2・出し物を見せただけですよ
;2
;教室、喫茶店にて。フェードイン
「はい、ではご注目ください。先ほど破ったトランプが……はい、この通り、元に戻りました……はい、ありがとうございます。ごゆっくりお楽しみ下さい……あ、兄さん。来てくれたんですね……ふふ、ええ。手品喫茶という事で、ご注文頂いた方に飲み物を待って貰ってる間に手品を見て貰うんですよ……あれ、最初に来た時に説明しましたよね? ……はぁ、兄さんらしいです」
「とりあえず、どうぞこちらへ……少しだけ待ってて下さいね」
「~~~~~♪」
「はい、どうぞ……ふふ、兄さんの好みは判ってますし、最初に飲み物用意してきました……となり、失礼しますね? ふふ、ええ。手品を見せる関係で席数を少なくして、あと個室っぽく仕切りも作ってますから実は結構暇です……テーブルに……ほら、100均のですけど、手品道具もありますから。だからこうやって兄さんの隣に座ってても大丈夫なんですよ?」
「それでどうですか? ご待望の衣装は……ふふ、ありがとうございます。少し恥ずかしいですけど、そう言って貰えると嬉しいです……ええ、手品の練習とか、衣装の合わせとか、全部兄さんには秘密にしてましたから。当日ビックリさせようと思って……ふふ、狙いはバッチリだったみたいですね……来られなかったら、ですか? その時は家でお披露目するつもりでしたよ?」
「これ、デザインは統一してますけどみんなで作った物ですから、持ち帰りますしね……兄さん、今すごい嬉しそうにしましたね? ……兄さん、もしかしてコスプレとかにも興味あるんですか? ……はぁ、もう……慌てすぎです。あと、そこまで大きな声じゃなければ仕切りもありますし、聞こえませんよ」
「……これ、着た姿で、とか興味あります? ……やっぱり……というか、兄さん、また興奮してますね? 本当、節操無しです……落ち着くまで席立てないじゃ無いですか……判りますよ。というか、最初の時のだって何人かの子は気づきそうだったんですよ? だから慌てて教室から連れ出してスッキリして貰ったのに……隠そうとしても腰が引けてれば逆に目立ちますからね?」
「え……まぁ、確かにその……テーブルクロスもありますし、テーブルの下は見えないと思いますが……兄さん、本気ですか? ……本当、どうしようもありません。帰ったらお仕置きです……もう、お仕置きと言っても喜ばれたら、無視するくらいしか出来ませんよ? ……そうですね、それは私もイヤですからやっぱりお仕置きです……まったく……本当、ヘンタイです」
;ここから少しひそひそ声に。音も少し片側に寄せて下さい
「……手で擦るだけ、ですからね? それ以上はさすがに無理ですから……ん……やっぱり大きくなってる……しかも想像して反応した、じゃすまないレベルじゃないですか……ええ、こんな状態で歩き回られたら不審者待った無しです、場合によっては本当に通報されちゃいますよ? まったく……我が兄ながらここまでヘンタイだとは思いませんでした……犯罪的ですよ?」
「ほら、変な顔しないでください。周りにバレちゃいます……それともバレたいですか? 実の妹の文化祭に来て、コスプレ姿を見て興奮して、我慢しきれずに手で擦られてるの、見られたいですか? ……今、ビクってさせましたね。兄さん、そういう趣味もあるんですか……言い訳ですか? でも、実際に今、そうされてるのは事実ですよ、兄さん?」
「ほら、ズボンの上からちょっと撫でてるだけなのにこんなに大きくして……少しで良いので場所をわきまえて欲しいです……じゃあ、今すぐ小さくしてください。出来ますか? 出来ませんよね? ……むしろ大きくしました? 本当、どうしようもないヘンタイです……兄さんの事、素敵だと言っていた子もいたのにこんな姿を見られたらどんな顔されるでしょうね?」
