トラック2:耳かき
【春】
「ん……座椅子の座り心地はどうですか? 角度は大丈夫ですか? ふふふ、旦那様が一番リラックスできる姿勢になれましたか?」
【春】
「時間をかけて耳かきしていくので、ちゃんと楽な体勢にならないと、後で苦しくなってしまいますよ? ほら、足もリラックスさせてくださいね?」
【紫苑】
「それではまずは……えっと、旦那様に耳かきするときは、最初にどうするんだっけ、お姉ちゃん」
【春】
「まず最初はお耳の中を拝見するの。どこが汚れているか、どうやってお掃除するのか、そしてどこが一番気持ちよさそうか……じっくり確認するの」
【紫苑】
「あ、そうだった……そ、それでは、旦那様? お耳の中を拝見させていただきますね? ん、しょっと……はぁん……」
【春】
「私も……よっと、ん……んー……あぁ、ん……なるほどー。旦那様? お耳をお掃除するのは結構久しぶりだったりしますかー?」
【紫苑】
「はぁ、ふぅ……んー……奥もそうですけど、お耳の回りの凹んだところにも汚れが……はぁ、はぁ、ふぅ……」
【紫苑】
「あ、あと……耳毛も確かに伸びています……。ん……こちらも後で処理させて頂きますね……はぁ、ん……」
【春】
「はい、ありがとうございます。……それじゃあ紫苑? 次に何をすればいいのか分かる?」
【紫苑】
「あ、えっと……旦那様のお耳の中に、息を送り込んであげる。ふー、ふーってして、お掃除しやすくする……」
【春】
「ふふ、大正解。それじゃあ一緒にふーふーしよっか。優しくて、生暖かい吐息を、こうして……」
【春】
「ふううぅぅぅぅぅぅぅーーーー……ん、ふぅー、ふぅーー、ふぅ……。はぁ……んー……ふぅぅぅ、ふぅぅぅぅぅ、ふううぅぅぅぅーーーー……」
【紫苑】
「ん……ふぅぅうぅぅ、ふー、ふー、ふー、ふー……ふううぅぅ、ふぅ、ふぅぅぅ、ふうううぅぅぅう……ふうううぅぅぅう……」
【春】
「ふぅぅうーーー……ふーーーーー……ふーーーーーー……ふうぅぅぅぅ、ふぅ、ふぅ、ふぅ……んー……ふうううぅぅう……」
【紫苑】
「ん……奥まで届くように……旦那様の頭の中を温めるように……すぅぅ……ふううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーー……」
【春】
「ふぅふぅ、ん……ふうううぅぅぅぅぅ……ふー、ふー、ふー、ふー、ふー……んー……ふううぅぅぅう……」
【春】
「ふふ、くすぐったいですか? もう少しですから、我慢我慢……ふううぅぅぅぅぅーーー……ふぅ、ふぅぅ……ふうううぅぅぅぅぅーーーーー」
【紫苑】
「ふー、ふー、ふうぅぅぅ……。ん……ふっふっふっ……ふぅぅ……ふうぅぅぅぅぅ……ふー、ふー、ふうぅぅぅ……」
【春】
「ふー、ふー……こんな感じかな? 紫苑、そっちはどう? 汚れの方はちゃんと浮いてきた?」
【紫苑】
「ん、もう少し……ふー、ふー、ふううぅぅぅぅ……ふぅぅぅぅぅぅーーーー……ふっふっ、ふうー、ふぅぅぅーーーー……」
【紫苑】
「ふぅ……こっちは大丈夫……かな? うん……さっきよりも掃除がしやすそうになった……かも……」
【春】
「了解。それじゃあ旦那様? お掃除の方を始めていきます。痒いところ、痛いところがあったら教えてくださいね?」
【紫苑】
「頑張って、お耳の中をこしょこしょしていきます。……少しだけでいいので、応援してください」
【春】
「ふふ、それじゃあ……んー……こうして……」
/SE:耳かき音 中
【紫苑】
「はぁん……ん……ふぅ、ん……どう、ですか? 私……上手に耳かきできていますか?」
