Track 3

3時間目・性感イメージ誘導

 先生の指、右手の人差し指をあなたの閉じた両目の間。  あなたの眉間にかざしているのがわかるかしら?  ゆっくり近づけていくわ・・・先生の指を感じることだけに集中。  あなたの集中力が、先生の指の気配を、気配だけを捕らえると、眉間がかすか暖かく、むず痒くなっていくのを感じる。  それは、先生を感じているって事。  気持ちいいでしょ?  集中する事は気持ちいい、先生を感じることは気持ちいい、催眠状態は気持ちいい。  先生の指に集中すればするほど、気持ちいい感覚が広がっていくわ。  むず痒さが切なくて、暖かさが染み込む感じ、ジンジンと感じる。  今度はその指先がゆっくりと上のほう、額へ向って動き出す。  額の中心を通って髪の生え際まで・・・そして今度は下の方へゆっくりと下りていく。  集中して、集中して感じて。  暖かくて、むず痒くて、ジンジンと気持ちいい感覚。  その感覚がゆっくりと下がって行く、まぶたの向うにある先生の指先がゆっくり下がって行く。  眉間を通って、鼻の頭を通過して、唇まで・・・。  唇をゆっくりなぞる・・・ウフフ・・・  気持ち・・・いいでしょ?  唇の上スレスレをなぞる先生の指・・・感じるでしょ?  唇がピクピク動いちゃうかも、知れないわね。  集中、深く集中・・・集中の仕方は覚えているわよね。  雑念に気付いたら意識から外すだけ・・・雑音が聞こえたら意識から外すだけ。  今は先生の指にだけ、集中。  またゆっくり下がって行く・・・顎を通って首筋、皮膚が薄くて感じやすい、気持ちのいい首筋。  そのままゆっくりと・・・焦らすように・・・首筋を降りていって、首元へ。  鎖骨のあたりを、ゆっくりと左右に,  鎖骨のくぼみをなぞるように、ゆっくり愛撫してあげるわ。  ウフフ・・・どう?気持ちよかったでしょう?  それはあなたが深く深く集中しているから。  集中するのは気持ちいいこと、何でもそうよ。  勉強に集中する事も、ゲームでも、エッチなことでもね。  どんな事も集中すればするほど気持ちよくなれるの。  だから、あなたも、もっともっと集中して、もっともっと気持ちよくなっていいのよ?  集中して、気持ちよく、深く、深く・・・  先生の指先だけに集中して、先生の声を聞き流すこと。  先生が喋っていると確認すればもう、気をそらさなくても大丈夫。  先生の言う事を聞くのは当たり前。  解ったらお返事。  先生の指は、あなたの喉元にあてがわれているわ。  その指先からあなたの中に気持ちのい~い流れが、流れ込んでくる。  なにかむず痒くて、あったかい、ジンジンする流れ。  指先とその流れに集中して、先生の声をぼぅっと聞き流す。  ちゃんと先生の指先だけに集中している?  じゃあ次は、あなたのシャツの裾から、シャツの中に手を入れるわね。  指先だけに集中するのよ?  お返事。  先生の右手が、あなたのお腹をなでるように、ツツーと左わき腹から愛撫していくわ。  奥に入ったり、戻したり、右に、左に・・・・ゆっくりと撫ぜまわすの。  どう?きもちいいでしょう?  こうやって素肌を愛撫されるだけでも、集中していると、とっても気持ちいい。  ゾクゾク感じる。  ジンジン感じる。  あなたは先生の指先だけに集中しているから、その他のことは意識から反らす事ができる。  その他の事を意識からそらせば、より深く集中して、気持ちよくなれる。  (カチャカチャ・・・ジーッ)    ウフフ・・・おちんちん窮屈そうだったから、楽にしてあげたわよ。  何よ、もうこんなに勃起させて・・・そんなに気持ちよかった?  次はね、先生の指先があなたのおちんちんを・・・あなたが普段でも一番感じるところを・・・優しく撫でるわ。  ほぅら!  