Track 4

ななの。泥エステ。

;SE ベチョベチョ、泥をこね回す音 「ふ……。ふふっ……。ふふふふふふ。」 ;環境音。洞窟。F.I, ;1/前 (エステ中、適宜動いてください) 「<泥コネ>――。神域の。オオトメ釜の。滝底に。 長く沈める。清浄な。泥。」」 「その中でも――<泥コネ>――これは。ひときわ。質の良きもの。 ……。滝女郎めも。ああみえて。おまえのためと。がんばって。くれたの。かも。しれぬ。<泥コネ>」 「ん?。ふふ。興味深そうな。目を。しているな。 よかろう。手を。貸せ。掌(たなごころ)を。上に。向けて。――。そう。」 ;SE 掌に泥を乗せてやる 「どうだ。?。少し。冷たい。だろう。 この泥は。ほてりを。さまし。傷を。癒やす。力を。もつ。」 「そうして。な?。この。泥は。――」 ;SE 泥伸ばし、じゅるー 「思いを。こめて。こね回すなら。こね回すほど。癒やしの。力を。強める。ゆえ。に。――ん……」 ;SE 指を絡めあってふたりで泥コネ。にちゃにちゃ。 「こう……して――。<W泥コネ>――指と。指とを。絡め――。て。――<Wコネ>――ん。……。」 「おまえも――願え――<Wコネ>――こね。ながら――。<Wコネ>――」 ;SE Wコネのみ。たっぷりめに。 ;SE Wコネ。「もう。よい。」まで適宜お願いします。 「ん……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」 ;下記、呼吸音少しずつ荒くなってください 「ふ……(呼吸音)(呼吸音)――あ。……ん。 (呼吸音)(呼吸音)」 「く……(呼吸音)(呼吸音)ふっ――(呼吸音)(呼吸音)――ふぁ……。んっ。……(呼吸音)」 「はぁっ。――(呼吸音)――あっ。……んっ!。……(呼吸音)――も。もう。よい。(はあっ、はあっ、はあっ――ごくっ)」 「――これで。十分。 十分。すぎる。ほど。思いは。こもった。――ふあ。」 「(深呼吸)」 「ん。む。――。 少し。ななまで。熱く。なった。 ほてりを。さます。泥なのに。」 ;独り言 「ここち。よかった。 ……。肌と肌とを。こすり。あわせた。だけで。あるのに。……。」 「!。あ。うん。そうだった。泥を。塗ろう。 泥で。傷と。疲れを。癒そう。」 ;SE 泥を掌で伸ばす 「ふふふ。 よく。練れている。これを。まずは――<泥コネ> ――おまえの。肩に。――ん。――<泥乗せ→伸ばし>」 「伸ばした。泥を。掌で。つつみ。――。(呼吸音)―― あたため。ながら。練り込む。ように。<泥コネ>」 「にちゃ。にちゃ。ぬち。ぬち。<泥伸ばし>。 おまえの。肌に。しみこませ。なじませる。」 「ん……。<泥伸ばし>。ふっ。……<泥伸ばし>。 よく。伸ばせたら。泥を。足し。――<泥べちゃ>」 「また。にちゃにちゃと。ぬちぬちと。<泥コネ>。 ――あたため。まぜて――。ん。<泥伸ばし> ――ぬり。伸ばし――<泥伸ばし>」 「ゆっくり。たっぷり。癒やしの。泥を。――(呼吸音)――ん。――<泥伸ばし>――ん?。なんだ?。」 「ああ……。うん。そう。だな。――<泥伸ばし>。 はなし。ながら。したほうが。ななも。楽しい。――泥伸ばし」 「それで。ふふっ――<泥にちゃ>」 ;7/左 接近囁き 「おまえは。なんの。はなしが。聞きたい?」 ;7/左 「うん。うん。――うん。わかった。 ななの。このごろの。ことを。はなそう。」 ;1/前 (また適宜動いてください) 「ななは。……。 ――ななも。務めを。していた。」 「ん――<泥伸ばし>――おまえが。懸命に。――<泥伸ばし>――務めを。果たし。続けて。いたのと。――<泥伸ばし>――おんなじに」 「土地神の。務めは。ななが。思っていたより。自由で。 自由。だけれども。 ななが。思っていたより。遥かに。むつかしい。」 「ななは。まだ。なりたての。<泥伸ばし>。 なりたて。ほやほやの。――ん。<泥伸ばし>。 土地神。な。うえ。――<泥伸ばし>」 ;少し不満 「古き。土地神。 星辰。ひめみや。<泥伸ばし>――。 おまえたちの。いう。『ご開祖』。が――。ん――。<泥伸ばし>」 「おまえも。よぉく。知る。とおり。 ものべのの。