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タイトルコールとこの音源の楽しみ方

;//////// ;Track1 「タイトルコールとこの音源の楽しみ方」 ;//////// ;秋、ものべの学園少等部グラウンド ;3/右(ひそひそごえ) 「……あ、えみちゃん来た。これで全員揃いましたね。 それじゃあ、はじめます。少しおっきな声だしますけど。びっくりしないでくださいね? (すうっ)」 ;3/右 (マイクの視線と同じ方向に) 「みなさーーーーん! おはようございまーーーす!!!」 「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――はぁい、元気なお返事ありがとうございます。 今日は、ものべの村と、ひめみや流保存会との共催による、 『よいこのおててあらい教室』に、よくきてくれましたー! ありがとー!!」 「わたしは、おててあらいの先生の、『有島ありす』おねーさん」 ;3/右 (マイクに顔向け)→マイクと同じ視線 「そしてこちらが、今日のおててあらい教室のお手伝いにきてくれたる、お隣さんです! みんな、お隣さんに拍手~! ぱちぱちぱちぱち~ ようこそいらっしゃいました!」 「あやかしのこたちは、お隣さんのこと知ってるよね? ――(呼吸音)―― うふふっ、だよね。あやかしさんたちには超有名人だもんね~」 「じゃあ、ありすお姉さんのことはみんな……(呼吸音)―― あはは、ありがと! 普段はありすおねーさん、有島診療所のかんごしさんをしてるから、みんなと診療所であってるもんね。 どんな元気な子とだって~~予防注射のときに!」 「あ、いま、『いや~ん』ってお顔になった子、たくさんいるね~。 人間の子と半妖の子は、尚武先生か菜穂子さんに痛くないお注射してもらえるけど、それでもやっぱり、チクっとするのは怖いし、やだよね~。わかる!」 「まして あやかしの子たちは、薬師(くすし)だぬき先生の……あの、どんなあやかしの肌でも切れるっていうえげつない小刀で切れ目いれられての接種だもんね。 わたしも横目で見てるだけでも痛くて……! あああ、ごめんね! 思い出させちゃたよね! やだよね」 「あのね、でもね? いやだからこそ、今日のおててあらい教室は役にたつの。 おててあらいをきちんと覚えてこまめにやれば、病気にかかっちゃう可能性…… あ、可能性ってむつかしいか――んと……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」 「ええと、みんなはどうして、『自分が病気になっちゃうことがあるのか』って、考えたことある? どんなとき、病気にかかっちゃったりする? ――『わかった!』っていう子――あ、はい! きみ、早やかった!」 「うん……(呼吸音)……うん――(呼吸音)――あ、だね! 変な匂いがする……腐ってる食べ物食べちゃうと、おなかいたいいたいになるよね」 「それはどうしてかっていうと、腐った食べ物では悪い菌がたくさんたくさん増えちゃうの。 菌、って、わかるよね? (呼吸音)――そう! アニメの、「安心マン」の敵の細菌マンが、菌の一種だね~」 「他にも、怖い敵でてくるよね? 安心マン。――うんうん、真菌マンに、ウィルスマン。カビマンにアメーバマンもそうだよね。 そういうワルモノ――カンセンショウグンの子分たちに、町の人にとりついちゃうと……あれれ? どうなっちゃうんだっけ。 ありすおねーさん……あれれ、わすれちゃったみたい。困ったな~誰かにおしえてほしーなー――(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」 「あ! そうだったねー! カンセンショウグンの子分ににとりつかれちゃうと、具合がわるくなってきて、病気になっちゃうんだった」 「実はね? 『腐った食べ物』の中には、細菌マンとか、カビマンとかがうようよいることが多いの。だから、食べると取り憑かれて病気に――おなかいたいたいになっちゃうの」 「腐った食べ物の中だけじゃなく、例えばみんながいっつも遊んでる公園の遊具とか、教室の椅子とかテーブルとかにも、カンセンショウグンの子分が隠れてることがあって。