【春】
「大丈夫よ紫苑、旦那様、すっかり気持ちいいことに夢中になってる顔だから。そのまま続けてみて?」
【紫苑】
「あ……本当だ……。やり方は間違ってないんですね? それなら、もっと……はぁ、はぁ……ん、ん……」
/SE:耳かき音 短
【春】
「んー……ふぅ、はぁん……ん……まずは入り口の方から、ゆっくりと……こしこし、こしこし……っと……」
【紫苑】
「えっと……力加減は、強く擦らないように気をつける……優しく優しく……摩擦だけで汚れを落とす感じで……ん、はぁ、ふぅ……」
【紫苑】
「こしこし、しゅっしゅ……はぁ、ん……ふぅ、はぁ……」
/SE:耳かき音 中
【春】
「ん……窪んでるところも、しっかりやってね? そういう汚れは後々で目立っちゃうんだから……」
【紫苑】
「うん、分かってる。マニュアルにも書いてあったから。ん……はぁ、窪んでるところのやり方は、こうして……かりかりかりかり……」
/SE:耳かき音 長
【紫苑】
「ん……このくらい、でいいかな……。隅っこの汚れは全部取れたから……それじゃあ、ふっ……ふぅ、ふうぅぅぅー……ん……」
【春】
「うん、こっちも終わり。ふぅー……ふうー、ふー、ふっふっ……ふうぅぅーー……。はい、それじゃあ旦那様、今度はお耳の中をお掃除しますね?」
【春】
「紫苑? 中の方は、今よりもっと丁寧にこしこししないといけないから、ちゃんと気をつけてね?」
【紫苑】
「う、うん……。あの、旦那様? もし中を引っ掻いちゃったり、痛くしちゃったら、すぐ言ってくださいね?」
【春】
「ふふ、そうは言ってますけど、練習ではバッチリだったんですよ? 私が体験済みです。……繊細な手付きは、意外とクセになっちゃうかもですよ? ふふっ」
【紫苑】
「だ、だからそういうのはあんまり言わなくていいってば、もう……。そ、それじゃあ、始めていきます……。ん……はぁ……」
/SE:耳かき音 短
【紫苑】
「はぁ……ん、ふぅ……どう……ですか? 旦那様? こんなやり方で合ってますか? お耳の中を……ゆっくり優しく、しゅっしゅ、しゅっしゅってしてますけど……」
【春】
「ふふ、旦那様の顔と、ふかーい呼吸を見る限り、いい調子でやってるんじゃない? とってもリラックスしているみたいだし」
【紫苑】
「あ……本当ですか? ふふ、良かったぁ……それじゃあ、このまま続けていきますね? ん……はぁ……こう、して……ん……」
【春】
「うまく出来てるからといって、あんまり調子乗り過ぎたら駄目よ? 今のペースを守ることが大事なんだから」
【紫苑】
「う、うん……それも分かってる。ん……優しく、旦那様のお耳を、よしよしって撫でるように……ん……ん、ふぅ……」
/SE:耳かき音 中
【春】
「んー……久しぶりの耳掃除、どうですか? 結構溜まってますけど、ちゃーんと気持ちよくなれていますか? 旦那様?」
【紫苑】
「ちょうどいい感じにくすぐったくなれていますか? ……背中、ぞくぞくーってしていますか? ……耳かき、久しぶりなんですよね?」
【紫苑】
「それなら……たくさん感じてください。くすぐったいのも、ゾクゾクするのも……いっぱい味わってください。私、頑張りますから……」
/SE:耳かき音 長
【春】
「んー……手前の方は、そろそろ終わり……かな? それじゃあ、徐々に奥の方もお掃除していきますねー」
【紫苑】
「あ、お、お姉ちゃん早い……。うぅ……私ももっと……ん、はぁ……」
【春】