「最低だと軽蔑されるでしょうか? せっかくの文化祭を台無しにされたと怒るでしょうか? あまりの事に感情の揺れ幅がオーバーしてただただ呆れられるでしょうか? ……きっと兄さんはどんな反応でも喜んじゃいますね。だって、今だって小さくするどころかむしろビクビクと元気よくペニスを跳ねさせてますから……本当、手の施しようがありません」
「判ってると思いますが、衣装や教室を汚すのはダメですよ? そんな事になったらさすがにクラスメイトに申し訳がたちませんから……文化祭で我慢出来ずに手コキさせてた男の妹、なんて噂されたら私、もう学校通えませんからね? ……ほらほら、また変な顔になってます。気持ち良いんですか? それとも悔しいですか? どっちでも良いですが普通の表情にしててください」
;荒い呼吸音です。少し長めに。緊張と興奮が入り交じってる感じです
「ん……はぁ……はぁ、ふぁ……ん……はぁ、はぁ……ふぅ、はぁ……ん……んん……ふぅ、はぁ……はぁ、ふぁ……ん、はぁ」
;ここからは台詞間に少し興奮した呼吸を挟む感じで。
;あからさまに聞かせる物ではないので、台詞にはあまり書いてません
「……兄さん、興奮しすぎです。今、少し声が漏れかけてましたよ? ……もう表情はある程度は諦めますから、せめて声だけは気を付けてください……まったく、みんなに理想的なお兄さんだ、と自慢していた自分がバカみたいです……私、ブラコンというのは隠すつもりもありませんし。クラスのみんなが歓迎ムードだったのも、ジロジロ見られたのもその影響だと思いますよ?」
「ええ、私が話してた兄さんはこういう関係になる前……兄さんが実は罵られて興奮する情けないマゾのヘンタイだと判る前からですから、しっかりとした社会人で、気配りも出来るしっかりした大人の男性、という感じでしたから……ん、はぁ……実際本当にそうなのか、という興味もあったんだと思いますよ? ……くすくす……謝られても困ります……でも、そうですねぇ」
「別に兄さんが素敵な人だ、というのは変わらない事実ですよ? だって今こうなっても普段はしっかりしているの、判ってますから……ん……ただ、こういう時……えっちの時には情けなくなっちゃうだけですよね? それとも実は、そうじゃない時もダメダメですか? ……くすくす……褒めてる訳じゃないです。ただ、私が思ってる事を素直に言ってるだけです」
「それにどれだけ普段が素敵でも今こうして我慢出来ずに撫でられてる事実は変わりませんから……ズボンの上から撫でられ、小馬鹿にされるだけでイっちゃいそうですか? さすがにそれだけじゃ物足りませんか? ……はぁ、しょうがないですねぇ……あまり長時間だとさすがに呼ばれるかもしれませんし、そもそもバレる可能性もありますから……直接触りますよ、兄さん?」
「チャックから手、入れますから……声出したり変に動かないでくださいね? ん……はぁ……中、すごい熱くなってます……蒸れてるんですね……それと……自分で気づいてます? 先っぽ、すごいぬるぬるになってますよ? パンツもきっと染みになってます……ん、はぁ……秋で良かったですね。夏場の薄めの生地だったらズボンまで染みて隠せなかったと思いますよ?」
「はぁ、ん……ズボンから出すのはダメです。匂いもありますし、そもそも言ったじゃないですか……衣装や教室を汚しちゃダメですよ、って……外に出すなら射精せませんよ? そんなのバレちゃうに決まってますよね? だから、ダメです……はぁ、ん……我慢出来ないの判ってますから射精するのは良いですけど、する時はこのまま……パンツの中にしてくださいね?」
「ぬるぬるで気持ち悪いでしょうけど、こんな所で我慢出来なくなった兄さんが悪いんですからね? それくらい我慢して下さい……はぁ、ん……それともやめますか? 我慢出来るなら、それでも全然良いですよ? ……もごもごしすぎて何言ってるか判りませんよ、兄さん……大声は困りますけど、せめて隣にいる私には聞こえるくらい、ハッキリと言って下さい」
