⑥目隠しで繋がる禁断の夜
昨日はそのまま普通にお風呂して、出てから何事もなく過ごし、寝た。
不意に起こされることもなく、特に変化もない。
安心したような、むしろ不安なような……よくわからない感覚。
それから数日が経過し……異変が起こった。
私の下着が汚されていた。あの……白い液体で。
こびりつき、黄色く変色してはいるが間違いなく……
この独特な匂いは他に例えるものがない。
しかも、洗濯機にそのまま放り込まれているという杜撰っぷり。
ずさんというか堂々というか……でも、気づかずに洗濯する可能性もある。
そんな微妙な罠をしかけてきた。
あとは……飲み物の味がちょっとヘンになったり。
もしかしたら、私の知らない間に飲み物に混ぜてるのかもしれない。
元が白い飲み物の場合、混ぜられても気づかない可能性が高い。
でもこれも、もしかしたらレベルの話。問い質しても意味がない。
ただ間違いなく食感が今までと違い……喉越しも重ったるくなった。
とても曖昧で、ガラスのような不安定な日常を過ごしている。
夏休みは長い。いったいどこまで行くのだろうか。
今さら追い返すことなんてできない。
私が判断し、行動して……弟はそれについて考え、行動する。
その行く末を否定することは、私は絶対してはいけないはずだから。
――とある日、私はバイトのシフトに入っていた。
家賃の支払い補助のため、週に2~3日働いている。
親が十分な額を仕送りしてくれてるけど申し訳なくて。
少しは自分で稼いで支払っているという実感が欲しかった。
その日はバイトを上がったあと、旧友と久しぶりに飲みにいった。
昔話に花を咲かせて、結構いいカンジに酔ったまま帰路につく。
【りか】
「ただーいまーぁ♪」
陽気に声をかけるが、電気がついていない。
弟はもう眠ってしまったのだろうか。
起こしてしまうのも悪いので、薄暗い中を手さぐりに進む。
トイレの電気をつけてドアを開け、中に潜り込んだ。
パンティを下ろし、便器に座って一息つこうと
【りか】
「んひゃぁっ!??」
――して、なぜか素っ頓狂な声をあげるハメになった。
ぬぢゃっとした感触がお尻に……そっと腰をあげて覗き込む。
……白くて濃い液体が柱みたいになって、私のお尻と便器をつないでいた。
【りか】
「……………」
酔いがスーッと醒めていくのを感じる。
そうだ……現実逃避している場合ではなかった。
私は無言でトイレットペーパーを回し、お尻と便座を拭いて中に捨てる。
そして水に流し、パンティを脱ぎきってからトイレを出る。
元々尿意はなかった。少し落ち着きたかっただけだから。
それよりも今は……少しだけ怒っている。
最近ちょっとやることが陰湿すぎる。
年齢的にらしいと言えばらしいけど、やっぱりちょっといい気はしない。
パンティを投げ捨てつつ、弟の寝ているであろうベッドに近づく。
心拍数が上がっていく、際限なく。
自分の身体が自分のモノではなくなってしまったような感覚。
弟は……本当に寝ていた。拍子抜けするほどぐっすりと。
イタズラを仕掛け、私の反応を楽しみに待ちながら寝落ちしたのだろう。
罪がない。寝てしまえば天使そのもの。
でも罰は必要だろう。イタズラにも限度というものがあるのだ。
私は……このあいだ眼精疲労対策に買ったアイマスクを手に取る。
寝る前に装着できるよう、枕元に置いてあったものだ。
内側の袋の中にピンクのビーズが敷き詰められていてキレイ。
男の子には似つかわしくないソレを、ゆっくりと弟の目元にかけていく。
起こさないよう慎重に……ほどなくして、目隠しは完了した。
手を縛ったりはしない、もし途中で目が覚めたら自由に行動していい。
もし私が行き過ぎていたら……もしかすると止めてくれるかもしれない。
止めてくれなかったら……両想いだったということにしておこう。
でもこれからすることは、あくまで他人。
どこからか侵入し、かわいい男の子を襲いにきた痴女。
