Track 5

自慰

さあ今度は、二人で一緒に気持ちよくなろっか? えっ……シックスナイン? エヘヘッ、それもいいね。 でもボク、おにいさんよりもずっとずっと背が低いから、シックスナインは難しいかも。 実はさ……。 シックスナインなんかより、もっともっと一緒に気持ちよくなれるプレイが、ほかにあるんだ。 それはね、シンクロオナニー。 おにいさんのオチンチンの快感を、ボクのオチンチンに伝達させるインキュバスの淫技。 おにいさんのオチンチンの気持ちよさが、ボクのオチンチンにそのまま伝わるんだ。 ……うん、できるよ。 おにいさん、ボクの唾液やせーえきを、たくさんゴックンしたでしょ? インキュバスの体液にはね、人間に魔の属性を与える因子が含まれてるの。 ま、半日も経てば消散してしまうものだけれど……。 そのあいだは、おにいさんの快感が、ボクにそっくり伝わってくるわけ。 ……で、その状態でおにいさんがオナニーをすると、 ボクもまったく同じ快感を受けながら、二人同時に射精に至る……ってわけ。 ね、気持ち良さそうでしょ? えっ? オナニーよりも、アナルセックスのほうに興味があるの? ダメダメ。 だって、アナルセックスって女性相手でもできるじゃない。 せっかくインキュバスを相手にしてるのに、そんなのつまんないよ。 もっとも……。 おにいさんが受けになるって言うのなら、 男同士の醍醐味を味わえるから、お相手するけどね……。 まだそこまでの覚悟はないでしょ? うんうん。 そういうわけで、次はシンクロオナニーにしようね。 そうと決まればさっそく、おにいさんもオチンチンをお披露目して? もお、いまさらなに恥ずかしがってるのさ。 ボクのザー汁ごっくんしたくせにさ、アハハッ。 はい、早くおパンツ脱いで脱いで。 (──間隔10秒) わあ……。 さすがに、ボクのよりもずっと大きいね。 それに……勃ってる。 ビンビンに勃起してる。 おにいさん、ボクのオチンチンを舐めながら、興奮してたんだね? 人生初のフェラチオに、ドキドキしっ放しだったんだね? あはっ……初心でかわいいね。 アハッ……。 亀頭が先走り汁でぬるっぬるだぁ。 カウパーでコーティングされた朱色の亀頭、まるでプラスチック製みたいに表面がツルツルしてる。 くすくすっ……。 これだけ濡れてたら……すぐにオナニーできるよね? できないなんて言わせないよ? ふーっ……。 ふーっ……ふーっ……ふーっ……。 あむっ……ちゅっ……ちゅばっ……むちゅっ……。 んちゅっ……あむちゅっ……んちゅちゅっ……ちゅばっ……あむちゅっ……。 ほぉら。 ちょっとお耳舐めただけで、オチンチンがピクピク震えてる。 早く弄ってほしいって、おねだりしてるね。 ンフフッ……。 まずは、親指の腹で、尿道口を上からゆっくり擦ってみて。 さっきも言ったとおり、おにいさんの快感が直接ボクに伝わってくるから、 ボクの亀頭を弄ってるつもりで、優しく……優しく……ね。 はい、始めて。 んっ……。 ンンッ……あはぁ……はぁん……あふぅ……。 ン……うん、平気。 そのまま……続けて。 長年のオナニーで鍛えられてるおにいさんの亀頭からは、 甘い感覚しか伝わってきてないから……痛くないよ。 へ、へえ……。 亀頭の皮膚って、ずっと使ってたら、ここまで痛みに慣れちゃうんだ……。 ほんのちょっとだけヒリヒリ感があるけど、それが快感を引き立ててくれてる……。 はあー……気持ちいい……。 んはぁ……はぁ……んんっ……ふはぁ……。 はぁ……んんっ……はふぅ……はあぁ……。 はああぁ……指紋のわずかなギザギザまで感じちゃう……。 痛覚が鈍くなると、こんな些細な隆起まで感じ取れちゃうんだ、亀頭って……。 ンはふっ……はぁん……はふぅ……んっ、んっ、んっ……ああぁん……。 ね、ねえ……。 今度は……亀頭裏の割れてるところに親指を当てて、ゆっくり上下に擦ってみて……。 さっきフェラしてもらったとき、そこが一番感じたから……指でも試してみたいんだ。 ね……お願い。 亀頭裏の谷間、親指で撫でて……。 はぁん……。 あっ、はうっ、んんっ、あくふっ……ひゃうっ……。 オナニー慣れしてるおにいさんのオチンチンでも、そこはやっぱり刺激強いね……。 親指がクリクリ動くたび、電流みたいなビリビリした刺激が生まれるよ……。 ンはあっ……あふっ……ふああっ……はあっ……はあっ……。 ううぅ……。 竿裏を走ってる縦筋の先っぽ、皮が左右にピラピラ動いてるぅ。 擦られるたびに、ピリッて破れそうな痛みが走って、すっごく緊張するぅ……。 