第十一話 添い寝キス編
主人公就寝前にデートナビ系の本を読んで考えている
主人公 「デート……デートねぇ……あいつが喜びそうなとこか……ってかなんで真剣にサキュ美とデートなんて考えてんだ俺!?……もういいや抜いて寝よ」
ノック やや離れて
サキュ美「ちょっといい?……うん、じゃあ入るわよ」
主人公 「な、何か用か?(ふうっ、咄嗟に枕に本は隠した)」
歩いてくるサキュ美 通常位置で
サキュ美「あー、あんたがシコる気配を感じたからゲーム中断してきたの……よいしょ(ベッドに座る)……にひ、どうせなら頂いちゃおうかなって」
主人公 「なっ、なっ、ちょっおま」
サキュ美「いいじゃない……どうせティッシュに出すんだったら私にちょうだいよ……あ?何、その枕元にチラッと見えてる本?……オカズ?どれどれ」
主人公 「だ、ダメだって」
やや近づいて
サキュ美「はっ……『デートなび ~これでラブラブ思い出に残るデート編~』……アンタ、もしかして私とのデート本気で考えてくれたの?」
主人公 「ち、ちげーし、気になる女の子とだし」
サキュ美「へー、他に気になる女の子かー……それはない(キッパリ)」
サキュ美「アンタから他の女の匂いなんか一切しないし~童貞さん♪」
主人公 「くっ……悪いかよ!せめてなんか人間界で思い出でもって思ったんだよ……笑いたきゃ笑えよ」
サキュ美「……笑わないわよ。むしろ嬉しい。アンタがそういう風に私の思い出になるようにって考えてくれたんでしょ……あとちょっと感激しちゃったかも」
主人公 「……(あー、だめだこういうとこは調子狂うな)」
サキュ美「ちょっと布団にお邪魔するわよ……んしょ……コラ、逃げんな」
布団に入る 抱きしめ位置正面で
サキュ美「ねぇ……アンタもしかして私のこと好きなの?……デートって好きな相手とするんでしょ?」
主人公 「……そうではあるけど……わかんない」
サキュ美「わかんない……か……正直さ……私もよくわかんなくなっちゃった」
主人公 「……なにが?」
サキュ美「私ってさ……学校では優秀って言ったけど、サキュバスとしては凄くか弱いの」
主人公 「か弱い?……見えない」
サキュ美「失礼ね……これでも結構ヤセ我慢してるのよ……私はサキュバスとして血が濃い……その分魔力の依存度が高いってわけ……正直アンタが近くにいなきゃ数日でダウンよ」
主人公 「そう……だったのか」
サキュ美「私はね……そんな自分が煩わしかった……成績は優秀、人間界に興味はあるのに……この体質のおかげで思うようにいかなくて人間界への留学の話もなくなりかけたし」
主人公 「……そんなことが」
サキュ美「まぁ、そこは私の親友のお姉さんが魔界公務員の人間界交流部門だったから説得して貰ったけど」
サキュ美「で、人間界に来てアンタに会ったはいいけど……どうやって精液を貰えばいいか悩んでた……出来れば無理やりっていうのは避けたかったし」
主人公 「……それが『アレ(オナサポ』すか?」
サキュ美「うっ……ほら、最初のころはその……人間の男とどう接したらいいかわかんなくて……お腹も空いてたし……ナメられちゃマズいかなぁ、とか……まぁ、その……悪かった……ごめんね」
サキュ美「なにその笑顔……むかつく……でもさ、そんなアンタを結構気に入ってる私もいるのよね……うーん、たぶんこれが答えなのかな……えへへ」
主人公 「サキュ美……」
サキュ美真上に
サキュ美「……あ、興奮したでしょ?……感じたわよ?……ん?うーん、でも性欲ともまた違うような……あったかい感じ」
主人公 「……き、気のせいだし」
サキュ美「そっか……気のせいか♪……これが『愛』かな?って思ったけどざーんねん……でもなんか心地いいなこれ」
主人公思わず抱きしめてしまう
サキュ美「んっ……ふふっ、抱きしめちゃうわけ?……童貞の癖にやるじゃん……じゃあご褒美にキスしてあげよっか?」
主人公 「い、いや、これは弾みと言うかさ……」
サキュ美「またまたざーんねん♪……アンタの意志は関係ありませーん♪……んっ」
サキュ美キス
サキュ美「ちゅっ、ちゅっ……これがキス……へー、中々魔力が回復するわね」
主人公 「さ、サキュ美!?(混乱中)」
サキュ美「はい、ファーストキスおめでとう♪……私もはじめて♪」
主人公 「な、なんで」
サキュ美「え、うーん、キスしてみたら私にも『愛』がわかるかなって思ったけど……
よくわかんないや……でもスキかなコレ」
サキュ美「んっ、ちゅっ、ちゅっ……キスするとねアンタからあったかい気持ちがじわーって入ってくるの……あんたの魔力美味しいよ……もっと」
サキュ美「んっ、ちゅっ、ちゅっ……舌も絡めよ……ディープキスってやつ」
サキュ美「んむっ……はむ、ちゅっ、ちゅっ、えろえり、ちゅっ、ちゅっ……
これいい、これから毎日しよ?……ちゅっ、ちゅっ、えろえり、ちゅっ、ちゅーっ、ちゅっ……あは、あんたのおちんちん凄い硬くなってる……キスで興奮しちゃった?」
サキュ美「あはは……んー、アンタならいいかな?……こっちの話……じゃあー……童貞私が貰ってあげよっか?」?