ことを。ほうって。おいて――<泥伸ばし>」 ;――ん。よしで満足。 「あやかし。たち。――<泥伸ばし>。ん――。 ものべのの。外の。あやかし。たちを――。<泥伸ばし> ものべのに。招き。寄せる。ことに。夢中。で。ん―― <泥伸ばし>――。ん。よし」 ;SE 泥ぬられた肌を軽く叩く(ぺちょっ!) 「へそまで。泥を。ぬり。こめた。 あとは。――<泥にちゃ><泥にちゃ>―― へそより。下に。だな。――ん。<泥伸ばし>。」 「ん。……(呼吸音)――<泥伸ばし>。 (呼吸音)。<泥伸ばし><泥伸ばし>」 「ふ……。ん。この辺。ずいぶん。熱を。もって。――。 <泥伸ばし>。ん。ん?。ああ。」 ;思い出して少し不満 「そうだ。話の。途中。だったな。」 「ん……。<泥伸ばし>。――星辰。ひめみや。 ご開祖。が。――<泥伸ばし>。ものべのの。ことを。 ほうたらかして。ん――。」 「あやかし。集めに。 夢中に。なって。<泥伸ばし>。いる。ために。 なな。が。――な。<泥伸ばし>」 「ものべのの。――ん。<泥伸ばし>。氏子は。もちろん。 氏子では。ない。ものも。あやかし。たちも。――。<泥伸ばし>」 「水も。土も。<泥伸ばし>。草木も。鳥も。獣も。虫も。――<泥伸ばし>。」 「ななが。ひとりで。――。<泥伸ばし>。なな。だけで。――。 調和が。決して。くずれぬ。ように。 争いが。二度と。起きぬ。よう。――。<泥伸ばし>」 「積まれ。すぎた。ものを。削って。ん――。<泥伸ばし>。 たりな。すぎる。部分を。うずめて。――<泥伸ばし>」 「そうして――。ん?。あ……。膝を。少し。少しだけ。立てて。――。うん。そのくらい。――<泥にちゃ>」 「<泥ぺと>――ん――。<泥伸ばし>。 ……。そうして。ななは。四ツ辻に。たまりこむ。淀みを。祓って。 境に。こびりつく。穢れを。洗って。――<泥伸ばし>」 ;ああ。うん。で納得して和む 「ああ。うん。<泥伸ばし>――。 きっと。似ているな。人の。子の。家の。仕事と。<泥伸ばし>」 「人の。子が。自らの。住まいを。清潔に。快適に。保つ。ように。――<泥伸ばし>」 「土地神は。自らの。土地の。――<泥伸ばし>。 汚れを。払い。淀む部分を。日に。あてて。ん――<泥伸ばし>。 土地の。全ての。流れを。綺麗に。保つ。のだ。<泥伸ばし>」 「そうしなければ。<泥伸ばし>。 人の子が。病に。かかって。しまう。ごとくに。――。 土地も。病む。 空気が。障り。水も。腐れる。――<泥伸ばし>。」 「土地が。病めば。その上に。その中に。その下に、暮らす。――<泥伸ばし>。 全ての。いのちも。やがてじわじわ。病んでいく。ゆえ――。<泥伸ばし>」 「土地神は。――。ななは。――<泥伸ばし>。 土地の。全てを。つぶさに。ながめ。<泥伸ばし> 淀みを。見つけ。祓うのだけでも。毎日。時間が。たりない。ほどだ。――。(ためいき)。」 「であると。いうのに。――<泥伸ばし>星辰。ひめみや。 ――。あの。世間。知らず。は――<泥をにぎりつぶす。ぬちゃり>」 「思うが。ままに。わがままに。 よそから。次々。あやかし。たちを。――ん。?。」 ;眠そうな様子に気づき、見守るうち和んでいく 「…………。…………。」 「なんだ。ずいぶん。ねむたそう。だな?。 ふふふ。それとも。もう。半分ほど。ねむって。いる。のか?」 「ならば。ななは。しばし。この口を。とざして。おこう。 おまえに。ゆるりと。のんびりと。いやしを。あじわって。ほしいが。故に。」 「ん……<泥伸ばし><泥伸ばし><泥伸ばし>」 「(呼吸音)。<泥伸ばし>。(呼吸音)。<泥伸ばし>」 「ふふっ……。<泥伸ばし><泥伸ばし>。(呼吸音)」 「<泥伸ばし><泥伸ばし><泥伸ばし>(呼吸音)」 「<泥伸ばし><泥伸ばし><泥伸ばし>(呼吸音) …………」 ;2/右前 「ん……(呼吸音)」 ;3/右 接近囁き 「(耳元で呼吸音)…………眠った。か?」 「……。……。……。(ちゅっ!)」 ;1/前。小声 「ふふっ。ふふふっ。<泥伸ばし><泥伸ばし><泥伸ばし>」 「((呼吸音)(呼吸音)<泥伸ばし><泥伸ばし><泥伸ばし>」 ;環境音、効果音 F.O.