ふはぁ……あはぁ……はあっ……はふぅ……ふはぁ……。 でも……でも……。 そこから指が、上にツルンって移動すると、緊張感が甘い快感に変わるよぉ……。 谷間にもぐりこんだ親指のお肉が、割れ目の奥にある気持ちいいところを、プニッと擦ってくれてるよぉ……。 舌先で溝をチロチロ舐められるのも良かったけど……ボク……こっちの感触が好きかな……。 だって……亀頭裏の割れ目と親指のおなかって、サイズがピッタリなんだもん……。 はあぁ……あはぁ……はふぅ……ふぅ……あふぅ……。 ンああっ……はあっ……んんっ……あふはぁ……はあっ……ンッ、ンッ……。 くうあぁ……おにいさんの親指……大好きぃ……。 はあふっ……ふはっ……ああぁんっ……んっ、ん……はぁん……。 次は……カリ裏を弄って。 おにいさんのカリ、ボクのオチンチンより段差が大きいから、弄り甲斐がありそう。 親指と人差し指で輪っかを作ってさ、カリの裏側を左右にクリクリ擦ってみて。 クリクリって掛け声出すからさ、それに合わせて……ね。 くりっくりっ……くりっくりっ……。 んっ、んっ、んっ……んんっ……はぁ……ンはぁ……はぁん……。 くりっ……くりっ……くりっ……くりっ……。 はふぅ……はあぁん……んっ、んっ……あふはぁ……。 亀頭がお留守になってるから……そんなに強い快感はないけれど……。 亀頭の下から上へ……刺激がじわじわ競り上がるような感じがして……いいね……。 緩急をつけるのに……よさそ……。 くりっくりっ……くりっくりっ……。 はあふっ……ンふっ……はふっ……ンン……んああぁ……あふぅ……。 はぁん……男の子ボイスに合わせて動く指の輪っか、とってもエッチだよぉ……。 くりっ……くりっ……くりっ……くりっ……。 わふっ……ンンンッ……あふっ……んんっ……あくふっ……んっ、んっ……。 えっ……? カリ裏を擦りながら、もう片方の手で亀頭を弄るの……? へ、へえ……。 さすがオナニー上級者……。 やっぱり両手を使うんだ……。 掛け声も……もっと早く? う、うん……わかった。 じゃあ……クリクリじゃなくて、キュッキュッ……って言うね。 キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ……。 んんっ……! 熱い、熱いよぉ! そんなに早く動かしちゃ、摩擦熱でカリ裏火傷しちゃうよぉ! キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ……。 んくくっ……ダメっ! 5本の指先で、亀頭撫で撫でしちゃダメぇ! キュッキュッの声に合わせて、亀頭を上下に擦っちゃダメぇ! キュッ、キュッ……んんっ……キュッ、キュッ、キュッ……ンくくっ……キュッ、キュッ……。 ふああぁ……亀頭全体が指5本で縦に……カリ裏は横方向の回転で……擦られてる……。 異なる刺激を上下に受けて……わけわかんない気持ちよさが生まれてるよぉ……。 キュキュッ……キュッ……くああぁ……キュッキュッ……つううぅ……キュッ、キュッ……キュッ……。 エ……エッチぃ……。 おにいさんのエッチぃ……。 男の子の掛け声に合わせて、こんなエッチなオナニーをするなんて、おにいさん上級者すぎるよぉ……。 我慢汁もドクドク溢れてるし……おにいさんってば本当は、根っからの男好きじゃないのぉ? ンああっ……はぁんっ……んんんっ……キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ……。 キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ! キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ! ふわぁ……ダメェ! 勝手に声が早くなっちゃうよぉ! もっと激しく擦ってほしくて、自然に早口になっちゃうよぉ! キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ! キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ! ボク……淫魔なのに……インキュバスなのに…… 人間に翻弄されて、エッチなおねだりしちゃってるよぉ! ねえおにいさん、ボクのテンポに合わせて、もっと早く擦って! ボク、おにいさんの手でもっともっと気持ちよくなりたいよぉ! キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ! キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ! んっ……んくっ……はあっ……あっ、あっ、あっ、あっ、あっ! キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ! キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ! くはっ、はぁんっ、気持ちいいっ、ふはっ、あくふっ、はぐっ、ひぎゅうっ! あっ……ああっ……おにいさん……イキかけてるっ……! 