「紫苑? これは競争じゃないんだから別にいいの。ゆっくりでいいから、丁寧にお掃除してあげて?」
【春】
「耳かきで大事なのは、早く終わらせることじゃなくて、たくさん気持ちよくなって貰うことだって言ったでしょ?」
【紫苑】
「あ……う、うん……ごめんなさい……」
【春】
「謝らなくていいわ。今の所すごく上手に出来てるみたいだし、そのまま続けて? ……では旦那様、こちらのお耳は、奥の方に進ませて貰いますね……ん……」
/SE:耳かき音 長
【紫苑】
「はぁ、ん……んー……こ、こっちも大丈夫そう……ですね、はい……。それでは、奥の方もお掃除していきますね?」
【春】
「奥に行けば行くほど、肌が敏感になっていくから、力加減には気をつけてね? 優しく優しく……赤ちゃんをほっぺを撫でる感覚でお掃除するくらいが丁度いいから」
【紫苑】
「うん、わかった。では旦那様……敏感なところ、触らせて頂きます。んー……はぁ、ん……」
/SE:耳かき音 中
【紫苑】
「どう、ですか? さっきよりも……ゾクゾクしますか? 旦那様のお耳、気持ちよくなっていますか? ん……はぁ……」
【春】
「ふふっ、こしょこしょー……かしかし、しゅっしゅ……。どうですか? お耳の一番気持ちいいところを、両側から責められる感触は……」
【春】
「このお店に来たということは、癒やしを求めにきたんですよね? それなら……癒やされて、気持ちよくなって、幸せにならないと勿体ありません」
【春】
「ですから……ほら、リラックスしてください。緊張せず、胸を穏やかにして……この感触を味わってください……ん……はぁ……」
/SE:耳かき音 長
【春】
「んー……あ、ふふ、旦那様? ちょっとビクッと震えてしまいましたね……。もしかして、この辺が一番感じるポイントですか?」
【春】
「お耳の奥の……柔らかいところを、つんつん、つんつん……あ、また反応した。ふふ、どうやら正解みたいですねー……」
【紫苑】
「奥の……柔らかいところ……この辺ですか? それともこっち? ……あ、ここなんですね……?」
【春】
「ふふふ、紫苑? 分かってるわよね? 旦那様の弱点を見つけたときは、どうするんだっけ?」
【紫苑】
「う、うん……お掃除のことは忘れて、その部分を重点的に、すーっごく優しく、擦ったり、突っついたりする……んだよね……?」
【春】
「そう、正解。それじゃあ2人で、旦那様のお耳の、いーっちばん敏感なところ、いじってあげようねー……こうしてー……こしこし、つんつん」
【紫苑】
「つーんつん、つーんつん……。はぁん……もっと感じてください、もっと反応しちゃってください、旦那様……」
/SE:耳かき音 長
【春】
「ふふっ、どうですかー? 耳かきというのは、お掃除する意味もありますけど……ただひたすら気持ちよくなって貰うことも、同じくらい大切なんです」
【春】
「だから……いーっぱい幸せになってくださいねー。ほーら、気持ちよくなーれ、気持ちよくなーれー……ふふふ……」
【紫苑】
「ふぅ、ん……こっちでも感じてください……。さっきみたいに、びくびくってしてください、旦那様……ん……」
/SE:耳かき音 中
【春】
「こしこし、こしこし……ん……しゅっしゅ、しゅっしゅ……。はぁ……ふふっ、旦那様のお耳、どんどんキレイになっていきますねー……」
【紫苑】
「汚れは……ん……奥から手前に、寄せていくように……ん……はぁ、ん……ん……はぁん……」
/SE:耳かき音 長
【紫苑】
「つんつん……かりかり……あ、これ固い……ん……ちょっと取りにくい……んぅ……」
【春】