最初は竿の周りを回るようにクルクルと・・・  亀頭を触っちゃおうかな・・・止めようかなぁ・・・そんな感じで上下に上げ下げ。  ねぇ・・・気持ちいい?  ねぇ・・・感じる?  ねぇ・・・切ない?  ねぇ・・・先生の事好き?  カリ首の下を焦らすように、ふわふわと動き回るわ。  むず痒くて、暖かくて、ジンジン気持ちいい感覚。  ここも気持ちいいでしょ?  先生に触られた場所は全部気持ちよくなるわ。  ねぇ・・・気持ちいい?  ねぇ・・・気持ちよく感じる?  ねぇ・・・気持ちよくて切ない?  ねぇ・・・先生を好きなのがきもちいい?  返事ははっきりすぐに返す事。  なんにも考える必要なんて無いのよ・・・感じるだけ、反応するだけ。  意識は常に先生の指先に集中。  ねぇ・・・もう気持ちいいだけ?  ねぇ・・・もう気持ちよく感じてるだけ?  ねぇ・・・もう気持ちよくて切ないだけ?  ねぇ・・・もう先生を好きなだけなのが気持ちいい?  あんまり焦らしちゃ可哀想だから、そろそろ亀頭に触ってあげようかしら?  先生の人差し指が、ゆっくりとあなたのおちんちんの先に近づいて行く・・・  あなたはそれを感じることができる。  ほぅら、むず痒い感覚が近づく、暖かい感覚が近づく、ジンジンと気持ちいい感覚が近づいてくる。  近づいてくるって事は、その快感がだんだん大きく、強くなっていという事。  ゆっくり・・・あなたのおちんちんに、先生の指が近づいていく。  ほぅら、むず痒い感覚が大きくなる、ジンジン、ジンジン響いてくる。  指が触れたら、その感覚が一気にはじけて気持ちよくなっちゃうわよ?  3・・・亀頭の先に向けて、ゆっくり指先が近づく。  2・・・先生の指が近づくほどに、快感が大きくなっていく。  1・・・もうちょっと、あとほんのちょっとで触れる。  ゼロ  ほぅら、おちんちんの先から頭の天辺まで一気に快感が走り抜ける。  すごく気持ちいい。  感じる。  悶える。  白い光が全身にあふれて、何も考えられない。  全身がジンジン感じて、ビクビク震える。  頭の中まで白い光でいっぱい。  感じるのは快感だけ、聴こえるのは先生の声だけ。  先生の声が快感になって、先生の言葉が全てになって、あなたを押し流す。  深い深い気持ちのいい所へ、ズーンと深く、ただ深く、ただ気持ちよく、全てが真っ白になる。  深く深く入って真っ白になる。  先生の声だけになる。  気持ちいい、幸せ、真っ白・・・。  ほら、まだ先生の指はあなたの亀頭に触れているわ。  触っただけでこれだけ気持ちよかったら、撫で回したらどれだけ気持ちいいかしらね?  ウフフ・・・じゃあ、動かしてあげる。  先生の指先が、ゆっくり円をかくようにあなたの亀頭を撫でていくわ。  おちんちんの先っぽをくるくると、とろとろした液体を指に絡めて、先っぽがぬるぬる。  触った瞬間の快感よりも落ち着いちゃったけど、どんどん気持ちよく登りつめていくわよ?  おちんちんの先をく~るくる。  ウフフ・・・いいわぁその顔、快感にとろとろになっちゃった顔も、必死で耐えてる顔も先生ダイスキよ。  すごく気持ちよさそう。  じゃあもっといい顔見るために、もっと気持ちよくして あ・げ・る  だんだん指の動きが速くなっていく・・・男の子は早い方が気持ちいいのよね?  どんどん、どんどん早くなって、亀頭全体をくるくる撫でまわすわ。  どんどん、どんどん早くなると、もうどこを触られているか解らなくなって、亀頭全体が気持ちよくなるの。  そうしている間にも、ほら、どんどん快感が高まっていく。  深く、深く集中して、深く集中するほどに気持ちよくなって。  もう自分ではコントロールできないぐらい気持ちよくなるわ。  ここには誰も来ないから、声を出しちゃってもいいのよ?  声を出した方が気持ちよくなるから、声を出しちゃいなさい。  あなたは声を出すことが我慢できなくなるわ。  