決して姉であってはいけない。
これまでの想い出も、これからの未来も消え去ってしまうから。
弟の反応に期待と畏怖を込めて、まずは掛け布団をどかす。
ゆっくり丁寧にはがすと、そこはもう盛大に盛り上がっていた。
思わずクスリとしてしまう。
寝てても元気。どんな夢を見ているんだろうか。
もし、夢の中で私と乳繰り合っているとすればそれはもう……言葉にできない。
薄暗い中で膨らんだソレをじーっと眺めていると、ふと気づいた。
怖いよりもカワイイが先に立つのは、ソレが自由だからだと。
本当は隠さなきゃならない。
人前で晒すと、どうしても非難の対象になってしまう。
でも、私の前では自由。ありのままを晒してくれる。
だから好ましいんだと気づいて、気づけた自分も好きになる。
私も晒したい、でもできない。
だからこその目隠し……認知させるのは罪になってしまうから。
弟の視界を奪ってこそ得られる自由。
卑怯だなと思うけれど、恐らくこれが最善だから。
服を脱いでいく……ありのままを晒していく。
視線が勃起チンチンから離れない、見ながら脱いでいく。
そして………裸になった。
お風呂場でもないのに、弟の傍で全裸になっている。
一瞬ためらった。これから自分のしようとしていることに。
でもやっぱり、正直には正直をぶつけるのが自然だと思うから。
弟の股間側からベッドにあがり、身を寄せる。
薄暗い中、弟の裏側のシルエットが鮮烈に浮かび上がっている。
おっきぃ……パンツを突き破らんばかりの勢い。
この中に、男の子の要素がすべて詰まっている。
溜まった唾を呑み込み、パンツをずり下げていく。
速攻で引っかかったから、めくりつつ慎重に……
そうして私は、目の前に弟の裏側を露出させることに成功した。
男の子にしかない肉のかたまりが、天井に向かっておっきしている。
目を見開いたまま離せない……あまりに卑猥で。
まだ可愛らしい見た目の弟に、なぜこんなものが……
上側から点として見ていたときと全然違う。
縦に大きく伸びた、お肉の暴力。
おそるおそる、指をあててみる。
意外なことに、裏側の膨らんでいる部分には柔らかさを感じた。
横は硬い……プニプニしている部分は、精液の通り道かもしれない。
おちんちんにも部位があって、それぞれの役割があると思うと感慨深い。
硬いところよりも柔らかいところのほうが感じるのかな……なんて考える。
プニプニに沿ってツツツーっと指を滑らせていくと……もっと柔らかいところに到着した。
キンタマの袋……プニプニというよりはブニブニ。
ほとんどが空洞で、中に玉が入ってる。ふたつ分。
お風呂場で勢いのまま触れた部分……男の子の一番大事な場所。
このあいだはオチンチンが邪魔で見えなかったけど、今はじっくり見れる。
私は物凄くドキドキしていた……自分の部屋で。
弟に目隠しを施し、脱がせて、観察し、触って確かめている。
男の子の構造を、股間の裏側から密着して眺めている。
こんなシチュエーションが許されるなんて、なんて贅沢なんだろう。
そう考える自分はおかしいのかもしれない。
でも心地よくて、力いっぱい否定するものでもないかなと思った。
表に出せない自分……でもここは、自分の部屋だから。
弟は認知してないし、私は留守で、誰かが不法侵入してるだけだから。
言い訳がきくと本音が出てきて大胆になる。
私は顔をさらに近づけて、弟の玉袋を――――
りか
「……んりゅ、りゅぁ……っ♪」
唾液の乗った舌先で、ねっとりと舐めあげた。
ビクッと震える弟の身体。でも抵抗はない。
起きているのか寝ているのか分かりかねる状況で、私は舌を踊らせる。
りか
「れる、んれぅ……っ……んはあぁあ……ん……っ……りゅぷ、ちゅぷん……っ♪
れぇーる、れぇ、ぇる、んんン……っ♪ はあぁっ……ぬりゅ、るろ……れる、んりゅむっ♪」
――わたしはいったい、なにをしているんだろう……?
