2.【波・焚火・砂・風・耳舐め・添い寝】浜辺の安らぎ
少しずつ感情が現れ初めている
旅をして2週間ぐらい
世間知らずの女の子っぽさを出してください。
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…これが、海? 全部水なの?
はぁ…はぁ…少し熱いかも…。
うん、おひさまの照り返しのせいかな…。
ローブの中が蒸れる…。脱いではだめ?
私の耳を隠せればいいのでしょ?
なら、この前雑貨屋で買った帽子を被れば…
これならどう?
それで…ふぅ。んっ…しょ
どうしたの?
人の目のあるところで着替えてはだめ?
あれもだめ、これもだめ…難儀なことを言う。
わかった。あなたの言うことには従う。
お待たせ。
着替えたらだいぶ涼しくなった。
せっかく肌が白いのにいいのかって…どういうこと?
よくわからないけど、日にあたると何か良くないことがあるの?
肌が真っ黒になる?
また嘘ついて私のこと騙そうとしてる…?
うん…。おかげで、
人は嘘をつくということを覚えた…。
これまでいっぱい嘘つかれた…。
いつも私を笑って遊んでる…。
ぶぅ…。
ねぇ、海辺を歩いてどこまで行くの?
港?そこへ行くとなにかいいことがあるの?
ふーん。船に乗れるんだ。
船…船…。 船ってなんだっけ?
あ、待って!
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夜
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はむっ、はむっ はむっ
なにこれ、美味しい、もぐもぐもぐもぐ…。
こんな美味しい魚がとれるなんて、海ってすごい。
私、海 気に入った!ずっと海にいよう!
っつつ…うぅ、なんか体中ヒリヒリする…。どうして?
日焼け…?
なにそれそんな話聞いてない
んんーーーヒリヒリするぅうううう~~。
しかも本当に黒くなってるし…。
はぁっ…
ね、隣こない?
海の砂って、細かくて気持ちいいんだね。
しゃりしゃり… ふふ…。
特に波で濡れた砂の上…。
足がぐいぐいって沈んでく…ベッドみたいに柔らかいの。
初めての体験なのに懐かしいような…不思議。
ふぅ… ふぅ… ふぅ…。
波の音も気持ちいい。
押しては引いて、押しては引いて…。
えへへ…。このほうがあったかいよね?
はぁ…ふぅ…。
この肌のひりひりも…
太陽から元気になれって言われてるみたいで、痛いけど嫌じゃない。
「外の世界」。
私がまだまだ知らないこと…いっぱいあるんだね。
ふぅ…ふぅ…ふぅ…はぁ…
…昼間あんなに暑かった砂が…
夜になると冷たくなるんだ。
サラサラ…サラサラ…
ふふ… 砂の落ちる、なんだか落ち着く。
ふぅ… ふぅ… ふぅ…。
火も、水も、土も、風も…。
全部…全部、私達の身近にあって…。
こんなに身近に感じられるんだ…。
ふぅ… ふぅ… ふぅ…。
ふふ。
砂冷たいね…。
ひやひやする…
サラサラ…サラサラ…
砂が落ちる音は好き?
よかった…。
ふふ… もっと聞いていたいんだ。
いいよ…。
ふぅ~~~。
サラサラ… サラサラ…
サラサラ… サラサラ…
サラサラ… サラサラ…
サラサラ… サラサラ…
一粒一粒…キャンプファイアーの光に照らされて…綺麗だなぁ
ふぅ~~~。
炎の音も気持ちいい。
身体の芯から熱で滾らせてくれる。
ふぅ~~~。
メラメラ…メラメラ…
メラメラ…メラメラ…
暖かいね…ふふ。
バチバチ…バチバチ…
バチバチバチバチ…バチバチバチバチ…
バチバチ…バチバチ…
うぅん…炎みてたらなんだか目が焼け焦げる…痛いくなってきた…。
光が強すぎて辛い…。焼けるぅうう…
きゅ… ぎゅゅーーー
んふふ… だって目がいたいんだもん。
ちゅ、ちゅ…れろれろれろれろ。
いいでしょ…?舐めたい気分だったの…。
れろれろれろれろ…れろれろれろれろ…
なんで?
れろれろれろれろ…れろれろれろれろ…
なんで…あなたはいつも嫌がるふりをするの?
れろれろれろれろ…れろれろれろれろ…
本当は気持ちがってるのに?
はーむ。はーむ。れろれろれろれろ。ちゅ。ちゅ…。
あのね…
あなたが私を見る目…時々悲しいそうでいたたまれなくなる。
れろれろれろれろ。ちゅ。ちゅ…。
あむあむ…れろれろれろれろ、
さざ波の音…。寄せては引いてく音…。
あなたみたい。
ずっと近くにいるのに。
私が触れようとすると、遠く離れていく…。
れろれろれろれろ…れろれろれろれろ…。
私はあなたのことが好きだな…。
れろれろれろれろ…れろれろれろれろ…。
こんなに素敵な世界を見せてくれているあなたのことを信じてついてきたくなる…。
はむ…はむ…ちゅ…れろれろれろれろ。
いつも言ってるよね…
こうやってあなたに触れるのは感謝の気持ちじゃない…。
私が落ち着くから…。
私がしたいから…。
反対も…いい?
