Track 3

後輩と、廊下を歩く。

//SE 頭を撫でる //ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【若菜】 「……このまま、頭をなでてあげててもいいんですけど」 【若菜】 「一限目の準備もありますし、こうしてるわけにもいきませんね」 //ダミーヘッド位置・1(正面・近い) //SE 座る 【若菜】 「……ふふ、なんですか先輩、そのお顔は。  寝ぼけて、ぼけぼけーってなってますよ」 【若菜】 「全く。一体どんな生活してるんだか……。  あまり無理しちゃダメですよ。私、心配になっちゃう」 【若菜】 「でも、癒やし部に入って良かったかも。  私あんまり興味なかったんですけど、役には立つみたいですね」 【若菜】 「あ、先輩も入ったらどうです?  美人の先輩いっぱい居ますよー」 *すこし嫉妬しながら 【若菜】 「……ふむ。鼻がひくつきましたね。えっち」 //SE ドアを開く 【若菜】 「さて、教室に戻りましょっか先輩」 //SE 足音 【若菜】 「放課後、また私のトコ来てくださいね。  面白い物があるので……」 *距離 遠 【若菜】 「……って何でそんな後ろのほう歩いているんです?」 【若菜】 「ははーん……超美少女の後輩と一緒に歩いて、  仲を疑われるのが恥ずかしいんですねー?」 *距離 遠から近づきながら 【若菜】 「ぷーくす。ほら先輩こっちおいで。私の隣をぴったり歩いて下さい」 //声 ささやき 【若菜】 「てゆうかぁ……ぎゅって腕、抱きしめちゃいますね?」 【若菜】 「ふふ。ほらー、他のクラスの人達、こっち見てますよー。  なんだあのいちゃついてるバカップルって思われてますよー」 【若菜】 「あ。どうも、こんにちはー」 【若菜】 「……ふふ、さっきの人、先輩のクラスメートですかぁ?  あーあ。クラスに戻ったら、根堀葉掘り聞かれちゃうかもですね」 *からかいながら 【若菜】 「いいですよー。あの娘はボクの恋人ですーって言いふらしても」 【若菜】 「あはは! 先輩、顔真っ赤ー。ふふ、からかいがいのあるお人ですね」 【若菜】 「って……もう教室についちゃった…………もちょっとからかいたかったのに」 【若菜】 「それじゃ先輩。放課後、また来てくださいよ。  ほっぽかしたら、めっ。ですよ?」