3-2-第2章のシナリオ
第2章・悪夢の始まり
---------------------------------------------------------
暫くの間、ユズハはあなたの体を満足そうに眺めていましたが、急に厳しい(いかめしい)表情で言いました。
「ところで、まさかとは思うけど、お前、童貞よね。」
〔あなた〕は女の子からそんなことを聞かれたことはありませんでしたので、少し戸惑いましたが〔あなた〕は正直に答えました。
「は、はい。そう言う体験はありません。」
ユズハは、〔あなた〕の答えにまだ納得していない様子で言いました。
「ミサキとも何もないと思っていいのね?」
〔あなた〕は、また、正直に言いました。
「は、はい、ミサキともそう言うことをしたことはないです。」
ユズハは執拗に〔あなた〕を問い質し(ただし)ました。
「それなら、お前、アナルも初めてよね。」
〔あなた〕はユズハがいきなりアナルと言ったことに驚きました。でも、〔あなた〕は正直に言うよりほかにありませんでした。
「ええっと、そう言うのも経験したことはないです。」
ユズハはまだ〔あなた〕の言葉を疑っているような口ぶりで言いました。
「ふーん。そうなの。お前の言うことを一応は信じてあげるわ。お前が嘘をついているのか、本当のことを言っているのか、どうせすぐにわかることだしね。」
「それじゃあ、今度は後(うしろ)を向きなさい。」
〔あなた〕はユズハの言うとおりに彼女に背中を向けました。すると、ユズハは膝をついて、〔あなた〕のお尻を触り始めました。そして、彼女はまたうっとりとした表情で言いました。
「やはり、お前のお尻は私の想像した通りだったわ。いいえ、お前のお尻は予想以上よ。この感触、堪らない(たまらない)わ。お前のお尻はスベスベで肌のキメが細かくて、とても触り心地がいいわ。お尻の肉付きもちょうどいいくらいだし、それにお尻の形が綺麗ですごくそそられるわ。」
「こんなお尻を持った無垢で純粋なお前を私の好きにできるなんて最高よね、ふふふ。」
〔あなた〕はユズハの言葉から彼女が自分のお尻に異常に執着していることを初めて知りました。ユズハの趣味・嗜好(しこう)は、〔あなた〕には理解できない範疇(はんちゅう)のものでした。
ユズハは〔あなた〕のお尻を一通り撫で回した後で、お尻から手を離すとまた厳しい口調で言いました。
「さぁ、今度は私の方にお尻を向けて床の上で四つんばいになるのよ!」
〔あなた〕はユズハの恥辱に満ちた命令に戸惑いました。
もし、〔あなた〕がそんな格好をしたら、ユズハに自分のペニスやアナルが丸見えになってしまいます。〔あなた〕はユズハの命令にどのように回答したら良いかまたわからなくなり、取り合えず、その場しのぎの言い訳を言いました。
「あっ、で、でも、ユズハ様にお尻を向けるのは失礼なような気がするのですが。」
ユズハは苛立って(いらだって)言いました。
「お前、さっき私の言うことを何でも聞くと言ったばかりなのに、もう逆らうつもりなの!」
〔あなた〕はユズハをこれ以上怒らせるマネはしたくなかったので慌てて言い直しました。
「す、済みませんでした、ユズハ様。すぐにユズハ様にお尻を向けて四つんばいになります。」
〔あなた〕はとても恥ずかしい思いをしながら、床の上でユズハにお尻を向けて四つんばいの格好になりました。ユズハからは〔あなた〕の肛門が丸見えの姿勢になったので、〔あなた〕は恥ずかしさで顔が真っ赤になり冷や汗が出てきました。
ユズハは〔あなた〕のお尻の前で床に膝をつくと、また、〔あなた〕のお尻を両手で撫で回して言いました。
「お尻の肌が真っ白だし、アナルもキュッとしまっていて本当においしそうだわ。」
ユズハに自分のお尻や肛門をじっくりと観察され、そして、感想まで言われて、〔あなた〕は恥ずかしくて死にそうでした。
また、ユズハが厳しい口調で言いました。
「四つんばいのまま、もっと足を開いてお尻を突き出しなさい!お前のアナルが天井を向くような格好をするのよ!」
そのような格好をするのは、〔あなた〕には耐えられないくらい恥辱的な行為でした。でも、〔あなた〕は全てはミサキの為だと自分に言い聞かせてユズハの言葉に従い足を開いてお尻を限界まで突き出しました。
ユズハは嬉しそうに言いました。
「ふふふ、お前が四つんばいでお尻を突き出すとお前の骨盤がいい形をしていることがはっきりとわかるわ。やはり、私の目に狂いはなかったようね。このプリプリとしたお尻の質感が堪らない(たまらない)わね。」
ユズハは、〔あなた〕にまた意地悪な質問をしてきました。