はむ…はむ…ちゅ…れろれろれろれろ。
あなたの耳を噛んでいると…。
あなたの身体を触れてると…気持ちが安らぐ…。
とても…温かい気持ちになる。
…あなたの心をこの焚火のように優しい陽で包んであげたい…。
ね…。
はむ…はむ…ちゅ…れろれろれろれろ。
ふふ…頭撫でてくれるの好き…。
うぅん… ふふふ… くすぐったい…。
ふぅ… ふう… あなたの手…気持ちいい…。(落ち着く)
ん…はぁ… はぁ…(男の手が首元を撫でる)
首のとこ撫でてくれるのも気持ちいい…。
とってもくすぐったいけど、嬉しい気持ちでいっぱいになる…。
もっと撫でて…。 ん…ふぅ… ふぅ…。
はぁ…ん…ふぅ…うぅん…(ちょっとだけエッチな声が時折まじる)
ふぅ…はぁ…ふぅ…んん…好き… もっと触って…
へへぇ…うぅん…指先くすぐったい…
あなたの手…好き…。はぁ…はぁ… ふぅ…ふぅ…えへへ
…私も触っていい? あなたの肌…触れたいな//
いいでしょ?
ふふ… もう触ってる…。
硬くて引き締まった身体…ずっと鍛えてきたの?
さわさわ…さわさわ…。
そんなに身構えなくていいよ。
はぁ… はぁ… はぁ…//
ほら、乳首…ここは少し敏感でくすぐったいところでしょ?
無表情なあなたが、少しだけかわいい声を出すから好き……
なでなで…なでなで…
ふふ…大丈夫だよ。優しく撫でてるだけ…
くりくり… くりくり… ふふふ…。
かわいいね…。 よしよし…。
ん、ふぅ…はぁ…はぁ…
あなたも私の背中を撫でてる…
ん// はぁ… はぁ…。
そこ…気持ちいい… んぁっ// くすぐったい//
少し身体が震えてしまうけど…大丈夫だから…気持ちいい…。
もっと…なでて// んっ あなたの指…とっても好き…// 好きぃ…ふぅ、はぁ…
ん… ふぅ… はぁ… はぁ//
ねえ、あなたは人に触れるのは好き?
…誰かに触りたい、触れてあげたいって気持ちになる?
れろれろれろれろれろれろれろれろ…
私ね…研究所で男の人の喜ばせる方法を教えられてきた…。
実験…実験と言われて、いろんな薬を打たれて…。
れろれろれろれろ…れろれろれろれろ、はぁ…はぁ…んっ//
自由ではなかったと思うけれど、
でも…不満なんてなかった…。
私…人に触れるのが…好き…
触れてもらえるのも…大好き…。
私の生きる意味はね、私を買ってくれる「旦那様」を喜ばせることなんだって、んっ…はぁ
… はぁ…//
それが私に与えられた役割だって
ずっと思ってた…。
れろれろれろれろ…
誰かのために私が精一杯できることをする…。はぁ…はぁ…
れろれろれろれろ…
そう思って生きてきたんだよ…。
でも…あなたは…私を買ってくれたわけじゃない…。
私を必要としてくれる人じゃなかったってことだよね…。
ふふ…。それってとっても皮肉なことだよね。
だって私のこれまでの時間ってほとんど意味がなかったってことだから…。
…なぁに?
んちゅ… ちゅれろれろれろれろんんっ// はぁ…はぁ…
ねぇ… よぉ…胸の奥、 ぎゅって締め付けられて苦しいよぉ。(涙)
して… もっと、キス…。
ちゅ…れろれろれろれろ… れろれろれろれろ…。
うぅぅ…(涙)れろれろれろれろ…ちゅるるる…
ぐす… ぐす… ぐす…
すん…すん…はぁ…はぁ…
…
少し風が冷たくなってきたね…
…ありがとう。
今日はもう寝よ…?
…待って…毛布と何か下に敷くもの持って来る。
ほら、砂払って… んしょ… ん… ふぅ…
ふふ…。ぬくい…。
…ねぇ、空に光ってるあれ。あれなに?
「星」?
綺麗。
でも…全然動いているように見えない。なんで落ちて来ないの?
…。なんで笑うの?
もういい…。
はーむ…れろれろれろれろ…
耳、舐めてないと落ち着いてねれない…。
知らない…。んふふ。
ちゅ… ちゅ…れろれろれろれろ…
おやすみ… ふぅ…ふぅ…すぅ…すぅ…。