3_05-06 囚われの正義の味方
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シーン5
囚われの正義の味方と悪堕ちヒロインレッド視点
「......っぐ......ここは」
「......うっ」
「あ、こっちも起きたよ」
気を失っていたのか......目の前には、ピンクとブルーが、にやにやと笑いながら立ってい
る。
「まだ負け......っく、うぁ、頭が......」
「危ない超能力は封じ込めさせてもらいましたよ。レッドさん」
あれで私たちは負けてしまったのか、悪夢でもいいので夢であってほしかったが現実の
ようだ。
「レッドさん!っく、ピンクさん、ブルーさん悪の洗脳に負けてはいけません。正義の心
を思い出して......」
「えー、無理。だって、正義の味方と違っていろいろ我慢しなくていいし、とっても楽しい
し、とっても気持ちいいんだよ?」
「ふふふ、さすが正義の味方さん、カッコいいー。いっぱい抵抗してね、その方がたくさん
楽しめるから」
ピンク達、いや、ブラック・フォビュラス達はすでに正体を隠すことなく、堂々と怪人の
姿を現してホワイトの言葉を軽く笑い飛ばす。
ホワイトと私は片腕ずつ天井から吊り下げられる形で拘束されている。私の首元にはあ
の時の首輪のようなものが嵌められていて、それが私の力を封じているのか栓をされたよ
うに超能力が使えない。
「私たちをどうするつもりだ」
今はとにかく、時間を稼いで情報を集めねば。私はともかく、ホワイトは両手さえ組めれ
ばまだ力を行使できるはず。本部も連絡が途切れたら支部からの応援を要請するよう計画
にもある。
「まあまあ、とりあえず一息つこうよ。半日動きっぱなしで喉乾いたでしょ?」
「そうそう、ボクも一度潰されて、つかれたや。ひどいよねー」
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そういってフォビュラスは部屋の奥にあったティーセットを持ってくる。半日か、本部は
もう動き始めているだろう、私の弟ならここが国外でも1日あれば私達の居場所を特定し
てくれるはずだ。
「とぽとぽとぽ、っと。はいどうぞ」
【ジュエル・レッド(赤壁あかね)は精液嗜好がある】
「む、ああ......こくん」
考え事をしていたせいか、あまりに自然な動作だったのでつい拘束されてない方の手で
受け取ってカップの中身を一口飲んでしまう。
っく、何をやっているんだ私は。毒が入っている可能性もあるのに、敵地で出されたもの
を飲んでしまうとは......まだ切り替えができてないのか、彼女らはもう敵に回ってしまっ
たんだ。
しかし、つかれていたのか一口飲んだだけでだいぶ気持ちが安らいだ......癖のある強い
香り、のど越し、人肌の温度ともに私の好みにぴったりだ。こんな時でなければじっくり味
わいたいのだが......
「あ、ホワイトは手がふさがってるからボクが飲ませてあげる」
「え、んぐぅ、なにを!?」
「もー、水分補給は大事だよ。ほら、あーん」
「ん、んん!?、ぷはぁっ、ひっ、ん、んぶ、んんん!??」
違和感を感じた。おかしい、確かに私のように抵抗無し飲んでしまうのも問題だがホワイ
トの様子はまるで汚水を......
「あれー、ホワイトの好みじゃなかったかな?この、新鮮な搾りたての精液」
「こんなに臭くって美味しいのにね。レッドもそう思うでしょ?」
返答に困って何も言えなくなる。
「けほっ、なんてものを......え、レッドさん!?」
違和感はあるが何がおかしいのかわからない。これは危険なことだと思うが......どうし
てほわいとがせいえきをいやがるのかがわからない。
「まあ、しょうがないよ。ホワイトは”加護”のせいで催眠が効かないから。でも、こうい
う反応も最初しか楽しめないからおもしろいでしょ?」
「あはは、そうだね。せっかく、夕方まで二人で調教できるご褒美を貰ったからじっくり楽
しまなきゃ。だね」
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何を言って......まさか!?
「ぷっ、レッド凄い顔してるよ。うん、そう。レッドの力を封じるついでに催眠洗脳装置で
ちょっと弄っちゃいました」
カップの中に残った”もの”を見る。催眠で書き換えられた説明されても違和感は全く感
じられない。辛うじて、ホワイトの反応で推測できるだけだ。しかし、これだけ強い催眠洗
脳装置ということは......
