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第8話 撫猫さんと添い寝
その日の夜 主人公のお部屋
撫猫 「旦那様……いらっしゃいますでしょうか」
撫猫 「あの……入ってもよろしいですか?」
襖を開けて入る撫猫さん
撫猫 「……失礼致します……ん、もうお休みの準備をされていたんですね(知ってた)」
撫猫 「はい、私もなのですが……こうして寝巻きでお邪魔しておりますし」
撫猫 「……(しばし恥ずかしがる)」
撫猫 「は、はい。あのー、最近はなんだか冷え込む事が多いと思いませんか?」
撫猫 「旦那様、今夜はとても寒いそうです」
撫猫 「はい……ですので……その……猫は寒さに滅法弱いんです……一緒のお布団で寝ませんか?」
撫猫 「……やはり駄目ですよね……撫猫は恥知らずな猫で御座います……お部屋に帰りま……へ」
撫猫 「よろしいんですか……旦那様……は、はい……」
撫猫 「本当に……ご一緒していいんですか?」
撫猫 「……で、では先にお布団に寝て頂けますか……はい、大丈夫です……枕は持って参りましたから」
主人公お布団に寝る
撫猫 「お布団に入りましたか?……それでは灯りを消しますね」
電気を消す撫猫
撫猫 「……それでは私も参ります」
歩みよる撫猫さん そっと近くで
撫猫 「旦那様……枕を横に失礼致します……んっ」
枕を主人公の横に入れる撫猫さん
撫猫 「それでは……その……お邪魔致します……んっ」
布団の中に入る 左or右(編集で変える)
撫猫 「……あっ……旦那様と同じお布団の中……旦那様の匂いがします」
撫猫 「あの……もう少し寄り添ってもいいですか?……はい……んっ……旦那様の温もり……心地いいです
……撫猫を温めてくださいまし」
撫猫 「……(15秒程度しばし寄り添って温まる)」
撫猫 「……あのー、旦那様……緊張されておりますか?……堅くならないでください……撫猫が緊張をほぐして差し上げます」
撫猫さん何故かお腹をさすってくれる
撫猫 「んっ……ほら、お腹を優しくさすります……ね?……落着きませんか?……はい」
撫猫 「……(20秒程度お腹をさすってあげる撫猫さん、気持ち楽しそう)」
撫猫 「え……楽しそうですか?……ふふ」
そっと耳に近づいて
撫猫 「お腹を撫でるのは猫の愛情表現なんですよ」
撫猫 「……旦那様……お慕いしております」
主人公抱きつく (喋っていた耳を布で塞ぎ正面へ回る)
撫猫 「あっ……旦那様……抱きしめるなんて大胆です……ううっ……いえ……とても暖かいです……」
撫猫 「んっ……旦那様のお顔がこんなに近くに……吐息がかかってしまいそうです……」
撫猫 「旦那様……(10秒ほど見つめ合う)」
その時不意にしっぽが主人公の手にあたる
撫猫 「……どうか致しましたか?……尻尾ですか……ふふ、わかりますか?ゆったりと動いていますよね……旦那様の腕の中……私とても落ち着いております」
主人公撫猫さんの頭を撫でてあげる
撫猫 「あっ……旦那様……頭を撫でてくださるなんて……いえ……とても嬉しいです」
撫猫 「……んっ(5秒ぐらい)……あ……耳心地いいです……んっ……旦那様……旦那様ぁ……こうしてずっと撫でてほしかったです……んっ……」
撫猫 「……旦那様お願いがあるのですが」
撫猫 「……今日だけはこのまま旦那様の猫として甘える事をお許しください(照れ)」
撫猫 「え……駄目……ですか?……ん……これからもずっと甘えてほしいですか……旦那様」
撫猫 「はい……末長く撫猫を可愛がってくださいまし」
撫猫 「幸せです……まるで夢の中の様ですね……ふふ、わかっております……この温もりは本物です……旦那様大好きですよ」
撫猫 「……(10秒ぐらい)」
最後は徐々に眠くなる感じで
撫猫 「……申し訳ありません……んっ……なんだかもう眠ってしまいそうです……猫は寝つきがいいんです……はい……とても暖かいですよ……ふふ、旦那様もですか?……どうかご一緒に……きっと夢でも会えますから……では……おやすみ、なさい……また明日」
「寝息5分」
※寝息は2パターン用意
Aパターン ノーマルな寝息
Bパターン 3~5分に一回 撫猫の寝ごとが入る「旦那様」とか