亀頭にせーし集まってる! わかるよっ、オチンチン、シンクロしてるもんっ! イくんだねっ!? ショタ淫魔の掛け声と喘ぎをオカズにしながら、イくんだねっ!? さあ、ここからはおにいさんの好きなように擦って! 亀頭を握りこんでガシュガシュ擦ってもいいし、皮越しに亀頭擦ってもいいし、 床に擦りつけてもいいからねっ! 好きなようにオナって、限界まで溜めて、最高の射精をしてっ! おにいさん……お願いっ! ふあああっ、ああっ、んくっ、はうっ、ひああっ……ふああっ! おにいさん激しすぎ……る……ンあああっ、はうあっ、ふあああっ、くああっ! やだぁ……喘ぎが止まんない! おにいさんのせーえきが、ボクの喘ぎに導かれて競りあがってるのがわかるから、 みっともない喘ぎが止まらないよぉ! うぐあっ、ンンッ、はふっ、んぐぐっ、はぐあっ、ひぐっ……ふああっ、ああんっ! あっ、あっ、ンッ、あっ、ふああっ! ダメっ、動き早すぎっ! 亀頭擦りむいちゃうっ! はうっ、かはっ、あはふっ、ひぐっ、ンンッ、ああっ……くああっ、あっ、はああっ! 気持ちいいっ、シンクロオナニー気持ちいいよおおおっ! ふあああっ……ザーメンがもう亀頭まで来てるううううぅ……。 おにいさんがカリ首ぎゅっと締めて、射精我慢してりゅうううぅ……。 尿道口がぱっくり開いて、いまにもせーえき吐き出しそうにヒクヒク震えてるぅ……。 ふはあっ……はああぁっ……あふっ……ンッ、ンッ、んんっ……。 くああっ……あくふっ……ひぐっ……ンはあぁ……はあくっ……ひぎゅうううぅ……。 ンッ……さすがにもう……イくんだねっ! うんっ、イって、イってイって! 溜め込んだザー汁、ドビュドビュって一気に放って! んっ……ダメッ、ティッシュに手を伸ばさないでっ! ティッシュになんか出しちゃやだっ! せーえきの放出感こそ、男の快楽でしょっ!? お掃除のことなんか考えずに、思いっきり宙に飛ばしてよっ! ボクも同じ放出感を味わいながらイくんだから、ティッシュを目標にしちゃダメっ! ふたりで一緒にせーえき飛ばそっ! ねっ、ねっ! ふあああああぁああ……イくっ、イっちゃう! 射精しちゃうっ、せーえき出ちゃうっ、ザーメン出ちゃうっ! ンッ、ンッ、ンッ、ンッ、ンッ、ンッ、ンッ、ンッ! あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、ああああぁっ! イくっ……イぎゅうううううぅっ! ンあああっ……あああぁ……くああっ……アアあぁあんっ……ンああアアァあアアあぁあんっ! ン……。 んんっ……ンく……んんっ……。 ンあっ……んんっ……ン……。 んんん……ンン……んくっ……ンはぁ……。 ふはあっ……はぁ……はあっ……はあっ……はあぁ……。 あふぅ……くはぁ……はあっ……はああっ……あふっ……ふぅ……。 ふぅ……ふぅ……はふぅ……ふぅ……。 はあぁ……とっても……気持ちよかった……。 えへへっ……お互いたくさん出たね……。 お疲れ様でした……チュッ……。 ね? 男同士のエッチ……すごくいいでしょ? 同じ性別だから、相手の気持ちよさが手に取るようにわかるもんね。 女の快感なんて、男にはわかりっこないしさ。 演技でイってる振りする女も、いるって言うじゃない? その点男は、射精をするからわかりやすいよね。 せーえきの量とか飛距離でもさ、相手がどれだけ感じたか……っていうのはわかるし、 次はもっと遠くまで飛ばしてやるぞ……って、思ったりもできるじゃない? やっぱり男同士って、ノーマルやレズよりも気持ちいい、最高の組み合わせなんだよね。 エヘヘッ♪ (──間隔5秒) ……あ、納得してくれた? ってことは、おにいさんを男色家へ導くことに成功したわけで、 ひとまずは、インキュバスとしての任務完了……かな。 このたびの召喚、まことにありがとうございましたっ! チュッ……むちゅっ……ンちゅちゅっ……。