「はぁ、ん……ん、はぁ……ん……やっぱり我慢出来ないんですか、しょうがないですね……ええ、判ってましたから。兄さんは一度我慢出来なくなったらもう我慢なんて出来ないって、今までの行動で知ってますよ? ん、はぁ……だからバレないようにこうして処理してる訳ですしね……当番が終わるまで我慢してくれれば人気の無い場所で、というのも出来たんですけどね」
「そしたら……例えば耳を舐めながらこうして手でしたり、もっと密着して身体の感触や匂いを感じて貰いながら、というのも出来たんですが……ん……またビクってしました……そういう風にしたかったですか? でも、もうダメです。だって我慢出来なかったんですから……はぁ、ん……兄さんはこのまま、周りにバレないようにビクビクしながらパンツの中でイクんですよ?」
「はぁ、ふぁ……くっつくのも無し、匂いをかぐの無し、キスも無し……こうやってバレないようにひそひそ話しながらするだけ……はぁ、ん……でも、しょうがないですよね? 兄さんが我慢出来ず、こんな場所でする事になった訳ですし……はぁ、ふぁ……それに兄さんはとても興奮してるみたいですしね……ええ、判りますよ? 私の手、兄さんのカウパーでぬるぬるですから」
「それにすごくビクビクさせて……もう限界ですか? ほとんどズボンの上から撫でてただけなのに、ずいぶん早いですね? はぁ、ん……今の状況に興奮してます? バレそうな場所で、バレないように、小馬鹿にされながらシコシコされて気持ち良くなっちゃってるんですよね? はぁ、ふぁ……良いですよ、無理に我慢されても困りますし、イクならイっちゃって下さい」
「ん、はぁ……はぁ、ふぁ……ほら、我慢しないで下さい……いつ呼び戻されるか判りませんよ? 早くしないと一人で悶々とする事にあんるかもしれませんよ? ん、はぁ……ほら、今だけ……少しだけなら変な顔になったり、少し声が漏れてもバレないかもしれませんから……はぁ、ふぁ……イケ……イっちゃえ……早くパンツの中でザーメン無駄打ちしちゃってください」
「ん……んぅ……っ……ん、はぁ……イったみたいですね……どくどくってペニスが脈打ってます……ザーメンが通ってるの、伝わってきてますよ? ん、はぁ……良かった、ちゃんと位置調整しておいて……手にもかからなかったし、外にも出なかったみたいですからね……ほら、残さないで。尿道に残ったのも全部ちゃんと出して、パンツの中べとべとにしちゃってください」
「ん、はぁ……ふぅ……落ち着いたみたいですね……じゃあ、手、抜きますよ? ん……チャックも締めて……匂いは……まぁ、よっぽど近づかなければ少し変な匂いがする、くらいですかね……ふぅ……あ、手にちょっとだけ……ちゃんとつかないようにしたつもりだったのに……良いですよ、これくらいなら……舐め取ればすぐですから……ん、れろぉ……ちゅぱ、ちゅ……れろぉ」
「ん……はい、綺麗になりました……口元ジっと見ても駄目ですよ? これ以上は本当にバレかねないですし、何より呼び戻される可能性がありますからね……あら、兄さん。なんとも言えない表情、どうしたんですか? ……中がぬるぬるで気持ち悪いのは自分のせいですから、我慢して下さいね? ……くす……判ってるなら良いんです」
「……私の当番ですか? そうですね、あと3時間くらいでしょうか。それが終われば簡単な片付けと後夜祭がありますけど……そちらは自由参加ですね。門限が厳しい子もいますから……兄さんはどうします? 生徒以外でも後夜祭まで参加できますが先に帰ってても良いですが……判りました、じゃあ終わったら連絡しますね」
「あ、それなら下着……くす……せっかくだから変えずにぬるぬるにしてて下さい。本当は着替える余裕ありますね、と言おうと思ったんですがこの方が兄さんは喜びそうですし……それなら興奮するよりも気持ち悪さが勝りそうですから見てなくても安心ですし? ……出来ますよね、兄さん? ……はい、じゃあ決まりです。ちゃんと約束、守って下さいね、兄さん……くすくす」
;3秒程度間