5家主とお昼寝を。
[食後、暖かい陽光のなかで寝転がる二人]
にひ……なんだかいいですね。
だって……ほら、腕枕。
家主、自然にしてくれてますけど、これ……とっても心地いいんですよ。
いつも押し入れで眠ってますので、こんなに暖かくて、家主を近くに感じられて……幸せです。
(チカのお腹を撫でる主人公)
ぁっ……んゅ…………
家主ぃ……おなか撫でるのはめっ、ですよ?
無許可の身体への接触は、座敷わらしコンプライアンスによって禁止されてますので。
手持ち無沙汰なんですか?……しょうがないですねぇ……
だったら僕が代わりに……この手、ぎゅって握っててあげますから……ね?
ん……ふ…………家主……幸せですか……?
はい……家主の幸せ……暖かくて……ん……っ……v
なんだか胸が高なってきちゃいました……添い寝してあげなくちゃいけないのに……
……でしたら、一緒に眠るんじゃなくって、僕が家主を寝かしつけてあげる方で行きましょうか。
ええ、家主はこのままで……僕がちょっと体制を変えて……
(チカ、主人公の耳元へ顔をやる)
(囁き声で)
えへへ……いかがですか?家主……
こうやって耳元で囁くの……お好きかなと思いましたので。
にひ……良かったです。
……ぽかぽか陽気で……ほわぁって……なっちゃいますね……
んふふ……家主……家主ぃ…………
……幸せ……いっぱい僕の中に……んふ……ゅ…………
本当はこういうのは膝枕でっていうのがマニュアル通りなんですが……添い寝ですし、いいですよね……
えっと……では、深呼吸してみましょう……
すって~……はいて~……
すって~……はいて~……
すって~……はいて~……
んふふ……家主のお胸に手をおいていると、呼吸する度に上下して面白いですね……
脈が落ち着いてきましたね……段々と眠りに落ちている証拠です……
すって~……はいて~……
すって~……はいて~……
すって~……はいて~……
暖かくて……柔らかくて……気持よくて…………
だんだん眠くなってきました……よね?
……あれ?おかしいですね……家主、まだ起きてます……
もうそろそろ眠ってくれると思ったんですが……
えっと……僕、なにか足りないですか?
どうしたら家主に、もっと気持ちよくなってもらえますかね……
(主「耳にキスしてもらえるかな」)
え?お耳にくちづけをするんですか?
ん……ちゅ……
えっと、こんな感じでしょうか?
「もっと舐めるように」ですね……わかりました…………
ぇる、れぇ……りゅ、ちゅぷ……んぷ……れる…………
こんな感じでいいですか?痛くないですか?
(主「うん、気持ちいいよ」)
……あ~、なるほど……そういうことですね……
(優しく耳を舐めながら)
知ってますよ……んりゅ……学校で習いました……んむ……
人の心を……リラックスさせるのに、水の音は非常に……ちゅ、れる……効果的なんですよね……
れる、れる……ちぷちぷ……、んちゅ……れりゅ……
でも、それってお口の中の音でも大丈夫なんですね……勉強になります……
それとも、これは家主だけの趣味だったりするんでしょうか?
なんだか少し、普通じゃないことをしてるような気もしますが……
まあでも、家主に喜んでもらえて、幸せになってもらえるのなら……
僕は十分、満足ですよ。
安らぎは耳元からとは学びましたが……その方法に「お耳を舐める」なんてのは記されていませんでしたので……少々意外です……
マニュアルに頼るだけじゃなく……応用を効かせるのが大事って……こういうことを言うんですね……えへへ……
僕のお口……水音は心地良いですか……
唇は……舌は……気持ちいいでしょうか……?
ん……家主…………っv(幸せの波が来る)
んふ……幸せで答えてくれるんですね……
なんだか通じあってるって感じ……素敵です…………v
家主……僕のお口で気持ちよくなって……ぐっすり眠って欲しいです……
その間も僕の中に流れてくる幸せは……しっかりと受け止めますので……
今だって……凄いんですよ……?
家主の呼吸と同じタイミングで……幸せの波が……ん……ぁ……v
でも……我慢しないと……こんな耳元で声だしちゃ……ダメですもんね……
ぁぷ……はむ、ぁむ……ちゅる……れりゅる、んみゅ……
ゾクゾクしてますね……僕にも伝わって……んふ……んv
ぁぷ、ちゅぷ……はぷ、ぁむ……んむ……
んぷ、んる……ちゅる……れる、れりゅ……ん……ぁむ……
んむ……家主の方が変な声だしてる……じゃないですか……
僕は気持ちよくても我慢してるんですから……んぷ、ちゅ……
可愛らしいですが……ずるいです…………んむ……
それに……寝かしつけてるんですから……興奮しないで早く眠ってください……
んちゅ、ぷ……んりゅ、れる……ちゅるる……くぷ……
でも、家主……だんだんまどろんできてますよね…………
わかるんです……幸せの質が……んちゅ……変わってきてますから……
味というか……匂いというか……温度というか……
とにかく……れりゅる……僕にはわかるんです……
それが……座敷わらしというものですよ…………んぷ、ちゅ……
……ぇる……れりゅ……れるれる……ん……
呼吸が深くなって……れりゅ……きましたね……家主……んぷ、れゅ……
では……このまま……んりゅ、れりゅ……れる……気持ちよく……ちゅぷ……おやすみなさいです……
家主…………ちゅる、れりゅ……家主…………ん……ちゅ……ぁぷ…………
(優しい耳舐めを3分程度)
家主……眠っちゃいました?
えへへ……よかった……
……お耳って、凄いんですね……こんなにいっぱい幸せ……ん……貰っちゃいましたよ……
おなかいっぱい……しあわせいっぱいで…………僕も……眠くなっちゃいました…………ん……
家主…………家主ぃ…………えへへ…………ん……ふぅ…………
おやすみ……なさぁい…………ん……家主ぃ……んぅ…………
(以下寝息)
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(/囁き声で)