ななの。泥エステ。
;SE ベチョベチョ、泥をこね回す音
「ふ……。ふふっ……。ふふふふふふ。」
;環境音。洞窟。F.I,
;1/前 (エステ中、適宜動いてください)
「<泥コネ>――。神域の。オオトメ釜の。滝底に。
長く沈める。清浄な。泥。」」
「その中でも――<泥コネ>――これは。ひときわ。質の良きもの。
……。滝女郎めも。ああみえて。おまえのためと。がんばって。くれたの。かも。しれぬ。<泥コネ>」
「ん?。ふふ。興味深そうな。目を。しているな。
よかろう。手を。貸せ。掌(たなごころ)を。上に。向けて。――。そう。」
;SE 掌に泥を乗せてやる
「どうだ。?。少し。冷たい。だろう。
この泥は。ほてりを。さまし。傷を。癒やす。力を。もつ。」
「そうして。な?。この。泥は。――」
;SE 泥伸ばし、じゅるー
「思いを。こめて。こね回すなら。こね回すほど。癒やしの。力を。強める。ゆえ。に。――ん……」
;SE 指を絡めあってふたりで泥コネ。にちゃにちゃ。
「こう……して――。<W泥コネ>――指と。指とを。絡め――。て。――<Wコネ>――ん。……。」
「おまえも――願え――<Wコネ>――こね。ながら――。<Wコネ>――」
;SE Wコネのみ。たっぷりめに。
;SE Wコネ。「もう。よい。」まで適宜お願いします。
「ん……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」
;下記、呼吸音少しずつ荒くなってください
「ふ……(呼吸音)(呼吸音)――あ。……ん。
(呼吸音)(呼吸音)」
「く……(呼吸音)(呼吸音)ふっ――(呼吸音)(呼吸音)――ふぁ……。んっ。……(呼吸音)」
「はぁっ。――(呼吸音)――あっ。……んっ!。……(呼吸音)――も。もう。よい。(はあっ、はあっ、はあっ――ごくっ)」
「――これで。十分。
十分。すぎる。ほど。思いは。こもった。――ふあ。」
「(深呼吸)」
「ん。む。――。
少し。ななまで。熱く。なった。
ほてりを。さます。泥なのに。」
;独り言
「ここち。よかった。
……。肌と肌とを。こすり。あわせた。だけで。あるのに。……。」
「!。あ。うん。そうだった。泥を。塗ろう。
泥で。傷と。疲れを。癒そう。」
;SE 泥を掌で伸ばす
「ふふふ。
よく。練れている。これを。まずは――<泥コネ>
――おまえの。肩に。――ん。――<泥乗せ→伸ばし>」
「伸ばした。泥を。掌で。つつみ。――。(呼吸音)――
あたため。ながら。練り込む。ように。<泥コネ>」
「にちゃ。にちゃ。ぬち。ぬち。<泥伸ばし>。
おまえの。肌に。しみこませ。なじませる。」
「ん……。<泥伸ばし>。ふっ。……<泥伸ばし>。
よく。伸ばせたら。泥を。足し。――<泥べちゃ>」
「また。にちゃにちゃと。ぬちぬちと。<泥コネ>。
――あたため。まぜて――。ん。<泥伸ばし>
――ぬり。伸ばし――<泥伸ばし>」
「ゆっくり。たっぷり。癒やしの。泥を。――(呼吸音)――ん。――<泥伸ばし>――ん?。なんだ?。」
「ああ……。うん。そう。だな。――<泥伸ばし>。
はなし。ながら。したほうが。ななも。楽しい。――泥伸ばし」
「それで。ふふっ――<泥にちゃ>」
;7/左 接近囁き
「おまえは。なんの。はなしが。聞きたい?」
;7/左
「うん。うん。――うん。わかった。
ななの。このごろの。ことを。はなそう。」
;1/前 (また適宜動いてください)
「ななは。……。
――ななも。務めを。していた。」
「ん――<泥伸ばし>――おまえが。懸命に。――<泥伸ばし>――務めを。果たし。続けて。いたのと。――<泥伸ばし>――おんなじに」
「土地神の。務めは。ななが。思っていたより。自由で。
自由。だけれども。
ななが。思っていたより。遥かに。むつかしい。」
「ななは。まだ。なりたての。<泥伸ばし>。
なりたて。ほやほやの。――ん。<泥伸ばし>。
土地神。な。うえ。――<泥伸ばし>」
;少し不満
「古き。土地神。
星辰。ひめみや。<泥伸ばし>――。
おまえたちの。いう。『ご開祖』。が――。ん――。<泥伸ばし>」
「おまえも。よぉく。知る。とおり。
ものべのの。ことを。ほうって。おいて――<泥伸ばし>」
;――ん。よしで満足。
「あやかし。たち。――<泥伸ばし>。ん――。
ものべのの。外の。あやかし。たちを――。<泥伸ばし>
ものべのに。招き。寄せる。ことに。夢中。で。ん――
<泥伸ばし>――。ん。よし」
;SE 泥ぬられた肌を軽く叩く(ぺちょっ!)