『取り憑いちゃうぞ~、病気にしちゃうぞ~』いっつも悪巧みしてるんだよ? 怖いよね、いやだよね」 「けどね! 安心マンがまだ来てくれたことの無いこの茂伸村にも! そんな悪者たちをやっつけてくれる心強い味方がいるの! しかも、みんなのすぐそば。ありすおねーさんの、ものすごーい近くにいるんだよ?」 「それが誰かっていうと~ じゃじゃ~ん!!!」 ;SE 蛇口を空けて勢いよく水を流す 「お水さんと~~! それから!!! 」 ;SE ハンドポンプシュコシュコやって、ハンドソープ出す 「せっけんさんです! せっけんさんは、ハンドソープでも、こっちの固形石鹸でも、どっちでも大丈夫だから、安心してね?」 ;SE かるく泡立てて→蛇口を石鹸つきの手で洗って→手をかるくあらって→水を手ですくって蛇口にかけて→蛇口閉める 「……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――っと」 「いまありすおねーさんがかるーくやってみせたみたいにして、お水さんとせっけんさんに力をあわせてもらえれば! なんと99.9%以上! ほとんど全部の細菌マンも真菌マンもウイルスマンもやっつけられちゃうの! すごい! 強い! かっこいい!!!」 「だから、いまありすおねーさんが何をやったか。どうやって、お水さんとせっけんさんに力をあわせてもらったのか―― みんな、知りたくない? どうかな? 『知りたい~』って子は、手をあげて? せーの! (呼吸音)(呼吸音)――うんうん! だよね! 知りたいよね!!」 「その方法がわかっちゃうのが、今日の『おてて洗い教室』なんだよ? だからみんな、ありすおねーさんのお話がよく聞こえるように、ヘッドホンかイヤホン、しっかりとお耳につけてね?」 「『つけかたがよくわからないよー』って子も、大丈夫! いまからありすおねーさんが、お隣さんにつけてみせるから、みんなも、自分とペアになってる子のお耳に、ヘッドホンかイヤホン、つけてあげてね?」 ;3/右(マイク向き) →‘かんたん”からマイクと同じ視線 ;$=SE ヘッドホン・イヤホン装着してあげる(両耳同時にがさごそ) 「それじゃあお手本。よーく見ててね? こうして、大きめにひろげて――お耳にしっかりフィットするように―― $ ん……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――っと、こんな感じ。 かんたんだよね? みんなも、それじゃあやってみて?」 「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――うん、上手! そしたら今度は、イヤホン・ヘッドホンがこわれてないかを確認するよ? またありすおねーさんお手本するから、よーく見て聞いて、真似してみてね? いっくよー」 ;3/右(マイク向き) 「まずは、右耳~ みぎのお耳の聞こえをチェック!」 ;7/左 「そしたら次は、左耳~~ 聞こえてますか~? どうですか~? うふふっ、ちゃあんと聞こえてるなら」 ;7/左→;1/前→;3/右 「ぐるーーーーーんってゆっくりまわりこんで~~」 ;3/右 (接近囁き→吹きかけ) 「ちいさな声も聞こえるかどうかたしかめて。最後には―― (ふーーーーーーーーーーーーっ) うふふっ、息を吹きかけて、チェック完了!」 ;3/右 (マイクと同じ視線) 「みんなのチェックも終わったら、いよいよおててあらい教室、はじめるからね~。 『チェックがうまくいかないなー』ってこがいたら、手をあげてありすおねーさんにおしえてね!」 ;3/右 (マイクの方を見つつも、オフマイクになるようにで) 「(ほっと安堵の小さなため息)」 ;3/右 (顔寄せ囁き) 「ほんと、今日はお手伝い引き受けてくれてありがとうございます。助かってます。 あなたがここにいてくれるだけで、あやかしのこたち全員、ものすごくいうこと聞いてくれて……うふふっ」 「実演の方もこの調子で、ね? パートナー、引き続きお願いしますっ」 ;環境音 F.O.

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