ありすの耳かき&耳つぼ押し(左耳)
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;Track4 (ASMRパート)
;「ありすの耳かき&耳つぼ押し(左耳)」
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;7/左
「じゃ、お耳を拝見」
;SE ライトオン
「ん……(呼吸音)――こっちも綺麗――
<SE 耳めくり>――え? あれ?」
「右耳と比べるとずいぶん……
あ、ちょっと耳かき入れますね?」
;SE 耳かきであちこちめくる
「あー……(呼吸音)――これ――
でも、なんで……?
ん……(呼吸音)あ、わかったかも」
;SE 耳かき抜く」
「えみちゃん……は、まだ耳かき無理だろうから――
なっちゃんじゃないですか? 前に耳かきしたの」
「うふふっ、正解ですか?
いや、ただの勘なんですけどね?
右耳はきっとおっかなびっくり丁寧に耳かきして――
それで、上手ってほめてもらってうれしくなって」
「左耳はちょっと油断しちゃったとか、お話に夢中になっちゃったとかで――細かなとこまで、綺麗にしきれなかったのかなぁ、なぁんて」
「うふふっ、すごくなんてないですよ? 全然。
わたし、産まれたときからずっとずうっとあなたのおとなりさんで――」
;切なくはあるんだけど、伝えないように明るく
「……ずっとずうっと、見つめ続けてきたんですから。
そのくらい、わかりますよ。ふつーに」
;切り替えて
「っていうか、こっちは最初にお耳掃除の方がいいですね?
このまましちゃいますから――」
;7/左 接近囁き
「(ふーーーーっ)リラックスして、ゆったり呼吸してくださいね?」
;7/左
;SE 耳かき音一分
「ん……(呼吸音)」
;SE 耳かき音30秒
「あ……取り忘れ、おっきいのも――(呼吸音)」
;SE 耳かき音 二分
「よしっ――と。あとは――こまかなところを――
ん――(呼吸音)」
:耳かき抜く
;7/左 (ふー)だけ密着
「(ふーーーーっ)――うん。はぁい、綺麗になりました」
;SE ティッシュ抜く→耳かき拭く→ティッシュ捨て
;7/左
「さてと。じゃあ、改めて耳つぼ押していきますね?
まずは――<耳に触れる>」
;SE 耳の内側の上から下へとゆっくりと指でなぞって、耳たぶで止める
「(呼吸音)――ここからいきますね?
耳たぶの真ん中の少し下。眼球の眼ってかいて、そのままおんなじ、ガンっていう名前のツボです」
「このツボは、親指と人差指で挟み込んで――
こういう風に――<SE 揉み込み>――揉み込んでいくと効果大って聞いてます。じゃ、いきますね?」
;SE 揉み込み30秒
「ん……(呼吸音)――三十秒で1セットを、三回」
;SE 揉み込み30秒
「(呼吸音)――29、30。ラスト1回は、少しだけ強めますね?」
;SE 揉み込み強め。30秒
「んっ……ふ――(呼吸音)――ん――はい。おしまいです <耳たぶ軽くとんとん>」
「これはそんなに即効性はないと思うんですけど――
え? うふふっ、目が楽になった気がするって……
サービストーク、上手なんだから。でも、嬉しいです。やっぱり」
「それじゃあわたしも――うふふっ」
;7/左 接近囁き (なぁんては離れる。嬉しくて軽口叩いちゃったけどすぐに我に返る)
「もーっとサービス、しちゃおうかなぁ――なぁんて」
;7/左
「冗談はさておき。ツボ押し、続けていきましょうね。
今度のツボは――」
;SE 耳たぶから耳の内側に沿って一旦一番上までいって、戻ってきて真ん中で止まる
「(呼吸音)――ここ。です。
耳の外側のくぼみのラインのちょうどまん中あたり。
耳の穴からこう――外側に向かって指を滑らす感じで――
<効果音、声と同じ動き>」
「耳の縁とあたるとこ、って探すのも探しやすいかもです。
「ここも効果が出てくる場所とおんなじ名前で、肩(かた)っていうツボなんですよ?」
「ここは、こしゅこしゅ、小刻みにこする感じでツボを刺激していきますね?」
:SE 耳擦り 一分
「ん……(呼吸音)」
;SE 耳擦り 一分
「一分やったら――もう一セット――ん……(呼吸音)」
;SE とんとん、と終わりの合図して指離す
「どうですか? 肩、少しは軽くなりましたか?
