主従、媚肉繚乱(しゅじゅうふたり、びにくりょうらん)
(沙耶)
(喘ぎながら)
…だぁンな…さま…。
沙耶の、沙耶の中で…また…おちんちんが…、膨らんできた…ッ。
☆島宮はそれに応えるように、顔を沙耶の頬に擦りつけるように密着させると、右手を胸から戻し、両手を沙耶の体の下からすくうように両肩を抱えるように握った。
こうすれば、お互いの胸をぴったりと合わせながら、肘から先で上半身の体重を支えることができるし、下半身も膝で角度を合わせれば、腰を自由に動かすことが可能だ。
フローリングの堅さなど島宮にはなんの障害にもならなかった。
準備は整った。
(島宮)
ふぅ…ンっ…っ。
☆ずにゅる…。
まずは、肉棒が後方に引かれていった。
肉棒全体が持つ熱のすさまじさに淫肉はじりじりと焦げ、蕩けた。
島宮は亀頭ぎりぎりまで肉棒を引き抜くと肉茎(けい)にまとわりついた恥蜜と白濁した液がぼどぼとこぼれ落ちた。
(沙耶)
(喘ぎつつ、さらにそそらせるように)旦那さま…、中に、奥に…いっぱい、…ついて……。
沙耶、いっぱいいっぱい搾り取っちゃうンだか…ら…。
☆ずずずっ。
再び、ゆっくりと、恥裂に巨大な生棒(なまぼう)が押し込まれていく。
(沙耶)
(喘ぎながら)ぁあ…、きた……っ。
だんっ、なさまのっ、おちんちんが、沙耶のおまんこにずぶずぶって…っ。
☆膣口の上にあるGスポットを突きなぞるように深く深く…。
貪婪(どんらん)な沙耶の女芯(にょしん)には三浅一深(さんせんいっしん)のリズムなど意味がなかった。
とにかく、深くついて、ついて、つきまくる。
これでいいのだ。
シンプルだが、それが一番…。
ずぶり、ずぶぶ…ずぶ…ずぶりっ。
(沙耶)
(喘ぎ声10秒)
☆ようやく、奥に達した。
島宮は慎重に腰を前に突き出していた分、沙耶の肉襞がきつそうにみっちりと亀頭を擦り上げてくるのが手に取るようにわかった。
そして、腰をゆっくりと後退させると、狭い膣口が肉茎をぎゅうぎゅうと締め上げた。
入れるも快感、引くも快感。
すでに一往復たらずで島宮の全身は興奮に戦(おのの)き、四回目の弾丸が装填されつつあった。
島宮は目をぐっとつむりこらえながら、構うものかと
沙耶の女芯(にょしん)めがけて激しく抽送(ちゅうそう)し始めた。
すぶり、ずぶり、ずぶっ、ずぶぶぶっ…。
ずっちゃずっちゃずっちゃずっちゃ…。
(沙耶)
(激しい喘ぎ声15秒)
☆肉と肉の摩擦音。からみつく液の音。
生棒(なまぼう)の快感に酔いしれる沙耶の喘ぎ声が島宮の腰のピストン運動をヒートアップさせた。
ぐちゅ、ずりゅ、ずっちゃずっちゃ、ずっちゃずっちゃ、ずりゅ…っ。
二人を結ぶ付け根はお互いの液が混じり合いぐちゅぐちゅと泡だって、男根が抽送される度に飛び散った。
(沙耶)
(激しい喘ぎ声20秒)
☆肉の棍棒は膣路(ちつろ)を通り、子宮口めがけて激しく打ち込まれいった。
膣肉は蹂躙(じゅうりん)され、襞肉は摩擦に炙(あぶ)られた。
しかし、激しく押し寄せる射精感の波頭に限界の堰(ダム)は溢れて飲まれた。
どっぴゅぅ、ぴゅぅ、ぴゅっぴゅっぴゅっーぅ、ぴゅぅぴゅっぴゅっ…ぴゅっ。
島宮の腰は限界まで沙耶にねじこまれ、奥の奥、子宮口の近くで四回目の精子は大きく爆(は)ぜた。
(島宮)
(叫ぶようなイキ声)
…ぅんがああっああっ…ぁっ!
(沙耶)
ア…ぁんっ、あっ、だ…だんな…さマ…。
精子が…沙耶の中に…すごい出てるっ。
沙耶、わかるの、みなくても、中で感じちゃう…。
あぁああ…ふぁ……。
すご…。
☆島宮は満足げに顔をあげ、沙耶の顔に目を合わせた。
(島宮)
…はぁはぁはぁ…、
沙耶…、中に…また出してしまった…。
そうするつもりは…ないんだが……。出そうになると、どうしても、奥で出さずにはいれないんだ…。
くぅっ……。
(沙耶)
(軽く整息しながら)
あはぁ…、旦那さま…、大丈…夫…。
沙耶は…妊娠しない体になってるから…。
…あの男が…沙耶を……。
☆そう告白する沙耶のなんと冷めて、凍るような顔か!
島宮はびくっと怯え、顔を歪めた。
(沙耶)
だから、旦那さまはそんなこと気にしないで、沙耶をいっぱいいぃっぱい味わって…。
沙耶の体は沙耶に優しくしてくれた人のためにあるの…。
あるんだからっ…。
☆にちゅっ。
爆ぜたばかりの怒張にまとわりつく圧力を感じた。
沙耶の恥唇(ちしん)ががっしりとくわえこんでいた。
(島宮)
…離れようとしても、離れられない。
☆島宮は悟った。
沙耶は本当に全部出すまで、出し尽くすまで離す気はないんだと言うことを。
それが、沙耶の“お礼”なのだ。
(島宮)…なんという…。
☆だが、島宮は…それでもいいと思った。
この、あまりにも淫らな妖精に己の精を全部搾(しぼ)り取られても悔いがないと…。
(沙耶)
旦那さま…、朝までたっぷり時間があるね…。
(島宮)
ああ…そうだね。
☆艶然と微笑む沙耶に島宮は何度の精を放てるのだろうかと考え、舌なめずりした。
だが、今夜はともかく、沙耶がメイドの日々は始まってすらいない。
明日、明後日…。
この淫少女(いんしょうじょ)は私にお礼を求めるのだろうかと。
養護施設の施設長はどうやってやりすごしたんだろうか…。
この子の父親は…。
そんな考えが浮かんだが、股間を駆け上がってくる快感に思考は停止した。
(完)