Track 3

第3話:おやつの時間にゃ!

(ニア、ソーダ味のアイスキャンディーを頬張る) 頂きますにゃ~ あむ、んむ…… にゃは~、やっぱりこんな暑い日には冷たいアイスキャンディーに限るにゃね~ て、なんで飼い主はおでんなんて食べてるんにゃ…… 「暑い日にこそおでん」って…… 飼い主、絶対にゃあに取られないようにって理由でおでんを食べてると思うにゃ。 ふんだ!そんなことをする飼い主には、にゃあのアイスわけてあげないにゃ! あ~む、はぷ、ん……ちゅぷ、ちゅ、ちゅるる……んちゅ……ん…… ちゅる、ぢゅるる……んぷ…………ぷぇ? なんにゃ?飼い主。 「変な音を立てて舐めるな」って言われてもにゃぁ…… にゃあはこんなふうに舐めながら食べるのが好きなんだにゃもん、仕方ないにゃ。 あぁ~、にゃるほど。 飼い主、にゃあがアイスを音立てて舐めてるのを見て、興奮しちゃってるにゃね~? にゅふふ、かわいい飼い主にゃ! ほらぁ飼い主、こっちを見るにゃよ……ぁはぷ。 んちゅ、ぢゅるる、ちゅ、んぷ、ん、ぷちゅ、れちゅ、んちゅ、ちゅ、ちゅぷ…… にゃ~、飼い主、顔がにやけてるにゃ。 わかりやすい飼い主だにゃ。 れりゅ、れる、んりゅ、れるれろ、れぇろ、れる、れちゅ……んちゅ…… そっかそっか~……飼い主は、こうやってにゃあがちゅぱちゅぱしてる所が好きなんにゃねぇ…… いつもにゃあのお口の中に指とか入れてくるのは、そういうことなんにゃね~ まったく、とんだ変態さんな飼い主にゃ。 んちゅ、ちゅ、れりゅ……んちゅ、ちゅ、んぷ、んぢゅ……んぷくぷ……れろるろ…… にゅぷふふ……じゃーあ、こういうのは、どうかにゃ? (ニア、飼い主の耳元へ) んれろ、れりゅ、ちゅ、ちゅる、んぷ、んぷ、ちゅ、ちゅぷ…… こういう音は、やっぱり耳元で聞くのが一番にゃよねぇ? にゅひひ、さっきにゃあの耳にいたずらをしたお返しにゃ。 んぷぅ……ちゅ、れりゅ、れろれろ……んちゅ、ちゅ、ちゅるぅ…… やっぱり飼い主……ちゅ、れりゅ……こういうのが好きなのにゃ…… んちゅ、れちゅ、ちゅっ、んぅ、れぷ、んふ…… んぷ、くぷ、りゅぷ……んちゅ、ちゅぷ……ん……ぷはぁ………… なんだかこうやってると、お口の中が冷たくなってきたにゃ。 にゃ!いい感じに暖かそうなもの見っけたにゃ! にゅふふ~……ぁーんむ(ニア、飼い主の耳を口に) はぷ、あむぁむ、んちゅる、んぷ、はむ、んりゅ、んぅ…… やっぱり、飼い主のお耳暖かいにゃよ……はむ、ちゅ、ちゅぷぷ…… くぷ、ちゅ、ちゅる、んぷ、ちゅる、れりゅ、んちゅ……ちゅるる……ぷぁ…… にゃあのお口、冷たくて気持ちいいにゃ? アイスで冷えたお口は……んちゅ、ちゅるる……今日みたいに暑い日にはちょうどいいかもにゃ…… あぷ、はむ、ちゅぷ、ちゅむ、んぷ……んちゅ、れちゅ……ちゅぷ、んむ…… にゃ~、飼い主、身体ビックビクにゃ。さっきのにゃあみたいになってるにゃ。 んぷ、ぁぷ、れりゅ……あんまりビクビクして、そのおでん、こぼさないように気をつけるにゃよ? ちゅる、んぷ……火傷しちゃったらぁ……ちゅ、んっ……にゃあがまた……ぺろぺろしてあげるだけにゃけども……んちゅ…… はむ、んちゅ、れりゅ、れりゅぷ、にゅ、ちゅぷ、ぢゅる…… にゃ!?アイスが溶けてきてるにゃ! 飼い主のお耳も楽しいけど、こっちがメインだったの忘れてたにゃ! あむ、ぺろぺろ、んちゅ…………むぐむぐ………… にゃぷ~、美味しかったにゃ! …………あれ?どうしたのにゃ、飼い主。そんなモジモジしながらにゃあのことを見て…… もしかしてぇ~もっとして欲しかったかのにゃ? にゅふふふ、ざーんねん!これもさっきの仕返しだにゃ! あっかんべー! にゃふぅ!? か、飼い主!?急に舌を掴むのナシにゃ! にゃ、にゃぅ……そんなふうにグリグリされると……また…… にゃ?「舌が青い」にゃ? にゃー、ほんとにゃ。さっき食べたアイスの色がにゃあにくっついたにゃね。 ……って、そんなことでごまかされないにゃよ!? 飼い主、さっさと離すにゃ~……んぷ!? んちゅっ、んりゅっ、りゅぷっ、ぢゅっ、れりゅっ、んぢゅぷっ…… んぷっ、んむ……ん……りゅ、れりゅちゅ………… ぷはぁ!……はぁ、はぁ、はぁ……はぁ………… か……飼い主ぃ…………いきなり……そんな激しい……ちゅー…… 「仕返しの仕返し」って…… んむむ……そんにゃのずるい……ずるいにゃ………… んぁ……っ……ふゎあ………… ちょっと……びっくりして動けなくなっちゃったにゃ…… やっぱり飼い主には敵わないにゃね…………んにゅぅ………… ……そのおでん、ゆっくり食べてるといいにゃ…… にゃあは……しばらくこのまま座ってるにゃね…… ……っあ……にゅぅ…………頭撫でちゃダメにゃ…… 今は……今はそっとしておいて欲しい……っ……にゃぁv…………