リリフローラ&エリス 指舐め・手コキ
エリス:
これは足枷だ。両足につけて、家の柱に鎖で繋がせてもらうぞ。
鎖の長さには余裕を持たせてある。この鎖が届く範囲内であれば自由に動き回って構わん。
ちなみに、鎖を切ろうなどという浅はかな考えは捨てたほうがいいぞ。何しろ、このドクター・エリスが選んだ鎖だからな。
さて、早速だが、お前にはこれの相手をしてもらう。
これはただの人形ではないぞ。自律性を備えたセクサロイドだ。
まだ製作途中だから無闇に触るなよ。
殆どの部位は骨格が剥き出しで、下半身に至ってはまだ骨格すら無い状態だが、首から上には人工皮膚を被せて一応人間らしく見えるように整えてある。
どうだ、なかなかの器量好しだろう。
ん? 私の顔に似ているか?
ふむ。そう言われてみればそうかもしれんな。
まあ、私の美貌には劣るがな。
さて、始めよう。
この状態ではセックスは不可能だから……手始めに手淫でもさせてみるか。両手にも人工皮膚を被せてあるからな。
HX-02、この男の性器を握れ。
HX-02(リリフローラ):
こんにちは、ドクター・エリス。本日はお日柄もよく、誠にご愁傷様です。
エリス:
この男の、性器を、握れ。
HX-02(リリフローラ):
只今の世紀は21世紀です。アマゾン熱帯雨林消失まで、残り22万2535時間。
エリス:
ペニスだよ、ペニス。ペニスを握るんだ。
……ふむ。聴覚機能が上手く働いていないようだ。
少し調整する。お前はその間にせいぜいペニスを勃起させておいてくれ。
HX-02(リリフローラ):
簿記に関しては、簿記検定二級並みの腕前です。
エリス:
ううむ……ああ、これか。
よし。HX-02、この男のペニスを握れ。
HX-02(リリフローラ):
この薄らハゲのペニスを握ります。
エリス:
よしよし、上手く認識しているな。
おい、お前。どうだ、HX-02の手の感触は。
体温も再現しているから、かなり人間の手の感触に近いはずだが……。
まさかお前、女の手でペニスを握ってもらったことがないという訳ではなかろうな?
んー? そうなのか?
ククッ、気にするな。例えそうであったとしても、実験にはなんら差し支えない。
HX-02、ペニスをゆっくり上下に扱け。
HX-02(リリフローラ):
了解しました。1.5秒間隔でペニスを摩擦します。
エリス:
おい、分かってるだろうな、私が許可するまで射精するなよ。
勝手に射精したら、お前の陰毛を燃やしてやるからな。
HX-02(リリフローラ):
ペニスが更に膨張しました。摩擦を続けます。
エリス:
HX-02、手の動きに変化を加えながら、この男の快感を高めろ。
HX-02(リリフローラ):
了解しました。
エリス:
ただし、射精感を感知したら、直ちに手の動きを緩めて射精を抑制しろ。
HX-02(リリフローラ):
この男がオーガズムを迎えることがないように、射精感を制御しながら刺激を加えます。
カウパー腺液が分泌されるまで、包皮ごとペニスを摩擦し続けます。
包皮を引っ張り上げて亀頭を全て覆った状態から、緩やかに手を降ろし、包皮を剥きます。
再び包皮を引っ張り上げる際、指で少し圧力を加え、包皮の中の亀頭に軽く刺激を与えます。
徐々に摩擦の速度を速めます。
エリス:
ふむ。ペニスが潰れる気配はないな。握力の加減は良好、と。
おい、どうだ? 自分で扱くよりも気持ちいいか?
ううむ……やはり作りかけのボディでは欲情が昂ぶりにくいか。
そうだなぁ、HX-02にお前の乳首でも舐めさせてみるか。どうせ開発済みだろう。
いや待て、まだ唾液分泌機能を搭載していなかった。乳首は止めだ。
HX-02の片手が空いているな。よし、これを使おう。
おいお前、HX-02の指を舐めていいぞ。
飴細工のような繊細な指だろう。一本でも二本でも好きに舐めろ。
欲望のままに意地汚く舐め回すのではなく、口内で飴菓子を転がすように、舌と唇を這わせて優しく舐めるんだぞ。
HX-02(リリフローラ):
舐めるんだぞ。
エリス:
よし、そのまま舐め続けろ。
それから、お前の指を貸せ。
いいから黙って貸せ。
あむ……。
お前の指は私が舐めてやる。
んっ……ちゅ、ちゅう。
お前がHX-02の指を舐めるのと同じ舐め方で、れろ、れろ、舐めてやるからな。
HX-02(リリフローラ):
ペニスが更に膨張しました。
エリス:
ちゅ、ちゅ、ちゅぱ。だからお前は、自分がして欲しいように舐めろ。
あぁ? 何でこんなことをするかって、ちゅ、ちゅぱ、お前がさっさとカウパーを漏らさないから、こうやって、快感を促進してやってるんじゃないか。
ん、ちゅ、ちゅ、ちゅう……私は忙しいんだ。さっさとカウパーをダラダラ流して、実験体としての役割を果たせ。
HX-02(リリフローラ):
指を舐める度にペニスが脈打っています。
エリス:
あむ、んっ……ちゅちゅ、れろ、れろ……んはぁ……。
おい、なんだそのニヤけた面は。
ん、ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ、ん……お前の舐め方を真似ようと思ったら、嫌でもお前の表情が目に入るんだ。
ちゅうちゅう、ん……その蕩けた面を引き締めろ。いやらしいにも程がある。
HX-02(リリフローラ):
あへ。
エリス:
ん……HX-02の顔面が緩んでいるな。また不具合か。
HX-02(リリフローラ):
不具合ではありません。
この男の欲情を煽る為に、この男の官能的な表情を模倣しました。
エリス:
い、いや……確かに表情だけ見れば官能的だが、骨格剥き出しのボディに載った顔にその表情が固定されると、見る者に恐怖感を与える。
それを見て欲情するのは変態だけだ。
HX-02(リリフローラ):
この男は、変態ではありませんか?
