Track 4

耳かき右

//SE:ドア開音:スライド:からら……:ゆっくり //以下ボイス位置:16 【愁子】 「――おまたせ。って、そんなに待たせてないけど」 //SE:ドア閉音:スライド:からら……とん:ゆっくり 【愁子】 「それじゃあ、またまたお隣失礼します。今度はさっきと反対側だね」 //SE:衣擦れ:すっ:座る際の音です //以下ボイス位置:7 【愁子】 「……ソファーに座ったら、なんだかさっきよりも近くなった気がする」 【愁子】 「え、えっと、とりあえず耳かきの前に……最初は軽く耳を拭いて、それから耳の周りのマッサージからかな。先に耳のコリを取ってあげるの」 【愁子】 「で、それが終わったら、耳かき。先に耳かき棒で汚れを取って、そのあとで綿棒とかを使って仕上げするからね」 【愁子】 「ということで、最初は右から。……はい、向こう向きながら横になって?」 //SE:衣擦れ:すっ:聞き手が横になる音です //SE:衣擦れ:すっ:聞き手の耳元(耳かきされる側と反対の耳)での、ヒロインの膝上での衣擦れです。想定はボイス位置7での耳元。 //演技依頼:セリフ冒頭に「くすっ」と小さな苦笑をお願いします //以下ボイス位置3:真上 【愁子】 「……こうやって頭乗せられると……なんか照れちゃうね」 【愁子】 「店の子たち相手だったら、何回も膝枕したけど……うん、やっぱり恥ずかしいかも」 【愁子】 「あ、だからって、やめるっていうわけじゃないよ? 恥ずかしいとかそういうのは、素直な感想を言っただけ」 【愁子】 「でも、照れくさいのはお互い様なのかな。いつもはカウンター越しで、お客様と店の人間なのに……今はこうやって、個室で膝枕状態だもんね……」 //SE:髪を撫でる音:すっ…… 【愁子】 「……この格好になっちゃうと、頭も撫でやすい」 【愁子】 「膝枕って、いかにも頭撫でてくださいって感じの格好だもんね。……いくらでも、満足するまで撫でられちゃう」 【愁子】 「まあ、さっきのは髪を撫でたかったって言うよりも、跳ねてる髪を押さえたかっただけなんだけど」 【愁子】 「……なんか、さっきよりも跳ねてる気がするなあ。やっぱり時間が経つと、ワックスとかで押さえられなくなるのかな」 //SE:髪を撫でる音:すっ……:2回ほど 【愁子】 「それに、髪だけじゃなくて……鼻でも唇でも、どこでも触れちゃうよ。なんだかあなたの全部に触れられそうな気がする」 【愁子】 「さっき別々に撫でてた頭も、耳も、首筋も……ほら、こうやって一気に、ぜーんぶ」 //SE:撫でる音:髪~耳~顎のライン:すー……:ゆっくりめ 【愁子】 「なんか、ヒゲの剃り残しのざらざらって感触、さっきよりもずっとはっきりした気がする。……これも、距離が近いからなのかな」 【愁子】 「……なんか油断したら、いつまでもこうやって撫でちゃってそう。耳かきするために、この体勢になったのに」 【愁子】 「それじゃあ、さっき言ったとおり、まずは耳周りのマッサージからしていくね? マッサージしながら、耳の中も……さっき隣で見てたとき以上に、しっかり見せてもらうからね……?」 //以下ボイス位置:3:耳元 【愁子】 「気持ちよかったら、このまま寝ちゃってもいいから……」 //SE:耳を撫でる音:すっ 【愁子】 「あ、触ったらまたちょっとぴくってした。……くすぐったかったかな。ごめんね、さっきもだけど触るって言ってから触ればよかったね」 //SE:ウェットティッシュを抜く音:すっ……:携帯用のものです 【愁子】 「さすがに拭くときは、ちゃんと予告するから。ウェットティッシュ、ちょっと冷たいんだし」 【愁子】 「……いや、それだけじゃなくて、ちゃんと1つ1つ声かけながらの方がいいかな。今から耳の中に棒を入れますよーとか。……うん、そっちの方がされる方も安心だもんね」 【愁子】 「それじゃあ、早速――今から耳を拭いてくね……? 