Track 2

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失礼しま~す。 あっ……やっぱりここでしたね。 他の先生はいない、っと♪ セ~ンセ、準備室に籠って何を……あぁ、採点ですか。 テスト明けですもんね。 手伝いましょうか? あぁ、大丈夫です。 私は満点ですよね? 他の人の点数には興味ありませんし。 んもうっ、せっかく部活解禁なんですから、早く活動したいんですよ。 文芸部の方じゃなくて、歴史研究会の方に決まってるじゃないですか。 私と、先生だけの同好会♪ 好き合う者同士の会、と書いて同好会。 私と先生が愛し合う時間を持つための、大切な会じゃないですか。 ね~、先生? たった一人の部員なんですから、大切にしてくれないと……。 あ、あぁん。 んも~っ、先生ったら~。 そんなに焦らされたら、私、意地悪しちゃいますよ? 採点を手伝うフリして、適当なマルバツを付けちゃったり……。 あ。 駄目だ。 それじゃ本末転倒ですね。 早く終わらせてもらって、二人きりの時間を過ごしたいんですから。 とにかく、早く終わらせて下さい。 私、待ってますから。 あぁ、いいですよ? いつも通り、読書してますからね。 勿論、文芸部の書架じゃなくて、先生の愛読書から……。 まぁ、それよりも……採点してる先生の横顔を見つめてるだけで、時間なんてアッという間に過ぎちゃいますけどね~♪ 好きな人を眺めていて、暇になることなんてありません。 あれ? 今日はずいぶん、軽く受け流すんですねぇ……ふふ、んふふ。 先生? 私、今日、誕生日なんです。 勿論、知ってますよね~? あれ~? どうして、目を逸らすんですか? お話しする時は、人の目を見ましょう……まぁ、ずっと目を見てると威圧感ありますからね。 それとなく視線を外したり、胸元を見たり……あ。 胸、見ますか? じゃなくて~♪ 先生、私が今日、何を言いたいのか……察してますよね? この日が来るのを、ずーっと待ってたんです。 それも言っておきましたよね……私が、大人になる今日のコトを、ね。 これでもう、子供扱いできなくなっちゃいましたよ? あぁ、教師と教え子だから、っていう言い訳は無駄ですって、何度も言ってますよね。 私、いつでも退学しますよ? 私みたいに成績優秀な女子を放逐するなんて、できないですよねぇ。 それに……先生としても、困るでしょ? 今となってはただ一人の歴史研究、会員なんですから……んふふ。 先生? セ~ンセ♪ ほら、こっち向いて? どうしても今日、伝えないといけないコト、聞いてもらわなくっちゃ。 ねぇ、先生……先生ぇ、私の、目を、しっかり見~て。 ふふ……んふふ。 先生……好きです。 一人の、大人の人間として、アナタのことを愛してます。 一生、先生だけを愛してあげますからね。 私の一生をかけて、アナタを幸せにしてあげます。 先生は、私に会うために、生まれてきたんですよ。 私も、先生を愛するために生まれて、やっとここまで来たんです……もう、私が本気なの、とっくにわかってくれてましたよね。 先生だって、私のこと……好き、でしょ? あぁん、余計なことは考えなくていいですよ? 年齢差とか、立場とか……これまで、先生がどんな恋愛をしてきたのかも、忘れて? これからは、私だけが先生の恋人……先生の思いのすべてを、受け止めてあげますからね。 大丈夫。 私、心が広いんですよ。 私との年の差の分、色んな人間関係はあったでしょうけど。 これからを共に過ごしてもらいますから……先生の心の中を、私だけにしてあげますから。 ね? 先生……あ、あぁん。 年の差なんて、倍もないじゃないですか~。 余裕余裕♪ むしろ、この年の差あってこその、愛ですから。 背中から漂う哀愁あってこその先生♪ 落ち着いてて、包容力があって、知性的な先生だからこそ、好きになったんですよ? 私を満足させるなんて、簡単なことです……例えば、こうして。 唇を、重ねるだけで……。 んっ、んん、んぅん……っちゅ、んっふ、うちゅ。 ちゅっちゅっ、んん、んぅん。 あふっ、うっ、ちゅむ。 ちゅ、ちゅ、ちゅうちゅう、んん、んちゅ、ちゅぷぷ、んぅう。 んっふ、ふー、ふー、ふー、んぅう……っちゅ、ちゅむむ。 じゅぷ、ちゅぶぶぶ。 んむっ、んむっ、んぅう……っぷはぁあああ! んはっ、あっ、はぁっはぁっ、あっふ、うぅう。 んっは~、は~、は~、はぁはぁ、あぁ……んっく、んん、ごっくん。 はぁ、はぁ、んはぁ~……こ、こうして、はぁはぁ、キス、するだけでぇ、あぁ、はぁ、んぁああぁ~……あ、あれ? はぁ、はぁはぁ、膝が、カクカクしてぇ。 あっふ、んん、んぁあ。 あっ、だ、大丈夫大丈夫っ、んん、んっふ。 こ、これしきの、ことでぇえ~……っくぅう。 はふぅ、ふぅ、ふぅふぅ、んん、んっふ、はふぅう~……。 え、えっと……何でしたっけ? あぁ、そう。 それ。 キスだけで幸せになっちゃうって話、なんですけどね? はぁ、はぁ、でもほら。 大人の恋愛と言えば、ここからが本番で。 ふっ、ふふふ……勿論わかってますよね? 私、本気ですよ? はぁ、はぁ、せっかくの誕生日なんですから、キスだけで終わりだなんてコトは……んっひゃあ!? あ、あ、あぁ……。 せ、センセ? わっ、わたっ……はぁ、はぁはぁ、あぁ、んん、ごくん! あ、あはは。 やだも~……私、すっごいテンパってる。 ふぅ、ふぅ、んん、キスだけで、こんなに♪ はぁ、はぁはぁ、んん……んえぇ!? ですから大丈夫ですってば! わ、私、今日、先生にあげるつもりで……あぁ、もらうモノももらいますけど。 ですから、先生の童貞……。 えぇえ~? ですから本気ですし、誕生日ですし~っ……うぅ、んむぅう。 本当に? 逃げませんか? まぁ、確かに緊張感ヤバ過ぎですけど……これもまた、イイって言うか。 今なら、んん、ごくん……すっごい初体験、できちゃうんじゃないかって、思って♪ 鍵かけておけばっ……うぅ、うぅう。 そりゃ、誰かに見られたくはないですけど~。 心の準備、ですか? 私はもうできて……うぅ、ですから、ファーストキスなんですから、それは~っ。 ホントに? ホントのホントに? ぜーったい、ですよ? 絶対、絶対! ふぅ~っ……わかりました。 物わかり、いいんです。 大人ですから。 ですけど~……んむ! んっ、んっ、ん~っちゅ、ちゅむ、じゅぷぷ。 ちゅうちゅう、じゅるん。 ちゅぶちゅぶ、うっぷ、んぅう、うちゅる。 ちゅも、ちゅも、ちゅろちゅろ、じゅるるる……ぅう、んっぷ。 ふっはぁ~、はぁ、はぁ、はぁはぁ、はふぅ~……ですけど。 私の思いは、しっかりと受け取ってもらいますからね? 年の離れた中年で、教師でも、私はアナタを愛してるんです。 これからはちゃんと、大人の女性として扱ってもらいますからね♪