■02
ふぅ……今日の剣のお稽古でも、怪我がなくて良かったわ。
あの子ったらちょっと無鉄砲な所があるから、時々不安になるのよね。
剣術師範にも、気を付けるように言わないと。
この湯浴みの間にお話ししておいた方が……あぁでも、すぐに出ちゃうかしら。
私と一緒じゃないと、湯に浸かる時間が短いから……んん?
怒鳴り声?
いやだ、何事かしら?
で、殿下?
一体何が……あっ。
湯女が何か不手際を?
は、はい。
では、お部屋に戻りましょう。
殿下。
本日の湯女は新しく入ったメイドで……不手際がありましたら、私からもお詫び申し上げます。
は?
はぁ……お情け、ですか?
お情けをちょうだいしたく……って!
そ、それって!
あーもうっ、あのメイド~っ。
殿下に何と言うことを……あぁ、そうですね。
そうそう。
私の殿下に抱かれたいなんて、不埒なことをっ……い、いいえ?
逆に見所がある?
いえいえ。
だとしても早過ぎる……この子はまだ精通もしてないのに~っ。
は、はい!
あぁ、そうですね。
つまりあの者は、えっと、その……あー、うーん。
殿下にご説明するには、まだ早い、かも……っそ、そうですね!
何も早くなんてないですよね~……。
コホン……。
はい、それではご説明させていただきます。
まず掻い摘まんで言いますと、あの湯女は殿下との赤子が欲しい、という……はい。
子供です。
あ、あはは……。
……と、言うわけで。
殿下の子を成せば、あの者の立場も変わっていくことになります。
必ずしもそれが、良い方向とは限らないのですが……はい。
いえっ、早過ぎます!
第一王子、第二王子でさえ、まだ子はいません。
当たり前です……まだ、それを急ぐ歳ではありませんから。
はい。
殿下もですよ。
まだまだ、子を成すには早い……い、いえ!
殿下はもう、十分に大人です。
すでに立派な男性でいらっしゃいますとも。
特に、次のお誕生日を迎えれば……え?
あ、いえ。
だからと言って、子を成す行為をするには……。
あああああ、おっ、お待ち下さい殿下っ……駄目駄目、駄目です!
あの湯女で筆下ろしなんて、そんなっ……いけません。
殿下にはもっと相応しい相手が……し、将来的にっ。
あぁう……い、今、ですか?
今……ぅわっ、私!?
駄目駄目っ、それはもっと駄目です!
何でって、それは。
だってそれは、当たり前のことで……ごくんっ。
はっ、母です!
母なのですよ~!
あなたは知らないコトですが、あなたは私がお腹を痛めて産んだ、最愛の我が子なのですよ~!
あぁ、この身の証を立てていないことで、こんなことになるなんて……。
でも、今言うわけにもいかない……王に口止めされているし、その約束で、この子専属のメイドになれているワケですし。
あ~、も~、どうしたらいいのでしょう!?
ど、どうしたら……。
それでは、その……殿下には、精を放っていただこうかと、お、思います。
い、いえっ。
まずは男性器のことをよく知らねばなりません。
どのように、赤子の素を出すのか、から。
ほっ……はい。
かしこまりました。
それでは、失礼いたしますね?
手で慰めるくらいなら、親子でのまぐわいにはならない、はず……。
ごくんっ……そ、それでは……。
殿下、まずは男性器を触らせていただきま……おっ、おぉお!?
あらぁ、もうこんな……い、いえいえ。
コホン……。
もし、痛かったら言って下さいね?
あぁ、皮が少し……。
まずはこれを、んん、ちょっと剥いてぇ……んっふ、んん♪
んぁあ、はぁ、はぁはぁ、はぁう、んっふぅ。
ふぅ、ふぅ、んん、んふぅ、ふぅふぅ……ふぁあ、なんて立派に♪
いいえ?
お世辞などではありません。
殿下の男性器は、もう本当に十分、大人のモノでございます。
これならもう、まぐわうことだって……んん。
んぁあ、いけないいけない。
はい。
男性器はこのようにして、んん、優しく握って、扱いてあげるのです……んはぁ、はぁ、はぁはぁ。
そうすれば、んっふ、すぐに精が噴き出て……っあ。
ど、どうですか?
んはぁ~、あぁ、それは良かったです♪
では、続けますね?
んっ、んん、こうして、扱いてぇ、んぁあ、はぁ、はぁはぁ……あっふ、はぁはぁ。
気持ち良くなれば、すぐに。
はぁ、はぁ、気持ち良く……気持ち良~く、んんっ、んはぁ、はぁはぁ。
まだ、射精したことのないオチンチンから、はぁ、はぁ、初めての精液が、ビュー♪
ビュー、ビュー♪
んはぁ、はぁ、はぁはぁ、あっふ、んん、んぅん……んっふぅ、ふぅふぅ、んん、んっく。
はっふぅ、ふぅ、ふぅ、うっく……うぅん。
うん、うんっ、んん、んっふ、ふぅふぅ。
はぁ、はぁ、どうですか?
はぁ、はぁ、オチンチン、ムズムズしてきましたか?
んん、んはぁ、はぁ、お腹や、腰のあたりが、はぁはぁ、ゾワゾワして、んん、ゾクゾクしてぇ。
あぁっ、そうですそうです♪
その感覚ですよ?
ん、んん?
んあぁ、これはオシッコではありませんから、ご安心下さい……むしろ、もっとたくさん出すべきカウパー汁ぅ♪
あぁ、私ったら、息子のオチンチンをこんなに……母の手で、息子の精通を促す。
こんな淫らなことまでできてしまうなんて、あぁ、なんて幸せなことかしら。
嬉しすぎるぅ♪
なんて可愛いのかしら。
なんて愛らしいのかしら。
気持ちいいけど、それ以上の戸惑いがある。
激しく勃起したオチンチンを、こんな風に触るのだって初めてなんだものねぇ?
初めての射精。
初めての精液。
あぁ、息子の精通を、この目で見て、直接触れて、感じられる!
こんなに淫らな幸せがあるなんて……いいえ?
こんなこと、本当はイケナイ。
私、母親失格ね。
息子のオチンチンで幸せになってしまうなんて……で、でも今はメイド。
第三王子専属の乳母。
教育係。
だから大丈夫。
射精を教えても大丈夫ぅ……。
んっ、んん!?
えっ……はい?
ど、どうかなさいましたか?
もうすぐ出そうなのですよね?
そうであれば、我慢などせずとも♪
えっ。
いえっ、ですから、そっ、それは……それは~っ。