耳の後ろと……それから溝のところも、ちゃーんと……それが終わったら、穴のところもやさしーく拭くね……?」 //SE:耳を拭く音:ごそっ:ゆっくり耳全体を優しく撫でるような想定 //SE:耳を拭く音:ごそっ:耳の裏辺り~耳の溝:ゆっくり //SE:耳を拭く音:ごそっ:耳の穴入口近辺:短め //演技依頼:耳を拭いている際の、微笑みながらの息遣いをお願いします 【愁子】 「……………………」 【愁子】 「よし、っと。……それじゃあ次は、このままマッサージだね」 【愁子】 「まずは、耳の上の方……穴のところはまだ触らないよ? まずは外側から、じっくりほぐしてくから……」 //SE:耳を触る音:耳上部の軟骨を指で挟み、優しく撫でるニュアンスです:少し長め 【愁子】 「ここから、指で掴むみたいにして……耳の形に沿って、ゆっくり押していくね……? 耳にはたくさんツボがあるんだし、ちょっと刺激するだけでも気持ちよくなってくれると思うから」 //SE:耳を触る音:耳上部からゆっくりと下へ指で押す:少し長め //SE:耳を触る音:耳下部からゆっくりと上へ指で押す:少し長め //演技依頼:耳をマッサージしながらの息遣いをお願いします 「……………………」 【愁子】 「はい、それじゃあまた上から下に……」 //SE:耳を触る音:耳上部からゆっくりと下へ指で押す:少し長 【愁子】 「今度は、また下から上……それから、耳の裏も触っていくからね……?」 //SE:耳を触る音:耳下部からゆっくりと上へ指で押す:少し長め //SE:耳の裏を触る音:上部から下部へぐっぐっと指で押すニュアンス //SE:耳の裏を下から指でなぞる音:すぅ……:ゆっくり //SE:耳の裏を触る音:上部から下部へぐっぐっと指で押すニュアンス 【愁子】 「……耳たぶのところも、ちょっとだけ揉んじゃうね」 //SE:耳たぶを指先で揉む音 【愁子】 「こうやって、耳全体のコリを取ってあげて……次は、穴の近くだよ……?」 【愁子】 「穴の入口のところ、軽くほぐしとくと、耳かきするときケガしにくくなるからね」 //SE:耳全体を掴んで軽く引っ張る音 【愁子】 「【愁子】 「耳、じーんってあっつくなってきた……こんな感じで耳全部、包むみたいに揉むよ……? それから耳の付け根。ここのところも指で押してくね……?」 //SE:指がこすれる音:耳付け根辺り:ぐっぐっと小さく //SE:耳の入口:がさっ、がさっ、ぐっ、ぐっ //以下ボイス位置:3:真上 【愁子】 「――はい、最初のマッサージはおしまい」 【愁子】 「それじゃあ、お待ちかね……なのかな? 耳かき、していくからね」 //以下ボイス位置:4:上・やや後方 【愁子】 「えっと、ポーチ、ポーチ……」 //SE:ポーチのジッパー:じーっ……:ゆっくり //SE:耳かきサジの音:かちゃっ:竹素材・ステンレス素材のものがいくつか触れ合う際の音です 【愁子】 「お店の子たち用にね、こうやって耳かき持ってきてるんだよ。それも色んな種類のをね」 【愁子】 「細さ違いとか、素材違いとか……それをね、耳の形とか、耳垢の性質とか……そういうのに合わせて使い分けてるんだ」 【愁子】 「あ、綿棒はお店に置いてる、1本ずつ包装されてるやつ。他の店でも、トイレに行ったら置いてたりするでしょ? それをちょこっと使わせていただいてます」 //SE:耳を触る音:穴付近 //以下ボイス位置:3:真上 【愁子】 「さあて……それじゃあ、耳かき始めちゃおうかな」 【愁子】 「まずは入口……いきなり穴に入れるんじゃなくて、その周りとか、溝とか……そーっと、やさしく、なぞっていくからね……?」 //以下ボイス位置:3:耳元「……こんな感じで……」から 【愁子】 「さっきのマッサージと同じで、まずは慣らしてから……こんな感じで……」 //SE:耳かき音:耳の穴周辺:少し長め 【愁子】 「……そのまま、力は抜いててねー」 //SE:耳かき音:耳の穴周辺:少し長め //演技依頼:軽いニュアンスの息遣いをお願いします 【愁子】 「……………………」 【愁子】 「こうして、もっともっと慣らして……耳全体をほぐして……耳の中をかりかりするのは、そのあと」 【愁子】 「穴の周りだけじゃなくて、耳の上の方も……まずはくぼみに沿って――それから、耳の外側も形に沿ってなぞっていくね……?」 //SE:耳かき音:すぅ……:耳の形状に沿って動かす想定 //SE:耳かき音:すぅ……:耳の外側の形状に沿ってゆっくり動かす想定 【愁子】 「耳たぶも軽ーくひっかいたら、気持ちいいかな……?」 //SE:耳かき音:かり……:耳たぶをサジ先端で軽くひっかく音 【愁子】 「あとは、ここからちょっとずつ、また穴に近づけて……あ、まだ入れないよ……? 耳周りのマッサージは、じっくりと……」 //SE:耳かき音:すぅ……:耳の形状に沿って動かし、耳穴に近づけていく想定 //SE:耳かき音:すぅ……:耳穴から遠ざかっていく想定 //SE:耳かき音:すぅ……耳の形状に沿って動かす想定 //SE:耳かき音:すぅ……:耳の形状に沿って動かし、耳穴に近づけていく想定 //※↑これらを繰り返して長めに聞かせる想定 【愁子】 「……さ、そろそろ中に入れてくよー」 【愁子】 「最初は穴に入ったばっかりのところ……奥に行く前に、そこをゆーっくりやっていくからね……?」 //SE:耳かき音:入口近辺: 適度な長さをお願いします 【愁子】 「入口のところをしっかりほぐせば、棒が奥に入りやすくなるから……だから、汚れてなくても念入りに……でもやさしく……」 //SE:耳かき音:入口近辺:適度な長さをお願いします //演技依頼:静かな息遣いをお願いします。耳かきをしながらのニュアンスです 【愁子】 「……………………」 【愁子】 「……あ、パッと見た感じだと大丈夫そうだったけど……細かい汚れがちょこっとあるなあ。ちゃーんと掻き出してあげるからね……?」 //SE:耳かき音:入口近辺:適度な長さをお願いします 【愁子】 「うん、そろそろ大丈夫かな……じゃあ、今度はこのまま……奥に入っていくから。もちろん気をつけるけど、痛かったりしたらちゃんと言ってね……?」 //SE:耳かき音:がさっ:サジ先端が少し奥へ 【愁子】 「あ……奥の方は、結構溜まってる……」 【愁子】 「でも、まずは今使ってる棒で届く範囲で……」 //SE:耳かき音:それなりの長さをお願いします //演技依頼:集中しているニュアンスの息遣いをお願いします 【愁子】 「ん…………」 //SE:耳かき音:それなりの長さをお願いします 【愁子】 「……今取れるところは、取れたかな」 【愁子】 「じゃあ、耳かき棒変えるね? 次は金属の細めのやつで、奥の方に溜まってる耳垢を狙い撃ちしてくから」 //SE:耳かき棒触れ合う音:かちゃっ 【愁子】 「はい、それじゃあもう1回、中に失礼しまーす」 //SE:耳かき棒が入る音:ごそっ //SE:耳かき音:金属細め:かりっ:それなりの長さをお願いします //演技依頼:集中している息遣いをお願いします 【愁子】 「……………………」 【愁子】 「あ、ここちょっと固まって……待ってね……?」 //SE:耳かき音:かりっ、かりっ:塊を剥がそうとするニュアンスの音です:ゆっくり長め //演技依頼:集中しながらの息遣いをお願いします 【愁子】 「……………………」 //SE:耳かき音:かりっ、かりっ:塊を剥がそうとするニュアンスをお願いします:ゆっくり長め 【愁子】 「……よし、取れた。薄暗い中じゃ、この塊は分からなかったかなー」 【愁子】 「奥はおっけーだから……あとは細かいのを少しずつ掻き出して……それから入口のところも……」 //SE:耳かき音:適度な長さをお願いします //演技依頼:耳かきしながらの軽いニュアンスの息遣いをお願いします 【愁子】 「……………………」 //SE:耳かき音:入口付近 //SE:耳かき音:竹サジが耳穴から出る音 //以下ボイス位置:3:真上 【愁子】 「はい、まず棒でやる分はおしまい。