ありすの健康診断
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;Track2 (ASMRパート)
;「ありすの健康診断」
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;SE ナースシューズとスリッパの足音
;SE 目隠しのカーテンあける
:環境音 森の中(少し大きめ)
;6/左前
「じゃ、この椅子にどうぞ」
;SE 椅子に座る
;1/前
「まずは、体温を測定しますね?
こちらの電子体温計を、脇の下に挟んでください」
;↓の一分後にピピピなります。呼吸音ちょっと余分目にくださると助かります。
「はい、どうぞ。一分間、動かさないようにしっかり挟んでてくださいね?」
「(呼吸音)」
;SE ピピピ。
「はい、じゃ、体温計出してください。
ん……(呼吸音)――うん。平熱ですね。
そうしたら、お洋服を直して立ち上がってもらえますか?」
;SE 立ち上がる
「え? あ、この森の音ですか? 環境音です。
ヒーリング効果を高めるためと――
あとは、声漏れの防止のためですね」
「診察室内の声が待合室に漏れたりすると、
受診している患者さんにも、待っている患者さんにもご迷惑をかけちゃいますから」
「けど――今日はまぁ、いらないっていったらいらないですですよね?
ふたりっきりで、誰に声なんて聞かれないし……」
「それに、うふふっ! ヒーリング効果でしたら?
森の音よりずっとずーっと! わたしの声の方が高い……と、いいなぁって思うんですけどぉ」
「えと――どうします? 切ります? ボリューム下げたりもできますけど」
「ふふっ! そうですね。その方があなたの声がよく聞こえて、わたしもうれしいです。――よいしょ」
;環境音ボリューム抑えめに
「このくらいでどうですか? ……なら、よかったです。
じゃ、次は身長と体重を測りましょうね。
こっちです」
;SE 足音(スリッパ+ナースシューズ)
;1/前
「はい。スリッパをぬいで、靴下のままで身長計にのってください」
;SE 身長計に乗る
「はい? (呼吸音)――あ、ちゃんと意味ありますよ。
大人になってからの身長測定も」
「身長が伸びる人ももちろん居ますし……
逆に急に身長が縮んでたらその原因――例えば、骨粗鬆症とかを疑えますから」
「だから、はい。両かかとをくっつけて、足を30度くらいに開いてください――もうちょっと、うん。そんな感じです」
;SE 足音(ナースシューズ)
;1/前→;3/右→;5/後
「ちょっとだけ失礼しますね?
……うん。踵とお尻と背中、全部柱にくっついてますね」
;3/右
「お顔、正面を向いて少しだけ顎をひいてください。
――ん、そのまま動かないで――じゃ、測りますね?」
「息をかるぅく吐き続けてください。
吸って――はーーーーーーーーー」」
;SE 測定部を滑らせ動かす。こつんと軽く頭に当たる。
「……」
「――うん。伸びてもないし、縮んでもいませんね。
いい感じです」
;SE 測定部を滑らせてあげる
「じゃ、次に測るのは体重ですね。
スリッパを履いて、こっちです」
;SE 足音(ナースシューズ+スリッパ)
「あ! 服。うっかりしてました。
院内着に着替えてもらったほうがいいですよね。
その方が楽ですし、体重も着たまま計れちゃいますし」
「すぐにもってきます。ちょっとだけ待っててくださいね」
;SE ナースシューズ足音ぱたぱた(F.O.)
:SE 遠く。ロッカーをあける。衣擦れ、ロッカーを閉じる
;SE ナースシューズ(F.I)
;1/前
「はい、どうぞ。っと――」
;SE 足元にかご置く
「脱いだものはこのかごにどうぞです。
貴重品とかは、一応ロッカーもありますけど、使います?」
「……はい、わかりました。
それじゃあわたしは、待合室の方で待ってますから。
着替え終わったら、大きな声で呼んでくださいね?」
;SE ナースシューズ、退出
;(SE衣擦れいれる?)
