プロローグ2わがままサキュバスの場合
ん…じゅぷ…じゅぷぷ…れろれろ…れろぉぉ…
んちゅぅ…んむ…ちゅぱ…じゅるるるる…
ふ…ぷはぁ…ん…あれ、起きちゃったのね。
まぁいいけど。れろれろ…んふ、あんたのペニスすごいわね、
んちゅぅ…ほらぁ、こんなビクビクって脈打って…
って、きゃっ!!
ちょっと、いきなり起き上がらないでよ!
は?何してるって、あんたのペニス舐めてたに決まってるでしょう。
…?あぁ、私のこと?
見てわからない?ほんと、人間ってバカばっかりなのねー。
コホン…私はね、高貴な悪魔族、サキュバスよ。
…あら、びっくりしないのね、サキュバスよサキュバス!淫魔!!
…ははーん、そういうこと。
どうりでおかしいと思ったのよね。
何がって、あんたの生殖器から、別のサキュバスの匂いがしたからよ。
クンクン…そう、間違いないわね、これはお姉様の匂い。
あんたにちょっと聞きたいんだけど、この残り香は…昨日かしらね。
なんかちょーっと上から目線の怖い貧乳のサキュバスが来なかった?
あー、そうね、『人間を家畜にしてやるわ…』とかそういう感じの。
…やっぱり。
さすがお姉様ね、私より早く、こんなおいしそうな獲物を捕まえるなんて。
ま、もうサキュバスを知ってるなら話が早いわ。
サキュバスが何をする種族か、とっくにわかってるわよね?
そ、そのまさか♪
あ?大丈夫大丈夫、私はお姉様みたいに、恐怖を植えつけるなんて趣味の悪いことはしないから。
はー、にしてもお腹空いたわー。
さっき食事中にあんたに邪魔されたからね。
は?食事って言ったら精液に決まってるでしょ?他に何があるのよ。
はいはい、お姉様とは一緒にしないでね、
お姉様は精液の匂いだけでお腹いっぱいになっちゃうんだから。
私は違うの!私はね、人間の精液大好きだもの♪
だから、わかってるでしょ?
サキュバスから逃げようなんて考えない方がいいわよ?
もうターゲットに決めちゃったんだから。
早くおいしい精液よこしなさいよ!