ほら、3、2、1、ゼロ  気持ちいでしょう?  腰が動いちゃうでしょう?  いいわ、我慢しないで声を出して、腰を動かして気持ちよくなりなさい。  先生の指は吸い付いたように、あなたの亀頭を愛撫し続けて上げるから。  存分に動いて、悶えて、声を出していいのよ?  そうすると、もっと気持ちよくなれる。  どんどん気持ちよくなれる。  あなたが先生の声を聴き続け、指先を感じ続ける限り、深い深い集中した状態は途切れたりしないわ。  むしろ気持ちよくなれば、気持ちよくなるほどに、深く深く、深~い所に入っていける。  だから存分に、気持ちよくなりなさい。  腰の動きに揺らされるように、全身に快感が伝わる。  声が出るたびに。全身に快感が響く。  頭の中を真っ白にしていく、気持ちのいい白い光。   揺れる、揺れる・・・。  真っ白い光がちゃぷちゃぷと、雫を振りまきながら頭の中をかき回す。  白い光が、視界を、頭を、心の中を染め上げていく。  甘い、甘い・・・甘いミルクのような白い光。  気持ちいい、そう、気持ちいい・・・気持ちいいだけ。  先生の声が気持ちいいだけ。  それでは、一回逝ってみましょうか?  先生が5からゼロまで数えると、気持ちよくて頭の中真っ白になって、何にも解らなくなるわよ。  いくわよ・・・  5 4 3 2 1 ゼロ  全身の力が抜けて、いい気持ち・・・頭の中は真っ白で、何も考えられない。  気持ちいい、幸せ・・・。  そのまま、しばらく休憩していなさい。  先生が「起きなさい」と声をかけるまで、気持ちよく眠りつづけていられるわ。  なんにも考えずに、気持ちよく、頭真っ白にして・・・ね。  重力感の喪失、どっちらが上か下かも解らない気持ちのいい空間を漂う、その感覚を楽しみながら聴いて。  あなたはさっきまでの集中された状態から開放され、今は意識がとっても拡散された状態。  全ての感覚が開いてどの音も、雑念も、空気の揺らぎも、瞼を透けてくる光も、僅かづつ感じ取っている状態。  だから、先生の声も、雑多のその他の感覚と共にあなたの無意識に滑り込みます。  考える必要も、意識を向ける必要も無いの、ただ聞き流すだけで充分。  今は先生の声も、雑音や雑念、空気の揺らぎや瞼を透けてくる光といっしょ。  ただ自然に、ただ在るがままにそこにある。  さっきまで激しく揺れていた白い光は、もう落ち着きを取り戻し。  あなたの心といっしょに、静かな、落ち着いた小さな波を。、呼吸のリズムで送り出しているだけ・・・。  さっきまでの深く深く集中した状態から開放されたあなたの心は、ゆっくりと弛緩して深く深くリラックスした状態に変わっていく。  安らぐ、落ち着く、癒される。  今は休息の時間、ゆっくり休んで心の力を回復させないさい。  何も考えずに、在るがままを受け入れて・・・。  心をもっと休めるために、身体もしっかり休めると効果的。  短時間ですごくリフレッシュできるわ。  右足と太腿の力を抜いて  左足と太腿の力を抜いて  股間から腰にかけて力を抜いて  お腹と胸の力を抜いて  右腕と右肩の力を抜いて  左腕と左肩の力を抜いて  背中から首の力を抜いて  後頭部から頬っぺたにかけて力を抜いて  目の周りと口元の力を抜いて  頭の中と心の力を抜いて  心と身体にしっかりと先生の言葉を染み込ませて。  こうしている間に、意識が飛んだり記憶が飛んでたりしても、気にする必要はありません。  たとえば、先生の  それは、あなたの精神が眠りと覚醒の狭間で、遊んでいるだけだから  開放された心の中で精神を解き放ち、ゆっくりとあなたの意識を休ませてあげましょう。  今は休息の時、今まで集中していた分、緊張を緩めゆっくり休みましょう。  再び深い集中の世界に入るときには、先生がちゃんと起こしてあげるから・・・