;15/左遠 (遠い声)
「! ――はーい! じゃ、戻りまーす」
;SE ナースシューズ、接近
;1/前
「ふふっ、ずいぶん楽な格好になりましたね。
うん。着替えてもらって大正解」
;1/前
「そうしたら! スリッパだけ脱いで、体重計に乗ってください」
;SE 針式体重計乗る
;3/右
「(呼吸音)」
「……あ……(タメイキ)……ちょっとだけ、無理が体重にも出ちゃってるのかもですね」
;1/前
「でも! だからこそのわたしのケアなわけですからね!
ゆったり回復してもらっちゃいますから、そこはもう、
どーんと大船に乗ったつもりで安心してください」
「またスリッパ履いて、今度は診察台に移動しましょう。
最初は横にならないで――診察台に腰掛けてるだけで大丈夫です」
;SE ナースシューズ+スリッパ
「はい。こちらにどうぞ。
わたしの方を向いて腰掛けてくださいね?」
;SE 診察台腰掛ける
「そうしたら、前、あけてもらいますか。
聴診器あててます――って、いけない」
「あ、聴診器です。今日全然つかってないから、あたためないと冷たくてびっくりさせちゃうって思って」
「少しだけ待っててくださいね?
こうして、手で温めて――」
「(呼吸音)」
「……うん。いい感じにぬくもりました。
じゃ、聴診器あてますから、前、おねがいします」
:SE 衣擦れ
「……(呼吸音)――じゃ、聴診します。
ん――」
;SE 聴診器あてる
;真面目→いいイタズラを思いついた、の「あ」
;1 密着距離
「……(呼吸音)――少しだけ、脈、早いですね。
あ」
;3/右 接近囁き
「距離が近くて、ちょっとだけドキドキさせちゃいましたか? (ふーーーーっ)」
;1/前
「あはは、ドキって、本当にしてくれたんですね。
なんだかちょっとうれしいです」
「え? あ、わかりますよ。それはもうクッキリと。
興味あるなら、自分で聞いてみます?」
「うん。いいですよ? これわたしの――
ナース用の聴診器ですから、ちょっとあなたには窮屈かもしれないですけど」
「待っててください。イヤーチップふいちゃいますから」
;SE ティッシュ抜く→ふきふき
;3/右 接近囁き
「はい。どうぞ。まずはこっちのお耳から入れますね?
そーっと、そーーーっと……(呼吸音)」
;SE 右耳にイヤーチップ入れ(イヤホン入れるのと同じ音で平気かと)
「どうですか? フィットしてます?
うふふっ、よかった」
;3/右→;1/前→;7/左
「そーしたら~~ よいしょ」
;7/左 接近囁き
「はい。左耳いきますよ~ (ふーーーっ)」
;SE 左耳に入れ
;以降、指示あるまで声は耳栓してる状態で聞いてる感じの効果加えでお願いします(お芝居は通常通り)
;1/前
「じゃ、心音聞いてみましょうね?
失礼します――って? え!? わたしの?
わたしの、心音……(呼吸音)――」
「……うん。いいですよ。あなたが聞きたいって思ってくれるなら――大丈夫です。聞いてください」
「聴診器は、もちろんわたしがあてますからね?
