トラック4:梵天(左耳)
【伊世】
「ん、たーくさんこしこししたから、細かいのがびっしり落ちてますねー、ふふっ。大丈夫、それも全部綺麗にしてあげますから、ふふっ……」
【伊世】
「では……柔らかい綿毛を、お耳の中に入れて……ぐりぐり回していきますねー、んふふっ。ではいきますよー、ん……」
/SE:耳かき(梵天) 長
【伊世】
「ふふっ……硬いものでこすられるのもいいですけど、こうやって細く繊細な気持ちよさも、幸せですよねー、ふふっ」
【伊世】
「お耳の中、優しく愛されるような感覚でいっぱいになって……。ふふっ……そのお顔、どんどん可愛くさせてくださいねー、ん……ほら、ほら、ほら……」
/SE:耳かき(梵天) 中
【伊世】
「今だけは……大人から子供に戻っちゃっていいですよー? 気持ちだけでも……母親に甘える気分でいてください。きっと今のお兄さんの必要なものは、そういう気分です……」
【伊世】
「自分の全てを誰かに委ねて、心ゆくまで存分に甘えて……。人には、そういう時間が必要なんです。じゃないと、嫌なもので胸の中がいっぱいになっちゃいます……」
【伊世】
「ですから……それが溢れる前に、こうやって甘えちゃうことが大事なんですよ? ふふっ……よしよし、よしよし、よしよし……ふふ……」
/SE:耳かき(梵天) 長
【伊世】
「ふふっ……軽く往復させただけで、ごっそり取れますよー? どうですか? お耳の中、どんどんスッキリしてきたのわかるんじゃないですかぁー?」
【伊世】
「ふふ、梵天でのお掃除は、あっという間に終わってしまいますからねー。ゆっくりと、落ち着いて……堪能しちゃいましょう……ほーら、くりくりー、こしこしー……」
/SE:耳かき(梵天) 中
【伊世】
「ん……中だけじゃなく、お外の方の窪みも……かるーく撫でてあげましょうねー。ん……こうやって、しゅっしゅ、しゅっしゅっと……」
/SE:耳かき(梵天) 長
【伊世】
「……ん? どうしましたー? ふふっ、お外の方をやるのは、あまり気持ちよくないですかー? ふふ、しょうがないですねぇー……」
【伊世】
「分かりました、じゃあ……お掃除のことは一旦忘れて……ただ気持ちいいことをしましょうか。ふふ、お耳の中を中心に、こうして……やわらかーく、よしよしっと……ふふっ……」
/SE:耳かき(梵天) 中
【伊世】
「いいんですよー、そういうわがまま言っちゃっても。耳かきは、ただのお手入れではなく……こうして幸せになることが一番大切なんですから……」
【伊世】
「心が温かくなるまで気持ちよくなって……何も考えることができなくなるくらい幸せになって……ふふっ、お兄さんが欲しがってるもの、たーくさんあげちゃいます……ん……」
/SE:耳かき(梵天) 長
【伊世】
「ん……はぁん……一番奥の方も……ん、こうやって、くりくり、くりくりと回しながら、なでなでしてあげますね……はぁ……」
/SE:耳かき(梵天) 長
【伊世】
「んー……ふふっ、奥のお肌は一番敏感ですもんねー。ここでたーくさん感じたいんですもんねー。いいですよー、ぼーっとしながら……味わってください……」
/SE:耳かき(梵天) 長
【伊世】
「ふぅ、ん……もう少し……かな? ふふっ……あんまりやり過ぎるのもよくないので……あとちょっとだけやったら終わりにしましょうか……」
【伊世】
「ですから最後に……ふふっ、たーくさん撫でてあげますね……。ちょっとだけ強めにグリグリしながら、入れたり出したりして……ん……」
/SE:耳かき(梵天) 長
;「ん……はい」で耳元からちょっと離れ、囁き終了
【伊世】
「ふぅー……ん……はい、おしまいです。ふふ、お疲れ様でしたー。これで両耳のお掃除は全部終わりとなります。……どうでしたか? いっぱい幸せになってくれましたかー?」
【伊世】
「……あ、ちょっとだけ寂しそうですね……。ふふっ、終わっちゃうのが悲しいですか? もっともっと続けてほしかったんですかー?」
【伊世】
「ふふふっ……不安にならなくても大丈夫です。お兄さんがお望みなのであれば……私は最後まで付き合います。耳かきだけじゃなく、他のことでも……いっぱい気持ちよくして差し上げます」
【伊世】
「ですから……そんな悲しい顔をせず、先程のようなあどけない顔をしてください。……この旅亭にいる間だけ、お兄さんは……子供に戻ってもいいんですから、ふふふっ」