弟の玉袋に舌を押し付け、舐めまわし、転がしている……
完全に言い訳の効かない行動を、他人のせいにして始めている。
弟の指先が蠢く。間違いなく起きていることがわかった。
でも関係ない。むしろそこに指を絡め、繋がる。
ビクッとしたけど拒否はなく、すんなり受け入れられた。
目隠しされて、パンツさげられて、タマタマ舐められてるのに……
脳内がヒートアップしていく。
精子の詰まった二つの玉を、舌で転がしていく。
M字開脚した弟の股間に顔をうずめている。
大量に放出される熱と匂いが同時に襲い掛かってくる。
自分が発する熱と匂いと絡み合って、溶ける。
思考がマヒしてしまって、うまく自分が制御できない。
りか
「るぁ、ぁあぁ……っ……ん……んふっ♪
んれるれるれるろおぉ、ぉおおぉぉ……っ♪ ぬりゅ、ちゅ、ぷっ♪
れるんれ……れりゅ、ぬちゅうぅ、ぅ……っ……はぁあっ……ちゅぷ、くちゅあぁっ♪」
舌をスライドさせ、下へ……プックリしたところを舐める。
もう少し下ろしていくとアナルだけど、さすがにそこは舐めない。
でも近い。そのおかげか、弟の身体は激しく震えていた。
未知の領域に踏み込むか、踏み込まないか……その境目を愉しむ。
こんなところでも感じてしまう……その羞恥心を引きずり出す。
こんなSッ気が私の中にあったのかと驚き、それすらも楽しむ。
……そうこうしているうちに、私の唾液以外の液体が混じり始めた。
目線だけ上にやると、カウパーの道がテラテラとここまで繋がっていた。
りか
「れる、らぁ……ぁぁあ……っ……るりゅ……りゅ、ぅう……ん……ちゅっ♪」
その道に沿って舐めあげていく……先走りが、私の舌に溜まっていく。
ビクンビクンと跳ねては戻ってくるチンチン。やっぱりどこかカワイイ。
そして頂上に達し……塔の先端にキスをした。
一際ブルンっと跳ね……やはり元の位置に戻ってくる。
自然に零れる笑みと共に上半身を少し浮かし……
タプンっと、私が持つふたつの巨大な肉玉を、竿の左右に配置した。
そして、ギュッと握りしめられていた両手をやんわりと離し……
今度はそれを、乳を両側から挟み込むのに使う。
そうすると……ギンギンのチンチンを、やわらかオッパイが包む。
弟の甘ったるい喘ぎ声が、私の耳を幸福にする。
硬いを、柔らかいが制す。
カウパーも一緒くたに揉まれ、プチュッと可愛らしい音を立てた。
これが、パイズリ……男の子が大好きだという。
でも一部の女性にしかできなくて……貴重なプレイ。
邪魔に感じていたオッパイが、急激にその必要性を増してくる。
ここで弟チンポの存在を感じられることは、真の幸せだった。
そう………このために、大きくなったんだって。
だから他の人に見られたり、指摘されたりするとイヤだった。
そして……弟のも、このためにここまで大きく成長した。
それぞれが惹き合って、ようやく……今夜結ばれたの。
フルフル震える……カラダも、ココロも。
涙が溢れでてきて……こんなに感動するとは思わなかった。
重くて、邪魔で……服もブラも合わなくて。
たくさんの人の興味を惹いて……そんなの意味なくて。
露出のあるイベントがイヤになり、だんだんと心が内に引いていって……
でもいまこの瞬間、この子が主役になっている。
ようやく…………ようやく出会えた。
出会えなかったら……いったいどうなっていたんだろう?