ええと、服の下から……ん――<衣擦れ>」
;1/前(密着距離)
「て、照れくさいから、目、閉じててください。
その方が、心音も聞きやすいって思いますし」
「ん……<ブラずらし>――っと」
;SE 心音(早い、明瞭)継続
;1/前 (密着距離)
「聞こえてますか? わたしの心音。
あはは――かなり、わたしも、ドキドキしちゃってますけど」
;可能なら心音どんどん早くなっていく
;↓の呼吸音も照れと緊張でだんだん早くなっていってください。
「(呼吸音 一分程度?)――(ごくり)
――っ!!!」
;SE 心音ストップ(聴診器を胸から外す)
;1/前
「お、おしまいです。おしまい。――おしまい (吐息)」
「心音、あはは――わたしがドキドキしちゃって。
うるさくなかったですか? ……(呼吸音)――
あ、なら、よかったです。――よかった」
「もうちょっとだけ、目、閉じててください。
ブr――あぅっ――服、なおしますから」
;SE ブラ戻す→シャツの中を通して聴診器抜くの衣擦れ
「はい、もう目をあけてもらって大丈夫です。
ええと……イヤーチップ、はずしますね?」
;SE イヤーチップ外す。左→右
;声の耳栓効果、オフ
「あ、あなたの心音ももちろんクリアでした。
異音雑音全然なかったから、安心してくださいね?」
「で――次は。採血ですね。これはちゃんと、
後日パパに検査してもらうやつで <待合室で電話鳴る> あ!」
「ごめんなさい。ちょっとだけ待っててくださいね」
;SE ナースシューズ→待合室
;10/右前遠 (できるだけ遠く)
;よそゆきの声(二人で話してるときの親密感を引き立てたいので、『親切で丁寧だけど、事務的』が理想です)
「<受話器取る> はい。有島診療所です。
……はい――――はい。本日は休診日ですが――
はい。明日で大丈夫でしたら、ご予約を――
明日でしたら、13時で――――ええ、はい。
はい」
「はい――かしこまりました。それでは明日の13時に。
ご来院お待ちしております。
お大事になさってください――失礼いたします」
:SE 受話器奥
;SE ナースシューズ 戻ってくる
「おまたせしちゃってすみません。
なんか、腰痛がひどくなったから見てほしいっていうお電話でした」
「腰は、どうしても疲れ出やすいですもんね。
あなたももしキツかったらいってくださいね?
わたし、マッサージもちゃんと勉強してますから」
「けど、まずはとにかく検査を終わらせなくっちゃですね。ええと、採血の続きでしたね。
じゃ、腕を――わ」
「(呼吸音)」
;無意識に匂いを嗅いでしまう
「あ……男の子……っていうか、もう完全に――
いつの間に、男の人の腕ですね――(くんくん)」
「あっ!? いえ、体臭とか臭いとかそういうのじゃないです。全然。
ただ――えと……その、男の人だなって思って、なんか――」
「と! とにかく採血ですけど――
腕、あの……ちょっとだけ、剃毛してもいいですか?
今のままでも、もちろん全然採血できるんですけど――」
「あなたのお肌……綺麗ってわたし、知ってますから。
そういうところも、ケアしてあげたいかなぁ、なんて」
「え!? わ、いいんですね? オッケー! やった!
じゃあじゃあ、気が変わらないうちに剃っちゃいますね~」
;ナースシューズ→戸棚開く→戸棚締める→戻ってくる
「これですか? 医療用のジェルですよ?
パパ、普段のひげ剃りにも使ってますけど
――ん……」
:SE ジェルをチューブから出す
「これもちょっとひんやりしますから、
少し、わたしの手であっためますね……ん、しょ」
;SE ジェルコネ。ねちゃねちゃ
「(呼吸音)――え? いい音。ですか?
あー言われてみると……(呼吸音)――
確かに、かもですね――あ、なら、うふふっ」
;7/左
「ちょっと、耳元で鳴らしてみますね?
ヒーリング効果あるかもですし」
;7/左 接近囁き
「うるさかったらすぐやめますから、いってくださいね? ん……」
;SE ジェルコネ、一分ほど
;6/左前
「(呼吸音、一分ほど)」
「――ん。……っと、どうでした?
少しはヒーリング効果、ありました?」
「じゃ、このまま左腕に塗っていきますね~
ん――<ジェル伸ばし>(呼吸音)」
;SE ジェル伸ばし 5~6撫でほど
「(呼吸音)」
「……こんなもんかな? そうしたら剃毛しますから、んしょ――
<椅子に座って、椅子のキャスターで動く>――
手のひらは開いたままで、わたしの膝に載せちゃって下さい――あ、そうです。いい感じ」
「そのまま動かないで……力、入れないでくださいね?」
「ん……<SE カミソリ>(呼吸音)」
<SE 安全カミソリ10滑りほど→小休止→10滑りほど>
「((呼吸音)――
ん……っと――(呼吸音)――
(ふうっ)。うん、綺麗にそれました」
「じゃ、採血ですね~。
まずは、駆血帯(くけつたい)巻きます」
<SE 椅子から腰浮かす>
<SE 腕に布の帯を巻く(強め)>
;7/左
「ん……(呼吸音)」
;SE 椅子に座り直す
;1/前
「じゃ、親指を中にしまう形で握ってください。
うん……上手。じゃ、血管決めちゃいますね?」
;SE 血管を探して肌を触る
「(呼吸音)」
;6/左前(密着距離)
「ここにしましょう。いいですか?
