契約の儀式
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じゃ、契約の印。
この唇に…キス、して。
ん…
どうしたの? おどおどして…
えっ、恋人でもないのに変?
ぷっ! 言ったでしょ? 君は私の僕だって。
命令だから従わなきゃダメ。
それに興味ない? キス…
した事ない…よね? 私もまだ。
新しい私達の始まりとしてふさわしい儀式だと思わない?
だからするの。キス。
じゃ、改めて命令するね…
ブルマ泥棒だって皆にばらされたくなかったら…早くキスしろよ。
蛆虫のエサのうんち人間!
はむっ!? んっ、んむむ…
おぷふ…ぽほむ…むちゅぷふ、ちゅぷ…
ちゅぷる…んちゅ、ちゅぱほっ、ほふぁふ…
おげっ! く、くっさ…ぷへ! 口くさい!
えほっ、けほえほ…
ファーストキスはレモン味だって言うけど…嘘ばっかり。うぇ…
まぁ、学校で歯なんて磨かないもんね、普通は…
あ、それはお互い様か。私の口、臭わなかった? はー…
平気? そう、良かった…
ちょっと臭うけど…契約の儀式だからね。
二度と無い機会だし、もう少ししようか?
【キス(中):唇同士が触れ合うキス】 (30秒)
うん…臭い、慣れたかな? ちゅっ、ぷちゅ…
舌とか入れてみる? 確か大人のキスはそうやるんだよ。
口開けて…べぇ…
【キス(強):お互いに舌を絡めるディープキス】 (60秒)
ぷは! はぁ、はぁ…は~…
君、唾液まみれ。
私の口、そんなにおいしかった?
そう。素直な返事で嬉しいよ。
じゃあ、忠実な僕にご褒美あげる。
座ったままで良いから上を向いて口開けて…
そうそう。閉じちゃダメだよ。
これからご主人様が唾垂らすからね?
全部飲んで。つか、飲め! 一滴もこぼしたらダメ…
ン…ちゅもごもご…ンもごもじゅ…むごぽじゅぷちゅ…ンフフ♪
じゅ…じゅる…じゅるず、ずじゅー…
うは…君の口の中、私の唾まみれ。
どうしたの? ほら、早く飲み込んで…
さっさとしろよ、唾飲みカス人間!
アハハ、本当に飲んじゃった。すごいすごい。
よ~し、これで君は完全なる私の僕!
ちゅっ!
えっ? 命令されるのは仕方ないけど…
こんな事して私は気持ち悪くないのかって?
そうね…私の体操着盗もうとした変質者だもんね、君。
気持ち悪い…最低…顔も見たくない…
そんな感情が湧くのが普通だよね。
それに普段の私の姿からは想像できないくらい大胆な事しちゃってる…
でもね…いつもの私って本当の私じゃないの。
この閉ざされた街で生きてくために仕方なく私を演じてるだけ…
こんなつまんない所、早く出てって気の向くままに楽しい事がしたい。
でも…今の自分には無理。
せめて一時でも羽を伸ばせる場所があればと思ったけど…
それすら独りじゃ見つけられらなかった。
昨日の君の行いを目撃するまでは。
君の弱みを握って…それをネタに好きに出来ると思ったら、もう興奮が治まらなくて…
昨日の夜、我慢できずにオナニーしちゃった。ンフフ…
その時にね、ちょっとだけ垣間見えた気がしたの。
退屈な日常から逃れられそうな…向こう側。
だから…ねえ、君。
この掃き溜めみたいな世界から逃れて、悠々と過ごせる場所…
一緒に探すのを手伝って。ね?
本当? 嬉しい…
まぁ、主人の命令だもんね。従って当然。
じゃ、次の命令。
ズボン…脱げ!