持ちよさが昇っていく…
【理紗】
「ぁっあっあっ!? あ、く…っ…んぁっ、あっはっ、あっああぁッ!
んっ、んっぅ…っ…あっ、ふぁっ♪ ぁっ、あくっ、ぅ…あっ、あふっんっ♪」
処女の証と愛液越しに、襞をゴシゴシされて…
自分でもわかるほど、声の甘さが増していく…
表情も固さが取れて…右肩上がりに跳ね上がっていく快感に、ほころんでいく…
彼氏と迎えるはずだった、素敵な時間…
でも、彼氏とでも、こんな気持ちになれたかどうか…
膣内で感じるオチンチンの形、硬さ、いびつさ……
彼氏のとは全然違うモノ……私と、とても相性の良いオチンチン……
【理紗】
(これが、さとちゃんのモノだったら、よかったのに……)
とても失礼なことを考えながら……でも、それだけじゃないってことも、理解してて……
ここに至るまでの流れとかで、イヤというほど、この人と彼氏の差を思い知らされる……
どんなに好きでも……男女の関係はそれだけじゃないってことを、理解させられる……
そして、そんなことがどうでもよくなってしまうほど……
未知の快感が私の中を駆け巡って、蹂躙していく……
【理紗】
「あぅっ、んはっぁっ♪ あっ、あ、んっ、んっ、あっあっ♪
んふっ、んっ、んんっん♪ あっあっ、あっあっあっぁああっ♪」
何度も何度も打ち寄せる快感の波に翻弄されて、声がどんどん甘く高くなっていって……
でもその高鳴りは、突如鳴り響いた来店チャイムの音にかき消された……
【理紗】
「んぇっ? えっ、あっ、やっ、あぁぁ…っ…てん、ちょ、ぉ…っ
おきゃくさ…っ…おきゃくさま、きちゃい、ました、からぁぁ…っ」
腰の止まらない店長を止めようとして…けど、手も足も満足に動かすことができなかった…
【理紗】
「んっ、ふぅ、く…っ…っ…ぅっ、は、ぁぁっ…っく、ぅう、ぅ……っ……
っ…ぅ…っ……っ……ぅうっ、く、ふ…っん、ん、ぅ……っ……」
声をなんとか押し殺しながら、首を伸ばして、監視カメラを確認すると…
お客様は雑誌売り場で、マンガの立ち読みを始めていた…
しばらくは大丈夫そうな雰囲気に、ホッと一息ついて…
でもその息は、激しさを増した店長の責めによって再び乱れた…
【理紗】
「や――ああぁっ!? てん、ちょ…ッ…てんちょ、おぉぉっ!
だめ…ぇっ! だめ、ですってぇぇ…ッ! あっ、あはっ、ああぁぁぁっ!?」
ジュプジュプ、ジュプジュプと、卑猥な音が大きく、速くなっていって……
【理紗】
「あっ、やっ、んっ、んんっ、んっ、はぁっ、ああぁっ…!
あぅっ、はっ、くっ、ぅうんっ…んあっ、あっ、あっ、あぁっぁ!」
その音が、私を耳からも犯して……
理性がガラガラと、崩れていく音がはっきりと聞こえた……
うねりくる大きな快感に抗えず、声のガマンも限界に達しようとしたとき――
【理紗】
「てん、ちょぉ、ぉ……っ……お口……っ……おくち、塞いで、ください、ぃいい…っ」
あまったるい声を発して、手をキュッと握り返して…
まるで恋人にねだるように、キスをせがむ…
店長は顔をゆっくりと近づけてきて、私の声が外に漏れないよう…
自分だけのものにするかのように、唇を深く重ねてきた…
【理紗】
「んはあぅむ…っ…んぁあっ、れぷ、んふんああぁぁぁ…っ♪
れぢゅうううむ…っ♪ んぢゅるうむっ、ぢゅるむっ、ぢゅるむううぅぅぅっ♪」
濃密に唾液をバックヤードで交換しあう、店長とアルバイトの店員…
売り場にいるお客様に知られたら、どう思われるんだろう…?
答えのわかりきった自問自答をしながら、舌を強く絡めて…
その息遣いからなんとなく、射精が近いことを悟った…
【理紗】
(えっ……でる……? でるって……せーし?
かれしいがいの、せーし……だめ、そと、に………)
残ったわずかな理性で店長を押し返そうとして……
でも、彼の手を握っている腕には力が入らなくて……
そして、私は自分でも気づかない間に……
店長の腰に両足を回して、強く固定してしまっていた……
【理紗】
「てん、ひょおおぉぉ……んぢゅぁっ……なかは、らめ、れすからぁぁ……んぷんあぁっ
そと、にいぃぃ……れぢゅむぅっ、そとにおねがい、します、ぅぅ…あっあぷっあぁぁっ♪」
言葉にも態度にも微塵の説得力もなくて……
子種くださいと言わんばかりに、店長を引き込んでいく、私の身体……
【理紗】
「あかひゃん、れきちゃいます、からっああぁっ…れぢゅぷっ、んあぁ…っ
ろいへ、くらはいぃっ、てん……ちょおぉっぉぉおっ、んぢゅっ、んぢゅるむっぅ♪」
【理紗】
「ああっ、ふくらん、りぇえぇっ?
んぷっ、んあぁっ、てん、ちょ…っ! てんちょ…んぢゅるっ、てん、ちょおおぉぉぉっ!」
【理紗】
「あっ、あぷぁぁぁ――っ、~~っあ、ぢゅるっ、んぷあはっあああぁぁぁぁぁあんんんっっ♪♪」
ググッと大きく膨らんでから、ビュムルゥッと勢い良く子宮に注がれる、大量のセーシ……
もっともっととせがむように、さらに自分の奥へと引き寄せようと蠢く、私の手と、口と、足……
ビュムッ、ビュムウゥッと、質量のある子種を子宮の壁に叩きつけられながら――
【理紗】
「んぷぁっ、あふああぁっ♪
イキ、ますっぅううっ♪ あっあっ――ああっああぁぁぁぁぁぁぁっっ♪♪」
私は、今までに感じたことのない最高の絶頂を……
彼氏じゃない人の中出しで、知ってしまった……
【理紗】
「あっ、あぁっ、ぁぁぁ……っ……んぷっ、ぢゅむっ、ぁ……っ……
は、ぁぁ、ぅうぅ……ッ……あ、ふ…っ…ぢゅぷ、ちゅぱ、ぁ……っ……」
呼吸が止まりそうになった私の口を店長の唇が塞ぎ…
息が整うのを誘うように、ゆったりと舌が這い回ってくる…
いまだ私の中でビクビクと震え続けるオチンチンの硬さと…
子宮から零れる精液の質量を感じ取りながら…
私の脳裏に、彼氏の顔が浮かんでは…すぐに消えていった……