Track 7

『自分を肯定して欲しくなったとき』

 おかえりなさい。  おつかれさまー。  ん……今日も、ぎゅーってする?  ……うん。  じゃあ、お姉ちゃんのところにおいで。  はい、ぎゅーーーーーーーーーーーっ。  んー……。 幸せ……。  え? なぁに?  あ……。もう、急にどうしたの……? お姉ちゃんのこと、好き、だなんて……。  ……お姉ちゃんも、あなたのこと、大好きだよ。  何かあったの? ……何もなかったの? でも……急に言いたくなって、言ったの?  うふふっ。 言葉にしなくても、あなたの気持ちは伝わってきてるけど……でも、嬉しい。 ありがとう……。  じゃあ……お返しに……お姉ちゃんも、あなたのこと、好きって言うね……。  好ーき。 好き。 あなたのこと……好き、好き、好き。  大好き。 とっても、好き。 世界で一番、だーーーーいすき。  うふふっ。 どうしたの? 照れちゃった? でも……あなたが言ってくれたことなんだから、ちゃーんとお返しに、お姉ちゃんも言ってあげないと……ね。  好き、好き、好き好き好き好き。 あなたのこと、好き好き。 とっても好き。 だーいすきなの。  本当に、好き。 大好き。 あなたのこと、ぜーんぶ好き。 全部全部、大好き。  こーらー。 逃げようとしちゃダメー。 あなたに好きって一回言われたら、お姉ちゃんは百回言い返さなきゃいけないの。 だって、お姉ちゃんのほうが、百倍、あなたのこと大好きだから。  好き……好き。 好き好き好き好き好き好き好き。 あなたのこと、好き好き。 とっても好き。 好きすぎて……今すぐ死んじゃいそうなくらい。 大好き。  あ……。もー。 ……逃げようとしないで。 お姉ちゃんの好きって気持ちは、これくらいじゃ全然収まらないんだから。  あなたがその気なら……こうだー。  ……好ーき。 あなたのこと……とっても、好き……。 好きすぎて……どうにかなっちゃいそうなくらい、好き……。  本当に、好きなの……。 あなたのこと全部、好き……。 あなたのこと、ずーっと、守ってあげたい……。  好き……。 とってもカッコいいあなた、大好き……。 あなたとずーっといたい……。 あなたのこと、ぎゅーってしてあげたい……。 お姉ちゃんにできることなら、なーんでもしてあげたい……。  好き、好き、好き……。  うふふ……っ。  あ……こらぁ……。 あなたから、好きって言われるのは、嬉しいけど……でも、お姉ちゃんのほうが、ぜーったいに、あなたのこと、大好きなんだからぁ……。  うふふっ。 好き……好き。好き、好き、好き、好き、好き、好き……。  大好き、大好き、大好き……。  もーっと言ってあげる……。 あなたのこと、好き、好き、好き、好き。 好き好き好き好き……。  うふふっ。 お姉ちゃんが、あなたのことが大好きだって、知ってもらうために……今から、あなたの好きなところを、いっぱい言ってあげまーす……。  まず……あなたの、優しいところが、大好き。 お姉ちゃんに、気遣いをいっぱいしてくれるし……お姉ちゃんのこと抱きしめるとき、とっても優しいし……。 そういう優しいところ、すっごく、大好きなんだよ……。  それから……うふふっ、やっぱり、あなたのカッコいいところが、好き……。  あなたは、自分の容姿に、自信があんまりないみたいだけど……あなたって、とってもカッコいいんだよ。 お顔も、雰囲気も、すっごくカッコいいんだよ……。  お姉ちゃんはね、あなたに、いつも見惚れてるの……。 あなたを見るたびに、胸がキュンキュンってしちゃうの……。 あなたに触れるたびに、大好きって、百回でも千回でも、言ってあげたくなっちゃうの……。  世界一カッコいい人と、ぎゅーってできるなんて……お姉ちゃん、とっても幸せなんだから……。  それに……あなたの声が好き。 あなたの、お姉ちゃんに囁いてくれる声が……とっても好き。 優しい言葉を言われると……もう、お姉ちゃん、とろけちゃいそうなの。 あなたの声で、好きって言われると……お姉ちゃん、頭が真っ白になるくらい、幸せになっちゃう……。  うふふっ。 まだまだあるよ……。  こうやって、ぎゅーって抱きしめてるとよく分かるけど……あなたの体、とっても男らしくて……カッコいい……。 がっちりしてて、たくましくて……頼りになるなぁって思っちゃう。 ぎゅーってしてると、そのこと思い出して……また、あなたのこと、好きになっちゃう……。  あとは……。やっぱり、頑張り屋さんなところ。  あなたは、とっても頑張り屋さん……。 毎日頑張ってお仕事してる姿、本当に素敵……。 惚れ惚れしちゃうくらいだよ……。  でも……だからといって、頑張りすぎなくていいんだからね……? お姉ちゃんは、あなたがどんなことになっても、ぜーったいに、好きでいるから……。だから、辛いときはちゃんと辛いって言ってね……? そのほうが、お姉ちゃんは嬉しいな……。  うふふっ。  まだまだからね……。  ……えー? もう勘弁してって? その気になれば、あと百個くらいあげられるのになぁ……。 あなたが、ゲームがとっても上手なところとか、お姉ちゃんの料理を美味しそうに食べてくれるところとか……。  まあ……でも、好きって気持ち、いっぱい伝わったかな? ふふっ。 それじゃ……よしとしましょう。  じゃあ、最後に、もうひと押ししておこっと……。  お姉ちゃんは……あなたのことが、大好き。  好き、好き、好き、好き、好き。  大好き、大好き、大好き、大好き。  うふふっ。  とにかく……お姉ちゃんは、あなたのことが、世界でいーーーーーーっちばん、大好きだから。  それだけは、ちゃーんと、覚えておいてねー。  うふふっ。