「へそまで。泥を。ぬり。こめた。
あとは。――<泥にちゃ><泥にちゃ>――
へそより。下に。だな。――ん。<泥伸ばし>。」
「ん。……(呼吸音)――<泥伸ばし>。
(呼吸音)。<泥伸ばし><泥伸ばし>」
「ふ……。ん。この辺。ずいぶん。熱を。もって。――。
<泥伸ばし>。ん。ん?。ああ。」
;思い出して少し不満
「そうだ。話の。途中。だったな。」
「ん……。<泥伸ばし>。――星辰。ひめみや。
ご開祖。が。――<泥伸ばし>。ものべのの。ことを。
ほうたらかして。ん――。」
「あやかし。集めに。
夢中に。なって。<泥伸ばし>。いる。ために。
なな。が。――な。<泥伸ばし>」
「ものべのの。――ん。<泥伸ばし>。氏子は。もちろん。
氏子では。ない。ものも。あやかし。たちも。――。<泥伸ばし>」
「水も。土も。<泥伸ばし>。草木も。鳥も。獣も。虫も。――<泥伸ばし>。」
「ななが。ひとりで。――。<泥伸ばし>。なな。だけで。――。
調和が。決して。くずれぬ。ように。
争いが。二度と。起きぬ。よう。――。<泥伸ばし>」
「積まれ。すぎた。ものを。削って。ん――。<泥伸ばし>。
たりな。すぎる。部分を。うずめて。――<泥伸ばし>」
「そうして――。ん?。あ……。膝を。少し。少しだけ。立てて。――。うん。そのくらい。――<泥にちゃ>」
「<泥ぺと>――ん――。<泥伸ばし>。
……。そうして。ななは。四ツ辻に。たまりこむ。淀みを。祓って。
境に。こびりつく。穢れを。洗って。――<泥伸ばし>」
;ああ。うん。で納得して和む
「ああ。うん。<泥伸ばし>――。
きっと。似ているな。人の。子の。家の。仕事と。<泥伸ばし>」
「人の。子が。自らの。住まいを。清潔に。快適に。保つ。ように。――<泥伸ばし>」
「土地神は。自らの。土地の。――<泥伸ばし>。
汚れを。払い。淀む部分を。日に。あてて。ん――<泥伸ばし>。
土地の。全ての。流れを。綺麗に。保つ。のだ。<泥伸ばし>」
「そうしなければ。<泥伸ばし>。
人の子が。病に。かかって。しまう。ごとくに。――。
土地も。病む。
空気が。障り。水も。腐れる。――<泥伸ばし>。」
「土地が。病めば。その上に。その中に。その下に、暮らす。――<泥伸ばし>。
全ての。いのちも。やがてじわじわ。病んでいく。ゆえ――。<泥伸ばし>」
「土地神は。――。ななは。――<泥伸ばし>。
土地の。全てを。つぶさに。ながめ。<泥伸ばし>
淀みを。見つけ。祓うのだけでも。毎日。時間が。たりない。ほどだ。――。(ためいき)。」
「であると。いうのに。――<泥伸ばし>星辰。ひめみや。
――。あの。世間。知らず。は――<泥をにぎりつぶす。ぬちゃり>」
「思うが。ままに。わがままに。
よそから。次々。あやかし。たちを。――ん。?。」
;眠そうな様子に気づき、見守るうち和んでいく
「…………。…………。」
「なんだ。ずいぶん。ねむたそう。だな?。
ふふふ。それとも。もう。半分ほど。ねむって。いる。のか?」
「ならば。ななは。しばし。この口を。とざして。おこう。
おまえに。ゆるりと。のんびりと。いやしを。あじわって。ほしいが。故に。」
「ん……<泥伸ばし><泥伸ばし><泥伸ばし>」
「(呼吸音)。<泥伸ばし>。(呼吸音)。<泥伸ばし>」
「ふふっ……。<泥伸ばし><泥伸ばし>。(呼吸音)」
「<泥伸ばし><泥伸ばし><泥伸ばし>(呼吸音)」
「<泥伸ばし><泥伸ばし><泥伸ばし>(呼吸音)
…………」
;2/右前
「ん……(呼吸音)」
;3/右 接近囁き
「(耳元で呼吸音)…………眠った。か?」
「……。……。……。(ちゅっ!)」
;1/前。小声
「ふふっ。ふふふっ。<泥伸ばし><泥伸ばし><泥伸ばし>」
「((呼吸音)(呼吸音)<泥伸ばし><泥伸ばし><泥伸ばし>」
;環境音、効果音 F.O.