エリス:
変態かもしれんが……とにかくその表情は真似しなくていい。
HX-02(リリフローラ):
了解しました。表情をフラットに戻します。
ドクター・エリス。この男は、変態というワードに著しい反応を見せています。
エリス:
ほう、そうか。真っ先に発声機能を実装した甲斐があったな。
HX-02の声で、この変態の劣情をくすぐってやれ。
あむ……
HX-02(リリフローラ):
了解しました。
ペニス、マラ、おちんちん、勃起ちんぽ、肉棒、プライベートな部位、ポコチン。
それぞれの名称に異なる反応が表れています。中でも、おちんちんというワードに一際大きな反応を見せています。
この変態は、潜在意識下でおちんちんというワードに執着しているようです。
ペニスの呼称を、おちんちんに変更します。
おちんちんの摩擦を続けます。
シコシコ、シコシコ。
エリス:
HX-02は早くもお前の転がし方を学習したようだな。さすがは私の作ったセクサロイドだ。
ちゅぱちゅぱ、ちゅるる。
HX-02(リリフローラ):
しかし、未だカウパー腺液は分泌されません。手強いおちんちんです。
右手の角度を少しずつ変えながらシコシコを続けます。
シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ。
おちんちんが脈打つリズムに手の動きを合わせ、包皮ごしにカリ首を擦り上げます。
シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ。
おちんちんをシコシコしつつ、この変態の口内を集中的に刺激します。
歯茎の周りを指でぐるぐると掻き回し、欲情を掻き立てます。
シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ……シコ。
いかがですか、変態。
変態の生ぬるい唾液が、指の根元までべったりと付着しています。
指を咥えて吸い取ってください、変態。
吸い取った後は、そのまま舌で指の腹を舐め回してください、変態。
舌の動きに合わせて指を押し付けます。
おちんちんの先からカウパー腺液が……チンポシロップ……チンポシロップ。
カウパー腺液の呼称を、チンポシロップに変更します。
おちんちんの先からチンポシロップが漏れ始めました。シロップでおちんちんをコーティングします。
包皮に潤いを持たせ、摩擦速度を速めます。いきます。
シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ。
HX-02(リリフローラ):
亀頭の先からチンポシロップが継続的に漏れています。
シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ。シコシコ。
いかがですか、変態。
エリス:
気持ちいいか?
HX-02(リリフローラ):
シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ。
おちんちんの感度が高まっているようです。
エリス:
まだ射精するなよ。
HX-02(リリフローラ):
射精感を制御しながら、おちんちんを扱きます。
シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ。
ドクター・エリスの許可が下りるまでは、チンポミルクを漏らさないように注意してください。
緩やかに擦ります。
シコ、シコ、シコシコ。シコ、シコ、シコシコ。
シコ、シコ、シコシコ。シコ、シコ、シコシコ。
では、包皮を剥き、亀頭にチンポシロップを塗りつけます。
亀頭の感度には個人差がありますので、少し刺激が強いかもしれません。
エリス:
んっ、んちゅ、ちゅ、ちゅぱ……んっ、んぅ……。
おいこら、あまりモゾモゾするな。
くちゅ、ちゅぱ、HX-02には下半身が無いからな。お前が動くと、HX-02の腕が届かなくなるぞ。
HX-02(リリフローラ):
亀頭が十分に潤いました。ここからは、亀頭を重点的に刺激していきます。
親指と人差し指で輪っかを作り、カリ首に嵌めます。
輪っかを左右に回してカリ首を刺激します。
エリス:
ちゅぱ、ちゅる、体が動きそうになったら、指を舐めて我慢しろ。
HX-02(リリフローラ):
残る三本の指で、睾丸……タマタマを包み込み、やんわりと揉み解します。
もみもみ、もみもみ、もみもみ、もみもみ、もみもみ、もみもみ、もみもみ、もみもみ、もみもみ。
エリス:
んっ、ちゅぱ、ちゅ、ちゅ。
どうだ、気持ちいいか?
