Track 7

突然意識が落ちていく

(扉を開ける音) あら こんにちは 本を返しに来てくれたんですね? その官能小説 面白かったですか?それは良かったです。本は良いですよね 立ち話もなんですし、どうぞ また読み聞かせの部屋へ 好きにくつろいで行ってください。 …この図書館には 他にも沢山っ 良い本が眠っていますので、探してみてくださいっ よければ後で 私がご案内しますよ? あっ その官能小説 私も一様は役員なので 私が受け取りますよ 【発語ハッキリ 開始】         そのまま本を見てください。 【発語ハッキリ 終了】       (1拍空き) (1拍空き) ふっと意識が消え 無意識に 催眠状態に入っていきます 【堂々と 開始】 私に支えられて 深い深いリラックスに入る まぶたが重い 意識のギアが1段ずつ下がっていく わずらわしいことから解放される 空中を泳ぐ 自由な 解放感。 私の声が脳に反響する 私と呼吸を合わせて? 意識を失わせて そのまま 意識が落ちていく…。 ふわふわと浮かび上がり 境界線を超え 意識はどこか遠くの かなたへ。 くだり階段をゆっくりおりていく様に 体の重りが増えていく様に 深いところに落ちていく この本の内容を思い出して、 エッチして 絶頂した事を。 甘く とろけるような快感を 甘美な刺激…あなたは そのを求めに来た そうでしょう? 意識はまだ 混乱してるかも知れません、していないかも知れません あなたの無意識は 催眠に入りながら 色んな想像をしているんです 私には分かりませんが とてもリラックスしている 私にはそう見えます 重い意識の中 私の声を聞いているんです。 あなたの時間がゆっくりになっていく。2倍 3倍 4倍。段 々 と、 時間が 止まって いく… 私の声を聞いて 声が時間になり 自分の時間へと戻っていくんです あなたの時間はそのまま 私と同じ時間になったり、ならなかったりするんです 混乱する よく分からない でもあなたは深い催眠に入っている。 さぁ もう十分準備出来ましたね 今日も楽しみましょう 私とあなたの物語を。 【堂々と 終了】