自慰
さあ今度は、二人で一緒に気持ちよくなろっか?
えっ……シックスナイン?
エヘヘッ、それもいいね。
でもボク、おにいさんよりもずっとずっと背が低いから、シックスナインは難しいかも。
実はさ……。
シックスナインなんかより、もっともっと一緒に気持ちよくなれるプレイが、ほかにあるんだ。
それはね、シンクロオナニー。
おにいさんのオチンチンの快感を、ボクのオチンチンに伝達させるインキュバスの淫技。
おにいさんのオチンチンの気持ちよさが、ボクのオチンチンにそのまま伝わるんだ。
……うん、できるよ。
おにいさん、ボクの唾液やせーえきを、たくさんゴックンしたでしょ?
インキュバスの体液にはね、人間に魔の属性を与える因子が含まれてるの。
ま、半日も経てば消散してしまうものだけれど……。
そのあいだは、おにいさんの快感が、ボクにそっくり伝わってくるわけ。
……で、その状態でおにいさんがオナニーをすると、
ボクもまったく同じ快感を受けながら、二人同時に射精に至る……ってわけ。
ね、気持ち良さそうでしょ?
えっ?
オナニーよりも、アナルセックスのほうに興味があるの?
ダメダメ。
だって、アナルセックスって女性相手でもできるじゃない。
せっかくインキュバスを相手にしてるのに、そんなのつまんないよ。
もっとも……。
おにいさんが受けになるって言うのなら、
男同士の醍醐味を味わえるから、お相手するけどね……。
まだそこまでの覚悟はないでしょ?
うんうん。
そういうわけで、次はシンクロオナニーにしようね。
そうと決まればさっそく、おにいさんもオチンチンをお披露目して?
もお、いまさらなに恥ずかしがってるのさ。
ボクのザー汁ごっくんしたくせにさ、アハハッ。
はい、早くおパンツ脱いで脱いで。
(──間隔10秒)
わあ……。
さすがに、ボクのよりもずっと大きいね。
それに……勃ってる。
ビンビンに勃起してる。
おにいさん、ボクのオチンチンを舐めながら、興奮してたんだね?
人生初のフェラチオに、ドキドキしっ放しだったんだね?
あはっ……初心でかわいいね。
アハッ……。
亀頭が先走り汁でぬるっぬるだぁ。
カウパーでコーティングされた朱色の亀頭、まるでプラスチック製みたいに表面がツルツルしてる。
くすくすっ……。
これだけ濡れてたら……すぐにオナニーできるよね?
できないなんて言わせないよ?
ふーっ……。
ふーっ……ふーっ……ふーっ……。
あむっ……ちゅっ……ちゅばっ……むちゅっ……。
んちゅっ……あむちゅっ……んちゅちゅっ……ちゅばっ……あむちゅっ……。
ほぉら。
ちょっとお耳舐めただけで、オチンチンがピクピク震えてる。
早く弄ってほしいって、おねだりしてるね。
ンフフッ……。
まずは、親指の腹で、尿道口を上からゆっくり擦ってみて。
さっきも言ったとおり、おにいさんの快感が直接ボクに伝わってくるから、
ボクの亀頭を弄ってるつもりで、優しく……優しく……ね。
はい、始めて。
んっ……。
ンンッ……あはぁ……はぁん……あふぅ……。
ン……うん、平気。
そのまま……続けて。
長年のオナニーで鍛えられてるおにいさんの亀頭からは、
甘い感覚しか伝わってきてないから……痛くないよ。
へ、へえ……。
亀頭の皮膚って、ずっと使ってたら、ここまで痛みに慣れちゃうんだ……。
ほんのちょっとだけヒリヒリ感があるけど、それが快感を引き立ててくれてる……。
はあー……気持ちいい……。
んはぁ……はぁ……んんっ……ふはぁ……。
はぁ……んんっ……はふぅ……はあぁ……。
はああぁ……指紋のわずかなギザギザまで感じちゃう……。
痛覚が鈍くなると、こんな些細な隆起まで感じ取れちゃうんだ、亀頭って……。
ンはふっ……はぁん……はふぅ……んっ、んっ、んっ……ああぁん……。
ね、ねえ……。
今度は……亀頭裏の割れてるところに親指を当てて、ゆっくり上下に擦ってみて……。
さっきフェラしてもらったとき、そこが一番感じたから……指でも試してみたいんだ。
ね……お願い。
亀頭裏の谷間、親指で撫でて……。
はぁん……。
あっ、はうっ、んんっ、あくふっ……ひゃうっ……。
オナニー慣れしてるおにいさんのオチンチンでも、そこはやっぱり刺激強いね……。
親指がクリクリ動くたび、電流みたいなビリビリした刺激が生まれるよ……。
ンはあっ……あふっ……ふああっ……はあっ……はあっ……。
ううぅ……。
竿裏を走ってる縦筋の先っぽ、皮が左右にピラピラ動いてるぅ。
擦られるたびに、ピリッて破れそうな痛みが走って、すっごく緊張するぅ……。
ふはぁ……あはぁ……はあっ……はふぅ……ふはぁ……。
でも……でも……。
そこから指が、上にツルンって移動すると、緊張感が甘い快感に変わるよぉ……。