「人を、仲間だった人間をおもちゃの様に......もう、完全に悪の心に染まってしまったのか」
「あれ、ちょっと意外。精液大好きな変態さんに変えられてたの怒ると思ってたけど、まだ
まだ余裕はありそうかな?」
「これくらいで私の心は汚せないよ。できるものならその催眠洗脳装置とやらで完全に書
き換えたらどうだ」
「ふふふ、確かに簡単な手順で催眠処理したから、さっきの催眠は1日持てばいい方だけど
ね?最初から、お人形にしちゃってもつまらないし、この方がいろいろ楽しめるでしょ」
油断か単に時間がかかるのか、別の問題か、まだ完全に洗脳されることは避けれた、とり
あえずの猶予はあるようだ。
「こんなことをして何が目的だ......」
もちろん、まともな答えが返っているとは思ってない。せめて、位置情報だけでも本部に
送れれば何とかなるのだが......ジュエル・スターズの本部でも見たことのあるような作り
で脱出のヒントはなさそうだ。
「目的?んー、特にないよ」
「え。」
「敗者をいたぶるのが趣味とはだいぶ変わったな御船ノノ。母親が見たらなんと思うか...
...」
通信装置はさすがにあてにならないだろう。本部はもう動いているだろうが、私の方でも
何もしないわけにもいかないな。少し危険だが、相手をあおって何か情報を引き出せねば。
「え、お母さんならご主人様への報告書、書きながら監視カメラで見てるんじゃないかな?」
「なっ、家族にまで手をかけたのですか......」
かなり浸食が進んでいる様だ、これはジュエル・スターズ本部にも何人か犠牲者がいると
見たほうが良いのか。
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「だってぇー、悪の組織だからね。というか、私達を本部ごと完全につぶしに来た、正義の
味方には言われたくないなー」
「あれは、私の奇跡で......」
「もう、話が進まない―、はいはい、さっさと進めるよ。レッドもまだあきらめてないみた
いだしね」
「もちろん。後で、さっさと完全に洗脳しておけばよかったといわせてやるよ。お前たちの
洗脳も解除して全員助ける」
「それじゃあ、この後どんなことがあってもあきらめないんだね。さっすが、リーダー」
ジュエル・スターズを立ち上げる前、一人で戦っていた時のことを思い出す。こんなピン
チは何度かあったし、乗り越えてきた。
「んー、ぶっちゃけるとね。ジュエル・スターズ壊滅のご褒美でご主人様から二人を自由に
する権利をもらったの」
「どういう、ことでしょうか......」
「つまり、おもちゃ。半日だけ私たちの好きなように催眠でも洗脳でもオナホでも好きなよ
うにしていい許可をもらったんだ」
「ひゃ!?」
洗脳して手駒にするまでもない、ということか。なめてくれてるがその分、チャンスもま
だ残っている。
「うんうん、まだまだあきらめてないの凄くいいよ。それじゃあ、勝負の続きをしようか?」
「まさか、力の制御を解いてさっきの戦いの仕切り直しということでもないだろうな......」
「わかってるぅ!もちろん、あんな野蛮な行為じゃなくて、私の大好きなやりかただよ」
「確か、洗脳怪人といってたか......」
「残念、ちょっと違うかなー。答えは、エッチな調教勝負だよ」
「は?」
「半日間、私とレンちゃんがエッチな調教をするからー、レッド達はそれに最後まで耐えら
れたら勝ちってかんじで」
「そうだ、夕方6時になるまでに自分から『催眠洗脳でドスケベメス奴隷にしてください』
って言わなければOKでいいかな?」
わざわざ、宣言するということはさっき私にしたように催眠などで強制することはない
か......しかし、そうなると催眠が効かないホワイトがいるから......
「どうする?ま、もちろん受けなかったら時間いっぱい二人をオナホとして楽しむけど
ね」
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「あ、オナホってオナホール。つまり、ホワイトのお尻も、大事なところも全部、ボク達の
これ、でずぽずぽして気持ちよくなっちゃう道具にするってことだよ?」
「ひゃぁ!?うそ、ブルーさんは女の子だったはず!?」
「ふふふ、凄いでしょ。精液大好きだから私もレンちゃんも改造しておちんちんつけてもら
ったの」
「う......ごくっ」
ブラック・フォビュラスも私の目の前で凶悪な男性器を出現させる。精液という単語を聞
いてよだれが口の中にあふれてきてしまう......っく、催眠のせいかあんな、あんなものが美
味しそうにみえて......だめだ、とにかく今は脱出するための手段を考えないと。
「んふー、あれだけ啖呵きって初手で手詰まりですか?レッドさん」
「......ああ、だが、半日楽しむと宣言したんだ真っ先にショートケーキのイチゴを食べるよ
うな真似はしないよな?それじゃあ、最初から私達をレイプするのと変わらない」
「ボクはショートケーキは苺から食べる派!ふふふ、ホワイトの穴の中すっごい気持ち
いいんだろうな。思いっきり貫いたらどんな声で鳴いてくれるのか今から楽しみだよ」
「はいはい、レンちゃんお座り!でも、まあ、せっかくの食べ放題でショートケーキばっ
かり食べるのももったいないしー」
「あ、ホワイトさんはエッチ禁止だっけ?おまんこにぶっ刺さないならOKだったよね?
