Track4・クロネコモーニング
■4
[翌朝、朝食のために寝てるナノを起こしに来た主人公]
《環境・朝》
【左側・近距離】
(ベッドで寝てるナノのかわいらしい寝息・20秒)
(近づいてきた主人公の気配で目を覚ます)
《布団の中でもそもそしてるナノ》
くぅ……すぅ……ん、んむぅ……あ、お兄さん、もう起きてたんだ。
(寝転がったままのナノのそばに座る主人公)
ふあぁ……(あくび)いつも早いね~、昨日は僕より遅くまでゲームしてなかった?
(主「そうでもないよ」)
えー、そう?
僕はあの後すぐに寝ちゃったから、その後もしてたのかなって思ったんだけど……
(主「朝ごはんできてるよ」)
【正面左寄り・近距離】
《布団》
あ、うん。食べる。今日は何?
(主「昨日買って来たパンがあるからそれ食べよう」)
すんすん……あ、いい匂いする……
昨日買って来たパンって、あのちょっと高そうなの?
へへ……これはそのまま食べるのが一番美味しい感じの匂いだね。僕、お腹すいてきた。
じゃあ、起こして?
《手を伸ばすナノを抱き上げる》
(近くなった主人公の顔を確認するナノ)
【正面・至近距離】
んっ……ふふ……お兄さん、やっぱり眠そうな目。
夜更かしは体に毒だよ?人のことは言えないけど。
【キス】
……ん、ちゅ……んちゅ……(おはようのキス)
んふふ……おはよ。
(主「ナノ、なんか体に力入ってなくない?」)
【正面・至近距離】
ん~……昨日は凄かったから、まだちょっと疲労感……かな。
でもちゅーで目、覚めたから大丈夫……ふふ……(眠い)
それよりも、お腹すいた……パン、早く食べたいな。
[しばらく後、直卓を囲み朝食=パン・ハムエッグ・牛乳を食べてるふたり]
(パンをサクッと一口食べるナノ)
《パンを噛む》
【正面・中距離】
あむ、んむ……むぎゅむぎゅ……
んふぅ……やっぱり美味しいね。
サクサクしっとり、ほんのり甘い……
これはいい仕事……さすがお兄さん。
(主「別に僕が作ったわけじゃないけど」)
ううん。作ったわけじゃなくても、こんなに美味しいご飯を買って来てくれるお兄さん、もはや職人みたいなものだよ。
(主「そっか。ありがとう」)
へへ。こちらこそ。
それに、こっちのハムエッグは作ってくれたんだし……
僕も……(ハムを食べる)はむ、むぐむぐ……んぎゅ……ん……
お兄さんと一緒の毎日、楽しいなって思うよ。
今日も美味しいご飯、ありがと。……大好き。
でもお兄さん、のんびりしてていいの?時間……
(思ったよりも遅い時間を指した時計を見て、いそいそと朝食をかき込み、コーヒーで流しこむ主人公)
へへ……お兄さん、あんまり急いで食べると喉に詰まっちゃうよ。
(いってきますのキスをしようと近づく主人公)
【正面・近距離】
あ、うん……もうお仕事行くんだよね。ん……
(おはようのキスを交わすふたり)
【キス】
んぷっ、んぷ……ちゅ……んちゅ……
【正面・至近距離】
へへ……コーヒーの味……(主人公が飲んでたやつ)
朝から二回もちゅーしてもらって、今日はいい一日になりそう。
(主「僕も、ナノのおかげでいい日になる気がするよ」)
お兄さんも?えへ。それはよかった。
僕はお兄さんだけの、幸運の黒猫だよ。
(昨日の夜に言おうとしてたことを思い出すナノ)
【正面・近距離】
あ、そういえば。お兄さん、明日はお休みだって言ってたよね。
(主「うん、そうだけど」)
……じゃあさ、夜、帰ってきたらちょっと遊びに行こうよ。
結局昨日は飴買いに行ってないし、他にもいろいろ買い物しなくちゃだよね?
(ナノの頭を撫で許諾を伝える)
【正面・至近距離】
えへへ……早速いい日になった。
今日も、いつも通りの時間(に帰ってくるの)?
(主「そのつもりだよ」)
そっか、よかった。
【正面・近距離】
じゃあ僕、待ってるね。
(主「お昼ご飯あったっけ」)
んー、お昼はこの前買ったレトルトシチューがまだあるから、それをあっためて食べるよ。イトウのご飯(サトウのごはん)もラスイチだし。
夜はお兄さんのおごりで……駅前のいつものハンバーガー屋さんに行きたいな。
(主「おっけー。じゃ、行ってきます」)
んへへ……行ってらっしゃい、お兄さん。
今日も気をつけて、無理しないでね。