……うふふっ。良かった」
「じゃあ、もう一箇所だけ刺激して、耳ツボ押しはおしまいにしましょうね。
今日の最後に押す耳つぼは――」
;SE 耳の上から、耳の縁のラインをずっとたどって下へ。
;耳たぶのやわらかいとこに触れたら、そこからクッって感じに下に行き、親指と人差し指で強めに挟む
「……(呼吸音)――ここ、で。
耳たぶのやわらかいとこの、耳の縁側の上の端のとこですね」
「ここは、寝るときに頭にしく枕って書いて、ちんっていうツボです」
「名前のとおり、安眠の手助けに役立つツボなんだそうです。
だから、ここは――」
;7/左 接近囁き
「裏側、親指を支えにして、ゆるーくゆるーく、
人差し指で円を描くみたいな感じにこすって刺激していきますね?」
;7/左
「最初は、少し短めの時間から」
;SE 円を描く 45秒
「ゆるーくゆるーく ゆるーくゆるーく……(呼吸音)」
;SE 円 90秒
「そうしたら、もうちょっと長くいきますね……
ゆるーく、ゆるーく、しずかに、しずかに――(呼吸音)」
;SE円 180秒
「最後のセットは、静かにながーく、ゆるゆる、ゆるゆる……目を閉じて、水に沈んでいくイメージをしてみてください」
「ゆるゆる、ゆらゆら――(呼吸音)」
「ゆらゆら、沈んで――(呼吸音)」
:*以降、耳元に顔寄せないときもずーっとウィスパー
「おわりましたよー。……って、ああ、もうねむねむですね~。
診察台で熟睡しちゃうと、背中、痛くなるかもですから。
ね? もうちょっとだけがんばりましょう?」
;SE 診察台から体を起こさせる
;1/前 低いとこ
「スリッパ、ね? はい。右のあんよ――左のあんよ」
;1/前→;3/右
「ん……(吐息)――肩貸しますから、歩けますか?
ほんの少しだけ、仮眠室まで――(呼吸音)」
;SE ナースシューズ+スリッパ
「ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり――
(呼吸音)――ん……よいしょ」
;SE ドア開け→後手にドア〆
;環境音切り替え
;環境音仮眠室(ごく抑えめな空調の音のみ)
「このお布団でなら、熟睡しても大丈夫です。
スリッパと――あと靴下だけ、ぬいじゃいましょうね」
「よい、っしょ――<靴下脱がし>
んっ……っと――<靴下脱がし>」
「わたしも、ナースシューズ抜いで……ん――
はぁい、あともうちょっとですよー」
:足音、畳、ふたり
「はい。このお布団なら――って、きゃっ!?」
;SE ふたり、布団に倒れ込む
;3/右
「って、あの――あのっ――(呼吸音)――」
;ドキドキ→なぁんだ
「……………………?
…………(呼吸音)」
;失望と安堵入り混じり→安堵オンリー
「あ……寝息……。
うふふっ、たんなる電池切れでしたか」
;3/右 接近囁き
「赤ちゃんみたいでちゅねー」
;3/右
「なのに――(くんくんっ)……あなたの匂いは――
全然、赤ちゃんじゃありませんよね」
「大人の……男の人の……匂い……」
「って――これ、ちょっとまずいよね……けど――
ん――<身じろぎ>――手、どかしたら起こしちゃうかもしれないし……」
「……(呼吸音)――しょうがいない、か。
不可抗力――不可抗力。うん」
「……(呼吸音)」
「……(呼吸音)」
;;3/右 接近囁き
「なら……うん。
このままわたしも、寝ちゃいます、ね?」
;環境音F.O.