谷間にもぐりこんだ親指のお肉が、割れ目の奥にある気持ちいいところを、プニッと擦ってくれてるよぉ……。
舌先で溝をチロチロ舐められるのも良かったけど……ボク……こっちの感触が好きかな……。
だって……亀頭裏の割れ目と親指のおなかって、サイズがピッタリなんだもん……。
はあぁ……あはぁ……はふぅ……ふぅ……あふぅ……。
ンああっ……はあっ……んんっ……あふはぁ……はあっ……ンッ、ンッ……。
くうあぁ……おにいさんの親指……大好きぃ……。
はあふっ……ふはっ……ああぁんっ……んっ、ん……はぁん……。
次は……カリ裏を弄って。
おにいさんのカリ、ボクのオチンチンより段差が大きいから、弄り甲斐がありそう。
親指と人差し指で輪っかを作ってさ、カリの裏側を左右にクリクリ擦ってみて。
クリクリって掛け声出すからさ、それに合わせて……ね。
くりっくりっ……くりっくりっ……。
んっ、んっ、んっ……んんっ……はぁ……ンはぁ……はぁん……。
くりっ……くりっ……くりっ……くりっ……。
はふぅ……はあぁん……んっ、んっ……あふはぁ……。
亀頭がお留守になってるから……そんなに強い快感はないけれど……。
亀頭の下から上へ……刺激がじわじわ競り上がるような感じがして……いいね……。
緩急をつけるのに……よさそ……。
くりっくりっ……くりっくりっ……。
はあふっ……ンふっ……はふっ……ンン……んああぁ……あふぅ……。
はぁん……男の子ボイスに合わせて動く指の輪っか、とってもエッチだよぉ……。
くりっ……くりっ……くりっ……くりっ……。
わふっ……ンンンッ……あふっ……んんっ……あくふっ……んっ、んっ……。
えっ……?
カリ裏を擦りながら、もう片方の手で亀頭を弄るの……?
へ、へえ……。
さすがオナニー上級者……。
やっぱり両手を使うんだ……。
掛け声も……もっと早く?
う、うん……わかった。
じゃあ……クリクリじゃなくて、キュッキュッ……って言うね。
キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ……。
んんっ……!
熱い、熱いよぉ!
そんなに早く動かしちゃ、摩擦熱でカリ裏火傷しちゃうよぉ!
キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ……。
んくくっ……ダメっ!
5本の指先で、亀頭撫で撫でしちゃダメぇ!
キュッキュッの声に合わせて、亀頭を上下に擦っちゃダメぇ!
キュッ、キュッ……んんっ……キュッ、キュッ、キュッ……ンくくっ……キュッ、キュッ……。
ふああぁ……亀頭全体が指5本で縦に……カリ裏は横方向の回転で……擦られてる……。
異なる刺激を上下に受けて……わけわかんない気持ちよさが生まれてるよぉ……。
キュキュッ……キュッ……くああぁ……キュッキュッ……つううぅ……キュッ、キュッ……キュッ……。
エ……エッチぃ……。
おにいさんのエッチぃ……。
男の子の掛け声に合わせて、こんなエッチなオナニーをするなんて、おにいさん上級者すぎるよぉ……。
我慢汁もドクドク溢れてるし……おにいさんってば本当は、根っからの男好きじゃないのぉ?
ンああっ……はぁんっ……んんんっ……キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ……。
キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ!
キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ!
ふわぁ……ダメェ!
勝手に声が早くなっちゃうよぉ!
もっと激しく擦ってほしくて、自然に早口になっちゃうよぉ!
キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ!
キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ!
ボク……淫魔なのに……インキュバスなのに……
人間に翻弄されて、エッチなおねだりしちゃってるよぉ!
ねえおにいさん、ボクのテンポに合わせて、もっと早く擦って!
ボク、おにいさんの手でもっともっと気持ちよくなりたいよぉ!
キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ!
キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ!
んっ……んくっ……はあっ……あっ、あっ、あっ、あっ、あっ!
キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ!
キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ!
くはっ、はぁんっ、気持ちいいっ、ふはっ、あくふっ、はぐっ、ひぎゅうっ!
あっ……ああっ……おにいさん……イキかけてるっ……!
亀頭にせーし集まってる!
わかるよっ、オチンチン、シンクロしてるもんっ!
イくんだねっ!?
ショタ淫魔の掛け声と喘ぎをオカズにしながら、イくんだねっ!?
さあ、ここからはおにいさんの好きなように擦って!
亀頭を握りこんでガシュガシュ擦ってもいいし、皮越しに亀頭擦ってもいいし、
床に擦りつけてもいいからねっ!
好きなようにオナって、限界まで溜めて、最高の射精をしてっ!
おにいさん……お願いっ!
ふあああっ、ああっ、んくっ、はうっ、ひああっ……ふああっ!
おにいさん激しすぎ……る……ンあああっ、はうあっ、ふあああっ、くああっ!
やだぁ……喘ぎが止まんない!
おにいさんのせーえきが、ボクの喘ぎに導かれて競りあがってるのがわかるから、
みっともない喘ぎが止まらないよぉ!
うぐあっ、ンンッ、はふっ、んぐぐっ、はぐあっ、ひぐっ……ふああっ、ああんっ!
あっ、あっ、ンッ、あっ、ふああっ!
ダメっ、動き早すぎっ!
亀頭擦りむいちゃうっ!
はうっ、かはっ、あはふっ、ひぐっ、ンンッ、ああっ……くああっ、あっ、はああっ!
気持ちいいっ、シンクロオナニー気持ちいいよおおおっ!
ふあああっ……ザーメンがもう亀頭まで来てるううううぅ……。
おにいさんがカリ首ぎゅっと締めて、射精我慢してりゅうううぅ……。
尿道口がぱっくり開いて、いまにもせーえき吐き出しそうにヒクヒク震えてるぅ……。
ふはあっ……はああぁっ……あふっ……ンッ、ンッ、んんっ……。
くああっ……あくふっ……ひぐっ……ンはあぁ……はあくっ……ひぎゅうううぅ……。
ンッ……さすがにもう……イくんだねっ!
うんっ、イって、イってイって!
溜め込んだザー汁、ドビュドビュって一気に放って!
んっ……ダメッ、ティッシュに手を伸ばさないでっ!
ティッシュになんか出しちゃやだっ!
せーえきの放出感こそ、男の快楽でしょっ!?
お掃除のことなんか考えずに、思いっきり宙に飛ばしてよっ!
ボクも同じ放出感を味わいながらイくんだから、ティッシュを目標にしちゃダメっ!
ふたりで一緒にせーえき飛ばそっ!
ねっ、ねっ!
ふあああああぁああ……イくっ、イっちゃう!
射精しちゃうっ、せーえき出ちゃうっ、ザーメン出ちゃうっ!
ンッ、ンッ、ンッ、ンッ、ンッ、ンッ、ンッ、ンッ!
あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、ああああぁっ!
イくっ……イぎゅうううううぅっ!
ンあああっ……あああぁ……くああっ……アアあぁあんっ……ンああアアァあアアあぁあんっ!
ン……。
んんっ……ンく……んんっ……。
ンあっ……んんっ……ン……。
んんん……ンン……んくっ……ンはぁ……。
ふはあっ……はぁ……はあっ……はあっ……はあぁ……。
あふぅ……くはぁ……はあっ……はああっ……あふっ……ふぅ……。
ふぅ……ふぅ……はふぅ……ふぅ……。
はあぁ……とっても……気持ちよかった……。
えへへっ……お互いたくさん出たね……。
お疲れ様でした……チュッ……。
ね?
男同士のエッチ……すごくいいでしょ?
同じ性別だから、相手の気持ちよさが手に取るようにわかるもんね。
女の快感なんて、男にはわかりっこないしさ。
演技でイってる振りする女も、いるって言うじゃない?
その点男は、射精をするからわかりやすいよね。
せーえきの量とか飛距離でもさ、相手がどれだけ感じたか……っていうのはわかるし、
次はもっと遠くまで飛ばしてやるぞ……って、思ったりもできるじゃない?
やっぱり男同士って、ノーマルやレズよりも気持ちいい、最高の組み合わせなんだよね。
エヘヘッ♪
(──間隔5秒)
……あ、納得してくれた?
ってことは、おにいさんを男色家へ導くことに成功したわけで、
ひとまずは、インキュバスとしての任務完了……かな。
このたびの召喚、まことにありがとうございましたっ!
チュッ……むちゅっ……ンちゅちゅっ……。