人生の中で、ずーっと私に邪魔扱いされていたのかもしれない。
そう考えると、胸の奥が締め付けられるようだった。
―――踊る………今までの鬱憤を晴らすかのように。
ニチャニチャと卑猥な音を響かせながら、一生懸命抱きついてる。
わたしのオッパイが、おとうとの……オチンチンに……
スキをめいっぱい詰め込めながら、頬ずりし、甘えている。
もうこの行為を止めることはできない。運命だから。
血縁も思い出も関係ない。絶対に必要な行為だから。
ただ気持ちよく……ものすごくキモチよくしてあげるの。
お礼だから……気づかせてくれたお礼に、パイズリする。
こねて、ねじって………抱きかかえて、ブルンブルンして………
無言のまま、一心不乱に………ありったけの愛を注ぎ込む。
りか
「んっ………えるえる、れるえ……ぇる、れるんぇ、れえぇ……っ♪
ぬりゅぇ、れぇ、れ……っ……んっ……れるれりゅん、りゅれ、ぇう……ぬりゅぇっ♪」
おっぱいで抱きかかえながら、裏筋を舐め始めた。
縦にも横にも、無尽に舐めねぶる。弟の腰が浮き始めた。
逃げようとするソレをさらに追いかけ、パイズる、舐める。
これはご褒美だから……余すところなく受け取ってほしい。
浮きすぎた腰が大変そうだったので、その下に太ももを差し込んであげた。
これで腰を痛めることはない。ひと安心だ。
突き上げる形で固定されたチンチンを囲み、蹂躙する。
あまりにキモチイイのか、弟は声にならない声をあげている。
私は嬉しくなって、どんどんイジメてあげる。
根元からの膨らみを感じる。射精の合図だ。
私はそれを受けて――――すべての愛撫をとめた。
りか
「……ちゅぱぁ……っ……うふ……♪」
ビクつきすぎる弟の身体。それを全身で感じる。
もはや『犯している』といっても過言ではない体勢のまま。
射精感の感じとりがすごい。おっぱいを通じて。
膨らんで、戻って………何度も繰り返している。
本当は気持ちよくビュッビュできていたはずなのに……
導き手がやめてしまったから、空振りして寂しそう。
それは……あまりに面白い光景だった。
禁じ手といってもいいくらいに……心底ゾクゾクする。
今、いったいどちらが男で、どちらが女なのか……
それすらも曖昧になって、性別を超越した気持ちになった。
絶対に他では味わえない。
でも……終着点はここではないから。
射精させてもらえないと悟ったのか、昇ってきていたものが下がっていく。
それを見計らって、愛撫を急に再開すると―――
りか
「んっ……れるんりゅ、れるみゅ、ちゅっ、ちゅぱっ――あっ、ひゃっぁ!?
あっ、あんっ……ぁ……っ……んっ…………ふ………うふふっ……♪」
あっさりと戻ってきて、強烈に噴き出される精子たち。
混じりっ気のない真っ白濃厚な体液が、弟の上に降り注いでいく。
それは顔まで飛んで………そのあまりに美しい放物線は、鮮烈に私の目に焼き付いた。
まだでる、まだでる…………私の愛撫に対する答えが、たくさん出ていく。
オスの匂いが充満して、一気に場の空気を塗り替える……激しい主張。
もうオトナなんだと……言い聞かせようとしているみたいだ。
だけどビクつきながらオッパイに抱かれて……やっぱり子供のようだ。
それが微笑ましくて……出し終えて脱力しきっているところへ、唇を寄せた。
りか
「んじゅ、っるああぁっ、ぁあぁ……っ……あふ、んじゅるん……じゅるむっ♪
れる、ふあぁっ……んっ、じゅっ、じゅれむ、れむ……れむるぁん、ぷぢゅっ、ぴぢゅんっ♪」
舌を差し込み、ねぶる、ねぶる………唇付近まで飛んでいた精子を巻き込みながら。
禁断のキスをする……どちらもファーストキス。
お互い初めてなのに精子ごと奪い、奪われていく……
思い出に刻まれていく……一生消えない思い出に。
ネットリヌチャヌチャと、イヤらしい音が記憶を汚す。
弟の口の中をねっとり蹂躙する。
天井を舐めたり、舌を回し絡めたり、根元を執拗に突いたり……
頬っぺた、唇の端っこ、歯茎、歯そのもの……
ひとつずつ、しっかりとした認識を持ちながら愛撫し、様子を探る。
弟の性癖はどこなのか?
