義兄からの嫉妬と脅し
ノック音
「話って何?義兄(にい)さん」
「ちょっとここに座って」
「え、何でベッドに座らなきゃダメなの?」
「いいから」
「うん」
義妹(いもうと)は俺の真横に座った。
「あのさ、さっき君、彼氏と何してたの」
「な、何してたのって、べ、別に何もしてないよ」
嘘つけ。
義妹の嘘はスルーして、俺は用意した飲料を口にする。そしてそのまま──
「え、ちょ、何、えっ……んっ、ん〜〜〜!」
義妹を抱きしめながら口づけをして、口移しで飲ませてやる。
ごくり、と義妹の喉が聞こえる
「こーゆーこと、やってたろ」
俺の腕にすっぽり収まっている義妹の耳元で囁いた。
「全部、俺は知ってるから。」
「し、知ってるって何、を……んっ」
キスをして、言葉を塞いでやる。
「録画、してるから」
「え、録画って……?まさか、あたしの部屋に……義兄さん何、したの?」
「防犯カメラつけただけだけど」
「防犯……カメラって……何それ、何で!?」
「はぁ、そこまで俺に言わせる気?──好きだからだよ、お前が」
「えっ……きゃっ……んふぅっ」
もう一度、飲料を含むと、口移しで飲ませてやる。
「ね、ねえ、義兄さんさっきから、何を飲ませてるの?てゆーか、突然……すぎる。どうしていいかわからないよ。」
義妹は涙目だった。
「確かに私は義兄さんのことは好きだけど、それは兄妹として、なの。私が好きなのは……んぅ!……んっ!!」
それ以上愛おしい唇に言わせたくないから、聞きたくないから、自分のそれで塞ぐ。
そうして、ポケットからUSBメモリを出すと、まだ着替えていない制服の上から、義妹の乳首をこすってやる。
「これにさっきの映像とか、お前が普段部屋で何してるかとか入ってるんだけど、義父さんと母さんに見せようか?」
「やめ…て…」
「じゃあ、俺の言うこと聞けよ。そしたら、やるから」
「わかった、言うこと聞くから、カメラの映像……ちょうだい」
「いい子だね。じゃあ俺の前で、いますぐオナニー見せてくれたらやるよ。大丈夫、手、出さないから」
「は!? そんなの無理……」
「このメモリあげない」
「う……ううん、わ、わかった……義兄さんの言う通りにする、よ。……じ、自分でするとこ……見せる、から……」
「じゃ、早速お願い」
「ん……」
こくり、と義妹は頷くと、緊張しているのか、制服の女子用ネクタイをよそよそしく外していく。吐息まじりに首元のボタンを外すと、そこからブラウスを捲り上げて脱ぎだす。白くて豊満な胸が眼前に現れた。下着は、白い地に黒いレースが覆いかぶさり、思いの外セクシーな柄だった。
「きれいだね」
「……見られてるの、恥ずかしい……もう恥ずかしくて死にそうだよ……」
「死んだらこのUSBメモリ、どうしよっかな〜遺品として彼氏くんにあげちゃおっかな〜」
「や、やるよ! まず、胸、揉むね……」
そう言うと、ゆっくりと、円を描くように義妹はそれを揉みしだく。
「はぁ……はぁ……うんっ……はぁ……はぁ……」
一通り揉むと。
「ブラ、外すね」
後ろ手にブラジャーのホックを外すと、また自分の胸を揉みだす。──今度は人差し指や中指で若干乳首を攻めながら……。
「うんっ……はぁ……はぁ……はぁ……うんっ……あっ……」
気持ちがいいのか、先ほどより長く、色っぽい吐息を吐き出す。
「あぁ……あっ……そろそろ、下、脱ぐね」
そう言うと、スカートを脱いで、パンティだけの姿になると股の間を右手で、豊満な胸を左手で、刺激し出す。
わぁ、パンツがぐしょぐしょ……傍目からでもわかる。
どうやらこの時点でもうかなり、義妹のそこは濡れそぼっているようだった。
「うんっ……はぁ……あぁ……あぁ……あっ……はぁ……ダメ……もう、脱ぐね」
パンティを脱ぎ捨て、一糸まとわぬ姿になる義妹。
股を開くと、そこには綺麗なピンク色で艶やかな花弁が咲いていた。
「はぁ……あぁ……あぁ……あっふ……はぁ……」
最初はゆっくりと、そこを刺激する。
「んっくぅ……ふぅ……あっ……」
そして左手を胸から降ろすと、人差し指を自分の中に挿入していく。
「あっ、あっ、んっ!んん〜〜!」
よほど気持ちが良いのだろう。イヤらしく、喘ぎ出す。
「ダメ、もうイきたい、イきたい……!」
義妹は、右手を素早く動かして突起を刺激し、左手で中を激しくかき回しながら目をつぶる。
「はぁ。はぁ、あぁ、あぁ、はぁ、うんっ、あっ、あっ、あっ、あっ、うぅっ!くふっ……」
すると、義妹の様子が変化する。よがるように体をすくめると──
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、イく、イく、イく、イく、イく、イッちゃうぅぅぅ……ああああああああああああ!あぁあんんん!ああ!はぁあああああ!」
どうやら絶頂を迎えたらしい。一瞬無言になってから激しく哭(な)く。
そして、気持ちがいいのか無意識なのか、絶頂後も秘部をいじる。
「はぁああああ!あぁあああん!あああ!あああああ……」
衝動は収まったようで、徐々に義妹は脱力し、肩で息をしながら、スゥスゥと、余韻に浸るように目を閉じたまま、おとなしい吐息を漏らす。
「ものすごく可愛かったよ。約束だからね、これあげる」
俺は、義妹のあそこに、蓋をしたUSBケーブルを差し込んだ。
「あんっ!あっ」
自分以外のものからの刺激に、びくん!と義妹の体は揺れた。
──カシャッ、カシャッ。
俺は愛おしいその体を、義妹が脱力している間にスマホで撮影した。