次は綿棒使うからね。細かい汚れとかは、そっちで取っちゃうのが一番だから」 //SE:綿棒の包装を破く音:ぴりっ:極小:無しでもいいかも //以下ボイス位置:3:耳元 【愁子】 「それじゃあ、今度は綿棒、中に入れるよー……? まずは入口……ここから、奥に――」 //SE:耳かき音:綿棒:がさっ:入口 //SE:耳かき音:綿棒:がさっ:中に入っていく想定 //SE:耳かき音:綿棒:がさっ:奥:適度な長さをお願いします 【愁子】 「カリカリされるのも気持ちよかったと思うけど……こうやって綿棒で中を撫でられるのも、いいでしょ……?」 //SE:耳かき音:綿棒:がさっ:奥:適度な長さをお願いします //演技依頼:耳かき中の息遣いをお願いします 【愁子】 「……………………」 //SE:耳かき音:綿棒:がさっ:奥:適度な長さをお願いします 【愁子】 「…………うん、よし。これで耳の中はおしまい」 【愁子】 「あとは綿棒の反対側で、耳の外側をなぞって……溝のところも、ちゃんと……ん……」」 //SE:耳を触る音:綿棒:耳の形の沿ってなぞる //SE:耳を触る音:綿棒:溝に綿棒入れる //演技依頼:梵天=ぼんてん 【愁子】 「はーい、綿棒もおしまい。……あとは、梵天使うからね」 【愁子】 「あ、梵天ってアレだよ? 耳かき棒にくっついてる白いやつ」 【愁子】 「それで、くすぐるみたいに、ふわふわーってするからね……?」 //※無音:1~2秒 //SE:梵天:さわっ…… 【愁子】 「これで耳撫でると、気持ちいいんだよね……これもマッサージのときと同じで、まずは上の方から……そこからだんだんと、穴の近くまで行って……最後は中までするからね……?」 【愁子】 「この梵天って、本当は耳かきが終わったあとに、乾いてくっついてる細かい汚れを払うためのものなんだって」 【愁子】 「でも、それ以外でも……普通に撫でてるだけでも、気持ちいいよね……?」 //SE;梵天:さわっ……:穴の外・耳の上辺り //SE:梵天:耳穴近く~入口付近 //SE:梵天:さわっ:入口付近~耳全体・ゆっくり円を描くように:長め //演技依頼:微笑みながらの小さな息遣いをお願いします。梵天で耳の中を擦っている最中です 【愁子】 「……………………」 //以下ボイス位置:3:真上 【愁子】 「――はーい、おしまい。……あ、最後の仕上げがあった」 //以下ボイス位置:3:耳元:「……ふぅぅぅぅー」から 【愁子】 「やっぱりこれはやっておかないとね。……ふぅぅぅぅー」 //演技依頼:「それじゃあ」の前に「くすっ」と小さな笑い声をお願いします 【愁子】 「……息、気持ちよかった? それじゃあ、もう1回。……ちょっとだけ長くやってあげようかな」 【愁子】 「ふぅぅぅぅー……ん、ふぅぅ……すぅぅ……ふぅー……ふぅー……」 //演技依頼:吹きかけはこれまでより細く・長くのニュアンスでお願いします 【愁子】 「息、ちょっと強すぎたかな……ふ、ぅー」 【愁子】 「もう、びくんってしちゃって……かわいいなあ」 //以下ボイス位置:3:真上 【愁子】 「そんな反応されると、もっとふーってしてあげたくなるけど……あんまりしてると、もう半分の耳を忘れちゃう」 //以下ボイス位置:3:耳元:「……私のお腹の方に」~以降 //演技依頼:「……私の」の前に「くすっ」と小さな笑い声をお願いします 【愁子】 「さっ、ということで――次は反対。……私のお腹の方に、顔向けられちゃうね」 //以下ボイス位置:3:真上 【愁子】 「普通に膝枕するより、なんか恥ずかしいかも……お腹の音とか聞こえても、気付かないふりしてね?」 【愁子】 「はい、それじゃあ、ごろーんって……身体の向き、変えて……?」