吐息のレベルと、身体の震えと、お腹にあたったチンポくんの喜び具合で。
おいしい……なんておいしいんだろう。
今まで食べたどの食事よりも、幸福感でナカが満たされていく。
口の中から……つまり私はいま、弟を『食べている』と……
自覚が芽生え、その状況に恍惚とし、さらにお口の蹂躙を進める。
りか
「んっ……ん~~~~~~~~~~ン…………ちゅぱっはあぁっ♪」
ズリズリと前進し、どんどん弟の顎が持ち上がっていく。
それが最高潮に達したとき、舌をねじり絡めながら離す。
溜まりに溜まった唾液の渦が、天の恵みとなって弟の顔に降り注ぐ。
その様子ににんまりしながら、今度はお口ではなく、お乳を押し付ける。
りか
「ね…………吸って………?」
声をかける。甘ったるく。
姉と認識させる行為は慎むつもりだったが、ダメだった。
でも、私はこんな声は出さないし、出したことがない。
それは姉ではないし、こんなことをするはずもない。
だから、別のダレカ。
誰も証明できないし……する必要もないのだ。
でも弟はその声を聴いて……さらに興奮した様子で。
目の前にいる人への感情をスキで特定し、高めていく。
そして………お口の前に垂らされたお乳の先端に、吸い付いていく。
りか
「んぁっ……あっ……はあっぁぁ……っ……♪」
オッパイを『吸われている』のではなく、『吸わせている』。
私の意思で、私がそこまで持っていって、吸わせている……血を半分わけた弟に。
誰にも絶対に喋れない禁断の行為。
それに想像以上に燃え盛る、私の心と体。
りか
「んんっ、ぁ……ッ………はぁっ、んっ…………ふっ……っ……ぅう、ん………っ♪
……ぁっ……っ……………んッ………ふぁっ……ッ………ぁっ………はぅっ、ん………っ♪」
一生懸命吸われている。ジュルジュルと。
私の奥にある秘蜜が、弟の口の中に勢いよく運ばれていく。
甘ったるい声がガマンできない。
いやそもそも、ここは私の部屋……ガマンなど、する必要はなかった。
漏れていい………母乳も、声も。
唯一それに触れている弟は、こんなにも喜んでくれているのだから。
身体をズリ上げていたことにより身長差が消えて………
いつの間にか、股間同士がこすれ合う場所まできていた。
自身の産み落とした卵を守るように………
上からのしかかり、包み、温めている………
お乳を吸われて、あんなに出したのに激しく勃起して………
私のオマンコもトロトロに濡れきっており、隠すことはできない。
だから………少し動いただけで――――
りか
「……ぁ……っ…………ひぎっ、ぅうっ! ぅうううぅんンっっ!??」
驚くほどアッサリと、トロトロオマンコが、ガチガチンチンを呑み込んでしまうこともありえるのだ。
とは言っても、亀頭を呑み込んだだけ………それでこの衝撃………
入り口を通過されるとき、背骨から脳髄にいたるまで、電流が駆け巡ったようだった。
おっきなおっきな、弟のオチンチン………そのハジメテの相手は、私のオマンコだった。
でもまだ、処女の証は破られていない……ゆっくりと推し進めていく。
りか
「ぐぅっ、ぅ……………ぁ………っく、ぅぅぅ……ッ………っ……」
すこしずつ、すこしずつ………腰をおろしていく。
徐々に弟がナカに入ってきて、通るついでに自分の形に押し広げていく。
弟はこの状況が甘美すぎるのか、乳首に吸い付いたままのけ反り、プルプルと震えている。
童貞を喰っている………弟にとってこの瞬間は、今後二度とこない。
いいのだろうか……こんな贅沢な瞬間があって。
痛みや違和感よりも先に、幸せがやってくる。
解放の瞬間が目の前に迫っていて、胸が震えた。
りか
「んっ……ッ…………あはっ……ぁぁああぁ…ぁ……っ………!」
根元まで入った……弟のデカマラチンポが。
お尻と腰がパンッとぶつかって、合体を告げるその軽快な音に身震いする。
先端がゴツッと子宮の入り口にあたり……
オマンコの入り口が、オチンチンのぶっとい根元にググッと広げられる。
元の位置に戻ろうとしていくら締め付けてもビクともしない。
その硬さ、力強さに、私の口から私の知らない吐息が漏れる。
弟はプルプルしている。この力強さとはまるで正反対だ。
そこがいい……かわいくて本当に……食べてしまいたくなる。
りか
「……んっ……あっ…………はぁっ……あぁあっ……っ……!
