お風呂パート(フェラ)
~脱衣所にて~
あたしの体は汗ばんでいた。
はぁ、やっと解放されたぁ! もう、体中汗かいちゃったから、お風呂はいろ。
「え!? なんで義兄(にい)さんまでお風呂についてくるの……?」
脱衣室へ着くと、なんとか洋服を脱ぐあたしの横で、義兄さんまで服を脱いでいる。
「お前、その脚で身体洗えないだろ?だから洗ってやるよ」
義兄さんが言う。
「じ、自分ででき……きゃっ!」
また、転びそうになると、あたしを義兄さんは引き上げてくれた。
「ほら、説得力皆無。風呂入るよ。」
「わかった……体洗うの、お願いします」
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お風呂場に二人で入るのは色々な意味でキツイかもしれない。と、とりあえず、さっと洗ってさっと出よう。
義兄さんは入浴用の柔らかいスポンジにボディソープをつけて泡立てた。
「じゃ、じゃあ、お願い。」
「了解。」
義兄さんは、私の首筋から背中、胸、お腹、お尻、脚……と洗ってくれる。
何だろう、このお姫様待遇。
人に洗ってもらうのって、小さいころ以来かも。……あの時も、義兄さんが洗ってくれたりもしたっけ。
「義兄さん、よければ義兄さんの体も洗おうか?──もちろん変なことはしないけど」
義兄さんは一瞬びっくりしたような目をこちらへ向けると、「わかった、お願い」と告げる。
「今度は義兄さんがこっちね」
あたしも義兄さんと同じように体を洗っていく。
「じゃあ、首から行くよ〜」
力は入れず、撫でるようにゴシゴシと首から洗っていく。
「義兄さんて背中こんなに広かったっけ?」
急に義兄さんを大人の”男”として認識すると、すごく恥ずかしくなってしまう。
「じゃ、次胸とお腹ね」
義兄さんの後ろから手を回して、洗う。
ちょっと見えちゃったんだけど、義兄さんて……
「義兄さん、その……あたしのこと、いつから”女”としてみてたの?」
「忘れた」
「忘れたって……まぁ、いいけどさ。その……今も気にしてるのかなって」
だって、義兄さんのアレ、改めて見たけど、すごく大きくなって反り返ってる。
「ねぇ……その、さ。もし、あたしに彼氏いなかったらどうしてたの? 兄弟じゃ付き合えないよね……?」
「んー、君は俺を好きになってくれないだろうから、今日みたいにいじめてたんじゃないかな」
「きょ、今日みたいにいじめてたっ……とか……ありえないでしょ」
「ありえるだろ、現に今、こうして一緒に風呂入ってるわけだし」
「そりゃ、まぁ……今もこうして一緒にお風呂入っちゃってるけど……」
「ねえ、俺とこんなことして、それでも彼氏との仲、続けるの?」
「え、うん。。。か、彼氏は恋愛対象だし……」
「ふうん、君は恋愛対象じゃない男に裸見せたりできるんだ」
「そ、そんなんじゃないし!」
「どうそんなんじゃないの?君の言葉を肯定すると、俺は期待していいってことじゃない?」
「う……しょ、正直、今日初めて義兄さんの気持ちを聞いて、色んなことされて、義兄さんに、ドキドキした。」
「そうなんだ……。」
「彼氏は、すごい、いい人で好き。義兄さんは怖いところあるけど、すごく……セクシーって言ったらいいのかな、そんな感じする」
「じゃ、俺を都合のいい男にしたいの?」
「え、や、義兄さんを都合のいい男にするとかそんなことはない! ……罪悪感するんだよ、彼氏にも、義兄さんにも……」
「じゃあ、選びなよ。彼氏に隠れてこんなことしちゃう君を受け止められるのは、どっち?」
「それだと……兄さんを選ぶことになっちゃう……。」
「そうなんだ、ありがとう」
「(キス)んっ、んん〜! はぁ。……ごめん、ちょっと先に身体流させて。そしたらすぐ、彼氏に連絡してくる」
あたしは手早く身体を流すと、脱衣室へ戻る。
ごめんね、あたし……裏切っちゃったから、君といる資格、もうないんだ…。
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「電話して、別れてきた、よ。」
そう告げると、案外あっさりと義兄さんは答える。
「あ、そう」
「義兄さん……嬉しくなかった……?」
「いや、そんなことはないよ」
浴槽の縁に座っていた義兄さんはそう言うと──
「じゃ、さ、俺、我慢できないから口でしてくれるかな?」
「口で……するの?」
初めての経験ばかりだったけど、さすがに男の人のそれを舐めるのは初めてで、戸惑ってしまう。
「嫌?」
「いやじゃ……ないけど……どうしたらいいか教えて欲しい。あたし、やり方とか、よく知らないから」
「じゃあ、はじめに玉、舐めてくれる?唇ではんだりしながら」
「うん……こ、こふ?」
恐る恐る義兄さんのそれをはみ、舐めながら聞いてみる。
「んっ……そう、初めての割にうまいじゃん」
そう言われて、あたしはゆっくりと、丁寧に義兄さんの両方の睾丸を舐め上げていく。
「そろそろ、こっち、舐めようか?」
「こっちじゃないでしょ。まだ罰ゲームが欲しいの?懲りないね君も」
「あっ!? えっと……こっちじゃなくて……おちんちん、舐めようか……?」
「いや、まずは手でお願い」
「まずは手ですればいいの?…………こう?」
「もう少しだけ強めで」
「もう少し強めで上下させればいいのかな……こう?」
「んっそう。しばらくそのままで」
「これでいいんだね。わかった。このまましばらく続けるね。」
義兄さんの言う通り、しばらく手を動かし続ける。
「くっ……そろそろ、一回舐めあげてもらっていいかな?そうしたら、亀頭を優しくくわえて、舐めながら手もお願い」
「わかった。それじゃ、一旦舐めるね。」
あたしは、義兄さんのそれを、丁寧に舐め上げる。
義兄さんのそれは、透明な液体が少しずつ溢れてくる。それをすくい取り、口の中で味わいながら、あたしは亀頭に達する。
「じゃ、亀頭?舐めながら手でするね」
そこからあたしは、一心不乱に義兄さんのおちんちんを攻める。
歯が当たると痛いみたいだから、そうならないように優しくでも、早く、激しく。
「うっくっ、出る、出る、出そう…………うっ!!!」
ドピュドピュッとあたしの口の中は、義兄さんの体液で満たされる。
──ごくん。
体液を飲み込んだあたしは、果てた義兄さんの力の抜けた腕でハグされる。
「ありがとう、愛してる」
「義兄さんに気持ちよくなってもらえてよかった。 あたしも、愛してるよ……」