「ところで、お前。私にお前の恥ずかしい格好を見られる気分はどうなのかしら?」
〔あなた〕は正直な気持ちを言いました。
「とても…恥ずかしいです…」
ユズハはイヤらしい笑みを見せながら言いました。
「そう。とてもいい答えね。お前と同じ年齢の私の前でこんな恥ずかしい格好をしているんですもの。恥ずかしいはずよね、ふふふ。」
〔あなた〕は顔を真っ赤にするだけで何も言えませんでした。
ユズハは〔あなた〕を辱める言葉をさらに言いました。
「ねぇ、お前、そんなにお尻を突き出したら、お前のアナルがすごく広がって自分からアナルを見てください、って言っているみたいなものよ。」
「もしかして、お前は見られると興奮する露出狂なのかしら、ふふふ。」
〔あなた〕の心にはさらに恥ずかしい気持ちが大きくなり、思わず突き出したお尻を少し引っ込めました。でも、一方で〔あなた〕は執拗なユズハの言葉責めにある種の快感のようなものを覚え、〔あなた〕のペニスが少し勃起し始めました。
ユズハが、また、厳しい(きびしい)表情で言いました。
「そう言えば、お前、私にお仕置きをしてほしくて堪らない(たまらない)のよね。」
ユズハの言葉を聞き、〔あなた〕は困惑しました。〔あなた〕はユズハに、「お仕置きしてください。」とは言いましたが、「お仕置きしてほしくて堪らないです。」とまでは言っていませんでした。
ユズハはわざとイラついたフリをして言いました。
「あら、返事がないのね。どうやらお前には私のペットは務まりそうもないわ。ミサキの不始末を不問にする話はなかったことにしようかしら。」
ユズハがミサキ名前を出したので、〔あなた〕はユズハの機嫌を損ねない(そこねない)ように屈辱的な言葉を言わざるを得ませんでした。
「す、すみませんでした。僕はユズハ様にお仕置きをしてほしくて堪りません。どうか、こんな変態な僕にお仕置きをしてくださいませ。」
ユズハは嬉しそうに言いました。
「そうなの。お前、変態なの。だから、お前は私の前でアナルがこんなに広がっているのにお尻を突き出した格好をしていられるのね。」
「私は、ずっとお尻を突き出していろだなんて、言っていないわよ。すぐに元の格好に戻れば良かったのに、本当に恥ずかしい子ね、ふふふ。」
〔あなた〕はユズハの意地悪な言葉責めに顔を真っ赤にして我慢するしかありませんでした。でも、その一方で〔あなた〕のペニスはまた少しずつ勃起し始めました。
ユズハの言葉責めは執拗に続きました。
「真面目なお前がまさかドM(どえむ)の変態だったとは思わなかったわ。それなら、お前にお仕置きをしてあげなくちゃ可愛そうよね。」
そう言うと、ユズハはどこからか乗馬用の鞭を持ち出してきて険しい(けわしい)表情で言いました。
↓
「これから私がお前のご主人様として最初の躾(しつけ)をしてあげるわ。この鞭でお前の美しいお尻を叩いてあげる。」
「お前のお尻やアナルが私のモノである証拠として、お前のお尻に鞭の刻印(こくいん)を刻んで(きざんで)あげるわ。」
ユズハはそう言うと憎悪に満ちた顔つきになり、〔あなた〕を汚い言葉で罵倒しながら、〔あなた〕のお尻を鞭で叩き始めました。
「この浮気野郎!」
「この私が目をかけてやっているのに!」
「あんな貧乏人の小娘(こむすめ)に入れ込みやがって!」
「その上、誰彼(だれかれ)構わず優しくしやがって!」
「お前のようなヤツが女を傷つけるんだよ!」
「この私に今まで散々(さんざん)恥をかかせてきたことを思い知らせてやる!」
「わかったか、この変態マゾ野郎!」
「お前の心も体も私のものだ!そのことを忘れられないようにしてやる!」
ユズハが鞭打ちの時に〔あなた〕に叩きつけた言葉は、いつものユズハからは想像できないほど、自分の感情をむき出しにした恨み・つらみの台詞でした。
ユズハはミサキの名前を出して〔あなた〕を従わせようとしていましたが、そのことはユズハにミサキの名前を出さないと〔あなた〕を自分の思い通りに出来ないと言う現実を強く思い知らされており、ミサキへの嫉妬心のほか、〔あなた〕への憤りをいつもより増大させていました。
〔あなた〕はユズハに鞭打ちされている間、〔あなた〕自身が想像していた以上にユズハを傷つけていたことを知りました。そして、〔あなた〕はこの鞭打ちは自分が今までユズハを傷つけていたことに対する天(てん)からのバチがあったのだと考えることにしました。
バチがあたったと思った〔あなた〕は、鞭打ちの間、痛みに耐え、声を上げるのを何とか我慢できました。
