Track 5

お風呂パート(フェラ)

 ~脱衣所にて~  あたしの体は汗ばんでいた。  はぁ、やっと解放されたぁ! もう、体中汗かいちゃったから、お風呂はいろ。  「え!? なんで義兄(にい)さんまでお風呂についてくるの……?」  脱衣室へ着くと、なんとか洋服を脱ぐあたしの横で、義兄さんまで服を脱いでいる。  「お前、その脚で身体洗えないだろ?だから洗ってやるよ」  義兄さんが言う。  「じ、自分ででき……きゃっ!」  また、転びそうになると、あたしを義兄さんは引き上げてくれた。  「ほら、説得力皆無。風呂入るよ。」  「わかった……体洗うの、お願いします」  ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★     お風呂場に二人で入るのは色々な意味でキツイかもしれない。と、とりあえず、さっと洗ってさっと出よう。  義兄さんは入浴用の柔らかいスポンジにボディソープをつけて泡立てた。  「じゃ、じゃあ、お願い。」  「了解。」  義兄さんは、私の首筋から背中、胸、お腹、お尻、脚……と洗ってくれる。  何だろう、このお姫様待遇。  人に洗ってもらうのって、小さいころ以来かも。……あの時も、義兄さんが洗ってくれたりもしたっけ。  「義兄さん、よければ義兄さんの体も洗おうか?──もちろん変なことはしないけど」  義兄さんは一瞬びっくりしたような目をこちらへ向けると、「わかった、お願い」と告げる。  「今度は義兄さんがこっちね」  あたしも義兄さんと同じように体を洗っていく。  「じゃあ、首から行くよ〜」  力は入れず、撫でるようにゴシゴシと首から洗っていく。  「義兄さんて背中こんなに広かったっけ?」  急に義兄さんを大人の”男”として認識すると、すごく恥ずかしくなってしまう。  「じゃ、次胸とお腹ね」  義兄さんの後ろから手を回して、洗う。  ちょっと見えちゃったんだけど、義兄さんて……  「義兄さん、その……あたしのこと、いつから”女”としてみてたの?」  「忘れた」  「忘れたって……まぁ、いいけどさ。その……今も気にしてるのかなって」  だって、義兄さんのアレ、改めて見たけど、すごく大きくなって反り返ってる。  「ねぇ……その、さ。もし、あたしに彼氏いなかったらどうしてたの? 兄弟じゃ付き合えないよね……?」  「んー、君は俺を好きになってくれないだろうから、今日みたいにいじめてたんじゃないかな」  「きょ、今日みたいにいじめてたっ……とか……ありえないでしょ」  「ありえるだろ、現に今、こうして一緒に風呂入ってるわけだし」  「そりゃ、まぁ……今もこうして一緒にお風呂入っちゃってるけど……」  「ねえ、俺とこんなことして、それでも彼氏との仲、続けるの?」  「え、うん。。。か、彼氏は恋愛対象だし……」  「ふうん、君は恋愛対象じゃない男に裸見せたりできるんだ」  「そ、そんなんじゃないし!」  「どうそんなんじゃないの?君の言葉を肯定すると、俺は期待していいってことじゃない?」  「う……しょ、正直、今日初めて義兄さんの気持ちを聞いて、色んなことされて、義兄さんに、ドキドキした。」  「そうなんだ……。」  「彼氏は、すごい、いい人で好き。義兄さんは怖いところあるけど、すごく……セクシーって言ったらいいのかな、そんな感じする」  「じゃ、俺を都合のいい男にしたいの?」  「え、や、義兄さんを都合のいい男にするとかそんなことはない! ……罪悪感するんだよ、彼氏にも、義兄さんにも……」  「じゃあ、選びなよ。彼氏に隠れてこんなことしちゃう君を受け止められるのは、どっち?」  「それだと……兄さんを選ぶことになっちゃう……。」  「そうなんだ、ありがとう」  「(キス)んっ、んん〜! はぁ。……ごめん、ちょっと先に身体流させて。そしたらすぐ、彼氏に連絡してくる」  あたしは手早く身体を流すと、脱衣室へ戻る。  ごめんね、あたし……裏切っちゃったから、君といる資格、もうないんだ…。  ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★            「電話して、別れてきた、よ。」  そう告げると、案外あっさりと義兄さんは答える。  「あ、そう」  「義兄さん……嬉しくなかった……?」  「いや、そんなことはないよ」  浴槽の縁に座っていた義兄さんはそう言うと──  「じゃ、さ、俺、我慢できないから口でしてくれるかな?」  「口で……するの?」  初めての経験ばかりだったけど、さすがに男の人のそれを舐めるのは初めてで、戸惑ってしまう。  「嫌?」  「いやじゃ……ないけど……どうしたらいいか教えて欲しい。あたし、やり方とか、よく知らないから」  「じゃあ、はじめに玉、舐めてくれる?唇ではんだりしながら」  「うん……こ、こふ?」  恐る恐る義兄さんのそれをはみ、舐めながら聞いてみる。  「んっ……そう、初めての割にうまいじゃん」  そう言われて、あたしはゆっくりと、丁寧に義兄さんの両方の睾丸を舐め上げていく。  「そろそろ、こっち、舐めようか?」  「こっちじゃないでしょ。まだ罰ゲームが欲しいの?懲りないね君も」  「あっ!? えっと……こっちじゃなくて……おちんちん、舐めようか……?」  「いや、まずは手でお願い」  「まずは手ですればいいの?…………こう?」  「もう少しだけ強めで」  「もう少し強めで上下させればいいのかな……こう?」  「んっそう。しばらくそのままで」  「これでいいんだね。わかった。このまましばらく続けるね。」  義兄さんの言う通り、しばらく手を動かし続ける。  「くっ……そろそろ、一回舐めあげてもらっていいかな?そうしたら、亀頭を優しくくわえて、舐めながら手もお願い」  「わかった。それじゃ、一旦舐めるね。」  あたしは、義兄さんのそれを、丁寧に舐め上げる。  義兄さんのそれは、透明な液体が少しずつ溢れてくる。それをすくい取り、口の中で味わいながら、あたしは亀頭に達する。  「じゃ、亀頭?舐めながら手でするね」  そこからあたしは、一心不乱に義兄さんのおちんちんを攻める。  歯が当たると痛いみたいだから、そうならないように優しくでも、早く、激しく。  「うっくっ、出る、出る、出そう…………うっ!!!」  ドピュドピュッとあたしの口の中は、義兄さんの体液で満たされる。  ──ごくん。  体液を飲み込んだあたしは、果てた義兄さんの力の抜けた腕でハグされる。  「ありがとう、愛してる」  「義兄さんに気持ちよくなってもらえてよかった。 あたしも、愛してるよ……」