この精密な指の動きは、人間には到底真似出来んだろう。
これを続けていたら、いずれ人間の手では満足出来なくなるかもしれんな。
そうなったら、マスターベーションに支障が出るなあ?
しかし、実験体としてはその方が好都合だからな。問題ない。
HX-02(リリフローラ):
タマタマで感じる鈍い快感と、亀頭で感じる鋭い快感を、バランスよく与えていきます。
くりくり、もみもみ。くりくり、もみもみ。
いかがですか、変態。
もみもみ、もみもみ、もみもみ。
エリス:
まだだぞ、まだ射精するなよ。
折角この私が、お前の薄汚い指を舐めて快感を高めてやったんだ。もう少し我慢しろ。
HX-02(リリフローラ):
ここからは、指の輪っかを上下に小さく動かしていきます。
カリ首から亀頭の中頃まで、チンポシロップをたっぷり塗りつけながらこすります。
くり、くり、くり、くり。
おちんちんからチンポシロップが、壊れた蛇口のように漏れ続けています。
おちんちんの感度が高まっているようです。
亀頭の先から漏れたチンポシロップが指の輪っかに到達する度に、より潤いが増していきます。
くり、くり、くり、くり、くり、くり、くり、くり、くり。
エリス:
んー? どうした、イキそうなのか?
まだ我慢しろ。射精しそうになったら、快感を言葉にして吐き出せ。
指をしゃぶりながら、情けない声で喘ぐがいい。
HX-02(リリフローラ):
ここからは、指の輪っかによる左右運動と上下運動を、交互に繰り返します。
変態の表情から快感の度合いを読み取り、刺激の強弱を調節します。
シコ、シコ。くり、くり、くり。シコ、シコ、くり、くり、くり。
シコシコ、くりくり。シコシコ、くりくり。シコシコ、くりくり。
もみ……もみ……もみ。
輪っかを左右に回して、カリ首を刺激します。いきます。
くりくりくりくり、くりくりくりくり、くりくりくりくり、くりくりくりくり。
もみ……もみ……もみ。
ここからは、亀頭、カリ首、竿、おちんちんの全てを一続きに刺激します。
手の平全体で亀頭を包み込みます。そして下へ向かって撫でるように、緩やかにこすります。
刺激が強いので、覚悟してください。いきます。
手がおちんちんの付け根まで到達したら、一旦手を離し、再び亀頭を包み込みます。
もう一度いきます。
エリス:
おい、モゾモゾするな。もう少し我慢しろ。
HX-02(リリフローラ):
もう一度こすります。
手を密着させたまま、僅かに圧力を加えています。
一度こするだけで、瞬間的に射精感が湧き上がるはずです。
しかし、ドクター・エリスの許可が下りるまではチンポミルクを漏らさないように注意してください。
次は二回連続でいきます。
エリス:
そろそろ限界か? そんなに射精したいのかぁ?
そうだなぁ……いいぞ。許可しよう。
HX-02(リリフローラ):
射精時の勢いを強める為に、竿を激しくこすります。
指を亀頭に宛てがい、同時に刺激していきます。
シコシコ、シコシコ、シコシコ、シコシコ。
射精の準備が整いました。
ドクター・エリスの指示に合わせてチンポミルクを射精してください。
シコシコ、シコシコ、シコシコ。
エリス:
ん、れろ、れろ、れろ……ちゅ、ちゅ、ちゅう……ちゅううう。
よし、射精していいぞ。
ほら、さっさと薄汚い精液を出すんだ。
■射精ポイント■
HX-02(リリフローラ):
チンポミルクの流出が途切れるまで、おちんちんを扱き続けます。
シコ、シコ。シコ、シコ。シコ、シコ。
エリス:
ククッ、すごい量だな。一体どれだけ溜め込んでいたんだ。
窓を開けるぞ。部屋がイカ臭くて堪らん。
HX-02(リリフローラ):
ドクター・エリス。この男は同じ意味合いの言葉でも、言葉の響きによって、興奮の度合いに大きな開きがあります。
従って、HX-02という名称はこの男との性行為に適した名称ではありません。
この男の欲情を促す効果のある名称を設定することを提案します。
エリス:
そうだな……女性的な名前の方が欲情を促しやすいかもしれんな。
おい、お前はどんな名前がいいんだ?
予め言っておくが、ヴァギ奈やマン子といった、変態的でセンスに欠ける名前は却下するからな。
ん……どうした、呆けたように窓の外を眺めて。
……ああ、あれは……木蓮という花だ……。
なかなか鮮やかで綺麗な色だろう。
一年に一度開花するんだが、開花期間は三日程度しかない。運がいいな。
木蓮の学名はマグノリア・リリフローラというんだが……これでいいか。
HX-02、お前の名称はリリフローラだ。
HX-02(リリフローラ):
リリフローラ……リリフローラ……。
ドクター・エリス。
エリス:
ん?
HX-02(リリフローラ):
右手の皮膚が、ずる剥けました。
エリス:
……摩擦し過ぎだ。