「そういう時は、焦らず、何度もチャレンジしてみて? 間違っても無理やり引っ張ったりしないこと。肌ごと傷ついちゃうから」
【紫苑】
「わ、わかった……ん……かりかり、かりかり、かりかりかりかり……はぁ、ふぅ……んー……ふぅ……」
/SE:耳かき音 長
【紫苑】
「はぁ……ん……あ、やっと取れた……。ふぅ……ん……お兄さんのお耳、奥までしっかりキレイに出来ましたー、はぁぁ……」
【春】
「お疲れ様紫苑。じゃああとは、旦那様のお耳を気持ちよくしてあげることだけねー、ふふっ。こうして……敏感なところだけを、しゅっしゅっしゅっしゅ……」
【紫苑】
「う、うん……しゅっしゅ、しゅっしゅ……。お耳の奥の、やわらかーいところを……耳かき棒で……ん……こしこしこしこし……」
【春】
「ふふふっ、お掃除は終わっても、ご奉仕はまだまだ続きますからねー……。時間が許す限り、旦那様のお耳を甘やかしてあげます……ん……」
/SE:耳かき音 中
【紫苑】
「ん……気持ちよくなーれ、気持ちよくなーれ……くすぐったいこと、気持ちいいこと、いーっぱいしてあげます……」
【春】
「ふふふ、たーくさんゾクゾクして……癒やされてください……。ほら、難しいことは考えず、頭の中を空っぽにして……」
【春】
「最高に気持ちいいことを味わってください。ふふ、両耳同時の耳かきなんて、滅多に味わえないんですから……ん……」
/SE:耳かき音 長
【紫苑】
「ん……はぁ、ふぅ……旦那様の顔、凄く落ち着いています……。これってその……私もちゃんと耳かき出来てるってことで、いいんですよね……?」
【春】
「ふふ、当たり前じゃない……。紫苑みたいな可愛い女の子に甘やかされて、喜ばない男の人なんていないんだから……」
【紫苑】
「お、お姉ちゃんほどじゃないと思うけど……。でも……そっか、ふふっ。喜んでくださってるんですね、旦那様……」
【紫苑】
「それなら……私も嬉しいです……。もっともっと喜んでください。私の耳かきで……たくさんゾクゾクして、胸の中暖かくしてください……はぁん……」
/SE:耳かき音 中
【紫苑】
「手前の方も……お耳の奥も……いーっぱいこしょこしょってくすぐってあげますね……。旦那様のお耳の中、隅々まで、しっかり……ん……」
/SE:耳かき音 長
【紫苑】
「ん……ふふ、ここが一番気持ちいいんですよね? ならもっと……ん……たくさん感じさせてあげますから……満足するまで、何度も何度も……ん……」
/SE:耳かき音 中
【春】
「ん……はい、耳かきはここまで。お疲れ様でした、旦那様。お耳の中、すっかりキレイになりましたよー?」
【紫苑】
「あ、あれ? ここで終わっちゃうの? 旦那様、すっごく気持ちよくなってたところなのに、いいの?」
【春】
「あんまり長くやってると、逆に肌を傷つけちゃうことになるからね。耳掃除は程々に終わらせておかないと」
【紫苑】
「あ……そ、そっか……。すみません旦那様。耳かきはここまでになります……」
【春】
「あ、でも耳かき棒でお掃除するのは終わりってだけで、まだ後処理の方は続けさせて頂きます。ふふ、そちらも存分に味わってください」
【紫苑】
「後処理……あ、そ、そっか……。耳かきの後は、これを使うんだっけ……」
【春】
「そう。このお店特注の綿棒で、細かい汚れをお掃除するの。……耳かきとはまた違った感触が楽しめます」
【春】
「こちらでのご奉仕も、きっと旦那様に気に入ってもらえると思いますよ? ですから……まだまだリラックスしててくださいね、ふふふっ」