「魔法少女、思い出す」
転生後の主人公。イサヤという名前で転生。
ロリボイスの元気で愛らしい声の少女。
推定年齢10歳~12歳。魔女試験に挑む。
※ぴちょん。ぽちょん。洞窟内の水音。
ロリ魔女イサヤ
「うわぁー。やな感じの洞窟だなぁ。う゛ぅ~
魔女っ子卒業試験とはいえ、こんな『か弱いロリっ子少女』に
洞窟探検させるなんて…試験管は鬼ね」
イサヤ
「っと…。ここのトラップは回避してっと…
洞窟なのに、葉っぱで落とし穴隠すなんて…バレバレだわ」
※カコン。効果音。
イサヤ
「何、今の音。もしかして、
さっきのワザとらしい落とし穴は、囮(オトリ)だったのー?」
※ひゅるるるる、カコーン。タライ効果音
イサヤ
「いったーぃぃ!!痛いじゃない!何よ、このタライ!!
古いお笑いのネタじゃないんだからっ!!」※おこ
イサヤ
「ん?私…何言ってんだろ
古いお笑いって何よ。お笑い…
タライ…ん?…あ。思い出した
思い出したッ!思い出したぞー!!!」
イサヤ
「私、生まれ変わってるー!!」←君の名は「入れ替わってる-」風に
イサヤ
「いやいやいや。思い出すのに手間取ってたわー
赤ちゃんからやり直して、かなり時間経ってる。ありえないわー
今は、すっかりお気楽な性格になったけど、
くらーい過去だったもんねぇ。普通、思い出したくないよねぇ」
イサヤ
「で。今は、天才魔法少女イサヤとして、期待されまくりだもん
生まれ変わりとしては成功かなー
色白で、顔も『うわー。イサヤちゃんエルフみたいー』って言われるぐらい、整ってるし
魔法使いの才能に恵まれて、飛び級しまくりで
卒業の魔女試験の真っ最中だもんねー。最年少魔法使い誕生かなー」
イサヤ
「まだ、体は…成長途中だけどー。(←ココだけ恥ずかしそうに)
いずれ、おっぱいとかドカーンと大きくなって、
『うふーん。アナタに魔法掛けて、あ・げ・る』(※ここだけ大人っぽい口調で)
とか言っちゃうもんねー」
イサヤ
「未知の魔法とか、ドカドカ撃っちゃうよーな、危なくて、
色っぽい魔女になるのだ。ふふん」
イサヤ
「その伝説の第一歩として、この卒業試験
最高得点でクリアしなくちゃー」
イサヤ
「試験管に『イサヤ君。キ、キミは天才だ。素晴らしい』って
言わせるんだ。ふふふふ」
イサヤ
「さて…と。記憶も戻った事だし、
サッサと洞窟最深部に向かいましょー」
※謎音、ぽちゃ、ずるる
イサヤ
「何よ。今の音…湿った、生き物っぽい音がしたけど…
暗くてよく見えないなー」
※謎音、ぽちゃ、ずるる
イサヤ
「ちょっ、ちょっと。何か私の周りに、何かが取り囲んでるような…
灯り点けたほうがいいかな。ライトオーン!」
※魔法音。ピカー
イサヤ
「ひっ!!」
※謎音、ぽちゃ、ずるる
イサヤ
「これって…スライム…大きい。私と同じぐらいの大きさだ、
気持ちわるっ!
刺激しないように、そーっと通り抜けて…っと。きゃっ!!」
※謎音、ぽちゃ、ずるる
イサヤ
「やっ。体に絡みついて…ん。う、動けない」
※謎音、ぽちゃ、ずるる
イサヤ
「ふぇ、やめへぇぇぇ。あっ、んぐっ、ぷはぁっ!
ん…っ
これって、服だけ溶かすスライムヌードだー
布を溶かして、人間の汗や体液を舐めるって聞いた事がある」
※謎音、ぽちゃ、ずるる
イサヤ
「あっ、服溶けてきた…んっ、や…」
イサヤ
「やめてー。服溶かされたら、裸になっちゃうー」
イサヤ
「いやぁぁぁぁっ」