先ほどまで、はぁ、はぁ、と息をきらしていたユズハは呼吸を整えると冷静なフリをして言いました。
「あら、私としたことがちょっと熱くなったみたいね。でも、お仕置きしてほしくて堪らないって言ったお前が悪いのよ。」
ユズハは〔あなた〕のペニスを見ながら言いました。
「そう言えばお前のペニスが少し勃起しているようね。私に鞭打ちされながら勃起するなんて、お前は本当にどうしようもないドM(とえむ)の変態だったようね。」
「そんなに私に鞭打ちされるのが良かったのかしら。どうなの?」
どうして〔あなた〕のペニスが勃起したのか〔あなた〕自身にもわかりませんでした。
しかし、ユズキのご機嫌を損ねさせたくない〔あなた〕は、取り合えず、お尻の痛みに耐えながらもユズハに話しを合わせるようなことを言いました。
「あっ、はい、良かったです、ユズハ様。」
ユズハは満足そうな笑みを浮かべながら言いました。
「そう。そんなに良かったの。お前は本物のマゾだわ。」
〔あなた〕はユズハの言葉に問い返しました。
「本物のマゾですか?」
ユズハはニコニコしながら言いました。
「そうよ。私のような美少女に散々に(さんざんに)鞭打ちしてもらって悦
んで(よろこんで)いるのはお前が真性のマゾだからよ。」
ユズハは取り澄ましたフリをして言いました。
「私は本当ならお前のような変態マゾの相手をするほど暇ではないのよ。でも、お前のことを私の性欲処理専用のペットにする約束をしてしまったので、これからは私がお前を調教してあげるわ、ふふふ。」
〔あなた〕はユズハの言葉を聞いて、ユズハは今後〔あなた〕をマゾの肉奴隷として扱おうとしていることに気が付き動揺しました。ですが、〔あなた〕はユズハの機嫌を損ねることは何も言えませんでした。
ユズハは膝をついて、〔あなた〕の真っ赤に腫れた(はれた)お尻を覗き込んで言いました。
「お前のお尻を鞭でちょっと強く叩きすぎたかしら、お尻が真っ赤だわ。」
そう言うとユズハは薬箱から傷薬を取り出して来ました。そして言いました。
「腫れ(はれ)はすぐにひくと思うけど、椅子に座ったりすると痛いかもしれないから、傷薬を塗ってあげるわね。お前は私みたいな優しいご主人様に飼われて本当に幸せ者だわ、ふふふ。」
ユズハはそう言うと両手に傷薬をつけ、〔あなた〕のお尻に撫で回すように傷薬を塗り始めました。〔あなた〕は腫れているお尻をユズハに触られるのは痛くて苦痛でした。それで、〔あなた〕は思わず何度かお尻を揺り動かしてしまいました。
ユズハは〔あなた〕のお尻に傷薬を塗り終わると、今度は傷薬を塗るフリをして、〔あなた〕のお尻を広げて、また、〔あなた〕の肛門を観察していました。
〔あなた〕もユズハの視線が自分の肛門に注がれていることに気づきました。〔あなた〕はやはり女の子に肛門を見られることへの強い抵抗感が拭えず(ぬぐえず)、〔あなた〕は思わず肛門をキュッと締めて(しめて)しまいました。
〔あなた〕のアナルを熱心に眺めて(ながめて)いたユズハが言いました。
「ねぇ、お前、さっきからお尻を振ったり、アナルをキュッと締め(しめ)たりして、盛んにセックスアピールしているけど、お前は私を誘惑するつもりなの? お前は変態マゾの上にかなりの淫乱なペットみたいね、ふふふ。」
〔あなた〕がお尻を動かしたのは痛かったり恥ずかしかったりしたからでした。そのことを正直にユズハに言ってもユズハは怒らないだろうと思い、〔あなた〕は本当の気持ちを言いました。
「あ、あの、ユズハ様がわざわざ僕のお尻にお薬を塗っていただいたのですが、ちょっと痛かったり、恥ずかしかったりして、思わずお尻を動かしてしまいました。」
ユズハが不機嫌そうに言いました。
「あら、お前、随分と言い訳が上手いのね。」
「お前、そんな調子のいいことを言って、今までも何人もの女を誘惑してきたんじゃないでしょうね。」
「お前は、自分は童貞だとか、アナルは初めてとか言いながら本当は、裏では散々(さんざん)女遊びをしてきたのでないの。」
〔あなた〕は慌てて言いました。
「そ、そんなことはないです。僕はユズハ様を騙すようなことは絶対にしないです。」
ユズハは言いました。
「ふーん、そうなの。でも、お前の言葉だけではお前の言うことを信じる訳にはいかないわね。」
〔あなた〕は言いました。
「でも、僕は嘘をついていません。信じてください。」
あなたはユズハに必死に訴えかけました。
---------------------------------------------------------
<「第2章・悪夢の始まり」おしまい>