はい――じゃ、アルコール綿で拭きます。
ちょっとひんやりしますよ~」
;SE アルコール綿で腕を丁寧に拭っていく
「(呼吸音)――よし、っと」
;SE 注射器を持ち上げ、採血針のキャップを外す
「じゃ、ちょっとだけチクってします。
我慢してくださいね~――(呼吸音)」
;SE 肌を引っ張って血管を浮かせる→肌に針をさす→血の流入(無音)
「――採血できました。針、抜きます」
;消毒用アルコール綿を針刺した部分にあてる→注射器引き抜く
「ここ、このアル綿(あるめん)を指先で押さえててもらえますか? ――ありがとうございます」
;針と採血ホルダーを捨てる→採血缶をストッカーに立てる
「保護テープ貼りますね。ん……(呼吸音)」
;絆創膏貼る
;1/前
「五分位は、そのまま抑えて止血しといてくださいね?
お疲れ様でした。採血、無事に終わりました」
「どうですか?
気分悪くなったり、喉かわいたりしてないですか?」
「(呼吸音)――うふふ。ですよね。
昔からですよね。採血終わると、喉乾いちゃうの」
;あ」シリアスに
「え?……『他にも、そういうひと』ですか?。
あ……」
;2/右前(密着)ひそひそ
「患者さんのプライバシーに関わることですけど……
あなたですから、特別に。他言無用でお願いしますね?
お耳、貸してください」
;3/右 接近囁き
「実は――なっちゃんもそうなんです!」
;1/前
「うふふきょうだいそろっておんなじ体質、
わたし、一人っこだからうらやましいです!
遺伝、なんですかね? そういうのも」
「って! お水すぐに持ってきますね。
あ、あと、ビタミンCも飲んでおきます? 粉末の」
「はい、じゃあ、持ってきますね」
;SE ナースシューズ→棚あける。ワゴンの上の金属トレーにあれこれのせる→棚閉める→冷水機から水をコップに注ぐ→ワゴン押して戻ってくる
「はい、コップどうぞ。
ビタミンCは、今オブラートに包んじゃいますから」
;SE オブラートかさかさ→ビタミンCの粉薬の包みひらく
→粉薬をオブラートにさーっ→オブラート包み込む
;2/右前(接近)
「はい、包めました。どうぞ」
;SE コップの水持ち上がる→水音(嚥下音は不要)
;1/前
「(呼吸音)……飲み終わったら、そのまま――ね?
診察台に、横になってください」
;SE 診察台、軋み(横になる)
「……(呼吸音)」
;6/左前
「毛布もかけておきますね?
暑くなったらすぐどけますから、言ってください」
;SE 毛布かける
;7/左 囁き
「そしたら、ね? 目を閉じてみてください。
毛布につつまれてる自分を感じて、
体全部のちからを抜いて、らくに、らくに、らくーーに」
;7/左
「(呼吸音)……どうですか? 重い感じがするとか、
鈍い感じがするとか――そういうところ、ありますか?」
「(呼吸音)……あー、そうなんですね……辛いですよね。
あなたの疲労が軽くなるように、抜けてくように――
これからもう少し、踏み込んだケア、していきますね?」
;1/前
「ちょっと、お耳触りますね? 力抜いててください――
んっ――<両耳の中の上の方を、同時に左右の人さし指で押す>(呼吸音)――どうですか? 効きますか?」
「……そうですか。
なら、次のケアは決まりですね」
;3/右 接近囁き
「耳つぼ押し――うふふっ、気持ちいいですよ?」
;環境音 F.O.