でもそこを禁止は......」
「えー、それなら、ボク反対ー。このまま無理やり犯して楽しみたいよー」
「ん、っくぅ、”神”よ守りたまえ」
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「あー、ホワイトの神様の教えだと処女膜大事で、初めてを失っちゃうと奇跡の力がなくな
るんだったよね。いいじゃん、おまんこをおちんちんでゴリゴリピストンするとすっごく気
持ちいいんだよ?」
「んん!?......っく、で、でも、たとえブルーさんでも”神”の加護は破れません」
「やっぱ、膜まで加護で守っちゃってるのか、でも試してみないとわからないよね」
「だ、だめです!」
まずい、現状、ホワイトの奇跡の力が失われるのが一番の損害だ。最悪、ホワイト一人で
も助かれば後から全員を助けられる可能性はある......だが、どうすれば?
「それじゃあ、まずはレッドとホワイトで戦ってもらってどっちが先に勝負を受けるか決
めてもらおうかな?」
「勝負方法はー......パイズリ!うん、前戯としてもぴったし。ホワイトも膜を守れるから
問題ないし、みんなで楽しめるからいいよね」
にやにや笑いながらこっちの答えも聞かずに、話を進めていく。ほんとにピンクだったの
かと思うほど下衆な発想だ。普通なら相手の油断を誘えるチャンスだが......
「勝った方が後、ということだな......」
「うん、それでいいよ」
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シーン6
恥辱のダブルパイズリ勝負ホワイト視点
「それじゃあ、パイズリ勝負いってみよー!」
「っく......」
「え、パイ、ズリ?え??」
レッドさんが苦渋に満ちた表情でうなずきます。しかし、私の知識にはない単語が......
「まさか、断らないよね。2人ともぷちっと処女膜奪っちゃった後でもいいんだよー?」
「あ、パイズリってね、この、おっきなホワイトのおっぱいでボクのおちんちんをしこしこ、
ヌキヌキして精液をびゅーびゅーって出すの。たのしみだなー」
「うっ......そ、そんな」
ブルーさんがとても楽しそうに解説してくれましたが、私にとっては考えもしなかった
おぞましい行為で、いまだにブルーさんの股間に生えた男根を直視できません。あれを挟む
のですか。
「......わかった。だが、拘束を解いてくれないと......それをパイズリのために胸で挟むこと
もできないんだが」
「あはは、真っ赤になっちゃってカワイイ!大丈夫。そのおっきなおっぱいは私達の方で
押さえておいてあげるから、レンちゃんもね。レッド達は......んー、タイミングよく腰をゆ
すってみたら?」
「やった、やっとホワイトの胸でおちんちん扱ける。ここ、2週間ずっとガマンしてたんだ
♡」
断る選択肢はないとわかっていても......ブルーさんの毛深い動物の手で胸から下げてい
る聖布の衣装をめくられ、あれ、を差し込まれてしまいます。
「ひゃ!?熱い!??」
「すまん、ホワイト。耐えてくれ......」
「ほらほら、前掛けで見えないけど感触でどんなになってるかわかるでしょ?ぼくのギ
ンギンになったオスちんぽがホワイトのムレムレのインナーの中をぐちょぐちょに汚して
るの」
「ひっ......これ、くらいで、レッドさんも頑張っているんです。そして、ピンクさんも、ブ
ルーさんも」
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「あは、そうそう、そのおっきくはみ出してるおっぱいを反対側から抑えて、シルク?す
っごいすべすべで地肌でパイズリしてもらうのとは違った感触で、ん、ボク我慢できなくな
っちゃいそう♡」
「ふ、ん、匂いが......ん、はやくおわって!?」
ブルーさんの”あれ”が見えなくなったのはいいのですが、匂いが、まるで獣のような先
ほどのせ、精液を数倍煮詰めたような匂いが充満して息が出来なくなってしまいます。
「えー、そんなんじゃ全然ご奉仕できてないよ。ホワイト,そういうの得意でしょ?ほら、
もっと腰ふって、あとよだれ垂らしてもいいよ。こんな風に......」
「きゃ!?ん......んん、ん、ん」
ともかく、早く終わらせないと。手と足の動きだけに集中しておけば余計なことは考えず
に済みます。
「あらら、黙っちゃった。まあ、腰は振ってくれてるし、形崩れるぐらいまでおっぱい押し