んんっ、んっ……ッ………ふぅっ、ん……っ………っ………ぁっ…………
んぁっ……っ……あ、ん……っ…………んっ、ふぅっ、ぅうんっ………♪」
デカチンポをくわえこんだまま、ゆったりとお尻を上下にフリフリ。
パチュン、パチュンという可愛らしい音が……私たちの音が奏でられる。
静寂の中に小さく響き渡る………無上の喜びだった。
本当の意味でこの部屋は、私たちの部屋になったのだ。
恋愛にも男性にも興味を持てず……
でもやっぱり気になって、でも……傷つくのが怖くて。
ちゃんと心を見てくれる人が欲しくて……どこにいるのかわからず。
さまよって、さまよって……でも結局、一番近くにいた。
男の子から、男へ………それだけでこうも、関係性が変わる。
友達を失うような感じがしたけれど、同時に彼氏を手に入れた気分。
間違ってる。それはわかってる。
誰にも言えないし、自慢もできず、結婚もできない。
もちろん子供も産めないし……でも、この子だけだから。
愛情をたっぷり注いで、弄び、心を許せる男性は。
間違っていてもかまわない。夏休みだけの関係性でもいい。
ただ乾いた私を潤してくれれば……そして、満たしてあげられれば。
自分の意思とは裏腹の勃起。この子も戸惑ってる。
それを解消してあげる……他人との恋愛から遠ざけてあげる。
もちろん、イイ人が現れればそれでいい。
幸せになってくれれば何の文句もない。
でも、まだ未熟だから……下半身に支配されているから。
その支配から解き放ってあげるの……傷つかなくてすむから。
エゴなんだろうなぁと思う。我ながら。
でもいいの。私の勘が、こっちで合ってるっていうから。
りか
「んぁっ、あはっ、ぁ……っ………ふふっ……えいっ、えいっ☆
あはっ……♪ んっ……えいっ……え、い……ンっ…………♪」
初めてのセックスをたのしむ。
苦痛や圧迫感も混ぜこぜにして、プラスに転じていく。
肉がぶつかって、離れて……またぶつかって、離れて……
粘膜の壁に守られながら、強くこすり合わせる。
震える弟を見下ろしながら、パチュ、パチュっと………
私の弱点で、弟の弱点を攻め立て勝負し、降参を促す。
そしたら早速、チンチンが白旗を上げそうになっているのを感じた。
そのときふと気づく……ゴムをつけてなかったことに。
色々とあってから、念のためを思って買っておいたコンドーム。
でも、自分から生入れしていたら使えなくて当然だ。
襲われるかもしれないって思ってたから……
でも実際に襲ったのは私で、射精を促しているのも私。
りか
「あんっ、あっ……はぁっ……っ……んっ……あっ……あっ……あ、んっ♪
ふぁっ……んっ……っ…………ん、くっ……っ…………ぁあっ……はああぁっ……っ……♪」
どうしよう………腰が止まらない。
止めようという意思はあるのだけれど、止められない。
弟はガマンしてくれている。
下半身に支配されているのは……ワタシ……?
脳の指令を身体が受け付けない。
自分じゃない誰かが、私を突き動かしている。
誰にも止められないのに……中出しさせようとしている。
パンパン、パンパンと……卑猥な音で促している。
まだ間に合う……出す瞬間に抜けばいい。
射精の瞬間はわかるから、ギリギリまで粘れる。
よくわからない根拠で腰をフリフリする。
弟はもう完全に受け身になっていて、お乳を吸うことすらままならない。
カワイイ………もっとギリギリまでイジメたい。
チンポのビクつきが激しくなる。射精を伝えてくる。
まだ大丈夫……まだ………もうちょっと…………
りか
「あっ、あんっ! あっあっ、あっ、ひっ……ッ……んっ……んんっ、んんっ!
んぁっ、あっ、ふ―――えっ? ひぅっ、んはぁっはあああぁぁっ!??」
スパートをかけ、脅すだけ脅して腰を一気に引き抜こうとして……
その刹那、弟の唇が再び私の乳首を捉え、抱き着きながら強烈に母乳を吸い上げる。
突然のことに驚いてわたしは、オチンチンを引き抜くタイミングを逃し………
弟精子の受精を開始した。
りか
「あっ………は………っ………ぅ………く、ぁ………っ………っ………………」
ナカに、出されている………ビュム、ビュムと…………
種をまき散らし、苗床にされ………私は完全に、弟のモノになった。
母乳を吸われ、子種を吸い上げて………循環する、お互いの体液。
入り口を強烈に締め、肉ビラで煽り……奥へと巻き上げる、わたしのナカ。
満たされていく………弟の赤ちゃんの素で………
絶対にイケないことが、そのまま快感になって返ってくる。
ゾワゾワっと未知の快感が全身に広がって、パァッと一斉に芽吹く。
まるで、自分の身体というものを初めてハッキリと知覚したような、本物の愉悦。
身体が激しく波打って………私は初めて、イクという体験をした。
バージンロストとセットで………間違ったシアワセを噛みしめる。
あまりに満たされて、潤いすぎたから…………
わたしの意識はそのまま、薄暗い夜に溶けていった。