付ける感触気持ちいし♡、いいか。ああ、でも次はそのちっちゃいお口にねじ込みたいなぁ」
「ん、早く......ぷっは......どんどん匂いが濃くなって......」
「傷はつけられないけど液体はしみこむんだね。ほら、おちんちんの頭が当たってるところ、
ボクの我慢汁でこんなにシミが出来ちゃってる」
「んん、んくぅ、”神”より預かった聖衣をこんなにけがしてしまって......どうすれば......」
「その表情すごくいい、あ、あ、ああ、もうちょっと楽しんでいたいけどそんな顔されちゃ
ったらもっと汚したくなるよ。いいよね。匂い取れなくなるぐらいくっさいザーメンぶちま
けてあげる」
ああ、”神”よ申し訳ありません。今しばらく、私に力を......みなさんを救いたいのです。
「えー、早いよレンちゃん。さすがに早漏すぎない?」
「ち、違うよ。ホワイトのおっぱいが気持ちよすぎるのがいけないんだよ」
「んー、レッドはやる気ないし。条件間違えたかなー?」
「はぁ、はぁ、はぁう......ごく、ふー、ふー、耐えろ、っく」
「あれー、鼻息が荒くなってませんか?」
「ふん、こんな臭いもの、顔の真下に突きつけられてたら、息を止めたくなって呼吸も乱れ
る、からな......」
「ふふふ、我慢しなくていいんですよ。レッドさんは催眠で精液が大好きになってるだけな
んですから。大好物の精液臭いおちんちん思いっきりしゃぶっちゃってもいいんですよ?」
「ふぁ、ん、っぐ......ははは、遠慮しておくよ。お腹いっぱいでね」
「もう、太ももつねってまで我慢しなくてもいいのにぃ」
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レッドさんも耐えているんです。こんなところでくじけるわけには......
「あ、あ♡、あああ♡♡!出る♡精液出ちゃう。ぶびゅ、どびゅーって出しちゃっていい
よね♡いっぱい汚してあげる、から♡!」
ブ、ブルーさんのあれがおっきく!?出るって、まさか!?
「ふぁ、ん♡、あ♡♡、いっぱい出てる♡すっごい、あのホワイトを僕のニオイでマーキン
グしちゃってる♡!あははは♡、気持ちいい♡♡。すっごきもち良いよ♡♡♡!!
ひ、すっかり水気を吸って重くなったはずの聖布が目の前まで飛び上がって、こ、こんな
に出ちゃうものなのですか......う、うう、さらに匂いがきつく。
「あー、まあ、最初だし、前から楽しみにしてたししょうがないか。はい、勝者ホワイトー」
動物臭い白濁液に汚されて、とりあえず終わったことに安堵してしまい全身の力が抜け
てへたり込んでしまいます。
「それじゃあ、次はお口に入れてもいいよね♡あ、もう我慢できなくなった?おまんこ
入れていい?」
「や、約束が......」
「えー、もうマーキングしたからボクのものだし―、いいよね。絶対気持ちよくするから!」
ブルーさんの目が、まるで人間を見ていない暗い目で私を見ています。狼に変化してしま
ったほんの少し人間だったころの面影を残す顔で舌なめずりする姿は動物そのもので......
私の中の洗脳される前の純真だけど真剣なまなざしのブルーさんが浸食されるようでとて
も怖い。
「だめだよレンちゃん、手順は守らないと」
「うう、そうだった。もうちょっと我慢しておけばよかったなぁ......」
「じゃあ、ボクはこっちでホワイトの匂いを堪能しておくよ。はぁ、すんすん、汗と僕の精
液のニオイでとってもえっちないい匂いになってるんだ♡」
「えー、まあ、約束通り中に入れなければいいわよ」
「わかったー、あ、脇とか足とかでヌくのはいいよね。中入れてないし。いいよね」
「レッドの方はいいの?私一人で楽しんじゃうよ?」
「どうぞー」
「約束では手を出さない......」
「いいんです、これならレッドの負担が軽くなります」
「っぐ、すまない」
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私は衣装を汚されただけですが、レッドさんは邪悪な洗脳までされて、それでも頑張って
います。ここで私だけくじけるわけにはいけません。
「もう、くっさい友情ドラマは禁止」
「完全に変わってしまったんだな」
「凄いでしょ。夜にはレッド達もこんな風にきっちり、ド変態に洗脳してあげるから楽しみ
にしておいてね」
そう言って笑うピンクさんは昔と変わらない純真な表情で、それだけにとても恐ろしい”
何か”に見えました。